教 科 地 歴 科 目 単 位 数 4単位 学年学級 3年文理総合・人文科学 世界史B 社会教養フィールド共通 1 科目の目標等 ■ 学習の到達目標 1.古代から現代に至る世界の歴史の展開を、世界の地域の動向に焦点を当てながら、交流と再編、 結合と変容、地球社会の形成を詳しく理解する。 ■ 授業方法 1.一週間に4時間(4単位)授業を行います。レポート作成など、講義以外の作業学習を実施す ることがあります。 2.基本的には教科書、副教材を使用し講義・質疑応答の授業を行います。 3.一定の単元(項目のまとまり)終了後に適時単元テストを行います。 ■ 教科書・副教材等 1.教科書 実教出版社「世界史B」 2.副教材 東京法令出版「世界史のミュージアム」 3.授業ノート 実教出版社 「世界史演習ノート」 ■ 担当者からのアドバイス 1.中学の歴史よりも格段に知識量が増えます。復習を確実に行うこと。 2.中国史もあり、漢字(人名・出来事)表現が多々あります。考査でも漢字解答必修ですので、 普段から漢字に慣れることが重要です。 3.世界各国のことを学習するので地理的な感覚が身についていないと理解に支障をきたします。 日頃から世界地図に慣れ親しんでもらいたいと思います。 ■ 成績評価方法 1.定期考査 年3回 を70%。 2.平常点(年14回程度の単元テスト、ノート・課題提出、授業への取り組み)を30%。 評価の観点及び内容 ■ 関心・意欲・態度 1.教科書・資料に対して興味・関心を示して いるか。 2.意欲的に課題を追究する態度を身につけて いるか。 評価方法 1.授業での学習に対する取り組み状況。 2.ノート提出。 3.授業での発問。 ■ 思考・判断 1.歴史史料について、論理的に思考・判断を しているか。 1.論述問題。 2.授業での発問。 ■ 技能・表現 1.学習した内容をふまえ世界史の事象を主体 的に表現することができるか。 1.ノート提出。 2.課題プリントの作成。 ■ 知識・理解 1.世界史の基本的な知識が理解できたか。 2.発展的な知識が理解できたか。 1.定期考査。 2.単元テスト。 2 学習計画 ■ 前期 月 学習内容(教科書・補充事項) 4 第 1 章 西アジア世界と地中海世界 1 古代オリエント世界 2 ギリシア世界 3 ローマ世界 第2章 南アジアと東南アジア世界 1 インド文明 2 東南アジア世界と海の道 第3章 東アジア世界 1 中国文明の形成 2 中国古代帝国の成立 3 2 世紀までの朝鮮半島と日本列島 5 6 中 6 間 考 8 9 期 末 考 ・古代オリエント文明の変遷につい て理解する。 ・ギリシア・ローマの政治文化の特 色を理解する。 ・インドの古代文明の成立発 展の 経過を理解し、文化の拡散につい て考える。 査 備 考 33 時間 ・中国の古代文明の成立発展の経過 を理解し、文化の拡散について考 える。 査 第4章 中央ユーラシア世界と東アジア 世界の展開 1 遊牧民とオアシス民の移動 2 トルコ化とイスラーム化の進展 3 モンゴル民族の分裂 第5章 アフリカ世界と南北アメリカ世界 1 サハラ以南のアフリカの古王国 2 南北アメリカの先住民 第6章 イスラーム世界の広がりと西ア ジア世界の展開 1 イスラーム世界の成立 2 各地のイスラーム国家 3 イスラームの都市と文化 7 学習のねらい 1時間 ・国境、地図の概念を理解する。 ・モンゴル民族の活動を理解する。 37 時間 ・国境、地図の概念を理解する。 ・古代アフリカの諸文化を理解する。 ・イスラーム教の特色を十分理解す る。 ・各地域のイスラーム諸国を地図を 使用し理解する。 1時間 ■ 後期 月 学習内容(教科書・補充事項) 学習のねらい 10 第7章 ヨーロッパ世界の形成と展開 1 西ヨーロッパ世界の成立 2 ビザンツ帝国と東ヨーロッパ 3 封建社会とローマ=カトリック教会の 発展 4 封建社会の動揺と地域社会の形成 5 中世ヨーロッパの社会と文化 第8章 中央ユーラシア世界と諸地域の 交流・再編 1 中央ユーラシア諸民族と東アジア世界 の変容 2 モンゴル帝国の成立 第9章 近世ヨーロッパと大航海時代 1 ヨーロッパの海外進出 2 第2次大交易時代と海域アジア 3 ルネサンスと宗教改革 4 主権国家体制の成立 5 激化する覇権競争 第 10 章 アジア諸地域の帝国と第2次大 交易時代 1 中央ユーラシア世界と西アジア世界の 帝国 第 11 章 環大西洋革命とパクス=ブリタ ニカ 1 イギリスの産業革命 2 南北アメリカの革命 3 フランス革命とナポレオン帝政 ・西ヨーロッパ世界の形成と国家変 遷を詳しく理解する。 ・ヨーロッパの民族移動を地図上を 通じて確実に理解する 。・中国王 朝の特色と東アジアでの影 響に ついて理解する。 11 第 12 章 近代ヨーロッパ・アメリカの国 民国家 1 ウィーン体制と1848年の革命 第 13 章 地球をおおう帝国主義と世界諸 地域の抵抗 1 ヨーロッパの帝国主義 2 アメリカの帝国主義 12 学 年 末 考 備 考 47 時間 ・トルコ、イラン、インドの諸地域 における王朝の興隆と衰退につい て考える。 ・ヨーロッパ世界の拡大とルネサン ス、宗教改革を着実に理解する。 ・地図により世界状況を理解する。 ・ヨーロッパ諸国の発展経過を理解 する。 ・ヨーロッパ諸国の海外発展につい て、その原因を理解する。 ・新たな思想・社会変動を学習する。 ・産業革命の影響について理解する。 ・アメリカ独立革命、フランス革命 の展開と意義について理解する。 ・ヨーロッパの再編を理解する。 ・ヨーロッパの革命の波及と意義に ついて理解する。 ・19 世紀の文化の特長について理解 する。 ・アジア・アフリカの植民地化につ いて地図と関連づけながら理解す る。 ・帝国主義の定義について理解す る。 査 1時間 1 第 14 章 二つの世界大戦 ・大戦の原因と経過を理解する。 ・戦後処理の経過について国際関係 と関連づけながら理解する。 4時間
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