JAPAN KART カップ第 2 戦

あらゆるマシンで参加出来るのが JK カップの魅力。
ライセンスも不要なので、非常に敷居の低いイベント
となっている
JK カップ第 2 戦は爽やかな初夏の風
JAPAN KART カップ第 2 戦
開催コース/富士スピードウェイ(静岡県)
主催/日本スーパーカート協会 開催日/ 5 月 18 日 天候/曇り 路面状況/ドライ
Report&Photo /月刊 JAPAN KART
が吹き抜ける 5 月 18 日、富士スピード
ウェイにて開催された。エントリーは開
幕戦を上回る 38 チームで、パドックも
ピットも非常に賑やかな雰囲気だった。
今回の注目点としては WR250 エンジ
ンが解禁となったこと。これは WR の
JAPAN KART カップ第 2 戦
ワンメイクで行う地方戦参戦を見越した
プレ走行というスタンスが強い。
充分な練習時間が確保できない四輪
サーキット走行を、ジャパンカートカッ
プで補おうというわけだ。
それだけに、ガチで他のクラスのマシ
ンを蹴散らしてやろう ! なんて考える
人はご遠慮下さい、となっている。
ローリングスタートから 38 台のマシ
Super-HDX に参戦した生方潤一選手がクラス優
勝と共に総合3位に入賞する素晴らしい成績
KT100 ク ラ ス は Crazy Monkeys@GarageC の
牧選手(左)と加藤選手のコンビが制する
WR250 エ ン ジ ン 登 場。 写 真 の マ シ ン は 昨 年、
SK2 に参戦した天野翼選手が使用していたもの
安 定 し た 強 さ で 勝 利 し た の が OPEN ク ラ ス の
#71T.SYOTA。親子で参戦する常連チームだ
JKB は 7 期生のユイカ&安田実紅選手が初レー
スにチャレンジ。緊張したけど楽しめたと笑顔
最も参加台数が多いミッションクラスはガレージ
C ブルーインパルスが制する。さすがに強い
ンが一斉に 1 コーナーへとなだれ込む
のを合図にレースは始まった。
同クラスのバトルがあったり、上級ク
ラスのスリップを利用して一気にクラス
トップを目指したりと、各チームごとに
戦略の異なるレース展開が続く。
総合トップ〜 2 位は、当然のように
WR250 クラスが占めたが、3 位に入っ
たのは生方潤一選手がステアリングを握
るスーパー HD クラスのマシン。さすが
は HDX の第一人者だけに、素晴らしい
レース強さを見せてくれたようだ。
第 3 戦は 7 月 14 日に富士スピードウェ
イショートコースで開催される。この日
は本コースで行われるスーパーフォー
ミュラともリンクし、さらにはグランド
サマーフェスティバルとして SL レース
をはじめ、盛りだくさんの内容で行われ
る夏祭り的イベントとなる予定だ。