都立竹台高等学校 平成27年度 理科 化学基礎 年間授業計画

都立竹台高等学校 平成27年度 理科 化学基礎 年間授業計画
教科: 理科 科目: 化学基礎 単位数: 2単位
対象学年組: 第2学年1組~6組
教科担当者:(1組:今泉) (2組:今泉) (3組:今泉) (4組:今泉) (5組:小林) (6組:小林)
使用教科書:東京書籍 化学基礎
使用教材 : なし
指導内容
評価の観点・方法
序編 化学と人間生活
・化学が人間生活と密接な関係にあることを知る。
・授業態度
1人間生活の中の化学
・物質を対象とする化学の特徴を理解する。
・発問評価
2化学とその役割
第1編 物質の構成
4
月
化学基礎の具体的な指導目標
第1章 物質の探求
・金属やプラスチック・繊維などの石油製品やセラミックス等日常生 ・ノート提出
活で使用している物質が,化学の研究成果によって製造されている
・小テスト
ことを知る。
・ 洗剤や食品添加物の化学的な働きや有効性と危険性があることを知 ・プリント
り、適切な使用量があることを理解する。
純物質と混合物
予定
時数
6
・化学物質を適切に管理しなければいけないことを知る。
・物質は混合物と純物質に分類さ、純物質の性質を理解する。
・混合物の分離について操作やその原理を考察できる。
・基本的な実験器具の名称と使用法を習得する。
化合物と元素
物質の三態
5
月
章末問題
元素の周期律と元素
章末問題
・発問評価
・基本的な問題演習を通し、理解を深める。
・ノート提出
・元素について学習し,同素体の存在を理解する。
・プリント
・定期考査
・基本的な問題演習を通し、理解を深める。
・電子配置とイオンの生成について学習し,イオン結合,イオン結
晶,イオン結晶の利用を理解する。
・発問評価
共有結合
・共有結合と分子の形を学び分子,分子結晶,共有結晶を理解する。
・小テスト
金属結合
・金属結合,金属結晶について理解し,金属の利用を学習する。
・プリント
章末問題
・基本的な問題演習を通し、理解を深める。
配意結合
・配位結合や錯イオンについて知る。
・授業態度・発問評価・
ノート提出・発問評価・小
・図や表のデータと物質の性質や特徴関連させて考える。
テスト・プリント・定期
・12Cを基準とする原子の相対質量を学ぶ
・授業態度
イオン結合
分子間の結合
第2編 物質の変化
1章 物質量と化学反応式 ・原子の相対質量に同位体の存在比を考慮した原子量を計算できる
・原子量・分子量・式量 ・構成原子の原子量の総和が計算できる
原子の相対質量
物質量
アボガドロ数と物質量
1molの気体の体積
6
・元素の周期律を理解し,周期表の成り立ちについて学習する。
・授業態度
イオン
9
月
・小テスト
・物質が粒子からできている。その結合の仕方を理解する。
3章 化学結合
7
月
・授業態度
・純物質は化合物と単体に分類されることを学習する。
・ 原子は原子核と電子からなりことを知り、陽子の数で元素の種類
原子の構造と
が決まることを知る。
元素の周期表
原子の構造
6
月
・元素について学習し、成分元素の確認の実験方法を知る。
・ノート提出
・発問評価
・ノート提出
・小テスト
・12C 12g中の原子数を学び,アボガドロ数個の粒子の集団を単位と
する物質の量の表し方を理解する。
・プリント
・アボガドロの法則を知る。標準状態22.4L/molや式量・分子量の計算
ができる。気体の密度から気体の分子量を求める。
6
考査
・組成式で表される物質の構成原子の原子量の総和が計算できる
・物質量(mol)やアボガドロ定数(1molあたりの粒子数)と分子
量・式量の比例計算ができる。
8
6
溶液の濃度
・質量パーセント濃度、モル濃度の計算ができる。
・授業態度
化学反応式
・化学反応式・イオン反応式の係数を計算し、完成できる。
・発問評価
・化学反応式の係数の比から物質量や質量,気体の体積が計算でき
る。係数の比(分子数,物質量,体積)から反応物の過不足が計算で
きる。反応物の質量と発生気体の体積との関係の理解できる。
・ノート提出
化学反応式と量的関係
10
月
章末問題
2章 酸と塩基
・酸の性質(酸性),塩基の性質(塩基性)を理解する。
酸と塩基の定義
・アレーニウスの定義(H+およびOH-の生成)を理解する。
酸と塩基の価数
酸と塩基の強弱
11
月
12
月
・プリント
酸と塩基の性質
広い意味の酸・塩基
水素イオン濃度とpH
+
・酸の化学式から生じるH の数,塩基の化学式から生じるOH の数を知る ・授業態度
・強酸強塩基,弱酸弱塩基,電離度の定義と強弱の関係を理解する。 ・発問評価
+
-
+
-
・ノート提出
水素イオン濃度
身近な物質のpH
・身近な物質のpHを知る。
・プリント
中和反応と塩の生成
・中和反応と塩の生成を学び、中和反応式がかける。
中和反応の量的関係
・中和の条件 酸の価数×酸の物質量=塩基の価数×塩基の物質量を理解する
・正塩・酸性塩・塩基性塩1を知る。 ・複塩,錯塩を知る。
中和滴定
・器具の使用条件,洗浄方法,乾燥の仕方などを理解する。
滴定曲線
・滴定曲線の種類(強酸・強塩基,弱酸・強塩基,強酸・弱塩基)を知る。
酸化と還元
酸化数
酸化還元反応と酸化数
原子の酸化数の範囲
酸化剤と還元剤
酸化剤と還元剤のはたらきの強さ
2
月
実用電池
一次電池,二次電池,
燃料電池
・授業態度・発問評
価・ノート提出・発
問評価・小テスト・
プリント・定期考査
・酸素の授受と酸化還元,水素の授受と酸化還元,電子の授受と酸化還元
・発問評価
・酸化数の定義を理解し、酸化数を計算する。
・ノート提出
・酸化還元反応の酸化数の変化から酸化還元を答えられる。
・小テスト
・S,N,O,Mnの酸化数が変化する範囲を知る。
8
6
・プリント
6
・酸化剤と還元剤の定義と代表例の反応式を知る。
・酸化剤,還元剤のいずれとしてもはたらくH2O2,SO2の反応式を知る
・水溶液中で電子を放出して陽イオンになろうとする性質を理解する。
・水との反応,酸との反応,酸化力をもつ酸との反応,不動態,王水
金属の反応性
を知る。イオン化列を書ける。
金属イオンと金属単体の反応 ・イオン化傾向の大小関係による金属の析出と溶解,金属樹を知る。
ダニエル電池
・小テスト
・授業態度
金属のイオン化傾向
電池の原理
3
月
・定期考査
・中性,[H ]と[OH ]の定義,1価の酸塩基の[H ],[OH ]と電離度を知る。
・酸性塩基性と[H+]と[OH-]の関係を理解する。
塩の分類 塩の性質
8
・ブレンステッド・ローリーの定義(H+の授受)を理解する。
3章 酸化還元反応
1
月
・小テスト
・正極と負極,起電力,正極活物質と負極活物質,ボルタ電池を学ぶ。
・ダニエル電池の構成と反応を学ぶ。
・授業態度
・発問評価
・ノート提出
6
・小テスト
・プリント
・授業態度
・発問評価
・いろいろな実用電池,一次電池,二次電池を知る。
・ノート提出
・発問評価
・小テスト
・一次電池(マンガン乾電池,アルカリマンガン乾電池),二次電池(鉛 ・プリント
蓄電池,リチウムイオン電池),水素型燃料電池を知る。
・定期考査
4