消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案について 1.改正の必要性 ○昨今、消費生活用製品の使用に伴い消費者の生命又は身体に対する危害が発生する事故が多発。 消費者の安全の確保を第一とし、これらの事故の発生及び拡大を防止する観点から、 Ⅰ.重大製品事故の報告義務化を柱とした、事故情報収集体制の強化、 Ⅱ.当該事故に係る被害回避を目的とした、国民への製品事故情報の提供、 のための措置を講じることが必要。 2.法律案の概要 製品事故の発生 今 回 の 改 正 案 の 範 囲 事故情報の報告義務 事故情報の公表 危害防止命令 ・消費生活用製品の製造・輸入事業者に 重大製品事故(死亡、身体欠損、一酸化 炭素中毒、火災等)の報告を義務化。 ・報告義務違反者に対する体制整備命令 を措置。(命令違反者に罰則) ・主務大臣が収集した重大 製品事故情報について、 ①第一段として、製品の 一般名称で事故状況を、 ②危害等の再発防止の ため必要があるときは、 製品の個別名称等を、 公表するものとする。 ・主務大臣は、製品の欠陥による 事故に関し、製造・輸入事業者 に対して、製品回収、修理等の 必要な措置をとるべきこと を命令(命令違反者に罰則)。 製造・輸入事業者のとる措置に協力 製造・輸入事業者への事故情報の通知 販 売 事 業 (既に関係条文有) 者 等 の 責 務
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