歯科衛生学科 2年

歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
英会話Ⅱ(日常医療英会話)
歯科衛生学科 選択
2年
担当者
開講時期
後期
授業形態
演習
大竹エルサ
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
10 回
日常英会話の基礎を学び,歯科専門分野の英会話実践や読解の能力を習得する。
到達目標
授業の概要
増えているが,そうした場面で,外国人の方々の不安や苦痛を理解し,的確な質問や説明を英語で出来
るようになることを目指す。
学習者への期待
授業には,テキスト,辞書,ノートを必ず持参すること。
(含準備学習)
回数
1
授業計画
とっさの英会話 丁寧な質問 あいさつや何気ないやり取りを含む,基礎表現を練習する。住所や電話番号などの
個人情報を丁寧に尋ねる方法を練習する。
2
電話応対 予約を電話で受けた場合の,応対の仕方を練習する。急患の電話を受けた場合の練習も行う。
3
症状を尋ねる 症状を尋ねる。症状を表現するための語彙を導入する。
4
病歴を尋ねる 病歴を尋ねる。病歴について,いつ頃,どのような病歴があったか尋ね,聞き取る練習をする。
5
歯科用語 歯科医院でよく用いられる歯科用語をピックアップし,用例とともに練習する。
6
歯のクリーニング 歯のクリーニングの必要性を説明する表現を練習する。
7
インフォームドコンセント 歯科治療の手順と内容を説明する表現を練習する。
8
歯磨き指導① 主に子どもに対する歯磨き指導の表現を練習する。
9
歯磨き指導② 主に大人に対する歯磨き指導の表現を練習する。
10
治療後の指示 治療後の注意,薬の服用に関する表現などを練習する。
教科書
参考文献
最新歯科衛生士教本『歯科英語』
,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
特になし
備考
- 59 -
2年
歯科医療現場で必要な単語を使った英会話を学ぶ。歯科医療現場で外国人の患者さんと接する機会が
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
情報処理Ⅱ(応用)
歯科衛生学科 選択
2年
担当者
開講時期
前期
授業形態
演習
杉崎 新一
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
60%
レポート
20%
受講態度
20%
10 回
情報機器の具体的な活用として,Microsoft OfficeのWord,Excel,PowerPointについて,連携したデー
到達目標
タの作成を行うことが出来るようにする。
また,プレゼンテーションの基本的な知識とPowerPointを使用した資料の作成を学び,実際にプレゼン
2年
テーションを実施する。
現代社会の基盤を構成している情報にかかわる知識や技術を科学的な見方・考え方で理解し,習得する。
授業の概要
情報機器を活用することにより,情報に関する科学的思考力・判断力等を養い,併せて,情報を取捨選
択する能力・態度を育てる。また,情報通信ネットワークやメディアの特性・役割を十分に理解し,情
報を安全かつ適切に活用できる能力を養う。
学習者への期待
(含準備学習)
一年次の「情報処理Ⅰ(基礎)
」で身につけた知識を活用して実践的な授業を行う。
従って,Microsoft Office全般を複合的に使用した授業を行う場合が多い。
柔軟な考え方で,授業に臨んでほしい。
回数
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
授業計画
オリエンテーション(授業概要,年間スケジュール,評価について,アンケート実施,PC教室利用のルール,個人フォ
ルダの作成)
Microsoft Excel2010
(総合演習:表計算,ビジネス図表に関する実技問題を解く(基礎編)
)
Microsoft Excel2010
(総合演習:表計算,ビジネス図表に関する実技問題を解く(応用編)
)
Microsoft Excel2010,Microsoft Word2010
(データベース(住所録)を用いて差し込み印刷文書を作成する)
Microsoft PowerPoint2010
(プレゼンテーションとは)
Microsoft PowerPoint2010
(プレゼンテーション資料を作成するための基本操作)
Microsoft PowerPoint2010
(プレゼンテーション資料の作成(文字,図表等,オブジェクトの追加)
)
Microsoft PowerPoint2010
(プレゼンテーション資料の作成(アニメーションの追加,配付資料の作成)
)
Microsoft PowerPoint2010
(伝え方の工夫とリハーサル)
Microsoft PowerPoint2010
(プレゼンテーション 実施と振り返り)
教科書
参考文献
備考
30時間でマスター Windows 7対応 プレゼンテーション+PowerPoint2010 実教出版
必要に応じてプリントの配布を行う。
授業内で作成するデータを持ち帰りたい場合には,各自でUSBメモリを用意すること
- 60 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
生化学
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
前期
授業形態
講義
阿部 昌子
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
10 回
生命現象を生化学的に理解する。また,栄養素と直接関係する疾患について理解を深める。
到達目標
学反応として捉え,これらを生化学的に理解する。口腔に特徴的な歯,歯周組織,唾液,プラーク(歯
授業の概要
垢)の構成成分やそこで生じる現象について生化学的な側面から学ぶ。また,
口腔は食物の入り口であり,
食品はう蝕や歯周病のような口腔疾患と直接関係する。食品に含まれる栄養素と関連する口腔疾患につ
いても生化学的な知識を習得する。
学習者への期待
教科書などによる予習・復習を行い,授業内容を十分理解することを望む。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
生体の構成要素 細胞の役割,生体構成成分と栄養素
2
糖質と脂質の代謝 糖質の代謝とエネルギーの生成,脂質の代謝とエネルギーの生成
3
タンパク質とアミノ酸の代謝 タンパク質の加水分解,アミノ酸の加水分解,タンパク質の合成
4
歯と歯周組織の生化学1 歯と歯周組織,結合組織
5
歯と歯周組織の生化学2 歯の組成,歯の無機成分,歯の有機成分
6
硬組織の生化学 石灰化の仕組み,骨の生成と吸収
7
唾液の生化学 唾液の組成と機能
8
プラークの生化学1 プラークの生物活性
9
プラークの生化学2 プラークによる齲蝕発症機構
10
プラークの生化学3 プラークによる口臭発症機構,プラークによる歯周疾患発症機構
教科書
最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能2 栄養と代謝,
全国歯科衛生士教育協議会 監修, 医歯薬出版
参考文献
備考
- 61 -
2年
生命現象を,生体構成成分や栄養素が体内で変化する様子やエネルギーが作られる過程,すなわち,化
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
地域福祉・保健統計
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
通年
授業形態
講義
単位数
2 単位
授業時間数
60 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
小野寺 健
大森 俊也
百々 美奈
単位認定試験
70%
受講態度
30%
30 回
授業の概要
地域福祉とは,それぞれの地域において人々が安心して暮らせるよう,地域住民や公私の社会福祉関係
者が互いに協力して地域社会の福祉課題の解決に取り組む考え方である。本科目では,口腔の健康に影
響を及ぼす種々の要因及びそれらの予防法について基本的な知識を学ぶ。そして歯科における公衆衛生
活動の実際についての知識及び技能を習得する。
2年
到達目標
・地域の人々の歯と口腔の健康づくりを支援するための基礎と方策について理解する。
・一人ひとりの生活行動が身近な地域福祉活動に結びつくものであること,また,一人ひとりが社会資源
として地域福祉のネットワークに参画する必要性について理解する。
・保健統計とは,健康増進,疾病予防,医療等人の健康に関する統計のことを指す。本科目では,保健統
計の種類と意義を学習し,わが国の保健統計の変遷及び現状等について理解を深める。さらに医療の現
場で得られる様々なデータは,そのままでは理解することが難しい場合も多い。そうしたデータを視覚
的,数量的にまとめ,有用な情報を抽出するための方法を理解する。
学習者への期待
(含準備学習)
地域福祉について,口腔の健康に及ぼす要因も含めて理解する。基本的な統計学的手法について理解する。
授業終了後に重要項目をまとめた小テストを実施するので,その内容については次回までに復習するこ
とが望ましい。
回数
1
2
3
4
5
6
7
授業計画
地域保健・公衆衛生 生活と健康,地域社会と保健対策の基本的な考え方を学び,時代の変化に伴
う地域保健活動の変化から,今日の現状を概説する。
地域保健の新たな概念 8020運動,健康日本21 ヘルスプロモーション,ノーマライゼーションや
健康危機管理の考え方を説明する。健康づくり対策と地域歯科保健について説明する。
母子保健 母子保健の現状と今後 母子手帳の概略を説明する。母子健康手帳に記載された口腔関
連質問項目を列挙する。①妊産婦②1歳6カ月児③3歳児健康診断の目的,う蝕
学校保健1 ①学校保健の対象者とその意義を説明する②学校において罹患率の高い疾病異常をあ
げる③学校保健の保健教育と保健管理の概要を説明
学校保健2 ①学校保健の対象者とその意義を説明する②学校において罹患率の高い疾病異常をあ
げる③学校保健の保健教育と保健管理の概要を説明
成人・老人保健1 ①生活習慣病のリスクファクターを説明②高齢者の保健対策を説明
成人・老人保健2 ③老人保健事業を説明④介護保険サービスである地域支援事業と新予防給付を
理解 百々 美奈
百々 美奈
百々 美奈
百々 美奈
百々 美奈
百々 美奈
百々 美奈
8
産業保健1 産業保健の①目的②法規③職業性疾病要因④安全衛生管理⑤労働衛生対策
百々 美奈
9
産業保健2 産業保健の①目的②法規③職業性疾病要因④安全衛生管理⑤労働衛生対策
百々 美奈
10
精神保健 精神保健の①定義②意義③福祉行政④精神医療の現状課題⑤精神障害者の歯科保健
百々 美奈
11
国際保健 国際保健の①国際協力機関②WHOやJICAの活動概要
百々 美奈
12
まとめ 口腔衛生学ならびに歯科衛生統計の基礎に関するまとめを行う
百々 美奈
13
地域福祉とは 少子高齢社会がかかえる課題を整理し,地域福祉の考え方について関心を深める。
大森 俊也
14
15
地域福祉動向 ノーマライゼーション,住民参加,社会サービスの多元化の動向として地域包括シ
ステムを理解し,これまでの社会福祉から福祉社会への転換の必要性について理解を深める。
地域福祉の実践 介護保険制度を事例に福祉社会を実践する地域包括システム・福祉コミュニティ
の形成について理解を深める。
- 62 -
大森 俊也
大森 俊也
歯科衛生学科 2年
回数
16
17
18
19
地域福祉の構成要件 コミュニティ重視,政策制度,在宅福祉,住民の主体形成と参加について地
域福祉の4つの志向軸を用い,地域福祉の構成要件について理解を深める。
地域福祉推進の視点 地域組織化,福祉組織化を住民主体の原則,組織化とプロセス重視の原則,
個別化の原則,総合化の原則,資源開発の原則から推進の視点を深める。
地域福祉の主体 サービス提供の多元化と多様化を解説し,地域福祉の中核となっている社会福祉
協議会等具体的組織について事例紹介から理解を深める。
地域福祉の運営と財源 地域福祉計画と財源,ネットワークの必要性について解説し理解を深める。
これからの地域福祉実践 全授業を振返り,ひとり一人が担い手であることの理解を深め,地域福
祉の現状と展望をについて関心を高める。
大森 俊也
大森 俊也
大森 俊也
大森 俊也
大森 俊也
21
保健情報と保健統計 保健情報,保健統計,保健情報の種類,国家統計調査
小野寺 健
22
保健情報と疫学 疫学総論,健康障害の発生要因,疫学の方法論
小野寺 健
23
歯科疾患の指数① 数量化と指数,う蝕の指数,歯周疾患の指数
小野寺 健
24
歯科疾患の指数② 口腔清掃状態の指数,不正咬合と歯列不正の指数,歯のフッ素症指数,その他
の歯科保健指標
小野寺 健
保健情報の分析手順 保健情報の収集,調査,母集団と標本抽出
小野寺 健
26
保健統計の方法 データの特性,記述統計,推定と信頼区間,検定,保健情報の多変量解析
小野寺 健
27
保健情報の分析演習① 解析と検定の演習
小野寺 健
28
保健情報の分析演習② プレゼンテーション:データの表現
小野寺 健
29
情報の保護と倫理① 情報社会の特性と問題点,情報の開示
小野寺 健
30
情報の保護と倫理② 個人情報の保護,インターネットと情報倫理
小野寺 健
最新歯科衛生士教本 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み1 保健生態学,全国歯科衛
生士教育協議会 監修,医歯薬出版
よくわかる地域福祉 第5版 上野谷加代子・松端克文・山縣文治 編
最新歯科衛生士教本 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み3 保健情報統計学,全国歯
科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
参考文献
備考
- 63 -
2
年
25
教科書
2年
20
授業計画
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
衛生行政・社会保障
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
後期
授業形態
講義
大森 俊也
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
小野寺 健
単位認定試験
70%
受講態度
30%
15 回
衛生学・公衆衛生学とは,衛生学という基礎の上に成り立っている社会医学の一分野である。従来,個
人及び公衆の健康維持・向上,疾病予防などを目的としていたが,現在では遺伝・伝染病・環境・社会
到達目標
的要因など,様々な要因が人間に及ぼす影響,多彩な健康問題を社会全体の問題として捉え,その問題
2年
解決・改善を目指す学問領域となっている。個人衛生,環境衛生,公害,母子保健,学校保健,地域保健,
産業保健,食品衛生,精神衛生など様々な領域があり,その基本的な知識について理解する。
授業の概要
学習者への期待
衛生行政・社会保障に関する一般的知識を習得し,業務を適正に実施できるよう必要な法規について理
解し,暮らしを支える「費用と負担」のシステムについて理解する。
衛生行政の根幹となる社会保障について学ぶ。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
法制概論 法の定義,種類,分類,歯科保健医療関係法規
小野寺 健
2
衛生行政の概要 衛生行政の目的,沿革,歯科衛生行政の沿革,組織
小野寺 健
3
医療の動向(1) 国民の健康と傷病の状況
小野寺 健
4
医療の動向(2) 医療施設,医療関係者の現況
小野寺 健
5
歯科関係三法 歯科衛生士法ほか
小野寺 健
6
その他の関係法規(1) 医療法,医師法,保険師助産師看護師法 小野寺 健
7
その他の関係法規(2) 薬事法,食品衛生法,健康増進法,地域保健法
小野寺 健
8
9
10
11
社会保障の意義 公的年金,医療保険,公的扶助,保険及び公衆衛生や雇用など社会保障制度の日
常の活用,少子,高齢や人口減少など社会問題について解説し,関心を引出す。
社会保障制度の分類 社会保障の体系とナショナルミニマム,公私の役割分担についてその考え方,
給付費等について財源の推移を解説し理解を深める。
社会保障を巡る課題 対象者,財源の確保などの課題から課題を解説し理解を深める。
社会保障構造改革と社会福祉基礎構造改革 改革の基本的な方向性と社会保険と税の再配分につい
て解説し理解を深める。
大森 俊也
大森 俊也
大森 俊也
大森 俊也
12
医療保険制度と最低生活の保障 公的扶助について解説し理解を深める。
大森 俊也
13
所得保障,高齢化対策と社会保障 高齢者の生活保障の制度について理解を深める。
大森 俊也
14
各種社会手当,母子保健について解説し理解を深める。
大森 俊也
15
国際比較とこれからの社会保障 全授業を振返り,ひとり一人の受益と負担で支えられる制度であ
ることの理解を深め,関心を高める。
教科書
参考文献
大森 俊也
最新歯科衛生士教本 歯科衛生士と法律・制度,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版 歯科衛生士のための衛生行政・社会福祉・社会保険,末髙 武彦 著,医歯薬出版
上記の本・プロジェクターを使用する。
備考
- 64 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
社会福祉論
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
前期
授業形態
講義
工藤 幸浩
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
15 回
社会福祉の概要を知り,特に施設中心のサービスから在宅サービスへと福祉サービスが変化している中
で,歯科衛生士のはたす役割について理解し,実践につなげることができるようにする。
社会福祉の基本的な理念,仕組み,サービスについて理解するとともに,社会福祉の必要性や今後の方
向性・問題点についても考えていく。
社会福祉の現状と問題点を身近な問題として捉え,医療従事者として,また一人の人間としてどのよ
うにしていったらよいかを考えながら進めていく。
学習者への期待
社会福祉の現状・問題点について,自分や家族など身近なこととしてとらえ,自分なりの解決策を考え
(含準備学習)
ていってほしい。
回数
授業計画
1
社会福祉分野の現状と課題 社会福祉の基本理念 ノーマライゼーション ライフサイクルからみた社会福祉
2
社会構造の変容と関連施策 社会福祉の歴史背景,社会福祉に関する基本的な法
3
社会福祉行政の組織 社会福祉行政の組織と専門職 4
社会保障と社会システム 社会保障とパブリックポリシー
5
公的扶助制度 公的扶助とは 生活保護制度 生活保護の動向
6
母性の保護と母子保健 母性の生命健康 母子保健法
7
児童家庭福祉と社会福祉サービス① 子ども・子育てビジョン(施策・施設など)
児童福祉の理念 児童福祉法
8
児童家庭福祉と社会福祉サービス② 子育て支援(施策・施設など)
児童虐待の防止等に関する法律 要保護児童
9
母子福祉と社会福祉サービス 母子家庭の支援と福祉対策 母子及び寡婦福祉法
10
障害者福祉と社会福祉サービス① ノーマライゼーションの理念 障害者の状況 障害者基本法 障害者自立支援法
11
障害者福祉と社会福祉サービス② 身体障害者福祉法 精神保健及び精神障害者福祉法 知的障害者福祉法
12
高齢者福祉と社会福祉サービス① 高齢者の現状 老人福祉法 介護保険法 居宅・施設福祉対策
13
高齢者福祉と社会福祉サービス② 高齢者虐待の防止に関する法律 高齢者の保健事業(健康増進法など)
14
医療保険の仕組み 医療保険の給付 費用負担の仕組み
15
歯科衛生士と社会福祉 社会福祉の分野における歯科衛生士の役割 今後の課題と方向性
教科書
参考文献
歯科衛生士のための衛生行政・社会福祉・社会保険,末髙 武彦 著,医歯薬出版
福祉小六法2015 (中央法規)
備考
- 65 -
2年
授業の概要
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
歯周療法学
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
通年
授業形態
講義
井川 資英
単位数
2 単位
授業時間数
60 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
レポート等
10%
受講態度
20%
30 回
まず歯周疾患とは何か,歯周疾患の分類及びプラークを主とする歯周疾患の原因ついて理解する。次に歯
到達目標
周疾患の診査法を学び,プラーク付着診査,歯周ポケット測定,口腔内の写真読影,X線写真読影などに
関し習得する。更に,
歯周治療の流れ,
歯周基本治療および歯周外科治療にについて,
その内容と診療準備,
2年
介助などに関し,歯科衛生士の果たす役割についても理解する。
歯周疾患が全身状態に影響することが明らかとなり,高齢化社会を迎え,歯周疾患の治療と予防のニー
授業の概要
ズはますます高まっている。歯科衛生士として治療と予防に積極的に参加介入するために,歯周疾患と
歯周療法に関する基礎知識と診療補助技術を習得する。
学習者への期待
できるだけ欠席せずにまじめに受講して下さい。また,授業計画に沿って当日の授業内容を予習して来
(含準備学習)
て下さい。
回数
授業計画
1
歯周疾患の基礎知識 歯周療法学の概要を学ぶ。歯周組織の構造と機能を学ぶ。
2
歯周疾患の基礎知識 歯周組織の構造と機能を学ぶ。
3
歯周疾患の基礎知識 歯肉炎と歯周炎・その他の歯周疾患を理解する。
4
歯周疾患の基礎知識 歯周疾患の原因を学ぶ。
5
歯周疾患の基礎知識 歯周治療の進め方を学ぶ。
6
歯周疾患の診査と診断 一般診査・咬合の診査を学ぶ。エックス線写真の読影を学ぶ。
7
歯周疾患の診査と診断 プラーク付着状況の診査法を学ぶ。歯周ポケットの診査法を学ぶ。
8
歯周疾患の診査と診断 歯周治療における歯科衛生士の役割(歯周組織検査・診断時の補助)
9
歯周疾患の診査と診断 歯周治療における歯科衛生士の役割(患者指導)
10
歯周基本治療1 歯周基本治療とは何か 患者教育について学ぶ
11
歯周基本治療2 歯周基本治療の具体的な内容について学ぶ
12
歯周外科1 歯周外科治療の目的,分類について学ぶ
13
歯周外科2 主な歯周外科手術の適応・術式について学ぶ
14
歯周外科3 歯周外科治療における準備,介助について学ぶ
15
歯周外科4 根分岐部病変,歯周—歯内病変について学ぶ
- 66 -
歯科衛生学科 2年
回数
授業計画
診療室と器具・器材の管理 器材の滅菌・消毒・管理について学ぶ
17
歯周治療としてのリハビリテーション1 咬合調整,矯正治療,固定法について学ぶ 18
歯周治療としてのリハビリテーション2 インプラント治療について学ぶ
19
メインテナンス メインテナンスの重要性,時期,内容について学ぶ
20
リハビリテーションとメインテナンスに関する歯科衛生士の役割
21
歯周疾患の診査と診断 エックス線写真による診査法(講義と実習)
22
歯周疾患の診査と診断 エックス線写真による診査法(講義と実習)
23
歯周基本治療3 歯周基本治療 特にスケーリング,SRPについて学ぶ
24
歯周基本治療4 グレーシーキュレットの研磨法
25
歯周疾患の診査と診断 一般口腔内診査,歯肉の診査,動揺度の診査(相互実習)
26
歯周疾患の診査と診断 一般口腔内診査,歯肉の診査,動揺度の診査(相互実習)
27
歯周疾患の診査と診断 咬合の診査(相互実習)
28
歯周疾患の診査と診断 咬合の診査(相互実習)
29
歯周基本治療5 SRP(相互実習)
30
歯周基本治療6 SRP(相互実習)
教科書
全国歯科衛生士教育協議会 監修:
「最新歯科衛生士教本 歯周疾患」
(医歯薬出版)
参考文献
備考
- 67 -
2年
16
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
口腔外科学
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
後期
授業形態
講義
千葉 雅俊 里見 徳久
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
高橋 哲 橋元 亘 単位認定試験
80%
受講態度
20%
15 回
口腔外科学の診療補助の能力を習得する。ただし各項目については,診察補助の範囲を考慮する。
口腔・顎顔面領域における各種疾患及び口腔に関連した全身疾患について,基本的な知識を学習し,患
2年
授業の概要
者の全身状態を考慮した歯科治療を介助する上で必要な知識を理解する。全身状態の管理を含めた麻酔
学と救急蘇生についても学習する。
また,口腔外科学診療に際して求められる知識の習得を目標とする。
学習者への期待
あらかじめ教科書を熟読し,質問事項を用意して授業に臨む。
(含準備学習)
回数
1
2
3
4
授業計画
総論 ウイルス疾患,消毒等に関しての内容を中心として口腔外科一般について
顎・口腔領域の先天異常と発育異常 歯の異常,口腔軟組織の先天異常,唇裂・口蓋裂,顎の先天
異常と変形について
顎・口腔領域の損傷および機能障害 歯の外傷,顎骨骨折,軟組織の損傷ついて
口腔粘膜の病変(1) 水疱形成,紅斑およびびらん,潰瘍,白斑,色素沈着,それぞれを主徴とす
る疾患,その他について
高橋 哲
里見 徳久
橋元 亘
千葉 雅俊
5
口腔粘膜の病変(2) 粘膜の出血および貧血を主徴とする疾患について
千葉 雅俊
6
顎・口腔領域の化膿性炎症疾患 歯周組織の炎症,顎骨および顎骨周囲組織の炎症について
里見 徳久
7
顎・口腔領域の嚢胞性疾患 顎骨内に生じる嚢胞,軟組織に生じる嚢胞について
8
顎・口腔領域の腫瘍および腫瘍類似疾患 歯原性腫瘍,非歯原性腫瘍,非歯原性悪性腫瘍前癌病変
について
橋元 亘
橋元 亘
9
唾液腺疾患 炎症を生じる唾液腺疾患,唾液腺腫瘍などについて
里見 徳久
10
口腔領域の神経疾患 顎関節疾患 神経痛,神経麻痺および顎関節症などの顎関節疾患について
千葉 雅俊
11
12
13
14
15
口腔外科診療の実際(1)(口腔外科治療の流れ,診察と診断 他)
口腔外科治療の流れ,診察と
診断,清潔と不潔,創傷の処置について
口腔外科診療の実際(2)(口腔外科小手術,止血,縫合処置)
良性腫瘍摘出術,歯槽骨整形術,
小帯切除術,口腔インプラント手術などの口腔外科小手術および止血処置,縫合処置について
口腔外科診療の実際(3)(抜歯術,歯根端切除術)
抜歯術,歯根端切除術などの口腔外科小手術
について
歯科治療における歯科麻酔と患者管理,局所麻酔,精神鎮静法 全身状態の評価と患者管理および
局所麻酔,精神鎮静法について
全身麻酔,救急蘇生法 全身麻酔および救急蘇生のABCについて
教科書
橋元 亘
橋元 亘
里見 徳久
里見 徳久
最新歯科衛生士教本 口腔外科学・歯科麻酔学,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
参考文献
備考
千葉 雅俊
私語をつつしむ
- 68 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
歯科矯正学
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
前期
授業形態
講義
吉田 倫子
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
15 回
歯科矯正学の基礎を学び,歯科矯正に関する診療補助の能力を習得する。
頭部・顎・顔面部の成長発育とそれに伴って変化する歯列の変化を知り,その発育を阻害する因子を早
授業の概要
性に関する啓発の在り方,不正咬合によってもたらされる障害,矯正装置の口腔衛生に与える影響など,
歯科矯正学を解っていなければ解決できないことが多い。本科目は,不正咬合と実際の矯正治療の関連
づけができるように基礎的な知識を習得することを目的とするとともに,歯科矯正学の基礎を学び,歯
科矯正に関する診療補助の方法を学ぶ。
学習者への期待
事前に教科書の該当箇所を読んでおき,授業の理解を深めることが望ましい。授業中に生じた疑問点等
(含準備学習)
は質問するなど,学習への積極的な取り組みを期待する。
回数
授業計画
1
矯正歯科学概論 矯正歯科学とは何か?矯正治療の歴史と必要性について
2
成長・発育 頭部・顎・顔面および歯・歯列の成長発育について
3
咬合① 正常咬合と不正咬合,不正咬合の種類について
4
咬合② 不正咬合の原因と予防法について
5
矯正歯科診断① 矯正歯科診断に必要な検査
6
矯正歯科診断② 症例分析-非抜歯治療と抜歯治療
7
矯正歯科治療と“力”−矯正力・顎整形力・保定 矯正力の種類と歯の移動様式について
8
矯正装置① 矯正装置の種類と用途について (可撤式矯正装置と固定式矯正装置)
9
矯正装置② 矯正装置の種類と用途について (機能的矯正装置〜保定装置)
10
歯科矯正治療の実際① 上下顎の前後,垂直的不調和と小児〜成人の矯正歯科治療
11
歯科矯正治療の実際② 口腔顎顔面の形成異常と歯の埋伏,歯数の異常
12
歯科矯正臨床における歯科衛生士の役割① 歯科矯正臨床における歯科衛生士の業務
13
歯科矯正臨床における歯科衛生士の役割② 口腔保健管理と口腔筋機能療法
14
復習① 衛生士国家試験問題を参考にした授業内容の復習
15
復習② 衛生士国家試験問題を参考にした授業内容の復習
教科書
最新歯科衛生士教本 咀嚼障害・咬合異常2 歯科矯正,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
参考文献
備考
- 69 -
2年
期に取り除くことが不正咬合の予防につながることを理解する。さらに,患者に対する矯正治療の必要
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
発達歯科学
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
前期
授業形態
講義
福本 敏
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
15 回
口腔疾患の発病,進行時期として重要な小児期における歯科衛生士としての役割を理解する。
小児期の歯科医療について総合的に学ぶ。
口腔疾患の発病,進行時期として重要な小児期における歯科衛生士の役割を理解するとともに,臨床の場
2年
授業の概要
で対応できるような能力の基礎を総合的に学ぶ。小児の心身の発達に伴う基本的知識や,
小児の歯科疾患,
予防法,診療補助等についての知識を習得する。
学習者への期待
講義後の該当箇所について,教科書による復習を行うこと。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
小児歯科概論 小児歯科診療と歯科衛生士の役割について
2
心身の発達Ⅰ 発達の概念と分類,発育の評価,生理的年齢と精神的発達
3
心身の発達Ⅱ 小児の生理的特徴
4
顔面頭蓋の発育Ⅰ 顔面頭蓋の発育,顎の発育とその評価
5
歯の発育と異常 歯の発育時期と形成障害,萌出異常
6
歯列・咬合の発育と異常 歯列および咬合の発育と発育異常
7
乳歯・幼若永久歯の特徴 乳歯・幼若永久歯の特徴とう蝕
8
小児の歯科疾患 口腔難組織の異常,歯周疾患
9
小児期の特徴と歯科的問題点 低年齢児の特徴と留意点
10
小児歯科診療体系 う蝕予防処置について
11
患児の対応法 年齢別の小児の行動とその対応
12
診療補助Ⅰ 小児歯科診療における補助
13
診療補助Ⅱ 診査,歯冠修復
14
診療補助Ⅲ 乳歯歯内療法
15
診療補助Ⅳ 外傷,抜歯,リコールについて
教科書
最新歯科衛生士教本 小児歯科学,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
参考文献
備考
- 70 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
高齢者口腔保健学
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
前期
授業形態
講義
田中 恭恵
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
15 回
高齢者の特性について理解し,高齢者に対して適切な口腔保健指導,歯科診療補助を行う際に必要な知
識を習得する。
授業の概要
高齢者について理解し,高齢者にかかわる歯科疾患についての診療補助の能力を習得する。高齢者は,顎
口腔機能はもとより身体的機能も低下していることが多く,全身疾患を有し,身体状況に個人差が大き
いなどの特徴を有するため,それを踏まえた対応が必要となる。高齢者の歯科診療補助,保健指導を行
うために必要な知識に関する講義を行う。
学習者への期待
(含準備学習)
授業計画に相当する教科書の単元を熟読し,授業に挑むこと。
配布資料と教科書の内容をよく理解すること。
回数
授業計画
1
高齢者をとりまく社会と環境① 高齢社会と健康
2
高齢者をとりまく社会と環境② 高齢者にかかわる法制度 高齢者の居住形態・施設および入院設備の特徴
3
加齢による身体的・精神的変化と疾患① 加齢に伴う身体的機能の変化
4
加齢による身体的・精神的変化と疾患② 高齢者の精神・心理的変化 高齢者に多い全身疾患・障害および口腔疾患
(主たる死因となる疾患)
5
加齢による身体的・精神的変化と疾患③ 高齢者に多い全身疾患・障害および口腔疾患(高齢者に特有な口腔の疾患)
6
高齢者の状態の把握① 高齢者の生活機能の評価 高齢者歯科と臨床検査
7
高齢者の状態の把握② 高齢者の栄養状態,高齢者の薬剤服用
8
口腔のケア① 高齢者に対する口腔のケア,有病高齢者への口腔のケア
9
口腔のケア② 要介護高齢者への口腔のケア
10
摂食・嚥下リハビリテーション① 高齢者のリハビリテーションの概要,摂食・嚥下の評価と対応
11
摂食・嚥下リハビリテーション② 誤嚥性肺炎予防のための訓練
12
摂食・嚥下リハビリテーション③ 在宅訪問歯科診療における摂食・嚥下リハビリテーション,介護施設における摂
食・嚥下リハビリテーション
13
高齢者に関わる医療と介護① 在宅訪問診療の概要,歯科衛生士が関わる公的介護保険の概要
14
高齢者に関わる医療と介護② かかりつけ歯科の役割,訪問看護と歯科の役割
15
高齢者歯科における歯科衛生過程
歯科衛生過程の概要
教科書
最新歯科衛生士教本 高齢者歯科 第2版,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
参考文献
備考
- 71 -
2年
到達目標
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
障害者口腔保健学
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
後期
授業形態
講義
伊藤 あゆみ
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
30%
15 回
身体的,知的あるいは精神的な障害のある人を対象とした口腔保健管理のあり方を学ぶ。
到達目標
2年
身体的,知的あるいは精神的な障害のある人を対象とした口腔保健管理のあり方を学ぶ。障害者の歯科
授業の概要
治療では治療や指導及び患者管理に特別の配慮を必要とする。その際に必要な身体的,知的及び精神的
特徴と特有の口腔機能障害について学ぶ。そして社会の一員である障害者の生活を知り,歯科衛生士と
しての適切な態度と行動を習得しつつ,障害者の歯科医療について総合的に学習する。
学習者への期待
教科書等による予習・復習を行い,授業内容を十分に理解することを望む。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
総論 障害の概念について
2
各論 特別な支援が必要な疾患 Ⅰ
3
各論 特別な支援が必要な疾患 Ⅱ
4
各論 特別な支援が必要な疾患 Ⅲ
5
各論 特別な支援が必要な疾患 Ⅳ
6
各論 行動調整 Ⅰ
7
各論 行動調整 Ⅱ
8
各論 行動調整 Ⅲ
9
各論 行動調整 Ⅳ
10
各論 診療の実際 Ⅰ
11
各論 診療の実際 Ⅱ
12
各論 診療の実際 Ⅲ
13
各論 摂食・嚥下指導 Ⅰ
14
各論 摂食・嚥下指導 Ⅱ
15
まとめ 総復習
教科書
最新歯科衛生士教本 障害者歯科,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
参考文献
備考
- 72 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
担当者
歯科放射線学
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
前期
授業形態
講義
飯久保 正弘
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
90%
受講態度
10%
15 回
エックス線の性質を理解し,歯科医療における正しいエックス線の利用法と歯科衛生士が果たすべき役
到達目標
割を認識する。エックス線診断の基本を理解し,基本的な病態診断の技術を習得する。
授業の概要
認識する。エックス線診断の基本を学び,基本的な病態診断の技術を習得するとともに,放射線の生理
学的影響やエックス線の性質,撮影法について,理解を深める。
学習者への期待
欠席せずに意欲を持って臨み,予習・復習をしっかりと行ってほしい。
(含準備学習)
回数
1
2
授業計画
エックス線の基礎知識(講義) 身近な放射線,放射線の種類,エックス線の発生,エックス線の性質
歯科用エックス線の装置と写真(講義)
歯科用エックス線装置の基本構造と特殊性,エックス線写真の成立,写真処理
3
放射線防護(講義) 放射線被曝,放射線の生体に対する作用,組織の放射線感受性,放射線障害
4
歯科用エックス線撮影法(1)(講義)
口内撮影法,歯科衛生士の役割
5
エックス線写真の読み方(講義)
口内法正常像,口内法病態像
6
歯科用エックス線撮影法(2)(講義)
口外法,パノラマ撮影法,歯科衛生士の役割
7
エックス線写真の読み方(講義)
パノラマ写真正常像,パノラマ写真病態像
8
歯科用X線撮影法(講義・演習)
口内法(上顎前歯)
9
歯科用X線撮影法(講義・演習)
口内法(上顎臼歯)
10
歯科用X線撮影法(講義・演習)
口内法(下顎臼歯)
11
歯科用X線撮影法(講義・演習)
口翼法パノラマ
12
歯科用X線撮影法(講義・演習)
咬合法
13
歯科用X線撮影法(講義・演習)
パノラマ 14
写真読影と放射線治療(講義) 自分の写真を見てみよう 口腔領域の放射線治療法と放射線治療患者の口腔ケア
15
最新の画像診断(講義) CT,MRI,超音波 など
教科書
歯科衛生士テキスト 分かりやすい歯科放射線学 第2版,飯久保正弘ほか著(学建書院)
参考文献
備考
- 73 -
2年
エックス線の性質を理解し,歯科医療における正しいエックス線の利用法と歯科衛生士が果たす役割を
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
歯科予防処置演習Ⅱ(臨床前期)
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
前期
授業形態
演習
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
牛渡 恵美
三浦 悦子
鷲尾 純平
単位認定試験
80%
レポート等
10%
受講態度
10%
15 回
歯周病予防法の基礎知識を理解し,歯周組織の健康像と病的変化を把握する。さらに,その手技としての,
到達目標
スケーリング,PMTCの技術を顎模型実習または相互実習を通して身につける。
2年
歯周病予防法を理解し歯周組織の健康像と病的変化を把握する。その手技としての各検査法,スケーリ
ング,PMTCの技術を相互実習または顎模型を使用して身につける。また,健康とQOLにかかわりのあ
授業の概要
る口腔保健管理の理論を習得する。
「歯科予防処置演習Ⅰ(基礎知識・基本技術)
」で学んだ知識と技術
を踏まえ, 相互実習で実際に口の中での技術を学ぶ。加えて,口腔観察や歯周病の継続管理の方法を習得
する。さらに,
「歯科予防処置演習Ⅰ(基礎知識・基本技術)
」で学んだう蝕及びう蝕予防法の知識を基に,
顎模型上での演習を通しその技術を習得する。
学習者への期待
①実習では身だしなみを整え,意欲的にのぞむこと。
(含準備学習)
②提出物は,期日を守って提出すること。
回数
授業計画
1
フッ化物について(講義)
鷲尾 純平
2
フッ化物について(実習) フッ素塗布法
鷲尾 純平
3
フッ化物について(実習) フッ素塗布法 フッ素洗口法
鷲尾 純平
4
フッ化物について(実習)まとめ
鷲尾 純平
5
シックルスケーラー相互実習(右下3〜左下3 1人目)
講義:PMTC(エバチップの使用方法)
について
三浦 悦子
6
シックルスケーラー相互実習(右下3〜左下3 2,
3人目)
三浦 悦子
7
シックルスケーラー相互実習(右上4〜7・左下4〜7 1,
2人目)
三浦 悦子
8
シックルスケーラー相互実習(右上4〜7・左下4〜7 3人目,右下4〜7・左上4〜7 1人目)
三浦 悦子
9
シックルスケーラー相互実習(右下4〜7・左上4〜7 2,
3人目)
三浦 悦子
10
シックルスケーラー相互実習(右上3〜左上3〜3 1,
2人目)
三浦 悦子
11
シックルスケーラー相互実習(右上3〜左上3〜3 3人目)
まとめ
三浦 悦子
12
歯面清掃器について(講義) 相互実習1人目
牛渡 恵美
13
歯面清掃器 相互実習2,3人目
牛渡 恵美
14
超音波スケーリング 相互実習 / シックルスケーラーのシャープニング,1人目
牛渡 恵美
15
超音波スケーリング 相互実習 / シックルスケーラーのシャープニング,2,
3人目
牛渡 恵美
教科書
最新歯科衛生士教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」
,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
歯科衛生士のための齲蝕予防処置法,中垣晴男ほか 著,医歯薬出版
参考文献
備考
- 74 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
歯科予防処置演習Ⅲ(臨床後期)
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
後期
授業形態
演習
単位数
2 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
牛渡 恵美
三浦 悦子
鷲尾 純平
単位認定試験
80%
レポート等
10%
受講態度
10%
15 回
歯周組織の健康像と病的変化を把握するとともに,その手技としての各検査法,スケーリング,PMTC
到達目標
の技術を相互実習を通して身につける。また,健康とQOLにかかわりのある口腔保健管理の理論と管理
計画の実際を学ぶ。
スケーリング,PMTCの技術を相互実習を通して身につける。また,健康とQOLにかかわりのある口腔
保健管理の理論と管理計画の実際を学ぶ。
「歯科予防処置演習Ⅰ(基礎知識・基本技術)」及び「歯科予
授業の概要
防処置演習Ⅱ(臨床前期)
」で学んだ知識や技術を踏まえ,歯周病及びう蝕予防のための予防方法と計画
立案の方法を習得する。さらに「歯科予防処置演習Ⅰ(基礎知識・基本技術)
」及び「歯科予防処置演習
Ⅱ(臨床前期)」で学んだ,う蝕に関する知識とう蝕予防法に関する技術を基に,う蝕予防プログラムの
実践ができるようにする。
学習者への期待
①実習では身だしなみを整え,意欲的にのぞむこと。
(含準備学習)
②提出物は,期日を守って提出すること。
回数
授業計画
1
代用糖によるう蝕予防(講義)
鷲尾 純平
2
代用糖について(キシリトールの吸熱反応・味・酸産生力)実習
鷲尾 純平
3
シーラントについて(講義)
眞柳 みゆき
4
シーラントについて(実習)
眞柳 みゆき
5
キュレットスケーラーについて(講義・顎模型上での実習)
牛渡 恵美
6
キュレットスケーラー操作(顎模型上での実習)
牛渡 恵美
7
キュレットスケーラー相互実習 右下4〜7 1人目
牛渡 恵美
8
キュレットスケーラー相互実習 右下4〜7 2,
3人目
牛渡 恵美
9
キュレットスケーラー相互実習 左上4〜7 1,
2人目
牛渡 恵美
10
キュレットスケーラー相互実習 左上4〜7 3人目 ,左下4〜7 1人目
牛渡 恵美
11
キュレットスケーラー相互実習 左下4〜7 2,
3人目
牛渡 恵美
12
キュレットスケーラー相互実習 右上4〜7 1,
2人目
三浦 悦子
13
キュレットスケーラー相互実習 左下4〜7 3人目,上下3〜3 1人目
三浦 悦子
14
キュレットスケーラー相互実習 上下3〜3 2,
3人目
三浦 悦子
15
まとめ
牛渡 恵美
教科書
最新歯科衛生士教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」
,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
歯科衛生士のための齲蝕予防処置法,中垣晴男ほか 著,医歯薬出版
参考文献
備考
- 75 -
2年
歯周病予防法の基礎知識を理解し,
歯周組織の健康像と病的変化を把握する。その手技としての各検査法,
歯科衛生学科 2年
保健指導演習Ⅰ(臨床基礎)
歯科衛生学科 必修
対象学科
必修・選択
配当年次
2年
担当者
開講時期
通年
授業形態
演習
三浦 悦子 単位数
2 単位
授業時間数
60 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
大宮 由布子
単位認定試験
80%
受講態度
20%
30 回
・集団,個人など各対象者に合わせた口腔衛生指導メンテナンス管理方法の技術態度を習得する。
・地域歯科保健活動における集団指導の展開方法を習得する。
到達目標
2年
社会制度,医療制度の変革と人々の生活環境を理解するとともに,歯・口腔の健康を維持・増進するために,
予防の概念に基づいた,プロフェッショナルケア・セルフケア・コミュニティケアの基本となる知識・技術・
態度を習得する。地域歯科保健の概要を理解し,対象者の年齢や環境における個人及び集団にふさわしい
口腔衛生指導,メンテナンス管理方法,指導案作成の知識,技術の習得,歯科衛生過程に基づいた問題発見,
解決方法,評価について学ぶ。
授業の概要
学習者への期待
欠席せず,意欲を持って臨み,忘れ物などないように取り組んで欲しい。
(含準備学習)
回数
1
2
3
4
授業計画
Ⅴ編 2章地域歯科保健指導活動 1地域歯科保健活動における健康教育
(健康教育の概要,進め方,方法)
Ⅴ編 2章地域歯科保健指導活動 2地域歯科保健活動の実践
(小学校,保育園,幼稚園の指導案作成,教育媒体について)
Ⅲ編 3章歯科衛生介入のための歯科保健指導 口腔清掃用具(歯ブラシ,デンタルフロス,歯間ブラシ,舌ブラシ)の使用方法(演習)
Ⅲ編 3章歯科衛生介入のための歯科保健指導
口腔清掃用具(音波ブラシ,歯磨剤,洗口剤)の使用方法(演習)
三浦 悦子
三浦 悦子
三浦 悦子
三浦 悦子
5
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例1-①
大宮 由布子
6
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例1-②
大宮 由布子
7
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例2-①
大宮 由布子
8
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例2-②
大宮 由布子
9
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例3-①
大宮 由布子
10
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例3-②
大宮 由布子
11
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例4-①
大宮 由布子
12
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例4-②
大宮 由布子
13
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例5-①
大宮 由布子
14
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例5-②
大宮 由布子
15
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 まとめ
大宮 由布子
- 76 -
歯科衛生学科 2年
回数
授業計画
対象者別 口腔衛生指導 妊産婦
三浦 悦子
17
対象者別 口腔衛生指導 乳幼児
三浦 悦子
18
対象者別 口腔衛生指導 学童
三浦 悦子
19
対象者別 口腔衛生指導 青年期・成人期(歯周病)
三浦 悦子
20
対象者別 口腔衛生指導 青年期・成人期(補綴物装着者・インプラント)
三浦 悦子
21
対象者別 口腔衛生指導 老年期(義歯装着者)
三浦 悦子
22
Ⅴ編 2章地域歯科保健指導活動 2地域歯科保健活動の実践
高齢者保健施設における歯科保健指導
大宮 由布子
23
訪問口腔衛生指導
大宮 由布子
24
訪問口腔衛生指導
大宮 由布子
25
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例6-①
大宮 由布子
26
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例6-②
大宮 由布子
27
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例7-①
大宮 由布子
28
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例7-②
大宮 由布子
29
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例8-①
大宮 由布子
30
口腔衛生指導(歯科衛生過程演習含む)メンテナンス管理 症例8-②
大宮 由布子
教科書
参考文献
最新 歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬
出版
最新 歯科衛生士教本 保健生態学 全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版,新歯科衛生士教本
歯科予防処置 第2版,全国歯科衛生士教育委協議会 編集,医歯薬出版
備考
- 77 -
2年
16
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
口腔リハビリテーション論
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
前期
授業形態
講義
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
単位認定試験
評価 の 方 法
科目名
玉原 亨 櫻庭 ゆかり
渡邊 弘人 受講態度
15 回
授業の概要
摂食・嚥下のしくみとそれにかかわる障害についての歯科衛生士の役割を理解する。口腔の問題・障害
を克服する口腔リハビリテーションについて学ぶ。
学習者への期待
ただ単に聴講するだけでなく,取り組むべき課題を自分自身で見つけ,検討するという姿勢で授業に挑む
2年
到達目標
・介護に関する法的,制度的背景と介護保険制度を理解するとともに,歯科口腔介護に必要な基礎知識,
内容及び方法を学ぶ。
・摂食・嚥下の正常なしくみと生理について講義を行い,リハビリテーションにつながる評価について理
解を深める。
・摂食・嚥下のトレーニングについて,その意味と適応を知る。
(含準備学習)
回数
授業計画
1
高齢社会と介護の必要性
玉原 亨
2
摂食嚥下障害の観察と評価
玉原 亨
3
高齢者の気道感染の予防と歯科の関わり,有病者の歯科治療
玉原 亨
4
がん支持療法
玉原 亨
5
放射線治療後の口腔合併症
玉原 亨
6
摂食嚥下に関わる諸器官の解剖(筋肉,神経等)
櫻庭 ゆかり
7
摂食嚥下の段階(5期モデル,プロセスモデル等)
櫻庭 ゆかり
8
摂食嚥下障害の評価1(現病歴と現況の把握 情報収集)
櫻庭 ゆかり
9
摂食嚥下障害の評価2(身体所見の観察ポイントとその注意点,留意点)
櫻庭 ゆかり
10
摂食嚥下障害の評価3(摂食場面の観察ポイントとその注意点,留意点)
櫻庭 ゆかり
11
摂食嚥下障害の評価4(各種スクリーニング検査 RSST MWST等)
渡邊 弘人
12
摂食嚥下障害の評価5(嚥下造影検査 嚥下内視鏡検査)
渡邊 弘人
13
摂食嚥下障害の訓練1(摂食嚥下訓練を進めるにあたっての考え方)
渡邊 弘人
14
摂食嚥下障害の訓練2(間接訓練の解説,その適応と効果 注意点)
渡邊 弘人
15
摂食嚥下障害の訓練3(直接訓練の解説,その適応と効果,注意点)
渡邊 弘人
教科書
参考文献
動画でわかる摂食・嚥下リハビリテーション,藤島 一郎 著,中山書店
口から食べる-嚥下障害Q&A,藤島 一郎 著,中央法規出版
備考
- 78 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
歯科診療補助演習Ⅱ(臨床技術)
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
通年
授業形態
演習
単位数
2 単位
授業時間数
60 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
花渕 静 大久保 真奈美
鹿沼 晶夫 単位認定試験
80%
受講態度
20%
30 回
・臨床の場に対応できる基本技術から応用技術までを習得する。
到達目標
・各治療内容における必要器材セッティングの基礎的知識及び技術を学ぶ。
・エックス線写真撮影における診療介助について学習する。
診療の補助及び歯科診療の介助について理解し,その基本的知識を学ぶ。基本的技術においては,顎模型,
授業の概要
マネキン,相互実習の段階を経て習得する。
「歯科診療補助演習Ⅰ(基礎知識・基本技術)」で学んだ基
礎知識及び技術を踏まえ,各治療内容に応じた適切な器材セッティング,材料の取り扱いについて留意
事項を理解した上で歯科診療の補助に対応できるような応用力を身につける。
学習者への期待
欠席せずに意欲を持って臨み,予習・復習をしっかりと行ってほしい。
(含準備学習)
回数
1
2
3
授業計画
成形歯冠修復材 (コンポジットレジン・グラスアイオノマー・歯科用アマルガム)講義
成形歯冠修復材 (コンポジットレジン・グラスアイオノマー・歯科用アマルガム)
症例① マネキン実習
成形歯冠修復材 (コンポジットレジン・グラスアイオノマー・歯科用アマルガム)
症例② マネキン実習
花渕 静
花渕 静
花渕 静
大久保 真奈美
4
歯肉排除法 基礎知識・マネキン実習
5
暫間被覆材
6
口腔外科器材の基礎知識,器材の取り扱い
花渕 静
7
各症例別器材セッティング(1人目)/暫間被覆材作製実習 部位別①
花渕 静
8
各症例別器材セッティング(2人目)/暫間被覆材作製実習 部位別②
花渕 静
9
各症例別器材セッティング(3人目)/暫間被覆材作製実習 部位別③
花渕 静
10
余剰部セメント除去実習 1人目
花渕 静
11
余剰部セメント除去実習 2人目,3人目
花渕 静
鹿沼 晶夫
患者介助演習(講義・実習)・身体不自由者(車椅子使用)の患者誘導,
12
車椅子の操作方法(車椅子〜ユニットへの移動方法)
・ 視覚障害者の患者誘導(来院時の対応)
花渕 静
・ チェアユニットにおけるバイタルチェック(脈拍測定,血圧測定)
患者介助演習(講義・実習)・身体不自由者(車椅子使用)の患者誘導,車椅子の操作方法(車椅子
13
〜ユニットへの移動方法)・ 視覚障害者の患者誘導(来院時の対応)
花渕 静
・ チェアユニットにおけるバイタルチェック(脈拍測定,血圧測定)
14
寒天・アルジネート連合印象(術者のみ)
相互実習 / 各種器械練和の操作
花渕 静
15
寒天・アルジネート連合印象(術者のみ)
相互実習 / 各種器械練和の操作
花渕 静
- 79 -
2年
歯科診療補助に関する知識と基本的技術を習得し,臨床の場に対応し得る能力を身につける。また,歯科
歯科衛生学科 2年
回数
授業計画
16
口腔内写真撮影(5枚法) 基礎講義
花渕 静
17
口腔内写真撮影(5枚法) 相互実習
花渕 静
合成ゴム質印象(相互実習)1 ゴム質印象2回法
18
① レギュラータイプ46番歯〜対合歯印象〜咬合採得(エグザバイトⅡ)
② インジェクションタイプ26番歯〜対合歯印象〜咬合採得(エグザバイトⅡ)
(石膏注入:超硬石膏,
花渕 静
対合歯(普通石膏))
2年
合成ゴム質印象(相互実習)2 ゴム質印象2回法
19
① レギュラータイプ46番歯〜対合歯印象〜咬合採得(エグザバイトⅡ)
② インジェクションタイプ26番歯〜対合歯印象〜咬合採得(エグザバイトⅡ)
(石膏注入:超硬石膏,
花渕 静
対合歯(普通石膏))
患者想定実習(講義・相互実習)
小児歯科診療における診療補助実習
① 患児の誘導(テンダーラビングケア)
20
② 器具の受け渡し(場所,方法)−(麻酔,充填器,ガーゼ etc)
花渕 静
③ 行動変容法(TSD法)の実践(口腔内洗浄時)
④ 抑制的対応法(HOM法)の実践(抑制具,開口器使用での口腔内洗浄)
患者想定実習(講義・相互実習)
小児歯科診療における診療補助実習
① 患児の誘導(テンダーラビングケア)
21
② 器具の受け渡し(場所,方法)−(麻酔,充填器,ガーゼ etc)
花渕 静
③ 行動変容法(TSD法)の実践(口腔内洗浄時)
④ 抑制的対応法(HOM法)の実践(抑制具,開口器使用での口腔内洗浄)
22
各症例別器材セッティング(1人目)/暫間被覆材作製実習 部位別①
大久保 真奈美
23
各症例別器材セッティング(2人目)/暫間被覆材作製実習 部位別②
大久保 真奈美
24
各症例別器材セッティング(3人目)/暫間被覆材作製実習 部位別③
大久保 真奈美
25
表面麻酔法 基礎講義
花渕 静
26
表面麻酔法 基礎実習
花渕 静
27
歯科疾患の診査と処置の流れ 基礎講義
花渕 静
28
歯科疾患の診査と処置の流れ 基礎実習
花渕 静
29
フォローアップ実習 ①
大久保 真奈美
30
フォローアップ実習 ②
大久保 真奈美
最新歯科衛生士教本 歯科診療補助,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版,新歯科衛生士教本
教科書
歯科材料の知識と取扱い,全国歯科衛生士教育協議会 編集,医歯薬出版,新歯科衛生士教本 歯科器
械の知識と取扱い,全国歯科衛生士教育協議会 編集,医歯薬出版
参考文献
最新歯科衛生士教本 顎・口腔粘膜疾患口腔外科,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版,最
新歯科衛生士教本 小児歯科,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
備考
- 80 -
歯科衛生学科 2年
担当者
臨床検査法
歯科衛生学科 必修
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
2年
開講時期
後期
授業形態
講義
花渕 静 単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
牛渡 恵美
単位認定試験
80%
レポート等
10%
受講態度
10%
15 回
臨床検査の基礎知識を学び,各種検査法とその正常値・異常値から患者の身体症状を理解する。
歯科衛生士として臨床検査の目的並びにその検査内容における方法,手順を学び,正常数値・異常数値を理
解する。また,全身疾患をもつ患者への歯科治療時の留意点を理解することで臨床の場において患者説明が
的確にできる知識能力と技術を習得する。さらに,口腔領域の臨床検査であるう蝕活動性試験の具体的目的
や検査方法を理解し,歯科保健指導や管理の指針を設定できる応用技術を習得する。
学習者への期待
授業は意欲的にのぞみ,提出物は期日を守り提出すること
(含準備学習)
回数
1
授業計画
1章 臨床検査とは 臨床検査の概要について 臨床検査の種類,臨床検査と歯科衛生士の役割に
ついて
牛渡 恵美
2
2章 生体検査について 生体検査(生理機能検査)について
牛渡 恵美
3
3章 検体検査について 検体検査(血液を使用する検査の種類等)
牛渡 恵美
4
3章 検体検査について 尿検査について
牛渡 恵美
5
3章 検体検査について 感染症,ウイルス検査について
牛渡 恵美
6
3章 検体検査について 病理検査について
牛渡 恵美
7
2章・3章 実習 生体検査,検体検査
牛渡 恵美
8
2章・3章 実習 生体検査,検体検査
牛渡 恵美
9
4章 口腔領域の臨床検査について 口臭検査
花渕 静
10
4章 口腔領域の臨床検査について 味覚検査
花渕 静
11
4章 口腔領域の臨床検査について 歯科金属アレルギー検査
花渕 静
12
4章 口腔領域の臨床検査について 舌,口腔粘膜検査,唾液検査
花渕 静
13
5章 摂食・嚥下関連検査について 摂食・嚥下障害のスクリーニングテスト
花渕 静
14
5章 摂食・嚥下関連検査について 摂食・嚥下障害のスクリーニングテスト
花渕 静
15
主な疾患・病態別検査値のとらえ方 こんな患者が来院したら…
花渕 静
教科書
最新歯科衛生士教本「臨床検査」
,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
最新歯科衛生士教本「歯科診療補助論」
,全国歯科衛生士教育協議会 監修,医歯薬出版
参考文献
備考
- 81 -
2年
授業の概要
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
到達目標
担当者
介護技術の基礎
歯科衛生学科 必修
2年
開講時期
前期
授業形態
講義
三浦 順子
単位数
1 単位
授業時間数
30 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
80%
受講態度
20%
15 回
基本的介護の知識を理解し,高齢者の口腔機能の保持増進へむけて,その支援に役立つ考え方を習得する。
また,臨床の場において対応できる基礎的介護技術を習得する。
介護福祉における基礎知識を理解し,高齢者の口腔機能の保持増進へ向けて,その支援に役立つ考え方
2年
授業の概要
を理解する。また,臨床の場において対応できる基礎的介護技術を習得する。介護の基本的な考え方や
理念を理解し,介護の対象者の特徴を理解するとともに生活支援の考え方を学ぶ。また,自立支援を基
にした支援技術を体験する。
学習者への期待
教科書をよく熟読しながら更に内容を深め,明確な理解に努めること。また,演習を通じて技術面を広
(含準備学習)
く学んでほしい。
回数
授業計画
1
オリエンテーション 授業の進め方・介護ってなんだろう・介護の対象者とは
2
介護の基礎① 援助的コミュニケーション(傾聴,受容,共感,礼儀とモラル)
3
介護の基礎② 生活動作の基本(寝返り,起き上がり,座位,立ち上がり,歩行)
4
介護の基礎③ 体位・姿勢の交換(ベッド,ユニット,車いす)
5
介護の基礎④ 車椅子の基本的構造操作方法,歩行介助(杖歩行)
6
介護の基礎⑤ 移動・移乗の介助(ベッドから車椅子,車椅子からユニット)
7
介護の基礎⑥ 食事の支援(座位での介助方法,水分補給)
8
介護の基礎⑦ 食事の介助(ベッド上での介助方法,水分補給)
9
介護の基礎⑧ 衣生活の基礎知識
10
介護の基礎⑨ 更衣の介助
11
アセスメントの基本演習① 対象者の情報収集の方法(VS測定演習)
12
アセスメントの基本演習② 対象者の情報収集の方法(VS測定演習)
13
介護の安全確保① 介護事故の事例から学ぶ具体的な予防方法①(食事介助編:誤嚥)
14
介護の安全確保② 介護事故の事例から学ぶ具体的な予防方法②(移動介助編:転倒)
15
緊急時の対応 救命救急の基礎知識
教科書
イラストで理解する 初めての介護-心と技術-,川島 みどり 著,中央法規
参考文献
備考
- 82 -
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
医療事務(歯科)
歯科衛生学科 選択
2年
担当者
開講時期
後期
授業形態
演習
三浦 悦子
単位数
1 単位
授業時間数
20 時間
授業回数
評価 の 方 法
科目名
単位認定試験
70%
受講態度
10%
出欠状況
20%
10 回
レセプトと保険請求の仕組みを理解し,迅速で正確な請求事務能力を習得し,臨床の場に対応できる能
到達目標
力を身に付ける。
授業の概要
学習者への期待
(含準備学習)
れを十分理解し,診療録に基づいた正しい診療報酬明細書の記載方法・傷病名記載方法等を学ぶ。診療
録に基づいた治療費の計算方法等,実務に即した内容等も理解する。
歯科医療事務は,歯科衛生士業務と密接なかかわりを持っているため,欠席することの無いよう意欲的
に授業に臨んで欲しい。
回数
授業計画
1
授業ガイダンス。レセプトと保険請求の仕組みについて
2
基本診療料(初診料と再診料)および医学管理料について
3
請求明細書の記載について
4
画像診断,麻酔,投薬について
5
初期う蝕の治療(明細書の記入,治療方法)
6
歯髄炎の処置法(抜髄⇒根管治療⇒根管充填)
7
感染根管の治療法(感染根管処置⇒根管充填⇒支台形成)
8
歯周治療(①歯周治療の進め方 ②治療計画の立案 ③歯周治療)について
9
抜歯と手術(麻酔⇒普通抜歯⇒投薬)
10
歯冠修復と欠損補綴(歯冠形成⇒印象採得⇒咬合採得⇒装着)
教科書
歯科保険請求マニュアル 高橋 一祐 著 医歯薬出版
参考文献
備考
- 83 -
2年
保険医療制度の基礎知識を理解し,医療行為に対する診療報酬請求事務の基礎を学ぶ。また,治療の流
歯科衛生学科 2年
対象学科
必修・選択
配当年次
臨地実習Ⅱ(臨床応用)
歯科衛生学科 必修
2年
担当者
開講時期
集中
授業形態
実習
単位数
8 単位
授業時間数
360 時間
授業回数
−回
実習状況
100%
評価 の 方 法
科目名
小野寺 健 阿部 昌子 大宮 由布子 牛渡 恵美 三浦 悦子 花渕 静 大久保 真奈美 中澤 広美 2年次に開講する本科目では,1年次で習得した学習内容を応用し,より高度で実践的な知識・技術を学
ぶとともに,地域社会での歯科衛生士の有り様を現場で学ぶ。そのために,歯科診療所や大学病院での臨
授業の概要
床実習に加え,保育園,幼稚園,小学校,要介護高齢者施設での臨地実習も行う。医療機関での臨床実習
2年
では,より高度な知識・技術を習得する他,大学病院と地域歯科医療機関との連携関係を理解し,自らの
歯科保健業務に活かすことについて学ぶ。各ライフステージに合わせた歯科保健指導を行うことができる
技術を身につける。
学習者への期待
(含準備学習)
1)臨床現場における歯科衛生士の業務を実践することで自分の歯科衛生士像を具体的にイメージしてほ
しい。
2)学内で学んだ知識,技術を具体的かつ実践的に実施してほしい。
授業計画
①実習期間:
1)東北大学病院歯科部門実習:7〜8月(14日間)または,9月(14日間)
2)歯科診療所臨床実習:7月〜8月(13日間)または,9月(13日間)
,11 〜 12月(19日間)
3)保育園実習,幼稚園実習:春・秋
4)小学校実習:春
5)社会福祉施設実習:11 〜3月
②実習の目標
1)東北大学病院歯科部門実習:
(1)東北大学病院歯科部門における歯科医療を把握し,診療の流れを学び,保健医療チームの一員としての歯科衛生
士の役割を理解する。
(2)学校内で学んだ知識・技術・態度を具体的に理解し,実行できる能力を身につける。
(3)自己を客観的に評価し,社会人および専門職としての自覚と責任を持ち,自ら考えて向上することのできる能力
を身につける。
2)歯科診療所臨床実習:
(1)歯科医院の流れを把握し,保健医療チームの一員としての歯科衛生士の役割を理解する。
(2)身だしなみに留意し,学校内で学んだ知識,技術を実習により確認する。
(3)習得した学習内容を応用し,実践的な知識,技術などを体得する。
3)保育園実習,幼稚園実習:
(1)幼稚園児,保育園児の保育活動に参加するとともに,園児の発達段階および日常生活行動について理解し,口腔
の管理を行なうために必要な,知識・技能・および態度を身につける。
(2)定期的な歯科保健指導を行なうことにより口腔疾患のない保育環境を援助できる技術を身につける。
(3)保護者および他職種との連携を図る能力を身につける。
4)小学校実習:
(1)歯科臨床の現場においてライフステージに合わせた業務を円滑に行う能力を養う。
(2)歯科保健指導を行う事により口腔疾患のない生活環境を援助出来る技術を習得する。
(3)児童と円滑なコミュニケーションを取る能力を養う。
(4)他職種との連携を図る能力を養う。
5)社会福祉施設実習:
(1)要介護高齢者の口腔ケアの重要性が理解できる。
(2)要介護高齢者の口腔ケアにおける歯科衛生士の役割が理解できる。
(3)要介護高齢者の専門的口腔ケアにおける他職種との連携,コミュニケーションの重要性を理解できる。
- 84 -
歯科衛生学科 2年
授業計画
③実習計画
1)東北大学病院歯科部門実習:7〜8月(14日間)
,9月(14日間)
実習項目)・感染者対応の見学
・手指消毒及び器材・器具の消毒・滅菌
・院内整備,診療前準備・後片付け
・術前・術後の患者指導及び対応
・患者対応及びコミュニケーション
・歯科診療補助業務における共同動作
実習項目)・診療室内の環境整備
・患者誘導
・使用器具・器材・材料の準備・後片付け
・診療介助(バキューム/ライティング/器具・器材の受け渡し)
・各種検査記録(歯式,歯周検査,O'Leary)
・印象採得介助
(概形印象:アルジネート練和/精密印象:アルジネート練和〜寒天受け渡し)
・各種セメントの取り扱い(合着・仮着・仮封)
・各種仮封材の取り扱い
・口腔内写真撮影補助
・スケーリング(シックルタイプ・超音波スケーラー)
・PMTCおよびPTC
・齲蝕予防処置補助(シーラント/フッ化物塗布)
・TBIおよび保健指導
3)保育園実習,幼稚園実習:春・秋
実習項目)・園児及び保護者,保育士とのコミュニケーションを学ぶ。
・口腔衛生指導(歯や口腔の役割,うがい指導,ブラッシング指導など)を行う。
・年齢に応じたう蝕予防法を学ぶ。
・指導教材を作製し活用する。
4)小学校実習:春
実習項目)・学年に合わせた歯科保健指導案を作成することができる。
・ライフステージに合わせた専門的な口腔保健指導ができる。
5)社会福祉施設実習:11 〜3月
・要介護高齢者の要介護度と全身状態の理解
・入所者の口腔内と口腔ケア内容の理解
・専門的口腔ケアの見学及び介助
①口腔清掃法の指導・・・・口腔内清掃,義歯の着脱・清掃法
②専門的口腔清掃(術者による口腔清掃)
・・・・歯ブラシや歯ブラシ以外の清掃用具
(スポンジブラシ,歯間ブラシ等)を用いた口腔清掃
③口腔機能の維持・回復・・・・食事介助と機能回復の指導・助言
教科書
参考文献
特になし
特になし
備考
- 85 -
2年
・保健指導
2)歯科診療所臨床実習:7月〜8月(13日間)
,11 〜 12月(19日間)