災防協支部通信(住宅支部)

災防協支部通信(住宅支部)
地区で稼働中の現場を巡視
職長会活動の中核として
昨年度の「改善事例発表会」で審査員特別賞を受賞した千葉職長会は、災防
協会員がその中核となって活躍しています。一般建築現場と異なり、木造建築
現場の場合は一人親方、個人事業主の比率が高く、また一つの工事に関与する
期間が短いことから「職長会」の設置が困難だとされてきました。
この状況を何とか打破する為、千葉地区の会員が中心となり、
『まずはやっ
近隣清掃活動
てみよう』をスローガンに、2013年に「千葉職長会」が発足しました。
普段から交流のある会員が渦の中心となっているため、現場の安全衛生管理
について活発な意見交換が行われ、また新たな取組みとして、会社の環境目標
でもある地域環境貢献も視野に入れた活動を行っています。
役員・青年部会研修活動
支部役員会では、毎年実施される建災防全国
大会に参加し、論文発表や新製品展示によって
知識の習得に努めると同時に地方での開催時に
は、各地の伝統的建物視察やそれらを育んだ地
域の文化・伝統に触れる研修を行っています。
支部役員4名が参加した
2013年度役員研修
(建災防新潟大会)
また、青年部会の研修では東日本大震災以来、
部会活動として復興ボランティアに参加し、ま
青年部会員5名が参加した
2013年度青年部会研修
(東日本支店大船渡作業所視察)
た被災地復興状況の視察などを通じて、自分た
ちに何ができるのかを今一度見つめなおす機会
としました。
今後も日常を離れ、新たな見識や物の見方を
学ぶ自己研鑽の場としつつ、会員同士の結束と
親和を図る研修を企画し実施していきます。
伝統的建物群視察
被災状況、復興の状況を視察
支部合同巡視
住宅支部では、会社と住宅支部役員・青年部会員による合同巡視予定日・
巡視者を年度初めに策定し、計画に沿って毎月実施しています。
毎月必ず参加される小林支部長。巡
視時に行われる安全集会では、各職の
ご苦労をねぎらうとともに、旬なテー
小林支部長(写真左より4人目)
、山崎副支
部長(写真左より二人目)のそろい踏み
マや新しい安全用品の紹介などを交え
10月度の定期合同巡視で挨拶をされる
小林支部長(写真中央)
10
た、各職に興味を持ってもらい、かつ
支部長、副支部長とも専門職として
安全意識の高揚に役立つ挨拶をして頂
元請には耳の痛い講評も、どしどし発
いています。
表されます。