機械警備業務仕様書１．委託業務名旭第1浄水場機械警備業務委託２．業務目的業務対象施設における不測の事態（侵入・火災等）に対し予防・防止をするとともに、違法不当行為を排除し尚且つ同施設の安全安心で円滑な運営に寄与する事を目的とする。なお当施設には既に機械警備が導入されているが、新たな契約を締結するにあたって警備機器の新規設置工事が伴うものとする。ただし現行設置機器を引き続き使用できる場合はその限りではなく、追加で必要となる機器のみとする。３．委託業務場所 (1) 対象施設旭第1浄水場 (2) 所在地旭第1浄水場：京都府相楽郡精華町大字下狛小字二ノ谷４．契約期間 (1)業務委託期間契約締結日から機械警備実施期間満了日まで (2)機械警備実施期間平成２７年６月１日から平成３２年５月３１日まで５．業務内容 (1)防犯提供業務警報機器が侵入異常を感知した場合、監視装置にて受託者の監視センターに異常信号を送信、監視センターにて受信後、直ちに警備業法の定めにより警備員を施設に到着させなければならない。また警報機器・監視装置は早期異常発見を目的とする。 (2)火災異常提供業務警報機器又は火災報知設備によって火炎異常を感知した場合、監視装置にて受託者の監視センターに異常信号を送信、監視センターにて受信後直ちに警備員を施設に到着させなければならない。火災の場合は併せて管轄の消防署へ通報を行い、拡大防止に努めなければならない。 (3)保守点検提供業務機械警備が正常に行なえるように定期的に点検を行なうものとする。修理・点検については受託者にて責任をもって行なうこととする。６．警備仕様 (1)設置機器について ①外部に面した全ての窓及び扉には、開閉を感知できる機器を設置すること。 ②内部には、侵入されても人体を感知できるセンサーを死角のないように設置すること。 ③全ての異常発生時において、外部から異常が認知出来るよう異常表示灯（フラッシュライト）を設置すること。 (2) 火災の監視については、既設の火災感知器を使用し２４時間監視すること。 (3) 警備をセット・解除する為のカギは複製が困難であるものとし、万が一紛失した場合においてはその紛失したカギのみ使用できないようにすること。 (4) 警備機器は屋内でセット・解除できるシステムとすること。 (5) 設置された各警報機器が常に円滑に作動できるように適宜点検を行い、点検結果については書類にてその都度提出すること。 (6) 警備に使用する電話回線が切断された場合においても、監視センターに即座に回線の断線信号が送信できるようにすること。出来ない場合は、警備委託業者にてＮＴＴの専用線を使用し、専用線料金は受託者にて負担のこと。またＮＴＴの専用線を使用する場合に、契約履行中の専用線使用不可などの事態により断線監視が出来なくった場合、受注者の負担により代替措置を用意すること。 (7) 新たな機器を設置し現行の警備機器を撤去する場合、警備に空白の期間が発生しないよう現行機器設置業者と調整し、計画的な設置工事を行うこと。また機器取付後は必ず監督員立会いの下性能試験を実施すること。 (8) 機械警備業務を行うにあたり受託者は警備業法を遵守し、異常信号受信後は同業法に基づく２５分以内の到着を厳守すること。また発注者に待機場所を明示した書類を提出すること。７．鍵の保管 (1) 警備業務提供に際し、施設の鍵は厳重に保管すること。仮に紛失した場合は直ちに連絡するものとし、鍵のつけかえに伴う一切の経費を負担すること。８．その他 (1) 契約締結日から警備実施日までは、機器設置工事など正常に警備を行うための準備期間とする。 (2) 前(1)項の準備期間において、受注者の責による受水場内の設備機器及び現行警備機器への損害は、全て受注者が賠償するものとする。 (3) 入札時の提示価格は、業務を履行する上で必要となる総額を月額に割振った価格とし、最小単位を100の位未満は切捨てて提示することする。ただし、消費税等は含まないこととする。 (4) 受注者は本業務の遂行中、受注者の責により生じた発注者の損害については、保険により発注者に対してその損害を賠償するものとする。なお、損害賠償における限度額は無制限とすること。 (5) 警備料金は機械警備実施期間内において発生するものとする。なお毎月の支払いは (3)の月額に消費税を含んだ額を定額で支払うものとする。 (6) 契約期間満了時に、機器撤去が発生した場合の費用は受託者負担とすること。 (7) 警備計画は６．警備仕様の内容以上の性能を有すること。 (8) 設計書は参考資料であり、あくまで発注者の予定価格を算出するための基準としているものである為、機種・数量等を限定するものではないものとする。