ひだまり通信 - ライフサポートてだこ

QSK(ひだまり通信)1997 年 9 月 18 日
QSK
第三種郵便物承認 通巻 5411 号
2015 年 8 月 4 日発行(日刊)(1)
平成 27 年 8 月 No.156 発行部数 2,285 部
NPO 法人ライフサポートてだこ 代表/友寄 利津子 副代表/嵩原 満
〒901-2126 沖縄県浦添市宮城 3-13-12
Tel.098-875-2557 Fax.098-875-2666
E-mail:[email protected] HP:lifesupporttedako.jimdo.com
Life
Support
TEDAKO
7 月 12 日(日)に第一回認知症カフェを開催しました。ご本人さんやご家族、行政職
員やコミュニティーソーシャルワーカー、包括支援センターの職員が集い、和気藹々と
した雰囲気で交流が行われました。はじめてお会いするご家族同士で日頃の悩みを打ち
明け合い、話し込む姿や行政職員に、これまでの想いを語って下さるご家族の姿に開催
を待ち望んでいた事を実感しました。今回は参加された皆さんとカフェの名前と日程を
決め、
「てぃーだカフェ」に決定!「てぃーだ」とは太陽の事で、太陽の様にエネルギー
にあふれ、明るく情熱的で元気いっぱいなイメージと浦添市の王様が「太陽の子」と言
われていた由来からこの名前に決定しました。
これからもお茶を飲みながら沢山の人がつながる場になればいいな~と思います。そ
して、日頃の疑問を解決し、悩みを分かち合い、そこに集う人々が元気になって帰って
いける様なカフェを目指します!是非、多くの皆様に参加して頂きたいと思います。
毎月第3日曜日 13:00~17:00 開催
次回開催日:平成 27 年8月16日(日)13:00~17:00
勉強会として認知症サポーター養成講座予定しています。
「てぃーだカフェ」ではサポートして下さるボランティアを募集しています。
認知症サポーターの皆様、地域にお住まいに皆様、どなたでも参加できます。
また、特技を披露したい方も大歓迎です。お気軽にお越しください。
担当:友寄
認知症カフェとは・・・・?
厚生労働省が策定した認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~
認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環
境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指すと言
う基本的考えのもと、「認知症の人とそのご家族、地域住民、専門
職が集い、認知症の人を支えるつながりを支援し認知症の人のご家
族の介護負担を軽減する事を目的に開催される集いの場です。
てだこまつり大盛況でした
今年もてだこまつりの福祉ブースに出店で参加しました。途
中,豪雨にみまわれましたが、何とか無事に終える事が出来ま
した。足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございま
した。私たち職員も地域の皆様方と触れ合い、楽しむ事が出
来ました。この縁を大事に、地域の皆様のお役立ちになれる
よう頑張ります。
担当:友寄
QSK(ひだまり通信)1997 年 9 月 18 日
第三種郵便物承認 通巻 5411 号
小規模多機能ホーム
2015 年 8 月 4 日発行(日刊)(2)
♪スマイル通信♪
あん日記
From デイサービスセンターえん
ただいま~!
はじめまして
6月にあんへ介護職として入職しました仲宗
約1年半前「またやーたい」とひだまり通信に書
き残し、北海道へ移住するためにライフサポートて
根恵と申します。
11年前に父の介護をし、自宅で看取った事
がきっかけで介護の世界へと入りました。その
時の医師や看護師、介護の方に、とても良くし
て頂き、最後には「色々と良い勉強をさせて頂
きありがとうございました。
」との言葉を言って
もらい、嬉しさと何とも言えない不思議な気持
だこを退職しました。
それから、1年3ヶ月の時を経て今年の 4 月に夫
の仕事の都合で沖縄に戻り、またライフサポートて
だこに再就職した元ケアマネの安富祖です!また
お世話になります♪
私は北海道にいる間に 10 キロ減量することに成
功しました。その甲斐あってか久しぶりに会う方々
ちになった事を今でも思い出します。
その時は別のパート職をしていましたが、介
護職に就きたいと強く思い、ヘルパーの資格を
に「美人になったね」と言われることもあり、まだ
まだぽっちゃりではありますが「痩せてよかったな
~」としみじみ感じます。そんな感動を皆様にもお
取りました。
ホームヘルパー、施設、看護助手として働い
てきましたが、それぞれに看取りの経験をする
あんへ来てまだ日の浅い私ですが、利用者さ
んに毎日笑顔で過ごしてもらえるよう頑張って
宜しくお願いします。
えします!その理由は①雪道の運転が怖くマイカ
ーを持たず歩く機会が増えた。②知り合いが少ない
ことができ、介護の奥深さを感じました。
いきますので、どうぞ
伝えするため安富祖が北海道で痩せた理由をお教
ためお酒を飲む機会が激減したことです。生活習慣
がガラリと変わったため体重を減らす事が出来ま
した。沖縄にいた頃は「歩かない」「飲みに行く」
が多くケアマネ時代は過去最高に太っていた私。痩
せた状態を保持するためにも頑張って歩き歩きし
仲宗根恵
たいと思います!お酒もできるだけホドホドにし
ます…!
安富祖歩美
オープン1ヶ月
相談支援センターふわりをオープンしてから、1ヶ月が過ぎました。あっという間に1ヶ月。
こんなに日本語が難しかったとは・・・改めて感じています。私達は、利用者さんから話を聴き、今までの
生活歴から病気歴、今困っていることからこれから望むこと・・・。その生活を行うために福祉サービスは
何が必要なのか・・・どれくらいの時間数が必要なのか・・・などを書いて、提出しなければなりません。
今まで、相談員さんが作成された計画書をみてサービスを提供する側だったので、その計画書の必要性も
わかるだけに、表現が難しい。いろいろな方の計画書を参考にしながら、どうにか、作っています。もっと、
いろいろな表現方法を学ばないといけないとつくづく思う毎日です。半年後いや次の更新の1年後には・・・
成長していたいと思います。それから、もう一つ困っている事、洋服なんです。この10年間、色こそオレ
ンジ・グリーン・オレンジと変わりましたが、毎日ユニフォームとトレパンだったのに、毎日私服になって・・・
ユニフォームが恋しい今日この頃です。
宮里 真弓
QSK(ひだまり通信)1997 年 9 月 18 日
第三種郵便物承認 通巻 5411 号
2015 年 8 月 4 日発行(日刊)(3)
By ヘルパーステーションりん
イベント万歳!!
7 月、私にとって恐ろしい月でした。。。まず、次
御縁
今回は私が「こっこ」に入社する経緯から話
女の誕生日でプレゼントとケーキをねだられ、次に
したいとおもいます。前職は、鍼灸マッサージ
結婚記念日で妻にいろんな物をねだられ、さらには
の治療院で先生の助手として働いていました。
妻の誕生日でプレゼントとケーキをねだられ、さら
(私は鍼灸マッサージの国家資格は持っていま
には母親の誕生日にケーキ、そして最後に妻の実家
せん)去年 12 月退職し、前から企画していた
での毎年恒例のバーベキューとイベント満載の月で
県外旅行に行ってきて、今年の2月に沖縄に戻
した。この流れがすでに 7 年続いており私にとって
ってきました。治療院の先生の所に顔を出し、
は少し気の重い月になっています。しかし、全てが
ある患者さんを紹介して頂き(友寄代表のおば
祝い事なのでうれしくも思います。その中でも今年
さん)それがきっかけで「ライフサポートてだ
は結婚記念日が大変でした。10 周年という節目の年
こ」を紹介してもらいました。以前に障がい児
で何をしようかな?と悩みました…….。なぜか妻か
に関わった事があり「こっこ」に入社を決めま
ら私にはなにもないので………。
した。仕事して半年が経とうとしていますが、
悩みに悩んだ結果、特別な事は何もせずに、その
毎日が勉強の日々で楽しく仕事させてもらって
代わりにプレゼントを妻にあげました。喜んでくれ、
ます。福祉の仕事は学ぶべき事が多く本を読ん
上機嫌になっていたのでしばらくは平和な家庭が続
だり講演会等に参加し、少しずつ勉強していま
きそうです!!何をあげたかは極秘でお願いしますね。
す。ある本に「福祉は人なり」という言葉が載
さて、この夏、皆さんのメインイベントは何です
っており、この仕事って最終的に人なんだって
か?春夏秋冬楽しいイベントがあると 1 年中楽しく
勝手に理解しています。年齢に関係なく子供達
やっていけそうな気もするので暑さにまけず
からも色々学ばせてもらっています。
「ライフサ
夏もたのしみましょうね!!
仲村 将邦
ポートてだこ」の一員として明るく前向きに温
かみのある仕事をしていきたいと思います。
新垣研治
今月は、宜野湾市愛知にある「就労支援
美ら風」を紹介したいと思います。
こちらは、保存料と添加物を使用しない材料にこだわり、工房にてひとつひとつ
手作りしているとのことで、クッキーや誕生日ケーキの注文も受け付けていて、新たにパンの製造販売も
始めたそうで、行事やお祝い事へのラッピング相談なども出来るそうです。
店内に入ると、元気な声
と明るい笑顔で迎えてく
れます。是非、足をお運
びください(^-^)。
担当:えん ひだまり委員
高橋・渡久地
QSK(ひだまり通信)1997 年 9 月 18 日
第三種郵便物承認 通巻 5411 号
2015 年 8 月 4 日発行(日刊)(4)
ニコニコ
2525
りつこ の
七転八喜(起)
人生の金メダル目指して・・・・
私の憧れの女性がお亡くなりになりました。彼女は私が担当しているお客様でしたが、訪問する度に女性
としての生き方や本当の強さと優しさを教えてくれ、とても素敵でいつも輝いているカッコイイ人でした。
彼女との出会いは、御主人に介護が必要となり、私達に相談して頂いたところから始まりました。御主人
に先立たれたあとは体調を崩され今度は彼女が私の担当のお客様になったのです。以前はバリバリのキャリ
アウーマンで、車を運転し、友人も多く、いろんな活動をしていた彼女が大病を患い、体が思う様に動かず、
声も失い、それでも全てを受け入れ前向きに病気と向き合うと自分に誓ったのです。人生の目的を「おしゃ
れに輝いて生きる」と宣言しそれを全うされました。
彼女はこれまでも入退院を繰り返しながら難病に向き合ってこられました。入院の際に彼女に面会に行く
といつも、筆談で「忙しいのに有難う、顔が見れたから満足、もう帰りなさい」と手を胸の前で合わせて、
にこっと微笑んで下さいます。私への思いやりの気持ちからでした。どんなにつらくても、人に合う時、出
掛ける時には、おしゃれをして、いつも笑顔で凛とし、会話にはユーモアがあり人を楽しませたり、喜ばせ
る事がとても好きな方でした。いつも考え、深堀し、人生に哲学を持って生きておられる方でした。
彼女に最後に合ったのは、病院のICUで沢山の機械に囲まれて、細い体で命と必死に向き合っていまし
た。声をかけると目を開き頷き、小さくなった手を握ると力なく握り返して下さいます。そして、いつもの
ように手で帰りなさいの合図・・・・こんなにつらい、苦しい中でも相手を思う気持ちを忘れない。本当に
強くて優しい人です。
それから、しばらくして娘さんから訃報が届きました。彼女の遺影に手を合わせ心からの感謝の思いを伝
えました。そして、娘さんが、このような話しをして下さいました。母に「あまり友寄さんに迷惑をかけて
はいけないよ」と話したら、
「迷惑をかける事は悪い事じゃないのよ、私の事をしたら友寄さんは徳を積む事
になるのよ、そのお手伝いをしているのよ」と言っていたそうです。人にお願いをする、人の世話になる事
は誰だって申し訳ない気持ちになるものです。その気持ちさえも前向きに、お役立ちに変えてしまう彼女の
思いの深さを知り感動しました。
私は手帳に、筆談でやり取りした彼女の手書きのメモを大事にしまってあります。メモにはこう記されて
います。
“私の目標、病気以前よりもすばらしい生き方をしようと思っているの。普通でなくても心豊かにお
しゃれに生き生きと生活するの。外見は不細工になったけど顔じゃない気持ちだよね。
(人生の)金メダル目
指して頑張る。
”今頃は御主人から金メダルを頂き、楽しく過ごされているのでしょうね。私も人生の金メダ
ルをもらえる様に精進します。見ていて下さいね! 心から御冥福をお祈り申し上げます。
デイサービス
センター
えん
りん
相談
支援センター
小規模
多機能ホーム
ヘルパー
ステーション
居宅介護
支援事業所
ライフサポート
編集 NPO 法人ライフサポートてだこ
発行 九州障害者定期刊行物協会
あん
障がい児
デイサービス
ふわり
こっこ
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