夢・愛・熱への進撃 三ヶ年計画

2015年度~2017年度
年度
年度
CCo-seii
夢 愛 熱への進撃
夢、愛、熱への進撃
三ヶ年計画
2015年4月1日
大阪厚生信用金庫
計画理念
戦略目標
~大阪とともに成長する夢実現へ進撃する~
進撃とは、競争しながら前へ前へと進み続けることを意味します。
私たち大阪厚生信用金庫は、絶え間ない[革新]と[挑戦]により、
倫理的かつ良い競争を通じ 「利益と地域社会貢献を両立させ
倫理的かつ良い競争を通じ、「利益と地域社会貢献を両立させ
る」ことを目指す姿としています。
基本方針
・中小企業専門金融機関として、中小企業への安定的な資金提供、取引先企業に対する
各種経営支援 取引先企業の経営危機時の金融支援が大きな使命であることから それ
各種経営支援、取引先企業の経営危機時の金融支援が大きな使命であることから、それ
を可能とする金庫自体の収益向上と財務健全性向上は必須であると考えます。
・また、地域との共存・共栄は、地域金融機関にとって宿命であることから、将来の大
阪という都市作りに 民間企業として参画しているのと同様と認識しています
阪という都市作りに一民間企業として参画しているのと同様と認識しています。
1
経営戦略
経営力日本一に向けて
~継続的な経営戦略の見直しによるチャレンジ~
継続的な経営戦略の見直しによるチャレンジ
私たち大阪厚生信用金庫は、社会情勢の変化、時代のニーズに応じて、継続的に経営戦略を
見直してきました。これからも、長期ビジョンに基づいた中期経営計画を着実に実行することで、
成長を続けてまいります。
「経営戦略」進捗状況
事業報告書ベース
経営計画
2014年度実績は平成27年3月31日現在
革新進化三ヶ年計画
2006年度
預積金
金庫計
億円
貸出金
金庫計
億円
経常利益
金庫計
億円
当期純利益 金庫計
億円
店舗数
店舗数
役職数
常勤役職員数
人
基本構想
修正Ver
実績
増加額
増加率
基本構想
修正Ver
実績
増加額
増加率
基本構想
修正Ver
実績
基本構想
修
修正Ver
実績
基本構想
修正Ver
実績
基本構想
修正Ver
実績
2007年度
限りなき躍進三ヶ年計画
2008年度
2009年度
2010年度
新たなる挑戦三ヶ年計画
2011年度
3 000
3,000
3 200
3,200
3 446
3,446
3 705
3,705
4 000
4,000
2 ,9 2 0
72
2.5%
3 ,0 7 0
150
5.1%
3 ,5 6 9
499
16.3%
4 ,0 7 7
508
14.2%
4 ,5 7 0
493
12.1%
2,000
2,150
2,318
2,498
2,700
1 ,99 6 2
57
3.0%
2 ,11 1 0
148
7.5%
2 ,11 5 1
41
1.9%
2 ,22 8 1
130
6.0%
26
26
19
13
8
28
10
11
13
9
10
17
2 ,8 4 8
1 ,99 0 5
16
268
2012年度
2013年度
2014年度
44,316
316
5,000
5 ,3 0 0
730
16.0%
44,648
648
5,500
6 ,1 6 8
868
16.4%
5 000
5,000
6,000
7 ,0 7 9
911
14.8%
2 ,44 8 1
200
8.8%
2,921
2,750
2 ,77 9 1
310
12.5%
3,155
3,050
3 ,11 1 2
321
11.5%
3,400
3,400
3 ,66 1 9
507
16.3%
30
20
29
32
30
28
35
43
45
38
50
74
40
59
96
9
20
追加計画
追
18
30
31
35
50
40
69
17
18
17
17
18
19
18
18
20
19
19
21
20
20
22
21
21
23
22
22
290
290
312
334
356
288
322
330
350
357
378
384
377
400
406
397
420
425
430
2
大都市大阪
大都市大阪の現状と長期的な将来、金庫の役割
状と 期的な将来 金庫 役割
大阪産業は かねてから構造転換の遅れが指摘され 本社機能の流出傾向も未だ続いています
大阪産業は、かねてから構造転換の遅れが指摘され、本社機能の流出傾向も未だ続いています。
また、失業率は依然として全国より高く、生活保護率も上昇し続けています。一方で、生産年齢人口
の減少と急速な高齢化が進行しています。(平成22年度以降減少に転じ、15年後の平成37年度は約
60万人減、高齢者人口は約60万人増加予想)。大阪圏の人口減少ペースが三大都市圏の中で最も
早くなると予測されている背景には、大阪圏における産業力・雇用力の相対的な低下も挙げられます。
したがって、産業・経済の活性化に取り組むことは、大阪の都市活力を維持していく上で重要です。
将来的には大阪の都市づくりにおいては次のような課題があると考えられます。
当金庫の不動産に強いという特長を活かし、身の丈にあった貢献を果たす。
・超高齢化社会を見据えた医療・健康づくり関連産業や余暇関連産業への資金供給
・人口の減少に伴い住宅需要は減少に転じ、量的拡充の必要性は低下すると推定されるが、
ゆとりある質の高い居住空間、サ高住、高専賃や職住近接居住など多様なニーズに応じた
住宅を提供する企業 住宅・建物の免震化など自然災害への対応を担う企業への資金供給
住宅を提供する企業、住宅・建物の免震化など自然災害への対応を担う企業への資金供給
・再生可能エネルギーの普及拡大を担う企業への資金供給
・観光インバウンドの拡大を担う企業への資金供給、等
・都市魅力創造の一環としての緑化推進支援や低炭素社会実現への貢献
3
等
「
「3つの強化」と2017年度の目標
強化 と
年度 目標
[基本方針]
[3つの強化]
強みの活用(融資に強い、不動産に強い)
倫理的且つ挑戦的な組織文化
効率的且つ実効的な内部管理
+
役職員個々人の強化
組織連携の強化
競争力の強化
2017年度の主目標
預積金残高 1兆円
当期純利益 100億円
自己資本比率 10%
4
ビジネスモデル




現状の経営環境は金利競争が激しさを増しており、最終的に勝ち残れるだけの
体力と余裕を早急に持つ必要があります。当金庫としては、独力で今ある経営資
源を最大限活用し効率性、収益性を高め、金利に左右されな 取引先とのリレ
源を最大限活用し効率性、収益性を高め、金利に左右されない取引先とのリレー
ションの構築等金利以外の競争力(価値)を高めることが課題です。
そのため、業務推進面での「選択と集中」と、効率性指標である「パーヘッド・
パーブランチ」を重視しています。
一方、中小企業・地域顧客のサポーターとしての金融仲介機能強化は今後の
課題でありますが、規模の小さい当金庫の場合は、営業・事務職員個々が格差
なく一定レベルの知識と専門性を有するようになること、また不足する部分は外
部機関との連携が必要であり、そのための人財育成、職員教育に注力しなけれ
ばなりません。
当金庫は他に先駆けて「不動産に強い」「融資特化」の営業戦略を掲げた結
果 先行メ トとし
果、先行メリットとしてのノウハウの蓄積や、経験を必要とする法人渉外を若手の
ウ ウ 蓄積や 経験を必要とする法人渉外を若手
うちから経験ささせることができ、これが金庫の強みとなっています。当面はこの
強みを活かした現在の経営スタイルによる拡大成長路線を継続してまいります。
5
重点課題

人財の確保 育成 徹底教育
人財の確保・育成・徹底教育
2014年度末常勤役職員数430人 ⇒ 2017年度末 522人
組織連携 競争力強化
組織連携・競争力強化

融資業務

不動産賃貸業、医療・介護業、娯楽業、金融業
賃貸
護
や再生エネルギー関連等の有担保・長期与信を
中心として業容拡大を図る。一方、与信先実態
把握、融資ポートフォリオの適宜把握、不良債権
の早期処理による信用コスト管理及び削減を併
せて徹底する
せて徹底する。

預金業務
地域還元として年間を通したプレミア金利のスー
域還元
年間を通
利
パー定期キャンペーンや大口定期預金を中心に
預入1年以上の長期安定した良質預金の吸収を
図る。調達のターゲットは年金受給者を中心とし
たシルバー層をメインとし、広く地域にPRを強化
して店頭にご来店いただけるようにする
して店頭にご来店いただけるようにする。
余裕資金運用業務
資金運用能力向上、運用資産多様化等による収益力強化
ガバナンス・
リスク管理・コンプライアンス・お客様保護
地域密着型金融 金融円滑化
地域密着型金融・金融円滑化・IT対応
対応
6
計画実施ガイドライン
 貢献と連携
お客様への貢献と連携
地域・社会への貢献と連携
組織 の貢献と連携
組織への貢献と連携
(業績寄与、内部管理、内部協調、人財育成、提言、
改善行動、行事協力など)
 挑戦し実現することを目的とする
7
基本事業計画
2015年度
預積金末残
貸出金末残
2016年度
2017年度
88,000億円
000億円
4,200億円
99,000億円
000億円
4,750億円
10,000億円
10
000億円
5,300億円
コア業務純益
当期純利益
78億円
80億円
87億円
90億円
96億円
100億円
店舗新設
店舗数
1店舗
23店舗
1店舗
24店舗
2店舗
26店舗
役職員数
470人
500人
522人
8