小名浜ときわ苑 (いわき市)

企画・編集 福島県社会福祉協議会
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福島県の介護職に就いた皆さんの声をご紹介!!
(医)ときわ会 介護老人保健施設
の
回
今
小名浜ときわ苑(いわき市)
訪問先
福島県富岡町出身
あんどう
な
み
こ
阿部 真澄見
安藤
菜見子さん
さん
(33
(23歳)
歳)
平成 26 年 4 月
いわき市小名浜の介護老人保健施設
小名浜ときわ苑に就職
保有資格
介護福祉士
住環境コーディネーター
介護福祉士として働いて5年目。
「ずっと介護をやめることは
考えなかった」と話す。元気の源は利用者さんとのコミュニ
ケーション。
「利用者さんの言葉に私が助けられています」
Q1
福島県の介護職を選んだ
理由を教えてください。
Q2
現在の仕事のやりがいや魅力、
今後の抱負について教えてください。
富岡町で生まれ育ち、
地元の高校で介護福祉士の資格を取得し
老人保健施設の目標は
「住み慣れたご自宅で過ごせるようにするた
ました。大好きな祖母の足が悪くなり、歩くのがつらそうな様子
めの支援」
です。
介護が必要な方が在宅で生活していくためには、
ご家
を身近で見ているうちに、介護の勉強をしたいと思ったのです。
族の理解と協力が欠かせません。
私がこれまで勤務してきた特別養護
富岡町の特別養護老人ホームに勤務してもうじき1年になると
老人ホームでは、
ご家族と関わる場面がほとんどなかったので最初は
き、東日本大震災が発生しました。いったんは利用者さんと郡山
戸惑いました。
そこで心がけるようにしたのは、
利用者さんだけではな
市に避難しましたが、
施設の存続は難しいということになり4月
くご家族にも積極的に話をすること。
地道に続けて信頼関係ができて
には職を失いました。
ずっと介護の仕事は続けたいと思っていた
くると、
とてもやりがいを感じます。
また、
今年になってから新卒の職
ので、5月には東京の特別養護老人ホームに就職。避難先のいわ
員に関わることになりました。
業務を教えることで改めて再確認する
き市に落ち着いた祖母や両親の元には時々帰ってきていました。
こともあり、
とても勉強になります。
後輩が働きやすいように教えてい
いわき市で職場を探したのは、祖母が転倒して車いす生活に
くことが今の私の目標です。
なったからです。介護の知識のある自分がそばにいれば、力にな
ることができる
と思い昨年4月
にいわき市で転
職しました。
Q3
これから福島県の介護職を
目指す方にアドバイスを!
ときわ苑の求人はハローワークで見つけ、
祖母が利用できそうな施
設であることと、
条件面が比較的良かったことから応募を決めました。
仕事を続けていく上で、
休日やお給料などの条件はとても大事だと思
います。
また、
ときわ苑だけではないと思いますが、
結婚や出産した後
もパートなどに雇用形態を変えて仕事を続けることができるのも介護
の魅力です。
私自身も、
仕事と家庭のバランスをとりながら、
これから
もずっと介護の仕事を続けていきたいと思っています。