製 法 改 善 で お い し さ ア ッ プ !!

おいしさと栄養バランスの両立のために
つけられるように。ジューシーかつ
多くのお客さまに健康的で豊かな食生活を送っていただくために、
献立のバランスは1日、1週間、さらにはそれよりも長い期間で考えることが大切。
試行錯誤を繰り返し、厳しい試食会を経て承認された料理だけが、お客さまのもとへ届けられます。
り
焼き魚・焼き物 の 見 た目も向 上 。
ジューシーにふっくら焼き上げます。
〝 おいしいか ら 〟…
%
分 や カロリ ー 、品 数 な ど 、調
理師と管理栄養士が中心と
をお尋ねしたところ、 %のお客さ
「ワタミの宅 食 」を 続 けている理 由
たおいしさにこだわります。実 際に
けてこそ意味 がある、だから徹底し
当。健康に配慮したお弁当は食べ続
つくっている「ワタミの宅食」のお弁
なって、栄養バランスのとれた献立を
塩
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「ワタミの宅食」を続ける理由
製法改善でおいしさアップ
客さまの声を受けて、6月1
ふっくら焼き上げます。さらに白飯
■
※20
(現・ワタ
14年5月ワタミタクショク㈱
ミフードシステムズ㈱ )
が、
「 まごころおか
ず」ご利用中のお客さま計689名へ
「ワタ
ミの宅 食 」を 続けている 理 由についてアン
ケート調 査を実 施 。
「おいしいから」の選 択
肢に対し「あてはまる」「ややあてはまる」
の
合計値で集計。
※
おいしさの追求を常に行っています。
まのアンケートや ご意見をもとに、
れた期 待に応えるためにも、お客さ
まが「おいしいから」と回答。寄せら
92
毎日召し上がっていただいている、塩分・カロリーに配慮し、
栄養バランスのとれた「ワタミの宅食」
のお弁当。
お客さまの声を伺いながら、日々おいしさを追求しています。
今号ではお客さまに満足いただける味わいを追求する
「ワタミの宅食」
の取り組みの一部をご紹介いたします。
お客さまの声をもとに製法を見直し。
よりおいしさがアップ
日 週 お 届 け 分 よ り 全 国で製 法
お
炊飯工程を見直すことで、よりふっ
ほっこ
煮物は
!!
「まごころ御膳」であれば毎日15
品目以 上 、週 平 均 食 塩 相 当 量
2.5g以下、週平均500kcal基準
などという数値をもとに、1日だけで
なく1週間の献立のバランスを考
えています。
は銘柄ごとに異なるお米の特徴を見
煮物に使用している根菜類を中心に
くらとした仕上がりになりました。
めにも、これからも小さなご意見にも真摯
バラエティ豊かな
料理開発
献立開発の
ポイント
を見直して、さらにおいしさを追求
「もう少し軟らかくしてほしい」と
のに変えていけると信じています。そのた
色
バランスのとれた献立をつくるために
したお弁当にリニューアルしました。 極め、最適なブレンドにして使用。
いうお声を受けて、新調理器を順次
献立づくりは毎日が試行錯誤。お
客さまが健康的で豊かな食生活をお
くことで、
“お弁当文化”をもっと豊かなも
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宅食らいふ 2 0 1 5 . 0 6
宅食らいふ 2 0 1 5 . 0 6
17
導入。個体差がある根菜類は仕上り
食」のお弁当の品質をさらに向上させてい
お客さまが飽きないよう、
同じような
料理が連続しないことはもちろん、
見た目にもこだわって。例えば玉ね
ぎや人参など、
献立に毎日のように
登場する野菜は、
見た目の印象も
異なるように調理。献立をつくる際
は見た目も検証します。
たとえば野菜炒め。時間経過とと
もに出てくる水分を考えて調理。
ご
飯は冷やした後に温め直してもお
いしくいただけるよう、米の銘柄の
ブレンド比率を考えて。お客さまが
召し上がる時間を考えてお弁当を
つくっています。
送りできるように、これからもおい
をもっているとは限りません。
「ワタミの宅
個体差があり
ばらつきがあった芋類・
根菜類の軟らかさを均一化。
型崩れなく軟らかく
仕上げます。
お客さまが召し上がる
時間を考えて
にも差が出やすい食材でしたが、均
お声をいただき、よりおいしく、召し上がり
しさを追求してまいります。
私たちは、毎週たくさんのお客さまから
一に、型崩れすることなく、軟らか
もお弁当に対して、ポジティブなイメージ
く 仕 上 げ ら れる よ う にな り ま し た 。
改善を目指しています。世間では、必ずし
また、新オーブンを順次導入し、焼
やすいように、チームが一丸となって日々
※献立ごとに最適な調理法を採用して
いるため、新 調 理 法を使 用していない
煮物・焼き魚もあります。
※日に
よって新 調 理 法による献 立が含
まれない場合があります。
に向き合い、努力を続けていきます。
バランスのとれた
献立へのこだわり
献立開発の
舞台裏
ワタミフードシステムズ
宅食事業部
商品企画部
稲田 知嗣
焼き
こんがり
■
第15回
小さなお声にも耳を傾けて
き魚や焼き物にはこんがり焼き色が
【 開 発 者 インタビュー 】