Ⅰ 平成27年度 県立総合教育センター調査研究事業概要 教科研修班 事業説明会資料① 1 目 的 本県の学校教育の諸課題について調査研究を行い、その成果を学校教育の充実と各学校の課題解決に資 すると共に、当総合教育センターの長期研修及び短期研修、出前講座等の充実に役立てる。また、「総合教 育センター研究発表会」を開催して公表し、併せて研究報告書、指導資料集等を作成して提供する。さら に「教育情報共有システム」に掲載し学校教育の充実に資する。 2 方 針 (1) 国の関係機関並びに本庁各課及び関係機関と連携した取り組みを実施し、カリキュラムセンター機能 の充実を図るとともに、今日的な教育課題解決へ向けて調査研究を行う。 (2) 共同または個人で計画的・継続的・組織的に、教育課題に応じた理論研究及び仮説実証的研究、調査 研究、事例研究等を行う。 (3) 学校や教育機関への指導・助言を行う教育センターの本来業務に鑑みて「一主事一研究」を原則とす る。よって、研究(指導)主事は、「個人研究」又は「共同研究」について研究を行うものとする。 ※原則として、本教育センター在職中にプロジェクト研究、個人・共同研究について、いずれかの研究 を行う。 (4) 研究内容の向上を図るため、プロジェクト研究、個人・共同研究ともに、テーマ検討会及び中間検討 会の場で検討を行う。 3 調査研究事業 (1) プロジェクト研究 今日的な教育課題解決のため、チームを編制し教科・領域等の横断的な研究に取り組む。 研究内容は、研究報告書に掲載する。 (2) 個人・共同研究 ① 研究(指導)主事は、調査研究の目的や方針に添った課題を設定し個人、又は複数名による共同 研究を行う。共同研究は、他班主事との共同研究も可とする。 個人・共同研究については、原則として各班3編以内の研究論文を提出する。 研究内容は、研究紀要及び研究報告書に掲載する。 ② ③ (3) (1)及び(2)の研究において、教育現場の教諭等を研究協力委員に指定して取り組んでもよい。 ※研究協力委員委嘱要項第5条(委員数、任期等) 研究協力委員の人数、任期、研究方法及びその他運営上必要な事項は関係班で定める。 4 平成27年度調査研究組織図 調査研究統括部会 研究紀要委員会 プロジェクト研究委員会 個人・共同研究委員会 教 科 研 修 班 4 教 育 経 営 研 修 班 特 別 支 援 教 育 班 理 科 研 修 班 産 業 教 育 班 I T 教 育 班 Ⅱ 平成27年度県立総合教育センター調査研究について 教科研修班 事業説明会資料② 平成27年度の調査研究統一テーマ及びプロジェクト研究テーマについては、平成26年度の調査研究事業の 総括後、調査研究統括部会事務局で素案を作成する。その後、プロジェクト研究委員会で確認(3月)を行 い、「平成27年度調査研究テーマ(案)」として、調査研究統括部会で承認を得、所長調整を経て決定する。 1 調査研究について (1) 統一テーマ設定理由 本県の学校教育の諸問題について調査研究を行い、その成果を「学校教育の充実と各学校の課題解決に 資する」とする調査研究事業の趣旨を踏まえ、各班の専門性を生かした実践的な研究を進めるために、昨 年度に引き続き、調査研究統一テーマを「生きる力」を育成する研究とする。さらに、調査研究の成果を 研究報告書の作成や研究発表会の実施によって各学校、教育関係機関へ提供し、学校教育の充実と本県の 教育課題解決に資する。 調査研究統一テーマ 「生きる力」を育成する研究 (2) 研究の方向性 「生きる力」を育成するための効果的な学校支援の在り方について研究を行う 2 プロジェクト研究 「確かな学力」を育成する研究 ―学力・学習状況等に関する課題分析と「探究型授業づくり」の取組を通して― (1) 目的 調査研究統一テーマ「『生きる力』を育成する研究」を踏まえ、これまでの研究を受け、テーマを「『確 かな学力』を育成する研究」とし、各種調査等の分析を通して新たな課題を見出し、昨年度プロジェク ト研究で示された「小学校と中学校のつながり」 「児童生徒同士のつながり」 「教師同士のつながりを 意識した、学び合う集団の育成と、教科の枠を越えた共同研究システムの構築、「探究型授業づくり」 に関する理論研究、実践研究を行う。そこから得られた新たな知見を、研究報告書・指導資料等の策 成や研究発表会の実施によって各学校、教育関係者等へ提供し、学校教育の充実と本県の教育課題解 決に資することを目的とする。 (2) 研究内容・方法 ① 平成27年度全国学力・学習状況調査結果の分析 ②「探究型授業づくり」の理論研究及び実践研究 ③ 学び合う集団の育成に関する実践研究 ④ 共同による校内研究システムの構築を目指した事例収集 ⑤ 共同研究と連動させた各教科におけるB問題と授業実践事例集の作成 (3) その他 教育講演会等の実施 発信する教育センターとして、広く本県の教育関係者、保護者及び県民に児童生徒の「生きる力」 を育成するための方策を考える機会を提供するために、教育講演会を企画・実施する。 3 個人・共同研究 (1) 目的 調査研究統一テーマ「『生きる力』を育成する研究」のもと、個人または共同で取り組むテーマを設 定し、学校の教育力向上に資する実践的研究に取り組む。 5 【ご案内】 教科研修班 事業説明会資料③ ○移動教育センター講座 (1) 目的 離島・へき地における教職員の資質及び指導力の充実・向上や組織としての学校力の 向上に資するため、教員研修の支援・充実を図ることを目的とする。 (2) 講座内容 平成27年 5月~10月の計9回 [宮 古 ] ※詳細は別途配布の実施要項をご確認ください。 月 ① 5 ② 5 ③ 6 ④ 6 ⑤ 6 ⑥ 7 ⑦ 9 ⑧ 9 ⑨ 10 日 曜日 14 21 4 11 25 2 17 29 15 木 木 木 木 木 木 木 火 木 講 座 内 容 小規模複式学級担任講座(宮古) 授業づくり(宮古) ノートづくり(宮古) 小学校国語(宮古) 小学校算数(宮古) 小・中学校特別活動講座(宮古) 中学校数学講座(宮古) 特別支援教育(宮古) 家庭学習の定着(宮古) 申込締切 5/1 5/8 5/22 5/29 6/12 6/19 9/4 9/18 10/2 [八 重 山 ] ※詳細は別途配布の実施要項をご確認ください。 月 ① 5 ② 5 ③ 6 ④ 6 ⑤ 6 ⑥ 7 ⑦ 9 ⑧ 9 ⑨ 10 日 曜日 15 22 5 12 26 3 18 30 16 金 金 金 金 金 金 金 水 金 講 座 内 容 小規模複式学級担任講座(八重山) 授業づくり(八重山) ノートづくり(八重山) 小学校国語(八重山) 小学校算数(八重山) 小・中学校道徳講座(八重山) 中学校数学講座(八重山) 特別支援教育(八重山) 家庭学習の定着(八重山) 申込締切 5/1 5/8 5/22 5/29 6/12 6/19 9/4 9/18 10/2 ○教育講演会 第1回 平成27年5月20日(水) [申込締切5/13] 演題:『学級集団の育成と学力向上-学力が伸びるクラスの秘密-』 講師:河村茂雄 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 第2回 平成27年8月3日(月) 講師:夏坂哲志 筑波大学附属小学校 教諭 第3回 平成27年12月28日(月) 講師:伊禮三之 福井大学 教育地域科学部 教授 第4回 平成28年2月6日(土) 講師:阿部昇 秋田大学 教育文化学部 (→6月に琉球大学教授の予定) 教授 ※上記に関する詳細は、別途配布の「実施要項」をご確認ください。 6
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