機械警備業務仕様書

機械警備業務仕様書
1.委託業務名
下狛地区旭第1浄水場機械警備業務委託
2.業務目的
業務対象施設における不測の事態(侵入・火災等)に対し予防・防止をするとともに、
違法不当行為を排除し尚且つ同施設の安全安心で円滑な運営に寄与する事を目的とする。
3.委託業務場所
(1) 対象施設
旭第1浄水場
(2) 所在地
旭第1浄水場:京都府相楽郡精華町大字下狛小字二ノ谷
4.契約期間
(1)業務委託期間
契約締結日から機械警備実施期間満了日まで
(2)機械警備実施期間
平成27年7月1日から平成32年6月30日まで
5.業務内容
(1)防犯提供業務
警報機器が侵入異常を感知した場合、監視装置にて受託者の監視センターに異
常信号を送信、監視センターにて受信後、直ちに警備業法の定めにより警備員
を施設に到着させなければならない。また警報機器・監視装置は早期異常発見
を目的とする。
(2)火災異常提供業務
警報機器又は火災報知設備によって火炎異常を感知した場合、監視装置にて受
託者の監視センターに異常信号を送信、監視センターにて受信後直ちに警備員
を施設に到着させなければならない。
火災の場合は併せて管轄の消防署へ通報を行い、拡大防止に努めなければなら
ない。
(3) 設置機器定期点検業務
機械警備が常に正常に行なえるよう定期的(6ヶ月間に1回以上実施)に点検
を行なうものとし、点検終了後は点検結果についての報告書を提出することと
する。
6.警備仕様
(1)設置機器について
①外部に面した全ての窓及び扉には、開閉を感知できる機器を設置すること。
②内部には、侵入されても人体を感知できるセンサーを死角のないように設置するこ
と。
③全ての異常発生時において、外部から異常が認知出来るよう異常表示灯(フラッシ
ュライト)を設置すること。
(2) 火災監視について、火災を感知する機器を設置し24時間監視すること。なお、現
在旭第1浄水場には既設の火災感知器が設置されていないため、受注者が機器を用
意し設置すること。
(3) 警備をセット・解除する為のカギは複製が困難であるものとし、万が一紛失した場
合においてはその紛失したカギのみ使用できないようにすること。
(4) 警備機器は屋内でセット・解除できるシステムとすること。
(5) 異常警報の際は適宜点検を行うこととし、各警報機器が円滑に作動できるよう管理
すること。また、故障等の不具合により警備機器の修理・交換作業を行なう際は、
発注者に対し事前通知を行い、受注者にて責任をもって行うこととする。なお、こ
れらの点検・作業後は速やかに報告書を提出すること。
(6) 警備に使用する電話回線が切断された場合に備え、監視センターに即座に回線断線
信号が送信できるシステムを受託者の負担により設置すること。なお、現状設置さ
れている回線はアナログ回線であり、別の回線が必要となる場合は受注者の負担に
より回線を用意し断線監視を行うものとする。
(7) 新たな機器を設置し現行の警備機器を撤去する場合、警備に空白の期間が発生しな
いよう現行機器設置業者と調整し、計画的な設置工事を行うこと。また機器取付後
は必ず監督員立会いの下性能試験を実施すること。
(8) 前(7)項の新規設置工事にかかる期間は、
契約締結日から 6 月 30 日までの間とする。
なお、機械警備開始日である 7 月 1 日までの工事が間に合わない場合は、工事が完
了し機械警備が開始出来るまでの間の警備は受注者が責任をもって行うこと。なお、
本件における設計変更は行わないものとする。
(9) 機械警備業務を行うにあたり受託者は警備業法を遵守し、異常信号受信後は25分
以内の到着を厳守すること。また発注者に待機場所を明示した書類を提出すること。
7.鍵の保管
(1) 警備業務提供に際し、施設の鍵は厳重に保管すること。仮に紛失した場合は直ちに
連絡するものとし、鍵のつけかえに伴う一切の経費を負担すること。
8.その他
(1) 契約締結日から警備開始日までは、機器設置工事など正常に警備を行うための準備
期間とする。
(2)
前(1)項の準備期間において、受注者の責による施設内の設備機器及び現行警備機
器への損害は、全て受注者が賠償するものとする。
(3) 入札時の提示価格は、業務を履行する上で必要となる総額を月額に割振った価格と
する。ただし、消費税等は含まないこととする。
(4)
毎月の警備料金は前(3)項の月額に消費税を含んだ額とし、毎月定額で支払うもの
とする。また同料金は平成27年7月1日より発生するものとする。
(5) 当施設には既に機械警備が導入されており、新規契約締結にあたって既存の警備機
器は引き続き使用する事が出来るものとする。ただし、その際に生じる事象につい
ては受注者が一切の責任を負うものとする。なお、既存機器を流用する場合に生じ
る変更契約等は行わないものとする。
(6) 受注者は本業務の遂行中、受注者の責により生じた発注者の損害については、発注
者に対してその損害を賠償するものとする。なお、損害賠償における限度額は無制
限とすること。
(7) 入札公告時の金抜き設計書等の資料は参考資料であり、あくまで発注者の予定価格
を算出するための基準としているものである為、機種・数量等を限定するものでは
ないものとする。
(8) 警備計画は、警備仕様及び設計書等に明記した内容以上の性能を有すること。
(9) 契約期間満了時に、機器撤去が発生した場合の費用は受注者負担とすること。