9月 第9号

川崎校発
9
26/9/25
川校弁論大会 雄弁なる7名の主張
9月19日(金)の午後から今年度の川崎校弁論大会が開催されました。当日は川崎町小山修作町長様
をはじめ町内外から8名の皆様を来賓として迎えての開催となりました。
小山町長の挨拶で、自身の弁論大会出場の経験を述べたあとに、西内まりや(ファッションモデル)の
言葉(努力の上に花が咲く、とにかく努力しなければダメなんだ、等)や、学校から依頼のあった文化祭
パンフレットに寄稿した自身の言葉(文化祭と勉強は関係ない。しかし、一見無駄に見えることは、実は
あとで役に立っていることに気づく)を引用し、努力は人間を成長させてくれること、無駄な努力な
表1 出場者氏名&演題(発表順)
どないこと、人生においては努力が大切であることなど
を生徒に力強く語ってくれました。
氏名
学年
題名
続いて、各学年で選ばれた7名の代表者が、日頃感じ
髙橋早苗
2年
本当の努力って?
ていることを大勢の前でしっかりと発表しました。毎日
髙山美香
3年
今できることを
遅くまで練習した発表者の熱弁に、聴衆側の生徒達はみ
丹野正之
2年
自然と人工
な真剣に耳を傾けました。
松田陽介
3年
川、生きる
どの弁士もそれぞれの学校内外あるいは現在及び過去
笠松香鈴
3年
伝える
の体験・経験を踏まえ、人としての生き方、他人との接
佐藤克幸
1年
ゴール
し方、学校生活のあり方、自然との共生、社会問題など
佐藤多恵
1年
学校と私
様々な観点から意見を述べ、成長した自分の姿を堂々と
聴衆に示してくれました。
そんな弁士達に私を含めた審査員5名は大変審査に苦労しましたが、以下の3名を入賞といたしました。
第1位 髙山美香さん
第2位 髙橋早苗さん
第3位 笠松香鈴さん
結果的に入賞者は3人となりましたが、入賞しな
かった弁士との差は大きいものではありませんでし
た。賞の数が多ければ、もっと多くの弁士を入賞さ
せることができたと残念でなりません。
髙山さんは、数年の時間の経過を経て、最愛の家
族の死とやっと向き合えることができるようになっ
た自分の経験から、
「大切な人といつでも会えると思
って、知らないうちにその人を傷つけたり、いい加
減な態度をとったりしていないか」と問いかけ、
「今
できることを精一杯やって、後悔をしないように生
大会後の記念撮影写真
きてほしい」と訴えました。
また、髙橋さんは、部活動の経験から、
「努力の質を高めること、積み重ねた体験に大きな努力を加える
ことによって、実りある結果が得られる、努力をすれば必ず報われる」ということを訴えました。
さらに、笠松さんは、院内学級退院の際に、自分に病気を乗り越える勇気を与えてくれた友人に対して、
感謝の言葉を言えぬままで別れてしまったことから、自分の気持ちを相手に伝えるために、
「伝える勇気を
持つ、相手の気持ちを受け入れる、自分の気持ちにうそをつかない」ことが大切と唱えました。
表2 ご来賓の方々
氏名
小山 修作
佐藤芙貴子
高橋 晃
森 和子
佐々木勝美
大宮 信雄
中村とみ子
水沼 浩
所属
様 川崎町 町長
様 川崎町 教育長
様 川崎中学校 校長
様 秋保中学校 教頭
様 川崎小学校 校長
様 学校評議員
様 学校評議員
様 学校評議員
大変お忙しい中、ご臨席いただきました来賓の方々は左記の
とおりです。心より感謝申し上げます。本当にありがとうござ
いました。
今、3年生は就職試験の真最中です。すでに就職試験を終え
た諸君もいれば、
これから受験という諸君もいます。
結果は徐々
に出始めることになりますが、受験にはいつも悲喜こもごもの
結果がつきまとうものです。よい結果には素直に喜び、悪い結
果には悲しむことでしょう。望まぬ結果が出ても、それですべ
てが終わるわけではないことを賢明なる3年生諸君は理解して
いるでしょうから、
また次の目標に向かって努力するだけです。
「努力は結果を裏切らない」
、そう信じて突き進みましょう。
Never Give Up!
文責 副校長 本郷貴志