様式1 シ ラ バ ス 沖縄県立那覇西高等学校 科 目 名 古典B 単位数 2 学 2 年 必修・選択 対 象 学 科 必修 全学科 備 考 1.科目概要および目標 内容:「国語総合」での古文・漢文の基礎を発展させる科目。授業でさまざまな古典の文章を読むこ とをとおして、人間、社会、自然などについて自分の考えを深めたり発展させたりする。 目標:古典としての古文と漢文を読む能力を養うとともに,ものの見方,感じ方,考え方を広くし, 古典についての理解や関心を深めることによって人生を豊かにする態度を育てる。 2.成績評価 定期考査、実力テスト、小テスト等のテスト点に、プリントや課題の提出物等の学習状況を加味し て成績評価をする。 3.使用教科書・教材 『精選古典B』(三省堂)(第2学年では古文編第一部・漢文編第一部を扱う。) 『基礎から学ぶ解析古典文法』『基礎から解釈へ漢文必携』『原色シグマ新国語便覧』 『改訂版わかる・読める・解ける Key&Point 古文単語 330』 4.授業の展開と形態 一斉授業(1クラス約 40 人) 内容に応じて視聴覚教室、コンピューター教室、学校図書館等も利用する。 5.学習方法 ・語句の意味・用法、文法を的確に理解し、語彙を豊かにするとともに、古典独特の文体や修辞など の表現上の特色をとらえられるようにしましょう。 ・本文をノートに写し、わからない語句は辞典を使って調べておきます。口語訳まで自力でやること を予習とするよう習慣づけましょう。 ・学んだことを定着させるためには復習が肝要です。教科書・授業ノートを確かめながら学習内容を 整理すること。特に文法や漢文の句法は繰り返し練習しましょう。 月 教材 古 「十訓抄」 文 4 配 当 時 間 間 学習のねらい 授 業 計 画 単元の目標 マ 考 査 ク 範 欄 囲 ー 年 様式2 3 文法事項を踏まえながら、話の展開 関 心 ・ 意 語句や表現に即して、説話の展開を読み取 を適切に理解し、説話の世界を読み 欲・態度 ろうとする。 味わう。 読む能力 文章を通して、登場人物の行動の意味を読 / み取る。 知識・理解 基本的な助詞の用法について理解する。 第 古 「古今著聞集」 2 和歌の修辞法や歌合をめぐる登場 関 心 ・ 意 語句や表現に即して、説話の展開を読み取 1 人物のやりとりを理解し、説話の 欲・態度 ろうとする。 文 学 世界を読み味わう。 期 読む能力 文章を通して、登場人物の行動の意味を読 / 中 み取る。 間 考 知識・理解 和歌の修辞法について理解する。 査 漢 「漱石枕流」 文 「病入膏肓」 5 4 比較的短い文章を読んで漢文に親 関 心 ・ 意 話のおもしろさを味わい、登場人物の生き しむとともに、登場人物の考え方 欲・態度 方などについて考えようとする。 や話のおもしろさを味わう。 / 読む能力 登場人物の考え方を読み取る。 知識・理解 基本的な句法・語法を理解する。 漢 李景亮「人虎伝」 4 話の展開を整理し、登場人物の言 関 心 ・ 意 話のおもしろさを味わい、登場人物の生き 動などを的確に読み取るとともに、 欲・態度 方などについて考えようとする。 文 日本の近代文学「山月記」と読み比 読む能力 登場人物の言動や心理などを的確に読み取 / 第 べる。 る。 1 学 知識・理解 基本的な句法・語法を理解する。 期 期 6 古 鴨長明「方丈記」 5 筆者の無常観や人生観を読み取る 関 心 ・ 意 内容を踏まえて筆者の考え方や当時の社会 末 文 とともに、当時の社会状況につい 欲・態度 状況を理解しようとする。 考 て理解する。 / 査 読む能力 筆者の無常観や人生観を読み取る。 古 「伊勢物語」 文 7 知識・理解 形の上で紛らわしい語を文法的に識別す る。 3 登場人物の心情を状況や行動に即 関 心 ・ 意 物語の展開を理解し、和歌にこめられた登 して読み取るとともに、和歌の読 欲・態度 場人物の心情を読み取ろうとする。 解と鑑賞を通して歌物語の特徴を 理解する。 読む能力 文章や和歌を通して、登場人物の行動と心 / 情を読み取る。 知識・理解 形のうえで紛らわしい語を文法的に識別す る。 第 古 司馬遷「史記」 8 話の展開を読み取るとともに、古 関 心 ・ 意 著名な逸話について興味を持ち、内容を深 2 文 代中国の歴史が持つおもしろさや 欲・態度 く知ろうとする。 学 登場人物の魅力を読み味わう。 期 読む能力 話の展開を理解するとともに、登場人物の / 中 間 心情を読み取る。 9 考 知識・理解 基本的な句法・語法を理解する。 査 『史記』や司馬遷について理解する。 古 清少納言 文 「枕草子」 8 筆者の美意識やものの見方を読み 関 心 ・ 意 内容を踏まえて筆者の考え方や当時の宮廷 取るとともに、当時の宮廷生活に 欲・態度 生活を理解しようとする。 ついて理解する。 読む能力 筆者の美意識や機知を読み取る。 / 知識・理解 形のうえで紛らわしい語を文法的に識別す る。 8 登場人物の心情を状況や行動に即 関 心 ・ 意 物語の内容を理解するとともに、 『源氏物語』 古 紫式部 して読み取るとともに、『源氏物語』 欲・態度 への興味関心を高める。 文 「源氏物語」 への理解を深め、興味関心を高め 読む能力 登場人物の心情を、それぞれの場面に応じ / る。 第 10 て読み取る。 2 知識・理解 基本的な敬語法について理解する。 学 期 漢 漢詩(近体詩) 4 情景と作者の心情が融合した境地 関 心 ・ 意 漢詩に描かれた人物や情景・心情などを表 期 文 を味わうとともに、漢詩の構成な 欲・態度 現に即して味わおうとする。 末 どについて理解する。 読む能力 それぞれの漢詩が表現している内容や情感 / 考 査 を理解する。 知識・理解 漢詩の詩形や押韻などについて理解する。 漢 陶潜「桃花源記」 4 桃源郷の状況と、そこに到達でき 関 心 ・ 意 「桃源郷」という言葉の淵源としての話に 文 る人間の条件を理解する。 欲・態度 関心を持とうとする。 読む能力 文章に描かれた人物、情景、心情などを話 / の展開に沿って読み味わう。 11 知識・理解 基本的な句法・語法を理解する。 背景にある思想について理解する。 古 「和歌十六首」 3 和歌の基本を学び、その表現の特 関 心 ・ 意 和歌の響きを味わい、こめられた思いを読 文 徴や時代による変遷を理解する。 欲・態度 み取るとともに、時代による違いを理解し ようとする。 12 読む能力 それぞれの和歌に詠みこまれた心情を読み / 取る。 知識・理解 和歌の修辞法や和歌史の流れを理解する。 古 菅原孝標女 文 「更級日記」 4 作者の生活や心情を読み取るとと 関 心 ・ 意 作者の生活や考え方を読み取るとともに、 もに、平安女流日記文学の特徴を 欲・態度 平安女流日記文学の特徴を理解する。 理解する。 読む能力 作者の立場を理解し、その心情を読み取る。/ 1 古 「平家物語」 文 4 音読を通して語り物の特徴を知る とともに、生死に直面した人間の 行動を通して、生き方についての 考えを深める。 漢 儒家・道家の思想 4 儒家・道家の思想を理解するとと 文 もに、人間の生き方やあり方につ いての考えを深める。 読む能力 簡潔な表現や巧みな比喩に注目しながら、 / 内容を的確に読み取る。 2 漢 日本の漢詩文 文 3 第 3 学 期 期 関 心 ・ 意 音読を通して文体を味わい、内容を踏まえ 末 欲・態度 て人間の生き方についての考えを深めよう 考 とする。 査 / 読む能力 登場人物の置かれた状況やその心情を読み 取る。 知識・理解 基本的な敬語法について理解する。 関 心 ・ 意 個々の相違点を意識しながら、儒家・道家 欲・態度 の主張を理解しようとする。 知識・理解 形のうえで紛らわしい語を文法的に識別す る。 知識・理解 基本的な句法・語法を理解する。 儒家・道家の思想について理解する。 2 作品にこめられた詩情を読み取る 関 心 ・ 意 作品の理解を通して、日本文化と中国文化 とともに、日本文化と中国文化の 欲・態度 の関係について考えようとする。 関係について考える。 読む能力 それぞれの作品が表現している内容や情感 / を理解する。 知識・理解 日本における漢詩文の歴史を理解する。 70 修 了 日 時
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