沖縄県住宅供給公社あり方検討委員会検討内容について 1.第7次沖縄県行財政改革プランの位置づけ 第7次沖縄県行財政改革プラン(平成 26 年3月策定)では、「沖縄県住宅供給公社 (以下「公社」という。)は、地方住宅供給公社法に基づくものであるが、設立当時よ り公社が実施する事業は大きく変化しており、短期・中長期的な視点より公社が行う べき事業を明確に定義し、未利用地などの不用資産の処分の促進及び県業務の増減等 の課題について集中的に検討を行う必要がある」となっている。 2.前回(平成24年度)委員会報告書の主な概要 (1)新たな住宅セーフティネットに関する事業の可能性を鑑みると、当面、公社を 廃止する理由はないものと考える。 (2)公社の存続意義はあるものと考えられる。 (3)県の関与は、県の住宅政策上の判断に基づて必要な関与をするべき。 3.委員会での検討内容 前回(平成 24 年度)委員会報告書、平成 25 年度策定された公社第2次中期経営計 画及び第7次沖縄県行財政改革プランを踏まえ、下記事項についての検証を行い、今 後の公社の方向性を検討し、最終的に提言をまとめていく。 ○検証事項 (1)公社が実施している事業 (公社賃貸住宅管理業務、公営住宅管理業務、保有資産処分等、前回の検討委員 会との比較検証) (2)公社の経営状況(公社の経営体制の自立性) (3)公社の組織及び役割 (4)今後の事業展開に関する公社からの提案 (5)他府県公社の事例 ○今後の方向性 (1)今後、公社が実施する事業について ※県と公社の役割分担等の検討 (2)公社の組織のあり方について ※総合的な観点から公社の組織のあり方について検討する。 ※公社賃貸住宅建替事業等の取組に対する推進体制をサポートするための業務量を 検証し、必要に応じて県職員を派遣することを検討する。 -1-
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