建築構造(選択)学習指導案 長崎県立○○工業高等学校 建築科教諭 ○○ ○○ 1.学年・組 建築科 第2学年 (選択科目○○名) 2.日 時 平成○○年○月○日( )第○校時 3.場 所 HR教室 4.使用教材 教科書: 「建築構造」実教出版 ,補助教材: 「図説 建築資料集」実教出版 5.単 元 名 第4章 鋼構造 6.単元について ○単元観:本単元で学習する鋼構造は,建築構造の3つの主要構造形式(木構造,鉄筋コンクリート構造, 鋼構造)の内の1つであり,近年の高層化建築物では欠かすことの出来ない重要な構造形式で ある。基本的な内容をしっかりと理解し,1人の建築技術者として社会において活躍できるよ う,知識を身に付ける。 ○生徒観:・本学級は男子39名,女子1名のクラスである。この科目は選択のため就職を進路目標とし ている男子30名が学習をしている。 ・全体的に元気な学級ではあるが,授業時の発言,質問等の積極性に欠ける感がある。 ・授業時は比較的真剣に取り組むが,家庭学習(特に復習)の習慣付けが出来ておらず,次回 に前時の復習内容を口答にて質疑応答を行なうと答えられない生徒が多い。 ○指導観:・教科書の単元について,補助教材の写真・図を見ながら視覚的理解を促す。 ・他科目(建築構造設計,建築施工等)との共通項目を確認。 (トラスの応力等) 7.単元の目標 ・鋼構造の各部の名称とその部材の働きについて理解する。 ・鋼構造の構成及び機能について基礎的な知識と技術を習得する。 8.単元の評価基準 関心・意欲・態度 思考・判断 技能・表現 知識・理解 ・各部の名称・働きに ・鋼構造の構造形式に 鋼構造の各部の構造を ・鋼構造の各部の名称、 ついて関心を持ち、そ ついての知識を基にど 図示でき、実際に活用 働きについて理解して の習得に向け意欲的に のような建築物に適す できる。 いる。 取り組む態度を身に付 るのかを判断すること ・鋼構造に関する基礎 ける 的・基本的な知識を身 ができる。 ・鋼構造の構造形式に ・鋼構造の利点を生か に付けている。 関心を持ち、活用しよ すことのできる能力や うとする態度を身に付 創意工夫する技術を身 ける。 に付けている。 9.単元の指導計画 ・鋼構造の概略,構造の特徴(長所,短所)・・・・・ 1時間(前時) ・鋼構造の構造形式 ・・・・・ 1時間(本時) ・鋼,構造用鋼材とその接合方法 ・・・・・ 2時間 ・基礎、骨組 ・・・・・ 3時間 ・仕上げ ・・・・・ 1時間 ・軽量鋼構造と鋼管構造 ・・・・・ 1時間 ・鉄骨鉄筋コンクリート構造 ・・・・・ 1時間 10.本時の目標 基本となるラーメン構造とトラス構造について,構造形式と特徴を理解する。 11.学習の展開 過 程 復 習 導 入 時間(分) 学習内容 学習活動 評 価 ・前時の復習 ・補助教材で写真 ・写真を見ながら, を見ながら,鋼 ポイントについて 構造の概略を確 口頭にて質疑応答 認する ・鋼構造の特徴(長 ・生徒を任意で指名 所,短所)につ し応答させる いて確認する 関 心 ・本時の学習内容 の確認 ・教科書,補助教 材等を見ずに鋼 構造の構造形式 を考える ・他教科での知識や 前章で学んだ事を 活かし,答えを推 測させ質疑応答を し確認 理 解 ・主要構造形式の 2つについて ・補助教材の写真 を見て主要構造 形式を確認する ・補助教材の写真を 見ることにより, 視覚での理解を促 す 意 欲 ・ラーメン構造の 特徴について ・板書したものを をノートに写す ・板書でまとめる ・口頭にて補足説明 をする ・机間巡視を行う 関 心 ・板書でまとめる ・口頭にて補足説明 をする ・机間巡視を行う 関 心 5 5 ・長方形ラーメン, ・プリントの空欄 山形ラーメンに に説明を聞き, ついて 部材名称を記入 する 展 開 指導上の留意点 思 考 判 断 理 解 33 ・トラス構造の特 徴について ・板書したものを ノートに写す ・平面トラス,立 体トラスについ て ・プリントの空欄 に説明を聞き, 部材名称を記入 する ・問題 ・教科書 P.203 の 問題1について 考える。 ・数名の生徒に発表 をさせ,解説を付 け加える 思 考 判 断 理 解 ・本時のまとめ ・教科書の該当箇 所,ノートを見 ながら確認 ・構造形式の名称, 特徴について正し く理解できている かを確認(質疑応 答) 理 解 ・次回予告 ・教科書の P.204 を開く ・次回の学習内容に ついて概要を説明 する。 5 まとめ 2 12.資料及び教材 学習プリント(部材名称、要点記入用) 思 考 判 断 理 解 思 考
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