国民生活センター・ACAP交流会報告を掲載しました(4.24)

2015 年 6 月 10 日 ACAP
国民生活センター・ACAP交流会報告
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消費者事例相談の事案について活発な意見交換
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行政も事業者も相談業務に関する悩みは共通
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国民生活センターとACAPの交流会が4 月24 日、
国民生活センターの5階会議室で開催された。
国民生活センターからは、鈴木基代相談情報部長はじめ相談員の方々16 名が、ACAPからは長谷
川専務理事をはじめ交流活動委員など 12 名、総勢 28 名が出席し、交流活動委員会の山田弘志委員の
司会で進められた。
最初に鈴木基代相談情報部長から「今までは役員中心の交流であったが、今回は消費者相談員を中
心に意見交換をしたい。相談の中で、過剰な要求をされる方、声を荒げる方、相談内容とその対応を
ネットに掲載する方と、現場の悩みはつきない。ACAP とは立場の違いはあるものの、同様の問題を
抱えているものと思う」と挨拶があった。
次に、長谷川専務理事から「2013 年松本理事長就任時に交流を行い、相互連携を申し合わせた。
企業研修、消費者フォーラム、相模原研修センターの利用など、ACAPもさまざまな形で関わらせ
ていただいている。本日は具体的な消費者相談案件について情報交換したいとご希望があり準備して
きた。活発な交流会としたい」と挨拶があった。
続いて、サントリービジネスエキスパートの木村健一郎氏、本田技研工業の新美秀男氏、ユニ・チ
ャームの山田弘志氏からそれぞれ事案例の報告があり、その事案に基づいて、企業側の対応と国民生
活センター側の対応について活発な意見交換がなされた。
最後に中村交流活動委員長(当時)からの閉会挨拶で、
「行政も事業者も悩みは同じであり、われ
われのやっていることもぜひ理解していただきたい。ACAPの会員企業 567 社全員がこういった交
流の場を持ちたいと希望しているので、今後も実務ベースでの意見交換をしていきたい」と述べた。
佐藤 華子(交流活動委員長/東洋羽毛工業)
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©The Association of Consumer Affairs Professionals (ACAP)
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