こども学科1年

こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
英語Ⅰ
こども学科 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
演習
ジョーンズ ドミニク
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
40%
提出物
30%
受講態度
30%
10 回
近い将来英語学習を開始することとなる子どもたちが興味関心を持つような活動を通して,日常生活
到達目標
に役立つ英語を学習する。あらゆる場面におけるコミュニケーション能力を,英語のスピーキングやリ
スニングを通して身に付ける。
日常会話で頻繁に用いられる基本表現を「話し」
・
「聞く」ことができる力を養い,基礎的な英語コミュ
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
ニケーション能力を習得させる。また,当該専門職として必要となる語彙や基本表現も身につける。
授業には,テキスト,辞書,ノート,ファイル(授業で渡されたプリント等を整理できるもの)を必
ず持参すること。また,授業の前に必ず予習しておくこと。具体的には,次の授業で学ぶであろう章に
目を通し分からない語彙があれば辞書で調べておく。
回数
授業計画
1
授業のイントロダクション
2
英語での挨拶と自己紹介
3
英語を話す日本人の良きモデルとなる方法
4
英語の歌の取り入れ方
5
コミュニケーションゲームの取り入れ方
6
日常生活における外国語コミュニケーションの方法
7
ロールプレイの方法
8
基礎的な英語表現の方法
9
基礎的な英語表現の実践と教室英語の事例
10
まとめ
教科書
参考文献
備考
こ
ど
も
学
科
1
年
最初の授業でテキストを紹介する。
特になし
特になし
- 235 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
英語Ⅱ
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
演習
藤崎 さなえ
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
40%
レポート等
30%
受講態度
30%
10 回
1.幼児教育の現場で,子供たちが楽しめる英語の単語と短い文章を,歌やゲーム,紙芝居を通じて教
到達目標
えることが出来るようになる。
2.社会人として基本的な英会話が話せるようになる。
この講義の目的は,幼児教育の現場で使える英語能力の向上である。子どもたちが楽しめる英語の歌や
授業の概要
ゲーム紙芝居を授業の中で実体験する。それらの経験を通して,
実践的な英語能力の向上を図るとともに,
子ども用の英語を用いたゲームについて学習する。
学習者への期待
毎週出る課題を必ず終わらせる。スマートフォンやPCを使って,英語の音に慣れる自宅学習をする。
(含準備学習)
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
授業のイントロダクション / 英語での自己紹介
2
Unit 1 イエス・ノーで答える質問文 / ハローウインゲームの取り入れ方
3
Unit 5 友人の紹介 / ハローウィンゲームのグループ発表
4
Unit 10 体の部位 / Saimon Says Game(サイモン セズ ゲーム)
5
Unit 6 感情の表現 / How's the Weather? Song(お天気の歌)
6
Unit 8 食べ物,食事に関する表現 / I like / I don't like Game(好き嫌いを表すゲーム)
7
Unit 3 時間の表現 / What Time Is It, Mr. Wolf? Game(ミスターウルフゲーム)
8
Unit 11 けが,病気 / クリスマスゲームの取り入れ方
9
Unit 7 保育者の仕事 / クリスマスゲームのグループ発表
10
Review 復習
教科書
参考文献
備考
「保育の英会話 Childcare English)
」赤松直子,久富陽子共著 萌文書林
英和辞書。和英辞書。
カセットCDプレイヤー,Mac PC用のスピーカー。
- 236 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
日本語表現法
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
吉田 雅昭
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
50%
授業内課題等
40%
受講態度
10%
15 回
1.日本語についての理解を深め,自分の考えを分かりやすい文章で表現する力を養う。
到達目標
2.日本語の仕組みについて,正しく理解する。
3.自分の意見を適切に相手に伝え,整った文章を書くことができる。
本科目では,場面に応じた適切な日本語の運用能力を育成することを主な目的とする。言語表現にお
授業の概要
いて基礎となる言語行為に関する知識を学びながら,日本語の基礎力を身に付ける。また,様々な表現
媒体にも触れ,文書表現等の表現行為における実践的理解を深める。
言葉の理解,表現力を向上させ,日本語表現能力を総合的に伸ばしていくことを目指す。
学習者への期待
その都度内容を理解できるよう,集中しながら受講して頂きたいと思います。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
日本語表現についての概要
2
日本語の基本的構造と運用実態
3
言語行為の特徴と日本語を通じ学ぶことの社会的意義
4
言語行為の実践的理解1 音声的側面
5
言語行為の実践的理解2 文字的側面
6
文書表現① 文書表現の実例1 記録的文書
7
文書表現② 文書表現の実例2 計画的文書
8
文書表現③ 文書表現の組み立て1 基礎能力
9
文書表現④ 文書表現の組み立て2 運用能力
10
文書表現⑤ 文書表現の組み立て3 文書についての多面的理解
11
社会において求められる日本語表現
12
映像表現について
13
文字・表記の基礎 漢字と仮名等
14
文字・表記の実際 適切な表記について
15
日本語を用いた表現方法に関する総合的考察
教科書
参考文献
備考
こ
ど
も
学
科
1
年
適宜,プリント等を配布します。
随時,紹介します。
「言語行為の特徴と日本語を通じ学ぶことの社会的意義」を非常勤講師2名に講義して頂く。
進展具合や理解度等に応じ,順序や内容等を変更する場合があります。
- 237 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
こども学科 必修
1年
吉沢 康太
担当者
歴史と文化
開講時期
後期
授業形態
講義
徳田 幸雄
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
※詳細は備考欄を参照する
こと。
10 回
(吉沢)イギリスの歴史について,各時代の問題を歴史的視点から捉え,その事象の意味を理解し説明で
きる。中世から現代に至るイギリス史の諸問題を概観することにより,現代ヨーロッパ社会への
到達目標
理解・知識を深めることを目的とする。
(徳田)人間のみが持ち得る,
歴史や文化,
宗教を学ぶことによって,
社会人,
そして家庭人としても有用な,
より深くて,豊かな人間の理解を身に付けることを目標とする。
こんにちの世界を理解するためには,歴史,宗教,思想などの多様な側面の知識が必要になる。特に,
近現代を中心とした歴史や世界の諸宗教の理解は重要である。
授業の概要
これらの基礎的知識を身に付け,また,世界に大きな影響を与えた思想や書物などにも触れ,こんにち
の世界に対する自己の見識を持てるようになることを目的とする。
講義内容を理解するために,すべての授業に出席して下さい。歴史的及び文化的事象を単なる知識と
学習者への期待
して記憶するだけでなく,その事象が現代にどのような影響を与えてるのかを考えられるように心がけ
(含準備学習)
て欲しい。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
前近代のイギリス
吉沢 康太
2
近代イギリスの形成
吉沢 康太
3
イギリス市民革命
吉沢 康太
4
イギリス−アイルランド関係について
吉沢 康太
5
現代イギリス明暗
吉沢 康太
6
ユダヤ教について−ヘブライズムの源流
徳田 幸雄
7
キリスト教について−罪からの救い
徳田 幸雄
8
イスラームについて−神への服従
徳田 幸雄
9
仏教について−苦からの解脱
徳田 幸雄
10
近代と宗教
徳田 幸雄
教科書
参考文献
備考
教科書は使用せず,適宜プリントを配布します。
(吉沢)講義の中で指示します。
評価の方法について
(吉沢)単位認定試験70%,受講態度30% (徳田)単位認定試験50%,授業内小課題50%
- 238 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
心理学
こども学科 選択
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
飯塚 有紀
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
受講態度
30%
10 回
心の働きのメカニズムを知り,説明できるようになることを目的とする。
到達目標
また,行動科学としての心理学を学ぶことで,モノの考え方を理解することを目標とする。
人間を理解するため,自分をより知るために,心理学という学問を体系的にわかりやすく講義する。
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
課題には積極的に参加すること。
他者の迷惑になる行為は慎み,意欲的な態度で授業に臨むことを期待する。
回数
授業計画
1
知覚:心理学とは何か
2
学習:条件づけ,観察学習
3
記憶:記憶のしくみ,忘却のメカニズム
4
感情と動機づけ:感情の起源,欲求の階層
5
発達①:乳幼児期,児童期の発達的変化
6
発達②:青年期から老年期までの発達的変化
7
知性と感性:頭の良さとは何か
8
性格:理論と形成
9
社会:自己認知,他者認知,集団心理
10
臨床:理論と実践
教科書
参考文献
こ
ど
も
学
科
1
年
特になし。適宜,配布資料を用意する。
適宜紹介する。
備考
- 239 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
日本国憲法
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
赤井畑 康明
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
受講態度
30%
15 回
履修者全員が日本国憲法の構造を理解し,公務員試験の教養科目である「政治」のレベルの問題に正
到達目標
解できるところまで知識を習得することを目標とする。テーマは日本国憲法全体の構造の理解とする。
近代憲法発展の歴史的変遷について理解し,また日本国憲法と国民生活との関連について考察する。
授業の概要
日本国憲法の三原則である,
「国民主権」
,
「基本的人権の尊重」
,
「平和主義」を中心に学習し,私たちの
身近に憲法があることを感じ,憲法の精神をより深く理解する。
特に予習は必要ないが,できれば講義開始までに教科書を通読しておくこと。最初に通読する場合,理
学習者への期待
解しにくい箇所もあると思うが,そこは気にしなくてよい。また,こども学科の科目の中では特異な性格
(含準備学習)
の科目がこの日本国憲法なので,各回の講義終了後,あまり時間をあけないで,講義内容について教科書・
ノート・レジュメ等の再確認をしていただきたい。わからない箇所は何であれ質問して解消すること。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
憲法とは何か
2
大日本帝国憲法と日本国憲法
3
憲法の法源と解釈
4
国民主権とは
5
天皇・地方自治
6
基本的人権総論
7
法の下の平等・新しい人権
8
精神的自由権
9
人身の自由
10
経済的自由権
11
社会権
12
国会
13
内閣
14
裁判所
15
憲法保障・財政
教科書
参考文献
伊藤正己『憲法入門』
(有斐閣)
必要に応じて担当者が作成したレジュメを使用する。
備考
- 240 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
現代の社会
看護学科
必修
1年
BC学科
必修
1年
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
10 回
取り上げるテーマはいずれも今まで詳しく学習したことがないテーマだと思われるが,社会人になっ
到達目標
た場合には誰でも直面する問題なので,各テーマに関連する諸制度を総合的に理解し,現実に活用でき
るだけの能力を獲得することを目的とする。
現代の日本及び世界がどのような構造になっているかについて,経済,政治の視点を主としながら理
授業の概要
解する。また,日本社会が抱える諸問題についても考える。現代の社会を生きるために不可欠な基礎知
識を身につけ,社会の動向に絶えず関心を持ち続け,社会生活において的確な選択ができるようにする。
新聞やTVなどのニュースや「解説」に注意を払い,問題の本質と構造を把握し,
「自分の頭」で考え
学習者への期待
る姿勢を身に付けて欲しい。
(含準備学習)
特に身近な問題については,学習した内容を実際に当てはめてみたらどうなるか,ということを考え
てみて欲しい。
回数
授業計画
1
日本の法体系・三権分立・司法制度(裁判制度等)
2
立法制度(国会のしくみ等)
3
行政制度(議院内閣制・地方自治制度等)
4
世界経済の中での日本経済の状況 −人口,GDP,国際収支
岩渕 修
5
日本の財政問題(1) −日本の財政状況
岩渕 修
6
日本の財政問題(2) −消費税,法人税,社会保障
岩渕 修
7
金融政策と「異次元緩和」 −アベノミクスを考える
岩渕 修
8
少子高齢化(原因,対策,高齢化保護のための諸問題)
赤井畑 康明
9
相続問題(相続の概要,遺言の概要)
赤井畑 康明
10
消費者問題(消費者が遭遇するトラブル,それに対する救済法)
赤井畑 康明
教科書
参考文献
教科書は使用せず,必要に応じて資料を配布する。
「地方消滅」(増田寛也編著/中公新書)
上記以外はその都度紹介する。
備考
- 241 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
大学生活論
こども学科 必修
1年
開講時期
通年
授業形態
講義
小野瀬 剛志
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
15 回
1.大学生・社会人として基本的なマナーを身につける。
到達目標
2.大学生活を有意義に送るために知識やスキルを身につける。
3.レポート,レジュメ作成など大学において必要とされる学習スキルを身につける。
大学生活を有意義に送るために必要となる姿勢,知識やスキルを身につける。具体的には,本学・各
授業の概要
学科の教育方針の理解,大学での学び方(レポートの書き方,図書館の活用法等)
,大学生活の基礎知識
(ネット社会の危険,消費者トラブル,交通ルールとマナー)
,健康に関わる知識(睡眠・食生活,ドラッ
グの危険性,大学生が出会うこころの問題)を身につける。
学習者への期待
(含準備学習)
大学生活を有意義に送るために,導入として設定した科目である。自己の目標を叶えるために,積極
的に学ぶことを期待する。更に多くの仲間をつくり,いろいろな考えに触れてほしい。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
オリエンテーション(本学科の教育方針,入学許可書の授与,教務オリエンテーション)
2
大学生活に関わる基礎知識1(学生生活のルールについて)
3
大学生活を有意義にするためのコミュニケーションの基礎知識
小野瀬 剛志
4
図書館の利用法,文献検索の仕方
小野瀬 剛志
5
レポート,レジュメの作成方法
小野瀬 剛志
6
大学生活に関わる基礎知識2(ネット社会の危険について)
佐藤 健一
7
大学生活に関わる基礎知識3(消費者トラブルについて)
佐藤 健一
8
大学生活に関わる基礎知識4(交通ルールとマナーについて)
佐藤 健一
9
健康に関わる基礎知識1(からだの健康について1:睡眠・食生活など)
大友 緑
10
健康に関わる基礎知識2(からだの健康について2:ドラッグの危険性など)
大友 緑
11
健康に関わる基礎知識3(大学生が出会うこころの問題)
田中 美砂子
12
レポート作成の実践①:観察
小野瀬 剛志
13
レポート作成の実践②:聞き取り
小野瀬 剛志
14
レポート作成の実践③:文章構成
小野瀬 剛志
15
総括:学生生活の課題を発見する
小野瀬 剛志
教科書
適宜配布
参考文献
備考
- 242 -
小野瀬 剛志
佐藤 健一
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
体育基礎
こども学科 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
守 渉
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
10 回
生涯にわたり健康で有意義な人生を送るために,しっかりとしたライフスタイル(生活様式)を確立
到達目標
することは重要であり,そのための運動・スポーツの意義や役割についての基礎知識を身に付ける。
身体活動・スポーツの意義や重要性を理解することを目的とする。これによって,生涯を通じて身体
の自己管理及び生涯スポーツの奨励等は,より健康な生活を送るために欠かせないものであることが認
授業の概要
識できる。
自身の健康管理に関心を持たせ,計画的に運動を実践する習慣付けを行い,自らの健康寿命延伸への
セルフコントロールが出来るような方法を学ぶ。
学習者への期待
積極的な姿勢で授業に臨むこと。講義で得た知見を今後の生活の中で実践して欲しい。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
オリエンテーション
2
運動と健康との関係について
3
健康に関連する現実的問題
4
体力とは何か(体力の構造について)
5
幼児の運動遊びの意義
6
グループ遊びは何を育むのか
7
運動遊びの安全な進め方について
8
喫煙,飲酒,薬物など青少年の危険行動と防止教育
9
個々人に応じた運動とは(運動処方)
10
まとめ
教科書
参考文献
必要に応じて文献・資料を配布する。
特になし
備考
- 243 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
体育実技
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
実習
守 渉
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
15 回
様々な運動を通して,生涯にわたり健康で有意義な生活を送るために,体力の向上や生涯スポーツの
到達目標
獲得を目指すものとする。
学生の身体諸機能の向上ならびに体力の増進をはかり,今後の社会生活の基盤となる体力及び生涯ス
ポーツ実践のための方法や技術,身体運動に関する科学的知識等について実践を通して身に付けること
授業の概要
を目的とする。
具体的には,ストレッチング,ニュースポーツ,バスケットボール,バレーボール,フットサル等を行い,
基礎技能やルールを理解した上でミニゲームやグループ試合等を行う。
学習者への期待
(含準備学習)
運動のできる服装を用意すること。積極的な姿勢で授業に臨むこと。また,グループによる活動も多
いので,協力して活動に取り組むこと。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
オリエンテーション
2
運動能力年齢テスト
3
ストレッチング
4
エアロビクス
5
ニュースポーツ①(インディアカ)
6
ニュースポーツ②(ユニホッケー)
7
バスケットボール①(ルールの説明・基礎技能)
8
バスケットボール②(グループ練習・試合)
9
バレーボール①(ルールの説明・基礎技能)
10
バレーボール②(グループ練習・試合)
11
フットサル①(ルールの説明・基礎技能)
12
フットサル②(グループ練習・試合)
13
卓球(基礎技能・試合)
14
バトミントン(基礎技能・試合)
15
まとめ
教科書
参考文献
備考
必要に応じて文献・資料を用意する。
特になし
特になし
- 244 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
情報処理
こども学科 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
演習
杉崎 新一
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
40%
実技試験
30%
受講態度
30%
15 回
到達目標
コンピュータ操作の初学者が基本操作を習得し,業務内でWord・Excel・PowerPointが使用出来るこ
とを目標とする。
Word:基本的な文書作成及び表を使用した文書作成。図形や写真などを使用した文書作成。
Excel:一般的な表作成及び計算式及び関数を使用した表作成とグラフ作成。
PowerPoint:一般的なスライドショーの作成と動きを使用したスライドショーの作成。
授業の概要
こども学科の学生を対象とする本科目においては,現代のコミュニケーションツールとして重要な位置
を占めるパソコンを用いて,文書作成他データ処理など情報伝達・発信方法の基礎を学ぶ。加えて,写
真映像の視聴,編集など,パソコンをコミュニケーションツール,ビジネスツールとして活用する能力
を養う。また,パソコンを使う者のマナー,情報保護の意識等も学習する。
学習者への期待
(含準備学習)
コンピュータの基本的な操作から学習を行う。初学者及び操作が苦手な者は,これを機に操作が出来
るように学習していただきたい。これまでにコンピュータの操作を経験し,操作が出来る者であっても,
自己流の操作を行う者が多いので,初心に戻り学習に望んでいただきたい。また,周りに操作がわから
ない者がいたら積極的に操作を教えていただきたい。
授業を休むと操作がわからなくなり,次回以降の授業にも影響するため注意すること。
回数
授業計画
1
授業の概要,パソコンを使う者のマナー,情報保護
コンピュータの基本:基本知識とコンピュータの起動と終了。ウィンドウとフォルダ・ファイルの操作等
Word:基礎1 Wordの立ち上げと基本操作
2
Word:基礎2 基本的な文書作成と編集。文書の保存。日本語入力と変換。
3
Word:文書作成と印刷,ページ設定
4
Word:表作成と表のレイアウト編集
5
Word:クリップアートやワードアートの使用による表現力アップ
6
Word:レポート作成 アウトラインによる段落作成と目次作成
7
Word:まとめと実技試験
8
Excel:Excelの基本操作と簡単な表作成
9
Excel:データ入力と編集,計算式を使用した集計
10
Excel:関数を使用した計算式の作成1 基本的な関数を使用した表作成
11
Excel:関数を使用した計算式の作成2 応用的な関数を使用した表作成
12
Excel:グラフ作成
13
Excel:まとめと実技試験
14
PowerPoint:プレゼンテーションの操作と作成
15
PowerPoint:効果的なプレゼンテーションの作成
教科書
参考文献
備考
『30時間アカデミック 情報リテラシー Office2010』
杉本くみ子/吉田栄子 実教出版
進度に応じてプリントを配布する。
単位認定試験は,授業内で学習した各ソフトの使用などに関する筆記試験を行う。
レポート評価として,
授業内で実施した実技試験と作成したデータをデータ形式で提出する。受講態度は,
出席状況を加味する。
各自が作成したデータを保存するためのUSBメモリを準備すること。
(他の科目等と共用可。高価なもの
を購入する必要はない)
- 245 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
自然環境と生命
こども学科 選択
1年
小野瀬 剛志
開講時期
前期
授業形態
講義
高橋 昇 単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
10 回
1.動植物に関する基礎的な知識を学ぶ。
到達目標
2.自然環境と,自身および他者(動植物を含む)の生命の関係について考える力を身につける。
動植物園,農園や公園など,身近な自然に触れることを通して,自然や命の大切さについて考える。また,
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
それらを通して得た知識を他の受講生と共有し,自身の考えを深める。
体験型の授業が多いですが,楽しさだけではなく,自らの考えを深め,最終的には自身の生活や行動を
見直すなど具体的な実践へと結びつけるようにしてください。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
オリエンテーション(授業概要の説明,スケジュール,受講にあたっての留意点)
2
動物観察①(動物の生態の理解)
高橋 昇
3
動物観察②(動物展示の方法の理解)
高橋 昇
4
生命への気づき(動物園体験のふり返り)
高橋 昇
5
植物観察①(季節の植物について理解する)
高橋 昇
6
植物観察②(地域の植物について理解する)
高橋 昇
7
季節感と自然(野草園体験のふり返り)
高橋 昇
8
自然体験活動①(農園)
小野瀬 剛志
9
自然体験活動②(公園)
高橋 昇
10
総括(自然環境を次世代に引き継ぐために必要なこと)
高橋 昇
教科書
参考文献
備考
小野瀬 剛志
特になし
特になし
8回目と9回目の講義は,20名程度のグループに分かれて講義を行うので,予定などの確認を行うこと。
- 246 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
音楽
こども学科 選択
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
五十嵐 雅子
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
受講態度
30%
15 回
保育者としての指導力の根幹となる音楽の基礎的な能力を習得する。音楽の基礎知識を学びつつ,保
到達目標
育現場で必要な表現技能を身に付けることを目指す。
本科目では,保育者・教育者として必要な指導力の根幹となる音楽の基礎的な能力を身につけるため,
授業の概要
理論と実践の両立をめざす。音楽の規則や仕組みを学ぶとともに,保育現場で取り扱う教材に数多く親
しみ,豊かな表現ができるようにする。
学習者への期待
(含準備学習)
保育現場の教材に親しむため,幼児の歌を多く扱いますが,積極的に取り組むことが大切です。随時
プリントを配布するため,保管するファイルを用意して下さい。期末には音楽理論の試験を行い,平素
の授業への取り組みと併せて評価します。
回数
授業計画
1
授業ガイダンス 音楽学習歴の調査 保育現場の音楽について
2
五線,音部記号 手遊びの歌①
3
音階と指の番号 手遊びの歌②
4
音符の種類 視唱練習①
5
休符の種類 視唱練習②
6
音階と調号,臨時記号 視唱練習③
7
拍子記号とリズム 春の歌
8
コードネームと簡易伴奏 夏の歌
9
ハ長調のコード① 秋の歌
10
ハ長調のコード② 冬の歌
11
ハ長調のコード③ 園生活の歌
12
反復記号と奏法 伴奏パターンについて
13
音楽用語① 速度・強弱
14
音楽用語② 発想記号
15
まとめ
小林美実編『こどものうた 100』
(チャイルド本社)
教科書
奥村美恵子編『たのしい手あそび指あそび』
(共同音楽出版社)
『大人のための音楽ワーク』テキスト(ヤマハミュージックメディア)
桶谷弘美他編『弾きながらコード・ネームが学べる やさしいピアノ伴奏法』音楽之友社
参考文献
備考
全国大学音楽教育学会編『幼児音楽教育ハンドブック』音楽之友社
幼児の歌唱教材については,非常勤講師1名に5回講義して頂く。
- 247 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
図画工作
こども学科 選択
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
芳賀 哲
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
15 回
子どもの絵画や造形における発達を知り,子どもが造形活動を楽しみ進んで表現したり見たりする態
到達目標
度を身に付けるために,適切な援助が出来るようになる。
図画工作が益々好きになり,美術作品の鑑賞も自分なりに楽しめるようになる。
学生自らが工作を楽しむ気持ちを再構築するとともに,幼児の造形表現や素材・道具についての基本
授業の概要
的な理解を図る。具体的な内容としては,学生自らが辿ってきた図工に対する環境をふりかえる。また,
図工の立場から現代の幼児の生活をみつめ,その作品を理解するための力を養うとともに,素材や道具
等を実際に使って,図工についての理解を深める。
保育実習や幼稚園実習で,子どもの造形に関わることとなる。子どもの造形活動に対する心と技能の発
学習者への期待
達を把握しないままでの指導は出来ない。テキストやノートから学んだことをふり返り,基礎知識を身に
(含準備学習)
付けると共に,ボランティアや実習などを通して,各年齢(個人差も大きい)でどんなことができるのか,
どのように援助したら良いのかを追及してほしい。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
・はじめに ・子どもの絵を見てみよう
2
・子どもの絵画の発達と子どもの発達全体との関わりを知る(三歳までの発達)
3
・子どもの絵画の発達と子どもの発達全体との関わりを知る(三歳以降の発達)
4
・子どもの造形表現を阻害するもの モダンテクニック 自分を振り返る
5
・子どもの絵から子どもの内面を見つめる
6
・鉛筆で遊ぶ ・形から考える「何にみえるかな」
7
・身の回りものを描いてみよう(自分の思いを込めて)
8
・絵具を使って ・色で遊ぶ (オリジナル・ジュース)
9
・絵具を使って ・染め紙をしてみよう
10
・絵具を使って ・身近な野菜を書いてみよう(もやし・にんじん)
11
・図画工作ではどんな援助が必要なのかを考える
12
・油粘土や紙粘土で作ってみる
13
・紙粘土の作品を仕上げる
14
・有名な絵画鑑賞と絵画の背景を知る(解説)
15
・画家の作品と生涯を調べてみよう
教科書
『保育をひらく造形表現』
槙 栄子 萌文書林
参考文献
備考
- 248 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
音楽表現Ⅰ
こども学科 選択
1年
開講時期
前期
授業形態
演習
五十嵐 雅子
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
50%
課題達成度
30%
受講態度
20%
15 回
子どもの表現をはぐくむ保育者となるためには,多くの音楽教材に親しみ,子どもとのコミュニケ−
到達目標
ションツールとして使いこなせることが必須となる。本科目では,童謡の伴奏や「弾き歌い」のために
必要なピアノ演奏や視唱の基礎力を養うことを目標としている。
本科目では,『保育所保育指針』及び『幼稚園教育要領』を踏まえ,音楽表現の基礎となる知識と技能
授業の概要
を習得する。ピアノ実技指導は,保育の現場で活用できる教材を使用し,少人数のグループ及び個人指
導の形で行う。
学習者への期待
(含準備学習)
本科目は予習・復習が大切です。随時教材のプリントを配布するため,保管用のファイルを用意し,テ
キストは必ず持参すること。手の爪が伸びすぎていると,ピアノ演奏にも保育の場にも不適切なので,適
宜切って下さい。期末に実技試験を行い,平素の練習への取り組みと併せて評価します。
回数
授業計画
1
授業ガイダンス 音楽学習歴の調査
2
ピアノ・キーボード演奏の基礎知識と基礎練習曲 姿勢と手のかたち
3
ピアノ・キーボード演奏の基礎知識と基礎練習曲 ハ長調の音階と指の番号
4
ピアノ・キーボード演奏の基礎知識と基礎練習曲 ハ長調のカデンツと指の番号
5
フレージングについて(ピアノ曲集テキスト参照)
6
アーティキュレーションについて(ピアノ曲集テキスト参照)
7
弾き歌いへの導入 「かえるの合唱」
ピアノ自由曲
8
弾き歌いへの導入 「チューリップ」
ピアノ自由曲
9
マーチの伴奏型 「せんせいと おともだち」
ピアノ自由曲
10
スキップのリズムと「おかえりのうた」
ピアノ自由曲
11
スキップのリズムと「おべんとう」 ピアノ自由曲
12
各自に応じた期末試験課題曲の選定
13
期末試験課題曲の指導 右手・旋律の確認
14
期末試験課題曲の指導 左手・伴奏型の確認
15
まとめ 期末試験課題曲の指導 後期へのアドバイスと夏休み課題(夏の歌)
小林美実編『こどものうた 100』チャイルド本社
教科書
『ピアノ曲集Ⅰ 保育者になるために』
(共同音楽出版社)
このほか必要に応じ随時プリントを配布する。
参考文献
備考
木村ケイ編『指づかいつきバイエルピアノ教則本』
(全音楽譜出版社)
井内澄子編『ブルグミュラー25の練習曲』
(河合楽器製作所)
五十嵐雅子を中心に,他6名の非常勤講師で授業を行う。
- 249 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
音楽表現Ⅱ
こども学科 選択
1年
開講時期
後期
授業形態
演習
五十嵐 雅子
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
50%
課題達成度
30%
受講態度
20%
15 回
音楽表現Ⅰで身につけた基礎力を基に,さらに多くの童謡や教材に親しみ課題曲に挑戦することによ
り,実習先や就職先で必要とされる実践的な力を養うことをめざす。
本科目では,音楽表現Ⅰで学んだ基礎知識と技能を基に,季節や行事にあわせた 「弾き歌い」のレパー
授業の概要
トリーを増やし,保育現場での表現力を高めてゆくことを目標とする。ピアノ実技指導は,一人ひとり
の進度に配慮し,少人数のグループ及び個人指導の形で行う。
学習者への期待
(含準備学習)
本科目は予習・復習が大切です。随時,教材のプリントを配布するため,保管用のファイルを用意し,
プリントとテキストは必ず持参すること。手の爪が伸びすぎていると,ピアノ演奏にも保育の場にも不
適切なので,適宜切って下さい。期末に実技試験を行い,平素の練習への取り組みと併せて評価します。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
後期の授業ガイダンス 実習対策について 夏休み課題曲確認 2
スキップのリズムと「さよならのうた」
ピアノ自由曲
3
ヘ長調の音階とカデンツ 「まつぼっくり」
「ありさんのおはなし」
ピアノ自由曲
4
ヘ長調の音階とカデンツ 「雪のペンキやさん」
「お正月」
ピアノ自由曲
5
ト長調の音階とカデンツ 「ふしぎなポケット」
「ジングルベル」
ピアノ自由曲
6
ニ長調の音階とカデンツ 「とけいのうた」
「あくしゅでこんにちは」
ピアノ自由曲
7
ワルツの伴奏型と 「きのいいあひる」ピアノ自由曲
8
ランニングのリズムと「もりのくまさん」
ピアノ自由曲
9
変ロ長調の音階とカデンツ 「おすもうくまちゃん」
ピアノ自由曲
10
変ロ長調の音階とカデンツ 「ごんべさんの あかちゃん」
ピアノ自由曲
11
園生活の歌 「思い出のアルバム」
ピアノ自由曲
12
各自に応じた期末試験課題曲の選定
13
期末試験課題曲の指導 (右手・旋律の確認)
14
期末試験課題曲の指導 (左手・伴奏型の確認)
15
まとめ 期末試験課題曲の指導 小林美実編『こどものうた 100』チャイルド本社
教科書
『ピアノ曲集Ⅰ 保育者になるために』
(共同音楽出版社)
このほか必要に応じ随時プリントを配布する。
参考文献
備考
木村ケイ編『指づかいつきバイエルピアノ教則本』
(全音楽譜出版社)
井内澄子編『ブルグミュラー25の練習曲』
(河合楽器製作所)
五十嵐雅子を中心に,他6名の非常勤講師で授業を行う。
- 250 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
造形表現
こども学科 選択
1年
開講時期
後期
授業形態
演習
芳賀 哲
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
15 回
造形活動が楽しめるようになる。
到達目標
身近なものを使っての創作活動を知り,それから発展させることが出来るようになる。
子どもの実態に即した指導案が書けるようになる。
本科目では子どもの発達と造形表現に関する知識と技能を習得し,造形表現的な活動を楽しむと共に,
授業の概要
充実した子どもの活動ととして展開できるように,援助者としての関わり方を学ぶ。
具体的には「素材を弄ぶこと」
「モダンテクニックの表現を楽しむことと」
「手作りおもちゃ及び自己
紹介グッズ作り発表すること」
「指導案の立て方を学ぶこと」である。
学習者への期待
(含準備学習)
日常生活は勿論のこと他の授業においても,機会があれば積極的にものづくりに取り組み,素材を何
か別なものに変えるという経験を積み重ねてほしい。また,他者の作品を見つめる機会を大切にし,相
手の心に思いを馳せてほしい。
回数
授業計画
1
・オリエンテーション ・自己紹介文で自分をアピール
2
・折り紙で遊ぶ ・切り絵を楽しもう
3
・新聞紙で遊ぶ
4
・ブンブン独楽を作ってみよう
5
・スタンプを作って,スタンピングを楽しむ ・羽ばたく蝶々を作ってみよう
6
・自分紹介グッズを作ってみよう
7
・自己紹介グッズを作って自己紹介をする
8
・グッズを作って自己紹介 ・パックトンボをつくる
9
・手作りおもちゃを作ってみよう
10
・スパッタリングと指導について学ぶ
11
・造形表現の模擬授業を考えてみよう
12
・模範となる指導案を熟読して,真似して書いてみよう
13
・指導案を書いてみよう ※出来たらメンバー同士でチェックする
14
・指導案に従って模擬保育をしてみる
15
・指導案返却 ・自分の木を書いてみよう
教科書
参考文献
『かわいい・びっくり 動く手作りおもちゃ』
一声社
『保育をひらく造形表現』槙 栄子 萌文書林
備考
- 251 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
教職論
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
金田 健司
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
95%
受講態度
5%
15 回
保育者・幼児教育者をめぐる法的なあり方を考えると共に,そのあり様を探る。
到達目標
本講義は,保育者および幼児教育者の本質について考察することを目的とする。この目的を達成する
ため,保育者および幼児教育者に求められる資質・能力とその形成過程,役割と倫理,制度的な位置付
授業の概要
けについて集中的に講じていく。また,採用選考の方法等についても具体的な事例を踏まえて考察する。
さらには,保護者や地域社会との連携,幼・小の連携,保育者・幼児教育者の協働についても考察し,最
終的には保育者・幼児教育者の専門性とは何かを追究していく。
この講義を受けるにあたり,
受講者は①『幼稚園教育要領』
,
②『保育所保育指針』
,
③『現代教育本質論』
学習者への期待 (学文社刊,高橋浩・金田健司編)の金田が著した部分を精読しておくこと。また,講義終了後には必ず
(含準備学習)
復習をし,理解できた部分とできなかった部分を整理してから次の講義に臨むことを要求する。理解で
きない個所をうやむやなままにしておかず,必ず研究室まで質問に来ること。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
専門職としての「教師」「保育者」とは何か?
2
塾・予備校の教師と学校(幼稚園)の「教師」
3
幼稚園教諭・保育士のライフコースを考える
4
幼稚園教諭・保育士の職務内容
5
幼稚園教諭・保育士の研修を受ける権利と服務規程
6
幼稚園教諭・保育士の身分保障
7
教育基本法と学校教育法に観る幼稚園教諭,児童福祉法に観る保育士
8
幼稚園教諭・保育士と地方公務員法の関係
9
幼稚園教諭・保育士に対する世論を直視する
10
幼稚園教諭はどこから来たのか−フレーベルの登場−
11
『幼稚園教育学』精読①フレーベルについて
12
『幼稚園教育学』精読②幼稚園とは何か?
13
『幼稚園教育学』精読③幼稚園における遊びと学び
14
『幼稚園教育学』精読④幼稚園における遊具と教具
15
『幼稚園教育学』精読⑤教育学におけるフレーベルの『幼稚園教育学』の位置付け
教科書
参考文献
備考
高橋浩・金田健司編著『改訂版 現代教育本質論』学文社,
『解説 教育六法』
(三省堂)
適宜・適時指示する。
特になし
- 252 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
保育原理
こども学科 必修
1年
小野瀬 剛志
開講時期
前期
授業形態
講義
佐藤 正枝 単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
40%
レポート等
30%
受講態度
30%
15 回
1.保育とは何か,その基本である意味や意義を理解する。
到達目標
2.保育の場である保育所・幼稚園・認定こども園の保育や役割を理解する。
3.保育の歴史を学んだり,保育の今日的課題を考察して自ら望ましい保育観,保育者観を構築する。
保育とは,子どもの現在と未来とをつなげる営みで,子どもの生命の保持及び情緒の安定を図る養護と子
どもの心身の成長・発達を促し,導いていく教育とが一体となった営みでもある。このことを基盤に「保育原
授業の概要
理」では,保育の意義,平成20年改訂の『保育所保育指針』における保育の基本,さらに保育の内容と方法,
保育の思想とその史的変遷について理解する。これらのことを踏まえて保育の現状と課題について考察する。
学習者への期待
・本授業は他の科目の本源になるのでしっかりノートを取って聞くようにする。
(含準備学習)
・
「保育所保育指針解説書」と「幼稚園教育要領解説」は毎回持参しできるだけ目を通すようにする。
回数
授業計画
1
オリエンテーション(授業概要の説明,受講に当たっての留意点)
小野瀬 剛志
2
子ども観と子どもの権利
小野瀬 剛志
3
保育者と子ども観の形成
小野瀬 剛志
4
保育を支える思想①(ルソー)
小野瀬 剛志
5
保育を支える思想②(ペスタロッチとフレーベル)
小野瀬 剛志
6
保育の歴史
佐藤 正枝
7
保育の本質(目的と目標)
佐藤 正枝
8
子どもの理解(発達特性と保育)
佐藤 正枝
9
保育の原理①(保育所保育指針と保育の実践)
佐藤 正枝
10
保育の原理②(幼稚園教育要領と保育の実践)
佐藤 正枝
11
保育の内容・方法・形態
佐藤 正枝
12
保育の実際(計画・実践・評価)
佐藤 正枝
13
保育の現状と課題(多様な保育・これからの保育)
佐藤 正枝
14
保育者の専門性と課題
佐藤 正枝
15
総括(保育者になるために必要なこと)
佐藤 正枝
教科書
参考文献
『新保育原理』(中谷陽子他著)萌文書林
保育所保育指針,幼稚園教育要領
備考
- 253 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
社会福祉
こども学科 選択
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
砂子田 篤
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
60%
レポート等
20%
受講態度
20%
15 回
福祉の基本を学び,保育と社会福祉の関係を理解する。
到達目標
「社会福祉」では,まず現代社会における社会福祉の理念と概念,社会福祉の歴史的変遷等を学び,そ
授業の概要
して社会福祉と児童家庭福祉とのかかわり,社会福祉の制度と法体系等を理解する。さらに,社会福祉
における相談援助,社会福祉における利用者の保護にかかわる仕組み等について理解する。これらのこ
とを踏まえて社会福祉の動向と課題について考察する。
学習者への期待
(含準備学習)
福祉は,日々刻々と変化しているので新聞やニュースの記事に興味・関心を持ち,臨んでほしい。福
祉サービスは,生活と密着しているので身近なものと感じてほしい。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
保育と社会福祉について
2
社会福祉の考え方と役割
3
社会福祉の歴史
4
社会福祉の法律
5
社会福祉の制度
6
社会福祉の実施機関① 国,地方公共団体の役割
7
社会福祉の実施機関② 専門行政機関 8
生活を守る社会保障制度① 所得保障
9
生活を守る社会保障制度② 医療保障
10
相談援助(ソーシャルワーク)の意味と方法
11
社会福祉の専門職と倫理
12
福祉サービスの利用支援と第三者評価
13
権利擁護と苦情解決
14
地域福祉の意味と推進方法
15
まとめ これからの福祉を考える
教科書
参考文献
備考
『保育と社会福祉』 編集 橋本好市・宮田徹 ㈱みらい
『保育福祉小六法』 保育福祉小六法編集委員会 編 ㈱みらい
必要に応じ,講義の中で適宜紹介をする。
特になし
- 254 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
社会的養護
こども学科 選択
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
杉山 均
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
レポート等
30%
15 回
子どもが健全に育つためには,安全で安心できる家庭環境が必要である。しかし,様々な理由により
養育能力の低下が起こっている。その対応策として,里親・児童福祉施設といった社会的養護が養護に
到達目標
関する体制として整備されている。ここでは社会的養護の意義と歴史的変遷,社会的養護と児童家庭福
祉の関連及び児童の権利擁護,社会的養護の制度や実施体系,社会的養護の現状と課題について理解する。
「社会的養護」では,まず現代社会における社会的養護の理念と概念,社会的養護の史的変遷等を学び,
そして社会的養護と児童家庭福祉とのかかわり,社会的養護の制度と法体系等を理解する。さらに,施
授業の概要
設養護の基本原理とその実際について理解する。これらのことを踏まえて社会的養護の現状と課題につ
いて考察する。
社会的養護は社会福祉・児童福祉・心理関係・教育関係など幅広い分野と深い関わりがあるので,そ
学習者への期待
れぞれの教科をしっかりと学習する。また,社会的養護の対策の動向は近年著しいものがある。その変
(含準備学習)
化については身近な事象を新聞報道等で把握し,理論と関連づけて理解することが大切です。
回数
授業計画
1
社会的養護の理念と概念
2
社会的養護の概念歴史的変遷 3
児童福祉の一分野としての社会的養護
4
児童の権利擁護と社会的養護
5
社会的養護の制度と法体系
6
社会的養護の仕組みと実施体系
7
家庭的養護と施設養護
8
社会的養護の専門職・実施者
9
社会的養護の実際(日常生活支援)
10
社会的養護の実際(治療的支援)
11
社会的養護の実際(自立支援・障害児対応)
12
施設養護とソーシャルワーク
13
倫理の確立
14
被措置児童等の虐待防止
15
社会的養護と地域福祉
教科書
参考文献
こ
ど
も
学
科
1
年
『社会的養護』 小池由佳・山縣文治偏著 ミネルヴァ書房
『新 保育士養成講座 第5巻 社会的養護』
全国社会福祉協議会
備考
- 255 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
児童家庭福祉
こども学科 選択
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
砂子田 篤
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
60%
レポート等
20%
受講態度
20%
15 回
現代の子どもをめぐる状況は,様々な問題を抱えている。保育士は,児童福祉の重要な担い手であるこ
とを認識し,現代的課題に対応する専門職としての役割と機能を理解しなければならない。また,児童
到達目標
福祉を進める社会的動きや法律制度,具体的な児童福祉活動の現状,諸外国の状況も踏まえ,わが国の
児童,家庭問題の課題を把握し,児童が次代の社会や世界を託すかけがえのない存在であることを認識し,
優先して子どもの育成等の必要性について検討する。
現代社会における児童家庭福祉の意義と歴史的変遷,児童家庭福祉と保育との関連性及び児童の人権,
授業の概要
児童家庭福祉の制度や実施体系等について理解する。さらに,児童家庭福祉の現状と課題,児童家庭福
祉の動向と展望について理解する。
保育士資格取得の為の科目であるので,幼児教育者を目指す者として受講すること。出席のみならず受
学習者への期待
講態度についてもチェックするので,心構えをしっかりもつこと。あらかじめテキストをきちんと読ん
(含準備学習)
でくること,ノートをきちんと取ることなど,基本的学習態度について,自学自習の構えを作って,授
業に臨むこと。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
児童家庭福祉とは
2
児童過程福祉と保育
3
現代社会と児童家庭福祉
4
児童家庭福祉の意義と歴史的展開
5
児童福祉法の体系並びに関連法律
6
児童相談所の組織と専門職員並びにその内容
7
各児童福祉施設(障害児も含む)の組織と専門職員並びにその内容
8
児童福祉法の不備点と虐待防止法と事例考察
9
子ども虐待の身体的,心理的指標と事例考察
10
家庭生活の問題と地域社会の子どもを取巻く諸問題
11
非行の範囲と背景並びにその処遇 不登校,いじめ,自殺,少年犯罪について
12
保育所制度,利用,仕組み,現状その他特別保育事業
13
子育て支援
14
次世代育成支援
15
授業のまとめ,総括
教科書
「新保育士養成講座 第3巻 児童家庭福祉」
新保育士養成講座編纂委員会 編 全社協出版
参考文献
備考
前期選択科目「社会福祉」を受講して欲しい。また,
「社会福祉」で保育福祉小六法を使用する。本科目
の際にも使用するので持参すること。
- 256 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
教育原理
こども学科 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
講義
金田 健司
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
95%
受講態度
5%
15 回
教育基礎学の全体像を把握することをもって目標とする。
本講義は,保育所・幼稚園の指導者を目指す者に必要な教育学全般の知識を教授し,あわせて幼児教
育者に求められる資質を育成することを目的とする。具体的には次のアウトラインに沿った形で講義を
授業の概要
進める。教育とは何か,教育思想史にみる「教育」の概念の多様性,幼稚園(保育所)
・家庭・地域社会
の相互性,学校制度論(主として明治期から現在までの幼児教育制度と教育課程)
,日本国憲法及び教育
基本法にみるわが国の教育目的,近代日本幼児教育史略説,幼児教育と生涯学習等の内容である。
学生諸君は,これから様々な教育学関係の講義を受け,単位を取り,実地の教育現場に出て行くこと
になる。この「教育原理」という講義は,それらの教育学関係の土台となる科目である。受講者は『現
学習者への期待
代教育本質論』(高橋浩・金田健司編)の中の金田が著した部分を必ず繰り返し精読してから受講に臨ん
(含準備学習)
で欲しい。なお,この講義と『教職論』は,教育基礎学領域における非常に重要な科目である。必ず復
習をしてから次回の講義に備えて欲しい。また,担当者は,既に諸君が『幼稚園教育要領』を精読して
いることを前提に講義を行う。
回数
授業計画
1
本講義の性格,ねらい,予定について
2
教育とは何かを考えるⅠ(「形成」との異同において)
3
教育とは何かを考えるⅡ(「同化」との異同において)
4
教育とは一体何であるのか?
5
教育思想史に観る「教育」概念の多様性について ①アリストテレス
6
教育思想史に観る「教育」概念の多様性について ②カント
7
教育思想史に観る「教育」概念の多様性について ③ペスタロッチ
8
教育思想史に観る「教育」概念の多様性について ④ケイ
9
教育思想史に観る「教育」概念の多様性について ⑤クリーク
10
教授・学習の理論と原理
11
教授・学習の形態
12
教授・学習の方法
13
学習計画
14
日本国憲法ならびに改正教育基本法に観るわが国の教育目的
15
学校教育法に観るわが国の学校制度と教育課程
こ
ど
も
学
科
1
年
①高橋浩・金田健司編著『改訂版現代教育本質論』
(学文社)
教科書
②姉崎洋一他編著『2013年度版 解説教育六法』
(三省堂)
③原聡介編集代表『教職用語辞典』
(一藝社)
参考文献
備考
講義内及びオフィスアワー等で適宜・適時紹介する。
毎回出席し,講義を受けるのは学生の義務であり,権利である。本講義の性質と趣意に鑑み,必ず復習
を行い,講義は静聴すること。
- 257 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
発達心理学
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
飯塚 有紀
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
受講態度
30%
15 回
発達とは何か,その基本的な事項,発達の様相についての理解を深める。
到達目標
各発達期の特徴や課題,発達援助のあり方について理解する。
乳幼児の発達を中心に発達理論を概観しながら,この時期の特徴と各領域の発達の様相を学ぶ。
授業の概要
同時に知見を実践に活かすことを発達支援の観点から検討する。
また,生涯発達の視点から,児童期から老年期に至るまで,各時期の特徴や中心となる課題や援助の
あり方などを学ぶ。
学習者への期待
保育者として必要な乳幼児の知識だけに限らず,自分を意識的に振り返りながら受講することを勧める。
(含準備学習)
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
ガイダンス:生涯発達心理学とは何か
2
胎児期・新生児期の能力
3
乳幼児期:対人関係と愛着
4
乳幼児期:認知,世界の広がり
5
乳幼児期:言葉,コミュニケーション
6
幼児期:自我と社会性の発達
7
幼児期:描画発達
8
発達のアンバランスさと支援(障害の理解と対応)
9
児童期:認知,科学的思考と社会の理解
10
児童期:対人関係の深まり
11
青年期:身体発達,アイデンティティ獲得
12
成人期:キャリア,結婚
13
中年期:子育て,アイデンティティの再構築
14
老年期:心的諸相,死に対する考え
15
まとめ:保育者として必要な発達の観点
教科書
参考文献
特になし。適宜,配布資料を用意する。
適宜紹介する。
備考
- 258 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
子どもの保健Ⅰ
こども学科 選択
1年
開講時期
通年
授業形態
講義
志賀 潤子
単位数
4 単位
授業時間数
60 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
レポート等
10%
受講態度
20%
30 回
小児医学を基礎として,小児の身体発育,精神発達,小児期の疾患等の特徴を知り,健康の保持,増
到達目標
進に資する能力を獲得する。
「子どもの保健Ⅰ」では,子どもの心身の健康増進を図る保健活動の意義,そして子どもの身体発育や
授業の概要
生理機能及び運動機能ならびに精神機能の発達と保健,子どもの疾病と保育について理解する。さらに,
子どもの精神保健,保育における環境及び衛生管理ならびに安全管理,子どもの心身の健康及び安全の
実施体制について理解する。
学習者への期待
(含準備学習)
授業への積極的な参加(発言など)
,提出物の期限の遵守。
子どもの発育,発達を学ぶと同時に自分自身の健康についても関心を持って勉強すること。
回数
授業計画
1
子どもの保健とは 意義 目的 構成 範囲
2
身体発育 身体発育の状況 経過 評価方法
3
生理機能 体温 呼吸 脈拍 感覚 自律神経
4
運動機能 新生児期 乳児期 幼児期の運動発達
5
精神機能 言葉 情緒 社会性の発達
6
子どもの食事① 特徴 栄養 生理
7
子どもの食事② 母乳栄養 人工栄養 治療用食品
8
子どもの食事③ 離乳食∼幼児食
9
子どもの生活環境 母子を取り巻く生活の変化と与える影響
10
子どもの精神保健 こころの病気 虐待
11
環境 保育環境
12
新生児① 特徴
13
新生児② 病気
14
新生児③ 養護
15
前期内容のまとめ 乳幼児期の発育,発達を総合的に学ぶ
- 259 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
回数
授業計画
16
感染症 法律 重要な感染症
17
予防接種 目的 区分 ワクチンについて 計画の立て方
18
子どもの病気① ウイルス感染症① 麻疹 風疹 突発性発疹 手足口病 など
19
子どもの病気② ウイルス感染症② 水痘 伝染性紅斑 流行性耳下腺炎 インフルエンザ など
20
子どもの病気③ 細菌感染症
21
子どもの病気④ アレルギー
22
子どもの病気⑤ 消化器
23
子どもの病気⑥ 呼吸器
24
子どもの病気⑦ 循環器 血液
25
子どもの病気⑧ 泌尿器 生殖器 代謝
26
子どもの病気⑨ 内分泌 皮膚 運動器
27
子どもの病気⑩ 眼 耳 鼻 精神 神経系
28
子どもの病気⑪ 悪性腫瘍
29
母子健康の現状① 出生 死亡
30
母子健康の現状② 保健行政
教科書
こ
ど
も
学
科
1
年
『子どもの保健』巷野悟郎 編著 ㈱診断と治療社
参考文献
備考
- 260 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
カリキュラム論
こども学科 必修
1年
開講時期
後期
授業形態
講義
小野瀬 剛志
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
レポート等
10%
受講態度
20%
15 回
1 教育課程の意義について理解する。
到達目標
2 教育課程の編成の史的変遷を理解する。
3 教育課程編成の基本方針やその方法を理解する。
4 小学校・幼稚園・保育所の教育課程の編成について理解する。
「カリキュラム」とは,
「それに沿って学びが進行すべき計画」という意味と,
「学習者の学びの経験の
授業の概要
総体」という意味をもつ。本講義では,
まずカリキュラムの意義や内容について理解を深める。その上で,
幼稚園,保育と関連する教育・保育課程について詳しく学ぶ。
学習者への期待
(含準備学習)
講義の前半は,保育に限らないカリキュラム一般について理解を深めます。それを踏まえた上で,後
半は保育に関連した内容を講義しますので,つねに保育やこれまで自身が学んできたカリキュラムとの
関連を念頭に置いた上で講義に臨んでください。
回数
授業計画
1
オリエンテーション(授業概要の説明,スケジュール,受講にあたっての留意点)
2
カリキュラムの考え方
3
人格形成とカリキュラム(顕在的カリキュラムとかくれたカリキュラム)
4
近代日本における学校とカリキュラム(明治期∼終戦)
5
現代日本における学校とカリキュラム①(戦後復興期∼高度経済成長期)
6
現代日本における学校とカリキュラム②(高度経済成長期∼現在)
7
さまざまなカリキュラム①(ジェンダー教育)
8
さまざまなカリキュラム②(心の成長をうながすカリキュラム)
9
さまざまなカリキュラム③(食と生命を考えるカリキュラム)
10
さまざまなカリキュラム④(持続可能な社会のための教育とカリキュラム)
11
保育所・幼稚園における保育・教育課程
12
保育所・幼稚園における指導計画の基礎と作成
13
指導計画(日案)の作成方法
14
指導記録と指導計画
15
総括(幼児教育とカリキュラム)
教科書
参考文献
こ
ど
も
学
科
1
年
『新しい時代の教育課程』
(田中耕二他)有斐閣アルマ
『よくわかる教育課程』
(田中耕二編)ミネルヴァ書房,
『保育・教育課程論』
(高橋弥生編)一藝社
備考
- 261 -
こども学科1年
鈴木 純子
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
子ども理解の理論と方法
こども学科 必修
1年
担当者
開講時期
前期
授業形態
講義
相楽 典子
早坂 正年
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
70%
小レポートの提出2回
30%
15 回
1 幼児や児童を理解するために必要な知識を学ぶ。
到達目標
2 幼児や児童の当面する諸課題について理解する。
3 学級や学校(幼稚園)の生活への適応を図る重要性を理解する。
4 幼児や児童の適応を支援する方途について理解する。
まずは,幼児や児童を理解するために必要な知識や方法を理解する。そして,学級や学校(幼稚園)に
おいては,
「望ましい人間関係」
「よりよい生活づくりに参画」等の内容が強調されていることを理解する。
授業の概要
しかし,学級においては幼児や児童の個々人が様々な問題を抱えており,このような悩みや問題等の課
題に対して指導者である教師が適切に対処することの重要性を学ぶ。そして,幼児や児童が抱える諸課
題への対応,つまり適切な支援の方途について体得する。
学習者への期待
自ら積極的に予習し,授業へ参加すること。
(含準備学習)
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
オリエンテーション(授業の目的と内容,授業の進め方)
早坂 正年
2
子ども理解の基本① (子どもを取り巻く現代社会の理解)
早坂 正年
3
子ども理解の基本② (子どもの発達の概要)
早坂 正年
4
発達にともなう諸問題の理解① (不登校・いじめ等について)
早坂 正年
5
発達にともなう諸問題の理解② (子どもに生じやすい精神疾患等について)
早坂 正年
6
子ども理解の技法 (心理アセスメントについて)
早坂 正年
7
子ども理解①(様々な子どもの姿)
相楽 典子
8
子ども理解②(“気になる子ども”って?)
相楽 典子
9
子ども理解③(障害について①−自閉スペクトラム症−)
相楽 典子
10
子ども理解④(障害について②−知的障害・LD・ADHD−)
相楽 典子
11
家族の姿と子どもの姿
相楽 典子
12
家庭との連携
相楽 典子
13
幼稚園での諸問題 鈴木 純子
14
幼小連携の意義と課題
鈴木 純子
15
まとめ
鈴木 純子
教科書
適宜資料を配布する。
参考文献
備考
- 262 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
保育内容総論
こども学科 必修
1年
開講時期
前期
授業形態
演習
鈴木 純子
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
60%
レポート等
20%
受講態度
20%
15 回
1.保育所保育指針・幼稚園教育要領に示されている保育内容各論の内容について,子どもの生活・遊
到達目標
びの中で総合的にとらえる視点を持つことができるようになることを目標とする。
2.保育者の役割と援助等,保育者の専門性を理解することを目標とする。
『保育所保育指針』『幼稚園教育要領』における保育の原理と保育の内容とを関連付けて,保育の全体
授業の概要
的な構造を捉えると同時に保育内容の史的変遷を学ぶ。また,子どもの発達の特性や発達過程を踏まえ,
観察や記録の観点を習得し,保育内容と子ども理解とのかかわりについて学ぶ。さらに,保育は養護と
教育が一体的に展開されていることを具体的な実践と結び付けて学ぶ。
保育は人(子ども・大人)と関わる仕事です。
「人」に対して大きな関心を持ってください。
学習者への期待
(含準備学習)
積極的に友だちをつくりましょう。
・授業は休まず,意欲を持って取り組むこと。
・授業で配布された資料の管理をすること。
・他者に迷惑をかけない学習(受講)態度をこころがけること。
回数
授業計画
1
保育内容の基本的な視点と他の教科との関連について理解し,保育の構造を概観する。
2
保育内容の歴史的変遷を学び,現保育所保育指針・幼稚園教育要領に示されている保育内容の考え方・捉え方を学ぶ。
3
乳幼児期の発達の特性と発達過程について,その考え方を理解する。
4
生活や遊びを通して総合的に行う保育の重要性について学ぶ。
5
生活や遊びを通して行う保育の実践事例を基にして,保育者の姿勢・役割について理解する。
6
環境を通して行う保育の重要性について学ぶ。
7
環境を通して行う保育の実践事例を基にして,保育者の姿勢・役割について理解する。
8
養護的側面と教育的側面についての理解,及び両側面が「相互に関連を持ちながら総合的に展開される」ことの大切
さについて学習する。
9
第8回の内容を発達区分に沿って理解する(0歳児・1歳児・2歳児)
。
10
第8回の内容を発達区分に沿って理解する(3歳児・4歳児・5,
6歳児)
。
11
子どもの発達過程に応じた保育,
生活や遊びの発展を踏まえた「指導計画の作成・展開」で留意すべき事項を学習する。
12
遊びをテーマとした指導計画を作成する。
13
模擬授業を実施し,指導計画を実践する上での保育者の配慮,役割,自己評価について学ぶ。
14
現代社会における保育内容の課題について考え,保育の内容や保育の方法・あり方を確かめる。
15
「保育内容総論」の学習のまとめと,保育者の専門性・保育の質について考える。
厚生労働省『保育所保育指針』
『保育所保育指針解説書』
(フレーベル館)
教科書
文部科学省『幼稚園教育要領』
『幼稚園教育要領解説』
(フレーベル館)
『新保育内容総論 保育の構造と実践の探求』阿部和子・前原寛・久富陽子(萌文書林)
参考文献
備考
大豆生田 啓友 渡辺 英則 柴崎 正行 増田 まゆみ『保育内容総論』
(ミネルヴァ書房)
2011
「子どもの発達過程に応じた保育,生活や遊びの発展を踏まえた「指導計画の作成・展開」で留意すべき
事項を学習する。」に関しては非常勤講師1名に講義をしていただく。
- 263 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
保育内容(人間関係)
こども学科 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
演習
飯塚 有紀
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
授業内課題等
50%
レポート等
30%
受講態度
20%
15 回
幼稚園教育要領および保育所保育指針の領域「人間関係」について理解する。
到達目標
乳幼児期の人間関係の発達について理解する。
保育現場における「人間関係」の指導,援助のありかたを体得する。
保育現場の様々な事例を通して,子ども同士の関係,子どもと大人の関係,保育者同士,保護者との
授業の概要
関係等,多様な人間関係の特徴を学ぶ。また,理論的に説明されている発達の姿を,実際の子どもの姿
と意図的に結び付けるグループディスカッションやロールプレイを通して考える。
学習者への期待
(含準備学習)
乳幼児期の発達や幼稚園教育要領および保育所保育指針について基本的なことを復習しておく。
乳幼児が登場する映画等,保育者の立場で視聴することを心がける。
グループワーク等は積極的に参加し,自身も円滑な人間関係を築けるように主体的に授業に取り組む。
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
ガイダンス:幼児教育に求められる「人間関係」の意味
2
子どもの人間関係をめぐる現代的課題:少子社会,メディア環境
3
子どもの人間関係の発達課題①:愛着形成,自我の芽生え
4
子どもの人間関係の発達課題②:道徳性と規範意識
5
遊びの中ではぐくまれる人間関係:一人遊びから協同遊びへ
6
遊びを理解する保育者のかかわり:場を作る援助
7
保育者に求められる援助の視点①:身辺自立,自発性の発揮
8
保育者に求められる援助の視点②:共感,主張,協力
9
人間関係を結ぶ①:遊びでつなぐ友達づくり
10
人間関係を結ぶ②:役割分担から得られる意識
11
人間関係を結ぶ③:小学校への接続
12
気になる子どもとの関わり①:攻撃性,嘘,感情調整
13
気になる子どもとの関わり②:障害,外国人
14
子育て支援:保護者とのコミュニケーション
15
まとめ:授業の補足と指導案での留意点
教科書
参考文献
適宜,配布資料を用意する。
適宜紹介する。
備考
- 264 -
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
保育内容(環境)
こども学科 必修
1年
担当者
開講時期
後期
授業形態
演習
小野瀬 剛志
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
70%
受講態度
30%
15 回
1 身近な環境とのかかわりに関する領域「環境」の「ねらい」と「内容」を理解する。
到達目標
2 身近な自然(季節と動植物等)とのかかわりに関する指導法(環境構成も含む)を体得する。
本科目では,領域「環境」の意義を捉えることと,その指導法の習得を目的とする。幼児の心身成長に
授業の概要
自然環境や社会環境,物的環境や人的環境が重要な役割を果たしていることを理解する。その上で,自
然環境を活かした保育の方法や,環境構成の考え方や実践方法について学ぶ。
学習者への期待
(含準備学習)
講義で学んだことは,積極的に自分でおさらい学習をしよう。近い将来教育実習や保育実習で求めら
れるあなた自身の工夫力・応用力を養うためである。たとえば近所で見かける子ども達のあそびを観察
したり,一緒に遊んだりする機会を大事にして,子どもを講義内容と重ねて理解する復習をしよう。
回数
1
授業計画
オリエンテーション(授業概要の説明,スケジュール,受講にあたっての留意点)
2
「環境」のねらいと目的①(心と体の成長と環境)
3
「環境」のねらいと目的②(素質と環境の関係性)
4
自然体験活動(秋)
5
自然を活かした保育の方法
6
現代の生活環境と保育①(家庭環境の変化)
7
現代の生活環境と保育②(自然,社会環境の変化)
8
子どもの成長を促す保育環境①(未満児)
9
子どもの成長を促す保育環境②(3歳児)
10
子どもの成長を促す保育環境③(5歳児)
11
自然体験活動(冬)
12
幼児教育の現場から保育環境(文字・記号・標識などを含む)を総合的に考える
13
環境構成の方法(さまざまな遊びの中の環境構成)
14
指導案の作成
15
総括(人的環境としての保育者)
教科書
『【改訂】こどもと環境』
(中沢和子著)萌文社
参考文献
備考
「自然を活かした保育の方法」
,
「幼児教育の現場から保育環境(文字・記号・標識などを含む)を総合的
に考える」については,非常勤講師1名に2回講義をして頂く。
- 265 -
こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
保育内容(言葉)
こども学科 必修
1年
吉田 雅昭
担当者
開講時期
前期
授業形態
演習
相楽 典子
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
レポート等
60%
授業内課題等
30%
受講態度
10%
15 回
1.保育に関する領域「言葉」の意義・ねらい・内容を理解する。
到達目標
2.発達段階を踏まえ,領域「言葉」に関する指導についての基盤を養う。
3.言葉に対する総合的理解を深める。
保育内容「言葉」の意義について,各領域とのつながりや発達段階等を考慮しながら捉えていく。そ
して,自分の言葉で思ったことや感じたことを相手に伝えるという表現への意欲,他人の言葉に興味や
授業の概要
関心を持って聞く態度等を育てつつ,様々な表現に接することで,言葉に対する感覚を培っていく。そ
うした理解を踏まえ,実践的活動等を通して指導方法を体得する。
学習者への期待
その都度内容を理解していくよう,毎回の授業への積極的な取り組みを期待します。
(含準備学習)
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
オリエンテーション
相楽 典子
2
言語の機能
相楽 典子
3
言葉を育てるコミュニケーション
相楽 典子
4
言語の獲得∼言葉以前の言葉∼
相楽 典子
5
言語の獲得∼話し言葉∼
相楽 典子
6
言語の獲得∼書き言葉∼
相楽 典子
7
言葉を育てる環境
相楽 典子
8
領域「言葉」の意義
吉田 雅昭
9
領域「言葉」と他領域等とのつながり
吉田 雅昭
10
領域「言葉」と児童文化財
吉田 雅昭
11
児童文化財に関する実践的理解
吉田 雅昭
12
児童文化財の実演発表1 実演の意義を学ぶ
吉田 雅昭
13
児童文化財の実演発表2 実演内容の理解を深める
吉田 雅昭
14
領域「言葉」に関する諸課題
吉田 雅昭
15
領域「言葉」の総合的理解
吉田 雅昭
小田豊・芦田宏編著『新保育ライブラリ 保育内容言葉』北大路書房
教科書
文部科学省『幼稚園教育要領解説』フレーベル館
厚生労働省『保育所保育指針解説書』フレーベル館
参考文献
備考
随時,紹介します。
「領域「言葉」と児童文化財」についての講義を非常勤講師1名に講義をして頂く。
進展具合や理解度等に応じ,順序や内容等を変更する場合があります。
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こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
障害児保育
こども学科 選択
1年
開講時期
後期
授業形態
演習
相楽 典子
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評
価
の
方
法
単位認定試験
50%
レポート等
20%
受講態度
30%
15 回
障害の種類や特性,障害児保育の現状を学び,障害児保育についての理解を深められるようにする。
到達目標
様々な障害の特性を理解し,一人一人の発達にあわせた援助について理解を深める。個別の保育計画を
作成し,集団生活の中でも,対象児の発達に合わせた成長を促すことができる保育実践について理解を
授業の概要
深める。また,健常児と障害児がかかわり合うことで,ともに育ち合うことができる保育について考える。
さらに,障害をもった子どもの保護者への援助方法や,関係機関との連携により,障害児を支える仕組
みについて学ぶ。
学習者への期待
(含準備学習)
意欲的な態度で授業に臨むこと。
あらかじめ教科書等に目を通し,問題意識を持って授業に参加すること。
回数
授業計画
1
障害児保育の理念と制度について学ぶ。
2
定型発達児との違いや発達検査について学ぶ。
3
障害種別の特性の理解と支援① 知的障害
4
障害種別の特性の理解と支援② 発達障害(広汎性発達障害)
5
障害種別の特性の理解と支援③ 発達障害(LD・ADHD)
6
障害種別の特性の理解と支援④ 肢体不自由
7
障害種別の特性の理解と支援⑤ 視覚障害
8
障害種別の特性の理解と支援⑥ 聴覚障害
9
障害種別の特性の理解と支援⑦ 言語障害について
10
統合保育を実施する意味や配慮点など実際の現場を想定して考える。
11
保育所における障害児支援の在り方を考える。
12
障害をもつ子どもの母親の心理過程を学ぶ。
13
障害をもつ子どもの家族(特に母親)への保育所における支援について考える。
14
相談センターや医療機関などとの連携のとり方について学ぶ。
15
子どもの将来(就学,就労)を見通した,保育士による幼児期への支援の重要性とあり方を考える。
教科書
参考文献
備考
「幼稚園・保育所の先生のための障害児保育テキスト新訂版」
若井淳二・水野薫・酒井幸子 教育出版
特になし
特になし
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こ
ど
も
学
科
1
年
こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
教育実習Ⅰ
こども学科 選択
1年
鈴木 純子 砂子田 篤
五十嵐 雅子 金田 健司
小野瀬 剛志 芳賀 哲 飯塚 有紀 守 渉 吉田 雅昭 早坂 正年
相楽 典子 奥山 栄子
開講時期
集中
授業形態
実習
単位数
1 単位
授業時間数
40 時間
授業回数
実習状況
100%
評
価
の
方
法
−回
将来実践の場で柔軟に対応できるような実践的指導力の育成を志向し,教育実習を行う。大学で学んだ
授業の概要
内容論や方法論を基盤として,幼稚園での幼児教育に対する理解を深め,教育者としての基礎的能力を総
合的に養うことを目指し,観察実習に参加する。
学習者への期待
理論と実践の具体的相互関係を学び,教育者・保育者としてのあり方を学ぶ。
(含準備学習)
日々に実習を振り返り,実習日誌に記し,それを基に次の日の準備を行う。
授業計画
実習期間:
平成28年2月1日(月)∼29日(月)のうち5日間(40時間)
実習の目的・目標:
・幼児の生活実態及び教育や保育の実際を理解する。
・大学で学んだ知識や技能を基盤に,教育や保育の場で総合的に実践する力量の基礎を学ぶ。
実習計画:
・配属クラスにおいて観察実習を行う。
・観察実習において,教師(幼稚園教諭)の幼児への援助の様相を環境の構成等との関係を踏まえながら,
客観的に観察し,記録する。
①オリエンテーション
②教育実習生の日課 ―実習生の1日(例)―
【実習生出勤】→【登園】→【自由遊び】→【片づけ】→【クラス活動】→【昼食】→
【自由遊び】→【帰りの支度,帰りの会】→【降園後の仕事】→【退勤】
③「観察実習時の日誌」の書き方
こ
ど
も
学
科
1
年
「本日の実習のねらい」「時間」「活動・環境構成」
「子どもの活動」
「保育者の援助・留意点」
「実習生の動き・気付き」「事例と考察」等に着目して記入する。
(詳細については,教育実習の手引き等を参照のこと)
教科書
参考文献
備考
文部科学省『幼稚園教育要領』フレーベル館
『教育実習の手引き』宮城県幼稚園教育実習連絡協議会
その他,配布資料等
「音楽」
「教育原理」
「保育内容総論」
「子ども理解の理論と方法」
「保育内容(言葉)
」を履修済みであること。
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こども学科1年
科目名
鈴木 純子
吉田 雅昭
担当者
教育実習指導Ⅰ
奥山 栄子
対象学科
必修・選択
配当年次
こども学科 選択
1年
開講時期
通年
授業形態
演習
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評
価
の
方
法
実習目標到達度
50%
授業内課題等
40%
受講態度
10%
10 回
1.教育実習の意義や目的についてよく理解する。
到達目標
2.実習日誌等,実習で必要となる記録や文書の意義や役割を把握する。
3.実習に参加するために必要な知識や技能を身に付ける。
教育実習Ⅰの事前・事後指導を行う。事前指導では,実習全般について実習に臨むにあたって必要と
授業の概要
される基本的な心構えや態度,幼稚園の概要,幼児の観察の仕方,実習日誌の書き方等に関する理解を
深める。事後指導では,実習の反省を踏まえて今後の課題を明確にする。
学習者への期待
実習に向けて,自ら学ぶ姿勢をしっかりと持つこと。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
はじめに 実習についての総合的理解
2
実習の意義や目的
3
実習において必要となる事柄
4
実習における記録の取り方
5
実習に向けた心構え
6
観察実習に向けた準備1 意義
7
観察実習に向けた準備2 課題
8
観察実習に向けた準備3 個別的探究
9
観察実習に関する実践的指導 事例探究・整理等
10
観察実習事後指導とまとめ 教科書
参考文献
備考
こ
ど
も
学
科
1
年
文部科学省『幼稚園教育要領』フレーベル館 厚生労働省『保育所保育指針』フレーベル館
開仁志編著『これで安心!保育指導案の書き方』北大路書房
『教育実習の手引き』宮城県幼稚園教育実習連絡協議会
その他,配布資料等
実習に向けた重要な授業です。授業には,毎回真剣に取り組むことが必要です。
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こども学科1年
科目名
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
基礎演習Ⅰ
こども学科 必修
1年
開講時期
通年
授業形態
演習
鈴木 純子 砂子田 篤 五十嵐 雅子 金田 健司 小野瀬 剛志 芳賀 哲 飯塚 有紀 守 渉 吉田 雅昭 早坂 正年 相楽 典子 単位数
2 単位
授業時間数
60 時間
授業回数
評
価
の
方
法
発表・表現力
50%
レポート・レジュメ
20%
受講態度
30%
30 回
1 課題を発見し,それについて論理的に考え,解決を図るための基礎的能力を身につける。
到達目標
2 資料収集,文章構成力,発表力など自主学習を行う上で必要な能力を獲得する。
3 次年度のゼミ学習(基礎演習Ⅱ)に向けて,基礎的な知識や方法を学ぶ。
初学者が大学教育あるいは幼児教育を学ぶにあたって必要とされる基礎力の養成を行う。前期は,提示
授業の概要
された課題のうちからグループで一つを選択し,資料収集,現場見学,プレゼンテーションなどを通して,
幼児教育や福祉を学ぶ上で必要とされる基礎的な知識を身につける。後期は,グループ毎に自由に課題を
選択し,それに関する文献講読を行う。それを通して,
より高度な課題発見,
課題解決の方法を身につける。
学習者への期待
自主的な学びを中心にした教科ですので,自ら行動することを心がけてください。
(含準備学習)
回数
こ
ど
も
学
科
1
年
授業計画
1
オリエンテーション(授業の目的と内容,授業の進め方)
(全体,グループ)
2
課題の設定(グループ)
3
資料収集(グループ)
4
文献研究(グループ)
5
施設見学の心得,見学先の調整(全体)
6
施設見学(保育の流れ,施設の方針を理解する)
(グループ)
7
施設見学(子どもの様子を観察する)
(グループ)
8
施設見学(障がい者施設の一日のスケジュールを理解する)
(グループ)
9
施設見学(利用者の様子を観察する)
(グループ)
10
プレゼンテーション準備①(施設見学の成果を整理する)
(グループ)
11
プレゼンテーション準備②(事前学習と施設見学で得た知見をまとめる)
(グループ)
12
プレゼンテーション準備③(発表用資料の作成)
(グループ)
13
探求の成果の発表(プレゼンテーション)
(全体,前半グループ)
14
探求の成果の発表(プレゼンテーション)
(全体,後半グループ)
15
まとめ(グループごとに前半の課題についてまとめる)
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こども学科1年
回数
授業計画
16
オリエンテーション(授業の目的と内容,授業の進め方)
(全体)
17
課題設定(グループ)
18
文献検索(グループ)
19
講読演習①(指名された1∼2名の学生が文献について報告を行い,それに基づいてグループ討議)
20
講読演習②(指名された1∼2名の学生が文献について報告を行い,それに基づいてグループ討議)
21
講読演習③(指名された1∼2名の学生が文献について報告を行い,それに基づいてグループ討議)
22
講読演習④(指名された1∼2名の学生が文献について報告を行い,それに基づいてグループ討議)
23
講読演習⑤(指名された1∼2名の学生が文献について報告を行い,それに基づいてグループ討議)
24
講読演習⑥(指名された1∼2名の学生が文献について報告を行い,それに基づいてグループ討議)
25
全体を通しての論点の整理(グループ)
26
報告書の作成(グループ)
27
次年度の学習準備(研究テーマについて)全体
28
次年度の学習準備(研究方法について)全体
29
次年度の学習準備(学習成果について)全体
30
まとめ(報告書の内容について総括し,今後の学習の方向性を考える)
教科書
参考文献
こ
ど
も
学
科
1
年
各ゼミで適宜選定。
備考
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