生長 の家 社会 事業 団 創立七 十年 記 念事 業 ご 奉讃 のお 願い 谷口雅春先生より託された 聖 な る 使 命 実 現 のた め に 公益財団法人生 長の家社会事業団 代表理事︵理事長︶久保文剛 趣意書 合 掌、 あ りが と うご ざい ます 。 公益財団法人生長の家社会事業団は、平成二十八年︵二〇一六年︶一月八 日 、法 人創 立 満七 十 年の 記念 す べき 日を 迎 えま す 。 ここ 顧みれば、大東亜戦争終戦直後の昭和二十年十一月、谷口雅春先生は、戦 き 後復刊第一号の﹃生長の家﹄誌に﹁ 爰 に吾等は生長の家社会事業団を設立し、 生長の 家誌 友の協 力 を得て日 本 救国の 一大 運動 たら しめ んこと を期す。﹂との 宣言 と とも に十 項 目に わた る 日本 救国 ・ 世界 救 済の 大構 想を 発 表さ れ まし た 。 それは、戦後の生長の家人類光明化運動の発進宣言とも称すべきものであ り、日本国実相顕現を熱祷された谷口雅春先生が、その後に展開された幾多 の国 民運 動の 原 点で も あり まし た 。 れん め い 一、政治結社﹃全国精神主義聯 盟﹄の創立︵注、綱領案に天皇国護持明記︶ 二、理想農 場の経営 三、生長の家 家庭光明寮の再 開 四、小学校、中 学校、女学校、 大学等、総合学 園の設立 五、戦災その他 の事情による父 母なき幼児の保 育園及び一般幼 稚園の経営 六、図書館の設 立 七、無料診療所 の開設 八、万国宗教親善 協会の設立 九 、欧米科学文献及 び文学書類の翻 訳 十、 社会経済研究所 の設立 また特筆すべきは谷口雅春先生は、法人創立にあたり生長の家大神から天 降った神示、聖経︵甘露の法雨・天使の言葉・続々甘露の法雨・日々読誦三 十 誦 経 ・ 聖使 命 菩薩 讃 偈 等 ︶、﹃ 生 命 の 實 相 ﹄、﹃ 眞 理 ﹄、﹃ 大 日 本 神 国 観 ﹄、﹃青 年 の 書 ﹄、﹃ 人 生 読 本 ﹄ 等 の 生 長 の 家 の 教 義 の 真 髄 に あ た る 基 本 聖 典 ・ 聖 経 の 著作権を生長の家社会事業団の永続的基盤となる基本資産としてご寄附され たこ とで す。 法人創立後、谷口雅春先生は御自ら初代理事長にご就任され、また谷口輝 子先生も副理事長にご就任されて、まさに戦後復興・祖国再建の礎となるべ く 生長 の 家社 会 事業 団の 陣頭 指 揮を 執ら れ まし た 。 しかしながら、時あたかも連合国軍による苛烈な占領政策下において谷口 雅春先生は公職追放に遭われ、誠に残念なことながら右の十項目にわたる大 構想を全面的に推進することは困難な状況に陥りましたが、戦災孤児の収容 を嚆矢とする児童養護施設生長の家神の国寮の運営や台湾、韓国、ドイツ、 フランスをはじめとする海外拠点での聖典・聖経の翻訳出版の支援事業等を -1- 中心 に歩 ん でま い りま した 。 今日、創立者谷口雅春先生が御昇天されてはや三十年、先生の御謦咳に接 した方々も次第に少なくなる中、谷口雅春先生の偉大なる御事績と御教えを 正しく純粋に歪み無く後世に伝え、谷口雅春先生のご恩に報いるため、私ど もは法人創立にあたって示された尊師谷口雅春先生の切なる御悲願にあらた めて回帰し、谷口雅春先生より託された聖なる使命実現のために、以下に掲 著作 権の護 持と 聖典・ 聖経の 刊行 げ る五 つの ﹁ 法人 創 立七 十年 記 念事 業﹂ に 邁進 す るこ とを 決意 致 しま した 。 第一の 事業 創立者谷口雅春先生から当法人の基本財産︵不可欠特定財産︶として託さ れた﹃生命の實相 ﹄、﹃眞理﹄、﹃聖経甘露の法雨﹄等は 、人間神の子、罪無し 、 病無しの根本真理によって数多の人々を人生苦・病苦等の桎梏から解放して きた福音であり、まさに釈迦・キリストの教えを完成する人類の至宝ともい う べ きも ので す 。 私たちは谷口雅春先生がお説き下さった御教えが未来永劫に正しく伝えら れるように、これら聖典・聖経の著作権を断固として守り抜き、新編生命の 實相、聖経一切経をはじめとする聖典・聖経を日本国内において永続的に陸 続 と刊 行し 続 ける こ とが でき る 盤石 な体 制 を整 えま す 。 更に、海外各国においてもこれら聖典・聖経を翻訳出版できるように支援 ﹁谷口 雅春先 生記 念図書 資料館 ﹂の 拡大充 実と し 、谷 口雅 春先 生 の世 界 救済 の御 悲 願実 現に 向 けて 前進 し ます 。 第二 の事業 真 理 の 燈 台 とし て の 図 書 資 料館 分 館 の 全都 道府 県で の 設置 現在、東京都国立市に設置している﹁谷口雅春先生記念図書資料館﹂の一 層の拡大充実を図り、谷口雅春先生のすべての著作物を含む図書資料・音声 ・映像等を収集整理します。そして、ここに来れば神誌を含む谷口雅春先生 の御生涯にわたるすべての御文章を拝読することが出来、谷口雅春先生の貴 重 な音 声・ 映像 に 接す る こと が 出来 る図 書館 へ の拡 充 を目 指し ま す。 更に、全国各都道府県に﹁谷口雅春先生記念図書資料館分館﹂の設置を目 日本 一の ﹁児童 養護施 設生 長の家 神の国 寮﹂ の実現 と 指し、各地域において国家と人々を救う真理の燈台としての使命を果たしま す。 第三 の事業 青 少年 健全育 成のた めの ﹁青少 年練成 会﹂ の開催 谷口雅春先生は昭和二十年九月、当時巷に溢れていた戦災孤児を保護養育 するための施設を東京都港区赤坂に設置され、草創期には卒業して就職する 児童から谷口雅春先生が親代わりに挨拶を受けられたり、谷口輝子先生もク -2- リスマス会等に再三慰問されるなど孤児の養育に尽力されました。爾来七十 年間にわたって児童養護施設生長の家神の国寮︵現在は東京都国立市に所在︶ として数千人に及ぶ児童の養護・養育に貢献してまいりました。今日、連日 のような悲惨な虐待事件の報道に心を痛めるところでございますが、虐待等 により心身に重篤な障がいを受けて入所した子ども達が、幸せな人生を歩み 直すことが出来るように、人間神の子の神性・仏性を拝み引き出す﹁生命の 教育﹂と﹁日本的養護・養育﹂を実践する日本一の児童養護施設の実現を目 指 しま す。 また、青少年の健全育成事業として、尊師谷口雅春先生の御教えを次世代 の世界と日本の柱となる青少年に伝える﹁青少年練成会﹂を全国各地で開催 尊 師の 御 教 え を 正 しく 純 粋 に 学 び 伝え る ﹁ 生長 の 家教 義研 する こ とに 全力 で 取り 組み 、 次代 を支 え る青 少 年を 生み 出し ま す。 第 四の 事 業 修 講座﹂ の開催 と講 師養成 創立者谷口雅春先生の偉大なる御教えを正しく純粋に深く学ぶ場として﹁生 長の家教義研修講座﹂を全国各地で開催し、尊師の御教えを永遠に伝えてい きます。そして、研修講座の全課程を修了した方々のうち希望者には、御教 えの奥義を学び語る講師として﹁生長の家社会事業団講師﹂の称号を授与し、 谷口雅春先生の日本救国・世界救済の御悲願実現に協賛・邁進する団体との ﹁谷 口雅春 先生 記念館 ﹂建設 に向 けて 共催 行事 や 後援 行 事等 への 講師 派 遣を 積 極的 に 行い ます 。 第五の 事業 将来的には﹁谷口雅春先生記念図書資料館﹂を発展的に拡充させ、谷口雅 春先生の偉大な御事績を未来永劫に伝え、谷口雅春先生の息吹に接すること ができるような温故資料館としての機能と、更に青少年健全育成のための研 修機能を併せ持つ﹁谷口雅春先生記念館﹂の創設実現に向けて取り組みます 。 谷口 雅春 先生は 、昭和五十五 年二月 二十 九日 、﹁ 生長の 家全 国代 表者 会議﹂ の ご結 語で 次の よ うに お 説き 下 さい まし た。 ﹁皆さんが救世主なんだ。僕一人が叫んでみても仕方がない。皆さんが 谷口雅春で、皆さんが救世主で、そして人類を滅亡から救う役割をもっ ておられるのが皆さんである。﹂ 心を 澄ま せ ば今 も谷 口 雅春 先 生の 切々 たる お 声が 耳 朶に 響い て まい りま す 。 私共は、かかる尊師の聖なる信託にお応えすべく、法人創立七十年の記念 事業として、谷口雅春先生の御事績を永遠に後世に伝える事業を成し遂げて ま い る所 存で あ りま す。 つき ましては以 上 の趣旨を 御 理解下 さり、何 卒 、﹁生 長の家 社会事業団創立 七十年記念事業﹂への絶大なお力添えを賜りたく心からお願い申し上げます。 -3- ﹁ 生長 の家社 会事 業団 創立七 十年 記念事 業奉 讃募 金﹂要項 一 、募 金方 法 募金は次の二つの形式で行います。︵併用も可能です︶ ①一 括献 資 一口三十三万円を一括してご献資いただくものです。又、可能な方は 、 三口百万円のご献資をお願いします。なお、分割でのご献資も可能で す の で、 ご 希望 の方 は遠 慮 なく お 申し 出 下さ い。 ② 年払 い 献資 生長の家社会事業団を永きにわたり支えていただくために、毎年一回、 B A 特 別会 費 護 持会 費 賛 助 会費 年額 年額 年額 五万 円以 上 三万 円 一 万五 千 円 年 払い で ご献 資い た だく も ので す。 金額 は 次の い ずれ かで す 。 C 二 、 振込 先 口 座記 号 番号 公 益 財団 法 人生 長の 家社 会 事業 団 00 14 0 ︱1 ︱6 5 76 57 ① 郵便 振 替を ご 利用 の場 合 加 入者 名 ︵ご連絡いただきますと、送金料無料の郵便振替払込用紙をお送りい たします。郵便局備付けの払込用紙もご使用になれますが、その場 合は必ず通信欄に﹁記念事業﹂とご記載ください。︶ 普通 預金 口 座 三井 住友 銀 行 公益 財団 法 人生 長の 家 社会 事 業団 09 2 15 4 4 国 立支 店 くにたち ②銀 行 をご 利用 の 場合 名義 ︵銀行振込でご送金の場合は、入金内容の確認及び受領証明書等のお 届けのため必要ですので、必ず、郵便又はFAX等で、ご住所・ご 氏名等をお知らせください。︶ 三、 事 務取 扱及 び 連絡 先 東京 都 国立 市富 士 見台 二 丁目 三十 九番 地 の一 國 弘 昭義 、 会 計担 当理 事 FA X ︵〇 四二 ︶五 七 三ー 八 七七 〇 久保 文 剛 、 推進 担 当 理事 ︵ 〇四 二 ︶五 七二 ー 八七 七 〇 岡 村 佳明 ︶ ︵理 事 長 生長 の 家社 会事 業 団創 立七 十 年記 念 事業 事務 局 〒一 八六 ー 〇〇 〇 三 電話 -4- ※ 注一 税 務 上 の 恩 典 に つ いて 本 募 金 への ご 寄 附 は 、 国 家 公 共 に 貢 献 す る 寄 附 金で す の で 、 所 得 税 法 及 び 法 人 税 法に 規 定 す る ﹁ 特 定 公 益 増 進 法人 の 主 た る 目 的 で あ る 業 務 に 関 連 す る 寄附 金 ﹂ と し て 、 所 得 税又は法人税の寄附金控除の対象となり ます。 毎年の確定申告時前に 、控除のご申告に必要な﹁寄附金受領証明書 ﹂をお届けします 。 ま た 、 東 京 都 条 例 の 指 定 を 受 け て い ます の で 、 ご 寄 附 者 が 東 京 都 民 の場 合 は 、所 得 税 募 金 の適 正 な 執 行 と ご 報 告に つ い て の確定申告の際に、都住民 税の寄附金控除を受けることができます。 ※注二 本 募 金 へ の ご 寄 附 は 、 本 趣 意 書 及 び 募 金 要 項 に よ り 、 明 確に 使 途 が指 定 さ れて い ま す ので 、﹁公 益 社団 法 人 及び 公 益 財団 法 人 の 認定 等 に 関す る 法 律施 行 規 則﹂ 第 二十 二 条第 三 項 第 五 号 又 は 第 六 号に 規 定 す る 、 使 途 の 指 定 さ れ た 受 取 寄 附金 と し て 、 同 条 第 五 項 に 規 定 さ れ た事 項 に つき 、 法 令 上の 措 置 を講 ず る とと も に 、﹁ 公 益法 人 会 計基 準 ︵ 内閣 府公 益 認定等委員会設定 ︶﹂及び﹁公益財団法人生長の家社会事 業団寄附金規程 ﹂の定めに従い 、 ﹁ 指 定 寄 附 金 ﹂ と し て 厳 正 に 収受 及 び 保 有 し 、 評 議 員 会 ・ 理 事 会 ・ 監 事の 監 督 の 下 、 公 益目的事業として適正に執行しま す。 決 算 に つ い て は 、 内 閣 総 理大 臣 に 報 告 す る と と も に 、 イ ン タ ー ネ ット の ホ ー ム ペ ー ジ 等により情報公開しております。 第一 の事 業 著 作権の 護持 と 聖典・ 聖経 の 刊行 ※ 注 一の ﹁ 特 定 公 益 増 進 法 人 の 主 た る 目 的 で ある 業 務 に 関 連 す る 寄 附 金 ﹂ に 本 創 立 記念 事業が該当 することについて 公 益 財 団 法 人 生 長 の 家 社 会 事 業 団 定 款 第 三 条 ︵ 目 的 ︶ に 掲 げ る ﹁ 著 作 権 保 護 及 び 出 版 物 の 刊 行普 及 等 ﹂及 び 同 定 款 第 四 条 ︵ 事 業 ︶ 第 一 項 第 二 号 ︵ 精 神 文 化 振 興 事 業 ︶ イ に 掲 げ る ﹁ 著 作 権 保 護 及 び 出 版 物 の 刊 行 普及 等 を 行 う ﹂ に 該 当 する、当公益財団法人の主たる業務です。 公 益 財 団 法 人 生 長 の 家 社 会 事 業 団 定 款 第 三 条 ︵ 目 的 ︶ に 掲 げ る ﹁ 宗 教 教 聖 典 等 の 収 集 、 調 査 研 究 、 編 纂、 保 存 、 公 第 二 の 事 業 ﹁ 谷 口 雅 春 先 生 記 念 図 書 資 料 館 ﹂ の 拡 大 充 実 と 真 理 の 燈 台 と し て の 図書 資 料 館 分 館 の 全 都 道府 県で の 設置 開 、 各 国 語 翻 訳 、 著 作 権 保 護 及 び 出 版 物 の 刊 行 普 及 等 に よ り 、 国 際 相 互 理 解 の 促 進 、 信 教 の 自 由の 尊 重 及 び 社 会 文 化 の振興﹂及び同定款第四条︵事業 ︶第一項第二号︵精神文化振興事業︶イに掲げる﹁谷口雅春先生記念図書資料館︵図 書館 法第二条第 一項に規 定する図書 館であっ て、特に世 界各国の宗教 聖典を 主とする図書 資料の収集、整理、編纂、 保存、 一般公衆 への利用に 供し、その 教養、調 査研究棟に資 するとと もに、併せ て図書資料 のうち社会的に有益かつ 可能な 著作物につ いて各国語翻 訳、著 作権保護及び 出版物の 刊行普及等 を行う施設 ︶の設置 運営事業﹂に該当する、 当公益財団法人の主たる業務です。 日本一の児童養護施設生長の家神の国寮の実現と青少年健全育成のための﹁青少年練成会 ﹂ 公 益 財 団 法 人 生 長 の 家社 会 事 業 団 定 款 第 三 条 ︵ 目的 ︶ に 掲 げ る ﹁ 諸 種の 社 会 事業 に よっ て 生じ た 要保 護 児童 の 収 第三の 事業 の 開催 容及び 生活指導並 びに宗教 的情操教育 による児童の 育成その 他児童又は 青少年の 健全な育成 を行う﹂及び同定款第四 条 第 一 項 第 一 号 に 掲 げ る ﹁ 宗 教 的 情 操 教 育 に よ る 児 童 の 育 成 そ の 他 児 童 又 は 青 少 年 の 健 全 育 成 事 業 ﹂ に 該当 す る 、 当 尊 師の 御教 えを 正し く純 粋に 学び 伝 える﹁ 生長 の家 教義 研修 講座 ﹂ の開催 と講 師 養成 公益財団法人の主たる業務です。 公 益財団法人 生長の家社 会事業団 定款第三条 ︵目的︶ に掲げる﹁社 会情勢の変 遷に応じ て社会の福利を図るための 第 四の 事業 文化科 学的研究の 振興普及 に寄与﹂及 び同定款 第四条第一項 第二号ロに 掲げる﹁ 精神生活改 善による、より良い社会 の 形 成 の 推 進 の た め 、 精 神 身 体 医 学 、 教 育 心 理 学 、 心 理 カ ウ ン セ リ ン グ 及 び 児 童 養 護 実 践 学 そ の 他 の 文 化科 学 的 研 究 ﹁ 谷口 雅春 先生 記念 館﹂ 建設 に向 けて の 振 興 ・ 普 及 の た め の 研 究 会 、 講 演 会 、 座 談 会 の 開 催 及 び 後 援 、 講 師 の 養 成 ﹂ に 該 当 す る 、 当 公益 財 団 法 人 の 主 た る 業務です。 第 五の 事業 前記の第二の事業及び第三の事業の説明に記載のとおりです。 -5-
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