高付加価値微粒子の特定と技術・市場動向調査

マルチクライアント調査のご案内
高付加価値微粒子の特定と技術・市場動向調査
~(1)ポリマー系(2)無機、金属系(3)ハイブリッド系のアプリケーションと安全性から見た 10 年後の市場~
2015年4月8日
(有)カワサキテクノリサーチ 調査プロジェクトチーム
Ⅰ.調査企画趣旨
私たちの身の周りの製品には色々な微粒子が使用されている。スマートフォンを例に挙げると
液晶のスペーサーにはアクリル微粒子が、フロントシートの反射防止には無機微粒子が、バック
ライト部材の拡散フィルムにもポリマー系微粒子が使われており、この他にも内蔵部品のコンデ
ンサ、電池、配線材料、異方性導電フィルム、電極、放熱シート等々にも様々な微粒子が使用さ
れている。無論スマートフォン以外にも、多様な用途で微粒子は使用されており、その材質も大
きさ、また形状も千差万別である。
今回 KTR では、これら既存の微粒子の技術市場動向をまとめる(第1部)と共に、技術的に
は「ハイブリッド」
「中空」などをキーワードとして、また分野や用途としては医療(治療、診
断)
、電子・半導体(電池、セパレータ)、自動車(内装材)
、塗料・コーティング(反射防止)
化粧品などを対象として、新素材・新処方による新規微粒子の用途や、開発・市場動向の調査を
行う(第2部)
。さらに今後大きな問題となる、法規制を含む微粒子の安全性問題についても言
及(第3部)し、計3部構成で行う。 第1部は20%、第2部は50%、第3部は30%の
比率でまとめたいと考えている次第である。
第1部 (20%)
既存微
粒子
微細化
遮熱塗料
防音塗料
(2500億円)
化粧品(10兆円)
PV透明導電基板
(1,000億円)
コア
シェル
第2部(50%)
新素材微
粒子
10年後の市場規模
磁性
キー
ワード
天然
ガラス研磨
(100億円)
ハイブ
リッド
異形
状
中
空
ITO電極(8,000億円)
フレキシブルル電子ペーパー(3,000億円)
第3部(30%)
微粒子の
安全性・
汚染問題
国内外の
動向
放熱材料
放熱接着シート、放熱接着剤
(4,000億円)
図1
マルチクライアントと調査イメージ
図4 新素材微粒子の市場が想定される潜在市場
*( )は各全体市場
Ⅱ.調査(取材)予定項目
第1部 機能性微粒子の技術動向(50 頁)
1-1技術編
1-1-1 ポリマー系微粒子
(1)フッ素系(PTFE)
(2)PMMA
(3)PES
(4)PEEK
(5)特殊 PA
(6)その他
1-1-2 金属系・無機系微粒子
(1)Fe 系
(2)Ag 系
(3)Cu 系
(4)Ni 系
(5)その他
1-1-3 セラミック系微粒子
(1)チタン酸バリウム
(2)窒化ホウ素
(3)窒化ケイ素
(4)窒化アルミニウム
(5)その他
1-2 市場編
1-2-1 ポリマー系微粒子
(1)フッ素系(PTFE)
(2)PMMA
(3)PES
(4)PEEK
(5)特殊 PA
(6)その他
1-2-2 金属系・無機系微粒子
(1)Fe 系
(2)Ag 系
(3)Cu 系
(4)Ni 系
(5)その他
1-2-3 セラミック系微粒子
(1)チタン酸バリウム
(2)窒化ホウ素
(3)窒化ケイ素
(4)窒化アルミニウム
(5)その他
第2部
2-2 市場編
2-2-1 ハイブリッド系・中空系微粒子
(1)PMMA-PS
(2)その他
2-2-2 用途別
(1)医療用
(2)化粧品
(3)塗料・接着剤
(4)CFRP(航空機・自動車)
2-2-3 微粒子主要特許分析
2-2-4 微粒子参入メーカーの事業戦略
第3部 微粒子の安全性・汚染問題(70 頁)
3-1 はじめに(微粒子の問題の概説)
3-2 材質から来る問題
(1)ポリマー系微粒子
(2)無機・金属系微粒子
3-3 大きさや形状から来る問題
(1)100nm 以上
(2)100nm 以下(ナノサイズ)
3-4 現在確認できる規制動向
(1)米国の動向
(2)欧州の動向
(3)アジアの動向
(4)国内の動向
3-5 規制に対するメーカー・ユーザー各社の対応
(1)化粧品分野
(2)食品分野
(3)電子材料分野
3-6 想定されるシナリオと市場
3-7 総括
表2 高付加価値微粒子用途まとめ(イメージ)
材料
ニーズ・機能
材料
市場
市場規模
競合技術
プレイヤー
2013(億円) 予測
PTFE
-
***
○
旭硝子、ダイキン工
業、喜多村
PES
耐熱PA
**
◎
住友化学、SOLVAY
微細化、透明性
PMMA
無機
**
△
積水化成品、日本触
媒、綜研化学
樹脂向けフィラー
耐熱性,摺動性
PEEK
無機
~*
△
ダイセルエボニック
塗料
非球状
PMMA
無機
**
○
PMMAメーカー
化粧品
複合化
診断薬
着色性、親水性
無機・
パワーインダクタ
金属
新素材微粒子の技術動向(120 頁)
2-1 技術編
2-1-1 ハイブリッド系・中空系微粒子
(1)PMMA-PS
(2)その他
2-1-2 用途別
(1)医療用
(2)化粧品
(3)塗料・接着剤
(4)CFRP(航空機・自動車)
用途
ポリ
マー
セラミッ
ク系
樹脂フィラー、コー
ティング
摺動性、耐熱性
航空機
機械的強度
拡散板
PA
-
**
○
東レ、住友化学
セルロース
-
*
○
旭化成せんい
新製造法による微細化
Fe系
-
***
◎
エプソンアトミックス、
日本アトマイズ加工
異方性導電膜
真球化、微細化、めっき
めっき
PMMA
-
**
○
PMMAメーカー
家電
中空・低熱伝導
シリカ
-
*
○
トクヤマ
コンデンサ
新製法,微細化
タンタル粉
-
**
○
外資系メーカー
MLCC
微細化、誘電特性
**
◎
共立マテリアル、富士
チタン、堺化学 他
熱伝導シート
熱伝導性、電気特性(絶 窒化ホウ
縁性、低誘電率)
素
**
◎
電気化学、昭和電工
BaTiO3
Ⅲ.調査企画への参加要領
募集締め切り:2015 年 5 月 20 日
報告書完成予定日:2015 年 7 月 31 日
報告書体裁:A4判 250 頁前後(ハードコピー)
本体価格:KTRコンサル会員価格
496,800 円(税込)
非会員価格
540,000 円(税込)
詳細な企画書(無料)のご要望は下記連絡先までお問い合わせください。
お申込み・お問い合わせ
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〒540-0047 大阪市中央区淡路町4-3-8 TAIRIN ビル 6F
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