明倫小学校の課題と解決の方途(学力向上プランより) H27,5月 第 1学年

明倫小学校の課題と解決の方途(学力向上プランより) H27,5月
課
題
国
語
方
途
重
点
第1学年
第2学年
第3学年
第4学年
第5学年
第6学年
・ひらがななど(
「を、は、へ」
、
長音、促音、拗音)の定着に
個人差がある。
・言葉の音と文字と実物(意
味)が結びついていない児童
が多い。
・話すということには、意欲的
だが、きちんとした発表は苦手で
ある。話を正確に聞き取ることが
出来ない。書くことで表現するこ
とを面倒がったり、促音、句読点
などを適切に表現できなかったり
する児童が多い。
・「 」の使い方を理解しているかを問う問題
の正答率が低い。
・「文を書きぬきましょう。」に対して、句点
を書いていない。つまり、「文」の意味を知ら
ないのが課題である。
・主語と述語の関係を捉える問題の正答率が
低い。
・地図を見ながら、順序よく説明する問題に
ついて正答率が低い。
・ローマ字の促音や拗音を書く問題について
正答率が低い。
・国語辞典の使い方について正答率が低い。
・条件に合わせた作文について、正答率が低
い。
・設問の意味を正しく理解し、答えることに
課題がある。
・条件に合わせて書く問題の正答率が
低い。
・設問に当てはまる箇所を見つけたり
一文を「書きぬく」という答え方をし
たりすることができていない児童が数
名いる。
・「問い」に対して「正確に」答えるこ
とに課題がある。どう問われていて、ど
んな言葉にこだわって答えなければなら
ないかというところに課題あり。
・ことば・なかよしの先生方
と連携して「ことばのおけい
こ」を定期的に行うことで、
ひらがなの定着を図る。
・言葉を指導する際に絵や写真
を見せたり、動作化させたり
する。
・ノート指導や日記などで、書く
活動を計画的・継続的に実施す
る。
・日常生活の中で適切で丁寧な受
け答えができるように、音読、
読書、詩の音読などを継続的に実
施し、語彙を増やす。
・「 」の使い方を含めた原稿用紙の使い方を
理解させ、普段から正しく書かせる。
・やまぐちっ子学習プリントで基礎の力を確
認し、できていない点については補充学習を
行う。
・クラスの中で、正しい言葉の使い方ができ
ていない時は、「わかればいい」という感覚で
はなく、ストップをかけて、正しい言い方、
書き方を考えさせるようにする。
・問われたことに的確に答えられているか、
確認する作業を習慣化させる。
・授業や家庭学習の中で、字数、特定の言葉
をいれること、理由を述べることなどの条件
に合わせて作文をする時間を確保し、繰り返
し学習できるようにする。
・情報教育等でのローマ字の活用、宿題で取
り上げる等の工夫をする。
・国語辞典については、漢字辞典と併せて授
業の中で活用していく。
・学習支援プログラム等を活用し、問題に慣
れさせる。
・何を、どのように答えるのかを正確
に読み取るために、「問い」のよみとり
方や答え方の指導を行う。
・条件をつけて自分の考えを書く活動
を授業に多く取り入れる。
(字数、どの言葉を入れるかなど)
・過去問題等、B問題系の問題を学期に
数回、授業で取り上げ、どう答えたらよ
いのかをしっかり教える。そして、教え
たことが身についているか、他の問題を
与え、解くことで確かめる。
●言語に関する事項の習得(
「」の使い方、文の意味、主述の関係など)
・時計を読み取ったり、繰り上が
り・繰り下がりのあるたし算ひき
算が正確にできなかったりする児
童が多い。
・自分でしっかり考えようとせず
に、周囲に頼ることで安易に答え
のみを求める児童がいる。
・指定された方法で説明を記述する力が課題
である。
・分数の概念(数直線上で1をいくつにわけ
たのか)に課題がある。
・3要素2段階の問題について正答率が低
い。
・図形の見とりができていない。
・展開図と面積を組み合わせた問題の
正答率が低い。
・式と答えのみを書き、図に表す、筆
算を書くなどの思考の跡を残しながら
考える子が少ない。そのために、正確
に解答できない児童がいる。
・問題内容を把握するところに課題があ
る。これは、算数だけに限らないが「ど
んな場面で、どんなことを問われている
か」をつかむ力に課題がある。
・具体物(ブロック、おはじ
き、お金等)を使ったり、図
を描いたりして、問題場面を
想起し、正しく立式できるよ
うにする。
・やまぐち学習支援プログラムな
どをスキルタイムや家庭学習に取
り入れ、基本的な計算を繰り返し
行い、定着を図る。
・文章題に線を引いたり図を手が
かりにしたりして自分自身で考え
ようとすることを身につけさせ
る。
・普段からいろいろな解き方を出し合い、理
解し合うような授業を展開する。
・算数の問題は答えが出せればよいというわ
けではなく、問題をよく読み、指定された方
法をとらなければならないことを、類題等で
徹底していく。
・例にならう説明の仕方を授業で意図的に取
り上げ慣れさせる。
・課題に対して強化を図る授業を、どの時期
にどのような内容で実施するかを位置づけた
授業計画を作成する。
・授業や学習支援プログラム等で分数を取り
上げ、繰り返し学習するようにする。
・問われていることに対しての立式ができる
よう、関係図等を用い図式化して、立式がで
きるようにする。各単元の文章題に取り組む
時間を授業中に確保し、繰り返し学習するよ
うにする。
・図形について、操作活動や問題に繰り返し
取り組むことで、見とりができるようにする。
・どの既習事項を使って考えたらよい
のか、思考のもとになる基礎的・基本
的内容を定着させ、活用問題に取り組
ませる。
・問題を読み、何をたずねられている
のかをイメージする機会を取り入れる。
数量関係を図に表したり、解決過程を
順序立てて説明したりする機会を設け、
正確に問題解決を行うようにさせる。
・問題を解く際に、初めから教師が解説
していくのではなく、まずは自分でどん
な内容かを把握させる機会を多く設定す
る。そういった際に、図や絵などを活用
してイメージ化させるようにする。
題
算
数
途
重
点
●「問い」に対して正確に答えること
・問題場面を読み取り、正し
く立式することが難しい。
課
方
●条件に合わせて書く
●問題場面のイメージ化(具体物、関係図、絵などの活用)
●自力解決の場づくり
-1 -
●基礎的・基本的内容の習得