第1号 - 北海道美唄聖華高等学校

平成27年4月24日(金)
美唄聖華高等学校生徒指導部
第
1 号
平成27年度がスタートしました。本科1生は、中学校と違う新しい高校生活に戸惑いながらも、必
死に授業や部活動等に取り組んでいます。専攻科2生は、始業式の翌週4月13日(月)から、6月1
1日(木)までの9週間の臨地実習が始まっており、厳しい時間の中にも、将来の看護師としての考え
方や行動、何よりも患者様の考えていることと意思の疎通、看護とは何かを、身をもって学んでいます。
本科2年生・3年生、専攻科1年生は、クラス替えがあってまだ人間関係ができていないところもあり
ますが、授業の様子は落ち着いています。4月9日(木)の入学式での生徒会・吹奏楽部のみなさんの
校歌紹介、4月10日(金)の対面式での在校生による校歌紹介を聴いていると、改めて聖華生は自分
の学校を大切にしているのだなあと、看護師への目的意識を持っているのだなあと感じました。素晴ら
しい校歌でした。
その校歌紹介を、本科1年生は鋭い目で凝視し、聴いていました。新入生にはどのように映り、聴い
たのでしょうか。全ての在校生には、自分の行動・発言に今まで以上に責任を持ってほしい。新入生、
そして後輩たちは、校歌のみならず、先輩たちの言動・行動をよく観察しています。そして育ちます。
後輩から尊敬される先輩とは、聖華生のプライドをしっかり持って行動している先輩なのではないでし
ょうか。先輩の学校内外での言動・行動が後輩を育て、プライドある美唄聖華をつくるのです。誇りあ
る美唄聖華、誇りある校歌にしてほしいと考えます。
4月8日(水)始業式のときに、授業開始終了時の挨拶の大切さを話しました。クラスによっては多
少バラバラな礼もありますが、おおむね良好だと思います。授業の違い、先生の違いに関係なく授業で
の挨拶、さらに校内外で挨拶を大切にしてください。
ところで、挨拶はなぜ必要なのでしょうか?
ある小学校では次のように教えています。
「挨拶は相手がいなくてはできません。一人だけの世界では、挨拶は要りません。私たちは、一生一人
で生きていくことはできません。相手の人や周りの人との人間関係のなかで生きていくのです。
『はい』
と返事をしたり、『おはよう』『こんにちは』と挨拶するということは、自分ではない相手に『私は、あ
なたを大切に思っているよ!』というメッセージです。」
この小学校ではしっかりした考え方に基づいて、子どもたちに挨拶の大切さを教えています。いや、
小学校だからこそ、人としてなくてはならない当たり前のことを教えているのです。その後の中学校、
高等学校、社会で生きていくために、理由を明確にして挨拶の必要性を教えているのです。
挨拶をするという行為は、相手の存在を認めるということです。そのために、自分から挨拶するので
す。自分から心をひらくのです。
聖華生の、目線のしっかりした挨拶を教室内外でさらに広めましょう。
○連休中、自分の行動の善悪の区別をしっかりつけること。
○連休明けも含めて、今後も頭髪、制服の着こなしに注意をはらうこと。
○連休中の家庭学習は大切です。連休が明けると、前期中間考査も近いです。