平成２７年４月３０日府中市健康福祉部長寿支援課「府中市第６期高齢者保健福祉総合計画・介護保険事業計画」にかかるパブリックコメントについて「府中市第６期高齢者保健福祉総合計画・介護保険事業計画」にかかるパブリックコメントにおきましては、多くのご意見をいただき感謝申し上げます。寄せられたご意見の一部をご紹介させていただくとともに、あわせて市としての回答をお伝えします。住民の視点に立った、地元を大切にした計画をもう少し具体的に記載する必要があるのではないか。町内会、民生委員児童委員、老人クラブなどの関係団体と協力し、見守り活動を充実する、もしくは地域のボランティアの育成・支援や、広報活動等による意識の醸成に努めるといった施策が必要ではないか。空き家・空き工場・里山・耕作放棄地等を再利用する、健康な高齢者を労働力として雇用するといった検討が必要ではないか。町内会・老人会やいきいきサロンの活動検証と資金補助を検討してはどうか。基本目標 2「生きがいのある生活の実現」として、社会参加と生きがいづくりに取り組んでまいります。町老人会単位かＮＰＯ法人に委ねて、地域ごとに空き家を整えて、地域ごとに採れた野菜中心の食事を提供するカフェを運営してはどうか。基本目標 4「安心できる在宅生活の支援」として生活支援・介護予防サービスの基盤整備をすすめるよう計画しています。地域コミュニティ活動やボランティア活動の促進等については、高齢者のニーズを踏まえつつ、多様なサービスの提供につながるよう支援します。また、体制整備については、生活支援コーディネーターの設置を検討し、地域の資源開発やネットワーク化を行うよう取り組みます。一般市民の方への周知や広報面を考慮して、難解な用語には用語説明を付し、概要をまとめた普及版を発行してはどうか。用語説明を追加しました。また概要版についても作成し、市民説明会の場を利用するなどして配布してまいります。地域包括ケアシステム等を審議する「府中市健康地域づくり審議会長寿サポート分科会」には、保健・福祉・医療の各分野を代表する関係者が参加しておられるようだが、公募による一般市民の代表の参加はないのか。公募による一般市民の参加を規定していませんが、生活支援・介護予防サービスの充実を図るために設置する協議体などに参加していただけるようにしたいと考えています。超高齢社会においては「元気な認知症」が問題と考える。認知症対応型サービス事業所の設立、スタッフの育成（認知症ケア専門士・指導管理士等）などが必要なのではないか。看護小規模多機能型居宅介護事業所、認知症対応型通所介護事業所を整備する予定です。また、平成 28 年度より実施する認知症施策推進事業において、人材育成にも取り組む予定です。このほか、データの内容や提示の方法等につきご指摘をいただいた内容については修正・追加を行いました。事業計画は市としての方向性を示すものであり、新たに取り組むべき具体的な施策はこれからとなります。高齢者が「げんき」で「ちいき」の支えのもと「ながいき」できるよう、市民のみなさまのご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。府中市第６期高齢者保健福祉総合計画・介護保険事業計画