青 警 本 交 企 第 499号 平 成 2 6 年 1 1 月 2 5 日 各 所 属 長 殿 青 森 県 警 察 本 部 長 交通死亡事故抑止対策の継続的推進について 本年、県警察は、年間の交通事故死者数を47人以下に抑止することを目標に、交通 指導取締り、関係機関と連携した交通安全活動等各種交通事故抑止対策を講じてきた ところであるが、昨日、五所川原市及び板柳町で交通死亡事故が発生し、本年におけ る交通事故死者数は抑止目標と同数の47人となったところである。 本年、1か月余りを残し、交通事故死者数を皆無に抑えることは極めて困難な現状 にあるが、これまで行ってきた各種交通事故抑止対策を来年につなげるとともに、県 が第9次青森県交通安全計画において掲げている「平成27年までに交通事故死者数を 46人以下に抑止する」という数値目標の達成を図るためにも、本年における交通事故 死者数を一人でも抑止する必要がある。 このことから、交通死亡事故の発生を1件でも多く抑止できるよう引き続き諦める ことなく、下記事項に留意し、交通死亡事故抑止対策を継続して推進されたい。 記 1 高齢者の死亡事故抑止 本年の事故死者数47人中、高齢者が33人と全体の約7割を占めており、これら事 故の多くは薄暮・夜間の時間帯に発生していることから、同時間帯における交差点 での街頭監視、保護誘導活動、反射材用品の普及・定着活動等の街頭指導を推進す ること。 2 運転者の注意力を高める活動の推進 死亡事故の原因としては、約7割が前方不注視やその他の安全運転義務違反とい った基本的な注意を怠って発生していることから、幹線道路における警戒走行・駐 留警戒活動等の「見せる活動」を実施し、注意力を維持・高める活動を推進するこ と。 3 年末警戒、交通安全県民運動と連動した活動の推進 12月には衆議院選挙が予定される中、今後、年末年始特別警戒取締りや県が主唱 する「冬の交通安全県民運動」が実施されるが、12月は、忘年会や帰省などで飲 酒の機会が増え、飲酒運転による重大交通事故の発生が懸念されることに加え、 積雪に伴う交通事故の多発が予想される。 このことから、これら運動等と連動した飲酒運転の取締り強化等を図るととも に、冬道における安全な運転方法についての広報活動等を推進すること。 この係 交通企画課 安全教育係
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