制度融資 知事復活要求について 知事復活要求に当たっての基本的考え方 ◎保証協会合併の初年度は、一元化による市融資枠250億円と今年度府融資枠6,400億円の合計6,650億円 を確保（市制度利用者の信用収縮の不安を払拭することが必要） ◎設備投資応援融資の創設（470億円）による増は、既存融資枠の中で吸収。ただし、魅力的な条件（金利 1.0％（保証料込みで約２％）、固定10年）を設定しなければ民需を牽引できない。 ◎景気回復を実感できるように小規模企業者が積極的にチャレンジできる融資枠を確保することが必要 復活内容 ① （設備投資応援融資） ◎ 設備投資応援融資の融資枠は、新規470億円〔保証付250億円（50億円復活）、金融機関提案型220億円 （20億円復活）〕とし、設備貸与制度30億円との合計で、500億円の設備投資牽引枠を設定する。 ◎ 設備投資応援融資（保証付）の金利は1.0%（内示1.6％）とする。 ◆ リーマンショック前の民間設備投資水準を牽引するもの。国の経済対策との相乗効果が期待できる。 ◆ 金融機関は金利1.0%（保証料込みで約２％）であれば大変魅力的な商品として積極的に中小企業者へ働きかけたい意向。 金利1.6%（保証料込みで２％台後半）では、奨励できる制度にはならない。 ◆ 協会合併のサービス向上策(資金供給ﾒﾆｭｰを拡充）としても位置付け 【近畿地区地銀、信金平均貸出金利（日銀大阪支店 11月）】 復活内容 ② （金融機関提案型融資） ・国内銀行：1.271％ ・地銀：1.399％ ・信金：1.971％ ◎ 金融機関提案型融資（既存分）の融資枠を昨年度並みの1,470億円（280億円復活）とする ◆ 景気回復の広がりに伴い、金融機関のノウハウを活かしながら、 小規模・零細事業者（保証協会利用者の７割が５人以下 の従業員）が積極的にチャレンジできる融資枠を確保すること が必要 ◆ 制度融資は、合併によって府内中小企業者の３社に１社 約10万社が利用。金融インフラとして府の政策姿勢を示すもの。 ＜参考＞制度融資 当初要求・部長査定・復活要求の状況 【平成２６年度要求】 【財務部長復活査定】 25年度融資枠 26年度融資枠 （要求） 備 考 融 資 枠 融 資 枠 （復 活 額） 開業サポート資金 100億円 100億円 小規模企業サポート資金 300億円 350億円 2,000億円 2,200億円 1,850億円 10億円 10億円 10億円 1,490億円 1,490億円 1,190億円 200億円 200億円 チャレンジ応援資金 法認定型 金融機関提案型(既存分) 同 （設備投資応援枠） 府・市制度一元化分 ５０億円 100億円 100億円 350億円 350億円 【新設】 250億円 設備投資応援融資 設備投資応援融資（保証付） 【知事復活要求】 200億円 2,200億円 （350億円） 10億円 1,470億円 （280億円） 220億円 （20億円） 250億円 （50億円） (金利1.0%) (金利1.6%) 500億円 250億円 250億円 経営安定サポート資金 3,000億円 3,200億円 災害等対策資金 1,000億円 1,000億円 6,400億円 6,850億円 6,500億円 440,606百万円 440,190百万円 421,224百万円 440,190百万円 9,538百万円 10,092百万円 9,717百万円 9,772百万円 経営力強化資金 合計 預託 損失補償(債務負担) 府・市制度一元化分 ２００億円 － 3,200億円 1,000億円 (金利1.0％) 250億円 3,000億円 （▲200億円） 1,000億円 6,650億円 （150億円） ＜参考＞ 設 備 投 資 応 援 融 資 ■リーマンショック前の水準を目標に、設備投資の需要を牽引(国の経済対策とも歩調を合わせて) ■府・市保証協会の合併に伴うサービス向上としての新たな融資メニュー 目 標 「日本再興戦略（平成25年6月14日）」 ○今後３年間を「集中投資促進期間」と位置づけ、国内投資を促進するため、税制・予算等といったあ らゆる施策を動員することで、今年度以降も民間投資を喚起し、今後３年間で設備投資を増加させ、 リーマンショック前の民間投資の水準に回復させることを目指す 設 備 投 資 ①景気対策（生産力向上、高度化、需要喚起等） ②省エネ設備導入支援（電力料金値上げ対応等） 支援の意義 ③成長産業支援（特区、新エネ・ライフサイエンス、 製造業を始め、サービス、 小売・卸、建設、運輸など 全業種に共通 医療・介護等） ■設備投資の需要を牽引するため ・制度融資と設備貸与制度の合計で、５００億円規模の設備投資に対応する融資枠を設定 ・長期固定で過去最低の金利設定により、設備資金の調達を支援(保証協会保証付) 制 度 設備投資応援融資 名 【新規】 保証協会保証付 融資主体 限 度 額 ２億円 金融機関 【拡充】 金融機関提案型 設備貸与制度 【継続】 融 （うち無担保8,000万円) 金融機関所定 産業振興機構 無担保８,000万円 資 条 件 融資期間 １０年以内 金 利 等 固 定：1.0％ 保証料：0.35～1.9％ （９段階） 金融機関所定 金融機関所定 (預託により金利軽減) ７年以内 1.5％又は1.7％ 融資枠等 250億円 220億円 30億円
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