リポート

最
終戦の舞台は昨年同様、岡山国
際サーキット。東地域からの遠
征組みも含めたエントリーは 18 台で、
選手達は去りゆく 2014 年を名残惜しむ
かのように 1 時間たっぷりと楽しんだ。
さて、最終戦とくれば、やはり気にな
るところがポイント争い、そしてシリー
ズチャンピオンの行方なのだが、実はほ
とんどのクラスがすでに前戦の筑波大会
で決定済みだったりする。
唯一、残されていたのがミッションク
ラスで、こちらはガレージC大宮ワーク
スとガレージCブルーエンジェルスとい
う同門対決になっていた。
しかし、ランク 2 位だったブルーエ
ンジェルスが不参加だったため、岡山ま
で遠征してきた大宮ワークスの不戦勝に
よってタイトル確定、これで全クラスの
新タイトルが出そろった。ちなみにチャ
ンピオン達は年末に千葉県のディズニー
ランドホテルで行われる SL ランキング
2014 文部科学大臣杯
JAPANKART CUP with HDX
開催コース/岡山国際サーキット(岡山県 )
主催/日本スーパーカート協会 開催日/ 11 月 29 日
天候/晴れ 路面状況/ドライ
Report&Photo /月刊 JAPAN KART
表彰式にも招待される。
現在、東地域でのみシリーズ戦が行わ
れているジャパンカートカップだが、今
後は西地域においても展開していきたい
という今宮眞スーパーカート協会会長。
どんなカートでも参加できる今時、類
を見ないゆる〜いカートレースだけに、
興味がある人は 2015 シーズンに、ぜひ
ともエントリーしよう!
ホームストレート上の複数台によるサイド
BY サイドはロードコースならではのシーン
今回は YZ125 エンジン搭載マシンもエント
リー可能で鶴田グループ .R が総合優勝!
KT100 クラスのシリーズチャンピオンは初
戦以外、全て優勝した生方靖亜が獲得
ミッション 125 表彰式。優勝の鶴田グルー
プ藤井選手はハンドドライブカーターだ
ミッションクラスは YZ85 エンジンが使用で
きる国内でも数少ないレースのひとつとなる
OPEN クラスは河下茂(左)優勝。常連のチー
ム SYOTA はエンジントラブルに泣かされた
前夜祭開催を前に挨拶を行う今宮眞大会競技長
恒例の前夜祭も大盛り上がり
ジャパンカートカップ終了後には、翌日に控えた
Wako's 岡山国際シリーズ最終戦&スーパーカー
ト日本一決定戦を前にしての前夜祭が開催され
た。サーキット内のコントロールタワー横にはカ
ウンターバーやボックス席が用意されるオシャレ
なクラブハウスが併設され、そこで一足早いクリ
スマスも兼ねたパーティを行うのが最終戦恒例行
事となっているのだ。今回もスーパーカートや
JK カップの選手たちをはじめ、その家族やチー
ム関係者等、たくさんの人たちが参加し、共に豪
華料理に舌鼓を打ったほか、余興では隠し芸大会
も行われ笑いに溢れたパーティに。また岡山国際
サーキット専属の 3 人のレースクイーンも駆け
つけてくれ、盛り上がりに一役買ってくれた。