国民生活センター・ACAP交流会報告

2016 年 6 月 10 日 ACAP
国民生活センター・ACAP交流会報告
◆◇◆
◆◇◆
顧客対応から危機管理に変わる契機とは?
◆◇◆
具体的な事例を含め報告する各氏
する
◆◇◆
国民生活センターとACAPの交流会が 4 月 22 日、国民生活センターの大会議室で開催された。
国民生活センターからは、鈴木基代相談情報部長はじめ相談員の方々14 名が、ACAPからは長
谷川専務理事(当時)をはじめ交流活動委員など 14 名、総勢 28 名が出席、会員の傍聴者も 30 名の
参加し、交流活動委員会の木村健一郎委員の司会で進められた。
最初に鈴木基代相談情報部長から「企業と行政は対立的な構図の中に位置づけられこともあるが、消
費者対応の最前線という共通の立場で、意見交換をしたい」と挨拶があった。次に、長谷川専務理事か
ら日頃の様々な場面での交流や協力への感謝の言葉が述べられた。
続いて、本日の各事業の報告が行なわれた。
日立コンシューマ・マーケティングの薄 貴雄氏、ニトリの宮地勝彦氏、積水化学工業の川原健一
氏、花王の谷原 守氏からそれぞれ事例報告があり、そのほか日本生命の梶原織梨江委員、幸山常男
委員からの報告があった。
テーマ「顧客対応から危機管理に変わる契機」に沿ったそれぞれの報告が大変詳細だったため国民生
活センターの相談員の方々との具体的な意見交換の時間があまり取れなかったことは残念であった。
最後に佐藤交流活動委員長からの閉会挨拶で、
「行政も事業者も悩みは同じであり、われわれのや
っていることもぜひ理解していただきたい。ACAPの会員企業もこういった交流の場を持ちたい
と希望しているので、今後も実務ベースでの意見交換をしていきたい」と述べた。
佐藤 華子(交流活動委員長/東洋羽毛工業)
無断転載・転用禁止
©The Association of Consumer Affairs Professionals (ACAP)