福津市立福間東中学校校長猪股清貴平成２７年４月１７日 No４一流と言われる人たちに共通すること先日（１５日）に部活動紹介が実施されました。ユニフォームを着た各部の代表生徒がそれぞれに工夫を凝らして１年生にアピールしました。運動部は日ごろの練習風景を切り取った紹介で、わずかな時間でしたがそれぞれの部活動の雰囲気をつかむことができたのではないかと思います。また、美術部と吹奏楽部は完成作品と演奏での紹介でした。部活動は技術を磨くことはもちろんですが、心を磨く場でもあります。一流と呼ばれる人たちに共通することは「挨拶」と「整理整頓」ができることだという話をしました。「挨拶」とは、「人」と上手に付き合えること。「整理整頓」とは「物」と上手に付き合えること。と言い換えられます。つまり、人の教えを素直に聞き、身の回りの事柄を一つ一つきちんとこなしていける「人物」だからこそ一流になれるのですね。福間東中学校のよさ④ ④ 耳鼻科検診での１年生の姿「校長先生！耳鼻科の先生が子供たちを大変ほめてありました。とっても気分良く帰られましたよ。」保健室の井上先生から、うれしい報告を受けました。お手伝いに来てあった方も「もうびっくりしました。素晴らしい」とみなさんおっしゃいました。確かに、5 時間目の時間に職員室横の会議室で行われた耳鼻科健診。耳の検査なので音には神経を使うのですが、1 年生の諸君は職員室前の廊下に一列に並び、一言も発することなく、静かに一人一人検査を受けていました。 TPO という言葉があります。「時」（Time）「場所」（Place）「場合」（Occasion）のことを指しています。TPO を正しく判断して行動できることって社会に出た時にとても大切なことなのです。TPO を正しく判断できる人は相手のことを思いやることができる人です。自分の都合だけで行動せずに相手のことや全体のことを考えて行動できる人です。耳鼻科健診で静かに並んで受診する、ということはごくごく当たり前のことです。でも、この「当たり前のことを当たり前にできる生徒」こそ福間東中学校が目指している生徒の姿です。 1 年生が早速こんな姿を見せてくれました。これからの成長がますます楽しみです。