こちらのシラバス

選択領域
実施日:11 月 3 日
講習名:現代保育者の専門性
担当教員名: 青木信子、寳來敬章
現代の保育者に求められる専門性
テーマ
到達目標
保育(者)をめぐる社会的・歴史的変遷の中で現代保育者の役割を理解すること
本講習は幼児教育・保育の歴史的変遷を概観した上で、現在の保育をめぐる社会的動
講習概要
向を確認する。そして、保育・幼児教育指導法やその背景にある思想等を取り上げな
がら現代保育者に求められる専門的、具体的な指導法や役割について理解を深める。
授業計画(内容)
本講義では、講義前半は保育をめぐる社会的・歴史的変遷を概観した上で、現代の保育者に求めら
れる専門性について議論する。『幼稚園教育要領』や『保育所保育所指針』などで、どのように保育
者の役割が議論されてきたのか、私たちのライフスタイルがどのように変容したのか、家族、子ども
を取り巻く状況はどのように変化したのかなど、様々な視点から現代社会において保育者に向けられ
る社会的な「まなざし」を検討する。また、子ども・子育て支援新制度に関する特徴や課題について
整理するだけではなく、保育者の役割、幼稚園・保育所・子ども園などの制度的・構造的変化などに
ついても確認する。
講義後半では具体的な場面やエピソードをもとに子どもへの指導の仕方や 保育者の役割、保護者と
の関係性などについて解説する。また、日々の子どもとのかかわりや職場での経験等から実践した支
援についてのグループワークを通して、それぞれの保育を見つめ直す。
〈試験内容〉
前半:講義内容を踏まえた筆記試験
後半:講義内容を踏まえた筆記試験
学修に関する留
特になし
意事項
成績評価方法・
前半の筆記試験50%
基準
後半の筆記試験50%
テキスト
特に指定しない。
参考文献
特に指定しない。
参考URL
特になし。
特記事項
特になし。
選択領域
実施日:11 月 8 日
講習名:子どもの表現と幼児教育
担当教員名:福西
朋子
子どもの表現と幼児教育
テーマ
到達目標
領域「表現」についての理解を深め、実践・指導力向上につなげることができる
幼稚園教育要領の感性と表現に関する領域「表現」に示されたこと について現代
の子どもの生活環境を踏まえ改めて省察する。子どもの表現活動において教師は何
講習概要
をねらい、どのような教育環境を創造するのか、そして、子どもの 表現を受容し活
動を支えるために教師に何が求められるのか。これらを主にグループ形態による演
習から実践的に学び、これからの教育方法について創造 し、現場での実践・指導力
向上につなげる。
授業計画(内容)
9:00~12:10
○
幼児教育と領域「表現」について
~子どもの生活、表現活動から~
○
グループ実践演習
テーマ:「表現する」ということ
13:00~16:10
○
子どもの表現、表現活動を支える教師(保育者)の役割
~表現を受容する教師(保育者)と表現者としての教師(保育者)~
○
現代の子どもの生活環境と「表現」
*講義にグループでのディスカッションを交えて授業を進める。
◇
筆記試験
学 修 に 関 す る 留 「幼稚園教育要領」に再度、目を通しておいてください。
意事項
成績評価方法・
基準
筆記試験
70%
グループ演習・ディスカッションの取組み
テキスト
プリント教材・資料(当日、配付)
参考文献
講座内で適宜、紹介
参考URL
特になし
特記事項
動きやすい服装で受講してください。
30%
選択領域
実施日:11 月
講習名:子どもの表現活動指導法
テーマ
到達目標
15 日
担当教員名:藤重育子、林韓燮
子どもの表現活動指導法
【言葉】児童文化財を基にした遊びとその手法について実践の幅を広げる。
【造形】「造形」の観点での表現活動を通して教材の作り方について学ぶ。
【言葉】子どもの表現を豊かにするために、児童文化財の教育的価値について知る
。また絵本の読み聞かせや遊びへの展開・手法について実践を通して学ぶ。
講習概要
【造形】子どもの造形表現活動の意義について理論し、造形表現活動の理論と実践
方法を検討し、保育実践に活かすことを目指す。子どもの豊かな感性を育む造形表
現方法とその活動指導方法のあり方について理解を深めるとともに、造形表現演習
を通して素材や道具の使い方を学び、教材製作を行う。
授業計画(内容)
【言葉】9:00~12:10
○言語表現活動についての知見紹介
○絵本の読み聞かせと遊びへの展開の実践
※筆記試験あり
【造形】13:00~16:10
○「造形表現活動」について
○
画材による表現方法と教材製作について
※筆記試験あり
学 修 に 関 す る 留 【 言 葉 】動 き やす い 格好で 受 講 して く ださ い 。好き な 絵 本を 1冊 持参 し てく だ さ い。
意事項
成績評価方法・
基準
【 造 形 】 製作活動ができる服装(エプロンなど)で受講してください。
筆記試験50%、実践演習の取組50%とします。
テキスト
必要に応じてプリントを配布します。
参考文献
講座で適宜、紹介します。
参考URL
特になし。
特記事項
特になし。