平成27年度施政方針 中種子町長 田渕川 寿広 町行政の推進に当たりましては,まちづくりの最上位計画である第5次長期振興計画 の基本構想がその核となるものです。ご承知のとおり,5年後の平成32年度を計画期 間の最終年度とし,将来像を「人の和と豊かな実りに 新たな希望がもてるまち なか たね」として掲げています。 この長期振興計画・基本構想は,町民や出郷者等のご意見・ご要望を反映し,各種団 体等の代表者による審議会を経て作成されたもので,さらに議会の議決を受けた計画で あります。 その役割は,まちづくりの方向性を定めた「羅針盤」であり,町民と行政の「共通目 標」,「約束ごと」,そして行政施策の成果を図る「基準」でもあります。 このことから,この基本構想に準拠し,その掲げる将来像を実現するために,基本目 標,大綱に示されている産業,保健・医療・福祉,生活基盤,教育,生活環境,地域コ ミュニティ等,そしてこれを推進するうえでの行政と地域の協働を柱として,町政を推 進したいと考えます。 特に選挙期間中,私が掲げた4つの約束を政策課題・重点項目として,財政状況も勘 案しながら,施策を立案・実行し,これからの4年間を全力で取り組みます。 まずは,農林水産業の強力な振興でございます。基幹作物であるさとうきびにつきま しては,不作からの生産回復を図るため,適期肥培管理の推進など,基本技術の励行を 周知するとともに,優良種苗による自家採苗ほ設置を推進します。また,さとうきび増 産基金事業発動に際しましては,速やかな対応に努めます。 でんぷん原料用さつまいもは,不作からの脱却と作付け面積の減少による工場の操業 危機回避のため,輪作体系の見直し,バイオ苗供給による優良種芋の確保と早期植付を 促すため,育苗段階での支援を行い単収向上に努め原料確保を図ります。 また,基幹作物の生産性向上と省力化を図るため,各種補助事業を活用し,機械化に よる生産体制整備を推進します。 さらに,今後の基幹作物を担う生産農家で,規模拡大を図りつつ,法人化を目指す担 い手農家に対して,関係機関と連携した支援に努めます。水稲は,新たな経営所得安定 対策の定着に努め,消費者ニーズにあった美味しい米作りを推進します。 また,農業者等の組織化による水稲集中乾燥システム構築に対する支援を実施し,収 穫作業の効率化を図ります。 安納いもは,出荷販売統一基準に基づいた生産体制の確立のため,ブランド推進本部 による非破壊糖度計導入を支援し,引き続きブリックス測定を行い,また,栽培技術の 向上と品質向上を図るため,バイオ苗供給事業に助成するとともに関係機関一体となっ て取り組みます。 葉たばこ及び園芸作物果樹等については,消費者ニーズにあった安心・安全・信頼シ -1- ステムの構築と品質及び単収向上に努めます。 バイオマス利活用事業では,製糖工場の熱利用による,実証施設を設置し,関係機関 と連携して安納いものバイオ苗育苗を行い,夜温の確保による生育期間の短縮を目指し, 増殖用苗の供給時期の早期化を図ります。 担い手の育成確保及び農地集積については,今後の地域農業を維持し推進するうえで, 重要な課題であり「人・農地プラン」の更新と農地中間管理事業を活用した担い手等へ の農用地集積を推進し,また,新規就農者の確保は,喫緊の課題であることから,農業 公社の担い手育成研修事業及び青年就農給付金等を活用した就農支援に努めます。 我が国の農業・農村は,農業従事者の高齢化や耕作放棄地の増大等課題が山積してい る一方で,世界に評価される和食や美しい農山漁村の風景など,我が国の成長の糧とな る潜在力を有している。 そのような中,本町の現状においても,農家の高齢化や後継者不足による担い手の減 少,耕作放棄地の解消など様々な問題を抱えており,その対策が求められています。 このことから,今後も引き続き農業生産性の向上,食料の安定的な供給,担い手の育 成・確保など,農家経営の安定向上を図るために,農業生産基盤の整備と農村環境整備 を総合的に推進します。 本町の畜産は,これまで農業の基幹作目として規模拡大が図られ,本町の農業振興に 大きな役割を果たしてきました。また,育種価の活用による適正交配や畜産施設の作業 効率の向上に向けた改善の促進や積極的な購買者招致活動を実施します。今後も農業生 産額の3割を目標に,豊富な草資源を生かした活力ある産地づくりを推進します。さら に,家畜伝染病に対しては,より一層の防疫強化,安心・安全な畜産物の生産,優良雌 牛導入事業等による足腰の強い生産基盤の充実を図ります。併せて,各種補助事業及び 制度資金を適切に活用し,飼料生産基盤整備・家畜排せつ物等の地域資源のリサイクル システムの構築により,環境に配慮した畜産の振興を図ります。 林業を取り巻く情勢は大変厳しいですが,森林組合及び林業事業体等と森林所有者との連携 を図り,多面的機能の発揮のために適切に森林整備を推進し,路網等の生産基盤の整備,高性 能林業機械の導入促進等による低コスト化,原木等の島外出荷を推進し,地元材利用拡大に努 める必要があります。また,持続可能な森林経営を推進するため,森林経営に消極的な小規模 森林所有者や不在森林所有者等について,森林の施業や経営の委託に関する情報提供や普及啓 発活動等を積極的に行い,意欲のある林業事業体等への施業の長期委託を進めます。 また,シカなど野生鳥獣による農作物への被害防止・軽減対策として,中種子町鳥獣被 害防止計画等に沿った個体数の調整及び国の鳥獣被害防止総合対策事業等を活用して,地 域協議会と連携を図りながら被害防止に努めます。 本町の水産業は周辺海域に恵まれた条件にある中, 資源状況の悪化, 燃料価格の高騰や魚価の低 迷,漁業従事者の減少,高齢化など依然として厳しい状況が続いています。 平成27年度から第3期事業がスタートする離島漁業再生支援交付金事業により,これからも 漁場資源を確保維持しながら資源管理型漁業に取り組みます。 また, 漁業後継者の育成を図るため, 漁業青壮年部・女性部の育成及び組織活動の促進と経営基 -2- 盤の強化を図ります。 次に雇用の増大,観光産業等の充実による町内景気回復です。 雇用の確保・拡大については,企業の誘致がまず上げられますが,離島という特殊性 から,これまで数社の誘致・進出もありましたが,撤退したり経営上の課題などから, なかなか安定した雇用の実現に至っていないのが現状です。 また,県との連携により「種子島地域産業活性化計画」を策定し,重点促進区域とし て,旧種子島空港跡地等を定めてはいるものの,具体的誘致に至っていないところです が,今後,雇用拡大に繋がる企業等の誘致活動に積極的に取り組みます。 近年,都市部に住む方々の中には,将来,地方への移住を考える方が増加しているこ とが報道により知られています。 地域振興を図るうえで,定住人口の確保は不可欠な要素であり,都市部からのI・U ターン者の積極的受け入れや地域後継者の定住支援は重要な施策です。このことから, 定住に必要となる住宅対策として,空き家改修事業及び住宅新築等による定住促進支援 により地域の均衡ある発展と活力に満ちた地域づくりに努めます。 また,地域後継者となる方々の結婚対策として,男女交流イベントを継続することで 定住促進と共に,本町のPR,交流人口の増を推進します。 観光は,宿泊,飲食,交通・運輸など様々な業種に関連すると共に,近年はグリーン ツーリズムによる農林水産業も巻き込む総合産業となっており,観光の振興は,地域経 済を活性化させる重要な施策の一つです。 観光の振興策については,基本的に種子島観光協会を組織し,各種事業を推進してい るところです。種子島を訪れる観光客は,行政単位で選択しておらず「種子島」を目的 に訪れていることから,観光協会が島全体のPR活動を行うことは当然のことと思いま す。 ところで,協会がPRし,観光客が目的とする観光資源につきましては,本町には,島 内隣接市町と比較すると,西之表市の「鉄砲」や南種子町の「ロケット」のように全国 .. 的に知られたモノが無いと言われているのも確かなところです。 このため,種子島観光に訪れた方々のほとんどは本町に滞在することがなく,宿泊の経 済効果は,投下予算規模で見ますと隣接市町に比較し少ないのではと,危惧しています。 しかし,本町にはマングローブが植生する阿獄川,西海岸に延びる砂浜(長浜),東海 岸に連なる浸食海岸(馬立の岩屋)などの景勝地のほか,日本一の大ソテツなど豊かな 自然と共に古市家住宅や立切遺跡など,自然と歴史については充分観光資源として生か せるものと考えており,これらのほかに県内にも誇れる総合運動公園や本格的文化ホー ルも活用できる資源であると考えます。西之表市∼南種子町間において移動する際,必 ず本町を通過する観光客の足を止めるために,本町の観光資源を生かした政策を推進し ます。 その対策として,県補助金を活用し熊野海岸に位置するレクリエーション村の改築, その管理棟機能を拡大し本地区近辺に所在する町外の観光資源との一体活用による休憩 所・観光案内機能や各種イベントも出来る機能を付与し,滞在客の増加を計ります。 -3- また,よいらーいき祭りなど従来イベントのほか,新規事業として仮称ですが「種子 島フラフェスティバル」を,種子島こりーなを主会場として開催し,島外参加者の本町 滞在を誘導します。 さらに,観光協会との連携事業として,2年目となる観光周遊バスの運行のほか,観 光関係では著名な出版社による種子島単独の観光ガイドブックを制作し,これまで紹介 されていない観光資源も掲載し,新たな個人旅行客を集める計画をします。 町内商工業者を取り巻く環境は,島内への大手チェーン店の進出等に伴う町民の購買 動向の変化により地元商店等の経営の安定は困難な状況にあるほか,国の経済対策によ る都市部の好況は,地方・離島にまでは反映されず,その厳しさは引き続いています。 商工会やスタンプ会等との連携による商工業の振興については,既に当初予算で計上 している地域総合振興事業や運転資金借り入れに対する利子補給等さらに26年度繰越 予算で計上しているプレミアム商品券事業を促進し,町内景気回復を推進します。 このほか新規事業としましては,商店街のにぎわい創出を目的とする事業を展開しま す。 また,新しい特産品の開発について,県や熊毛地区1市3町,地域関係団体と一体と なり「特産品開発・情報発信事業」に取り組む計画です。 そのほか,「ふるさと寄附金」制度において,地元物産を謝礼とする地域経済振興に取り 組む団体が多くなっていること,さらに,寄附による税額控除額の拡大等もあり,納税 者の衆目を集めています。 このことから,町特産品協会との連携により,地元特産品を活用することとし,寄附者 の善意を尊重しながらも,地域経済振興にも取り組みます。 次に医療・介護・福祉の充実については,住民の約35%が65歳以上という超高齢 社会を迎え,福祉施策へのニーズも多種多様に変化しています。関係機関と連携して「共 に支え合う共生・協働の福祉社会の実現」のための各種事業を着実に推進します。 子ども・子育て支援の充実や生き甲斐と安心に満ちた高齢社会の実現,障害者の社会 参加と自立支援の拡充,ひとり親家庭への支援などを柱として,補助事業の積極的活用 を図ります。補助事業のみで不十分な部分は,単独事業の継ぎ足しなど,ヒト・もの・ 予算を効率的に運用して,かゆいところに手の届く施策を実現します。 放課後児童クラブ運営事業につきましては,地方創生先行型事業を活用して保護者負 担を無償化します。出産祝金支給事業につきましても,同事業を活用した出産・子育て 支援事業として国の交付金財源で実施します。乳幼児医療費については,現在小学校卒 業まで無償化していますが,さらに子育て支援の充実を図る観点から,本年7月診療分 から中学校卒業まで拡大します。 介護保険事業は,団塊世代が後期高齢者となる2025年を見据えての第6期介護保険事 業計画運用期間初年度です。ニーズ調査の結果から高齢者の大多数が「在宅で最期を迎 えたい」と望んでいるため,在宅介護サービスの充実を図ります。 地域包括支援センターは高齢者支援サービス,介護サービスの総合的な窓口であり, 質の高い包括的サービスの提供を図るための介護事業所の指導などの役割を担っていま -4- す。高齢者等が住み慣れたふるさとで最期まで暮らしていくことが出来るよう,地域包 括ケアシステムの体制整備と,センター機能の充実・強化に努めます。 今年度につきましても,町民皆様への説明責任をしっかりと果たして,介護保険制度 全体への御理解と御協力を賜りたいと考えます。 1市2町で運営している種子島産婦人科医院については,新たな病院建設に向け検討 がなされ,順調に計画が進行している中,だれもが安心して出産できることはもとより, 婦人病の早期発見や更年期障害等にもしっかりと対応できる体制を整えます。 また、公立種子島病院についても、本格化する高齢化社会に向け,介護,医療の一体 化を図り、最新の医療を提供できるよう,病院を受診される患者さんが安心して来院で きる病院経営が不可欠であります。病院経営・病院運営の役割分担を明確にし、今後、 管理者と慎重に協議しながら進めます。 緊急医療及び脳神経外科等については,島内民間医療機関との連携を密にしドクター ヘリの利用も併用しながら町民の命を守ることを大前提とした体制づくりに努めます。 次に皆様に喜んで頂ける行政サービスについて,冒頭,申し上げたように,行政推進 の基本となる長期振興計画につきましては,基本計画を前期と後期に分け,社会・経済 情勢等の変化に対応するため,5年目に見直します。 今年度がその見直しの年となっており,今後の5年間の基本計画を定めることになりま す。この時期に,国がまち・ひと・しごと創生法を施行し,地方においても総合戦略の 策定を求めていることから,本町の総合戦略を策定し,長期振興計画と合わせ行政推進 を図ります。 地域の皆様の声を行政に反映するためには,直接,自分の口で伝え,自分の耳で聞く ことではないかと思います。 そのために,校区あるいは集落に出向き,意見交換の場を設けたいと思います。 過疎・高齢化が進行する中で,集落の組織及び活動の維持・存続が危ぶまれたり,近 い将来に不安を感じる集落が増加傾向にあります。 このような課題を改善するため,地域の自主活動を支援し活性化を促進するための支援 が必要と考えますので,昨年度まで実施しておりました「地域活性化支援交付金」事業 につきましては,その事業効果や制度上の課題などについて検証したうえで,支援すべ き地域,事業規模及び補助対象などについて見直し・改善を行い,地域の話し合いの中 から組織の自立が出来る制度設計を行い,新たな事業を推進します。 また,中心市街地から遠隔にある地域に居住する高齢者や障害者の方々の通院や買い 物のための移動手段の確保対策として,地域公共交通総合連携計画に基づき,コミュニ ティバスや予約型乗合タクシーの効率的な運行体制の確立により,利便性の向上に努め ます。 行政情報や町政の動向につきましては,広報紙により町民の皆様へ分かりやすく提供 すると共に,町ホームページにつきましては,町民はもとより出郷者など町外の方々へ の情報発信手段となっており,その利便性・発進力を活用してまいりたいと思います。 このほかソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による情報発信の効果は大きいと -5- 認識しており,その活用も検討します。 町民のニーズ・地域の発展に寄与し,安全で安心な社会基盤構築のために,本町の長 期計画に沿った整備を各種事業の導入により積極的に推進し,生活基盤の整備に努めま す。 町民が身近に利用する道路整備への要望は多く,整備が必要な路線が多数ある中で, 国道や県道整備は県への要望を働きかけるとともに,町道整備については,地域の幹線 道路・生活道路を優先し積極的に実施します。 平成27年度事業は,継続事業として防災安全交付金事業で広野中之町線舗装修繕工 事,起債事業で梶潟1号線,大平中山線,伏之前線,旭町1号線,坂井熊野線の計6路 線に加え,新規に原之里線の整備を行います。 また,単独事業として,旭町本通り線道路舗装補修工事ほか6路線を整備し,安心安 全な生活基盤づくり及び交通の円滑,安全性の向上に努めます。 水道施設は老朽化が進み,施設の大規模な更新が必要となる中,安全・快適な水の供 給や,災害時にも安定的な給水を行うための施設水準の向上等に向けた取り組みが求め られ,その基礎となる運営基盤の強化や技術力の確保等が必要であり,これらの課題を 適切に対処するため,水道事業者が自らの事業に取り巻く環境を総合的に分析したうえ で,経営戦略を策定し,計画的に実行します。 また本町の,上水道施設は,昭和30年代∼50年代に創設・拡張され,水道管は石 綿管セメント管をメインに使用してきたこともあり,石綿セメント管は耐震性が非常に 低いことから,年次計画により布設替えを進めてきました。今後も耐震対策の観点から も残りを早急に更新していくことが重要であるため,継続事業として実施します。 取水施設,配水施設,浄水施設も老朽化が進み施設の維持管理も負担になっているこ とや,地震による被害が予想されるため,各水道施設の耐震化に向けてのデーターベー ス作りと詳細な診断調査を行い,耐震化対策を計画的に施設の新設,改修を図ります。 住民の生活環境の維持・向上は,安心・安全な暮らしを営むうえで大変重要な施策だ と考えています。住民相互の認識を高めながら,ごみの不法投棄防止啓発や適正な分別 収集活動などに努ます。 生活排水等による河川の水質汚濁を防止するために合併浄化槽の設置を推進していま すが,新築住宅の場合は設置が進められているものの,従来の単独浄化槽を設置してい る家庭も多数あることから,これらの家庭からの切り替えがなかなか進んでいない状況 です。国・県の補助金助成制度もあることから,環境保全協会とも連携して広報活動等 を重点的に推進します。 海岸における良好な景観及び環境の保全に深刻な影響を及ぼしている海岸漂着物につ いては「海岸漂着物地域対策推進事業」を活用して回収・処理を行います。町民総参加 によるボランティア活動についても,町民皆様の御理解をいただき,例年どおり実施し ます。 学校教育の充実については,豊かな心を持ち,たくましく生きる能力,自ら学ぶ意欲, 社会の変化に対応できる「生きる力」を育む学力向上対策,少人数教育,複式指導対策, -6- いじめの早期発見及び未然防止対策,土曜授業の拡充,教職員の資質向上対策,そして, 小学校規模適正化の検討など,課題解決に積極的に取り組みます。 また,学校給食については,食育を通して,食に関する正しい理解と望ましい食習慣 を育成し,安心・安全な給食の提供に資するため調理機器の点検,衛生管理の徹底,調 理員の技術向上など,適切な管理運営と安全な給食の提供に努めます。 あわせて、住民ニ−ズに応えられる行政運営を行うため、職員の資質向上が大切であ り,職員自らが常に問題意識と目標達成に向けた意欲を持ち、住民満足度の向上に向け て,研修や人事評価制度などを通じて政策形成能力の向上を図るとともに、親切丁寧な 応対に心がけ、ぬくもりを感じていただける役場づくりに努めます。以上、様々に申し 上げましたが、これら諸施策の実現は、私ひとりで成しえるものではありません。緊張 感を持って誠実に、意思決定機関である議会や町民の皆様のご意見を伺いながら、職員 と一丸となって全力を注いでいく決意です。 -7-
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