27年度 - 筑波大学 東京キャンパス社会人大学院

筑波大学大学院博士前期課程
人間総合科学研究科生涯発達専攻
リハビリテーションコース
平成 27 年度入学試験
論述試験問題
[注意]
1.問題は、問題1と問題2の2問です。
問題1は(1)、(2)、(3)の3つの設問からなっています。すべての
設問に答えてください。
問題2は(1)と(2)の2つの設問からなっています。すべての設問
に答えてください。
2.答案用紙は 600 字詰め 5 枚、下書き用紙は 5 枚あります。
答案は、設問ごとに答案用紙 1 枚にまとめて記載してください。
答案用紙の裏面は使用しないでください。
下書き用紙は、自由にお使い下さい。
3.すべての答案用紙に必ず受験番号を記入してください。
4.各答案用紙の欄外の左上に、問題番号[問題1(1)、問題1(2)、問
題1(3)、問題2(1)、問題2(2)]を明記してください。
5.試験終了後、問題用紙と下書き用紙も回収しますので、持ち帰らないで
ください。
-1-
問題1 下記の三つの表は、国立社会保障・人口問題研究所が 2013 年 3 月に発表した
都道府県(A, B, C)についての、2010 年の人口と 2025 年および 2040 年の推計人口で
ある。それぞれ、2010 年、2025 年、2040 年の年齢別人口を示してある。
(1) これらの表から読み取れることを 600 字以内で述べなさい。
(2) 読み取った内容に基づき、将来的に予想される問題を 400 字程度で述べなさい。
(3) 2010 年と比較して 2040 年は、65 歳以上の高齢者の割合は何倍になるのか、表 1
に示した A 都道府県について、計算式を示して答えなさい。
表1
A 都道府県の 2010 年の人口と 2025 年および 2040 年の推計人口(単位:千人)
年齢(歳)
表2
2010 年
2025 年
2040 年
0~14
1,486
1,312
1,061
15~64
8,994
8,544
7,129
65~74
1,445
1,345
1,978
75~
1,234
1,977
2,139
計
13,159
13,179
12,308
B 都道府県の 2010 年の人口と 2025 年および 2040 年の推計人口(単位:千人)
年齢(歳)
2010 年
2025 年
2040 年
0~14
247
213
191
15~64
904
848
763
65~74
121
172
175
75~
121
181
240
1,393
1,414
1,369
計
表3
C 都道府県の 2010 年の人口と 2025 年および 2040 年の推計人口(単位:千人)
年齢(歳)
2010 年
2025 年
2040 年
0~14
124
81
58
15~64
641
460
335
65~74
146
147
107
75~
175
205
199
1,086
893
700
計
(出典:国立社会保障・人口問題研究所 HP より引用、一部改変)
2
問題2
別 添 の 文 章 ( 4 頁 ~ 6 頁 ) は 、 外 山 滋 比 古 著 『 思 考 の 整 理 学 』( 筑 摩
書 房 ,1986 年 )の 一 部 を 抜 粋 し た も の で あ る 。こ の 文 章 を 読 ん で 、以 下 の( 1 )
と(2)の設問に答えなさい。
( 1 ) こ の 文 章 の 要 旨 を 400 字 程 度 で 述 べ な さ い 。
(2)あなたが関わっている仕事あるいはリハビリテーションにおける「第
一 次 的 現 実 」 と 「 第 二 次 的 現 実 」 に つ い て 、 あ な た の 考 え を 600 字 以 内 で 述
べなさい。
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