平成26年度 尚絅中学・尚絅高等学校 学校評価

平成26年度 尚絅中学・尚絅高等学校 学校評価
重
学 校 教 育 目 標
1
2
3
智と徳を兼ね備え、社会に貢献でき
る自立心豊かな近代女性の育成を
目指す学校
尚絅で学んで良かったと生徒・卒業
生・保護者が真に思う学校
地域で存在感のある学校
点
目
総合評価
標
1
教育内容の改革と尚絅らしさの追求
2
学習意欲あふれる生徒の確保
3
生徒支援改革
4
教育指導力向上のための支援
5
地域連携を視野に入れた指導力向上の推進
重点目標に対する総合評価
B
グローバル化に即した国際交流の推進面、礼法教育や英語教育といった当校の強みの面は
一定の評価ができるが、基礎学力の確立面で更に改善の余地があり今後の課題である。
学習意欲あふれる生徒の確保
A
女子教育の長所・強みを校内外に発信するため、生徒主導のオープンスクールを企画・実施
した他、育友会・同窓会等との連携も徐々に強化されつつある。また尚絅大学・短大への学
園内進学を目指す学習意欲あふれる生徒の確保も着実に進展した。
3
生徒支援改革
A
特待生・奨学生制度及び表彰制度の検証と見直しを行い新制度を制定した。悩みや問題を
抱える生徒に対し積極的に関わり問題解決に取組んだ。
4
教育指導力向上のための支援
B
学校内外の研修に積極的に取組み、全生徒に授業評価アンケートを実施し授業への要望や
意見を集約して改善に向けた取組みを推進したが、更なる指導力向上が必要である。
5
地域連携を視野に入れた指導力向上の推進
A
地域連携を視野に入れた活動に取組み一定の成果はあったものの、地域に開かれた学校と
なるためには今以上に教職員の意識を高める必要がある。
1
教育内容の改革と尚絅らしさの追求
2
※総合評価のABCランクは次頁「自己評価総括表」で2/3以上A評価となった重点目標項目を「A」ランクそれ以外を「B」ランクとしている
平成26年度 尚絅中学・尚絅高等学校 学校評価
【評価基準】 A : 十分達成(85%以上) B : 概ね達成(70%以上) C : やや不十分(50%以上)
評価項目
評価の観点
フランスから2名、アメリカから1名受入れ交流を深めることが出来た
海外の学校との交流会を実施する
A
シンガポールの中学校・高校、韓国の中学校が来校し交流会を実施した
中学3年生はシンガポール
A
H27年3月に実施、併せてブギバンジャン中学との交流会も実施した
高校2年生はシンガポールと国内の選択
A
H27年3月に実施、併せてビクトリアジュニアカレッジとの交流会も実施した
暗唱大会・弁論大会への積極的参加
A
熊本県代表として英語弁論大会に出場した他、県大会等で上位入賞した
基礎学力向上のため全員課外を実施
B
計画通り実施したが出席状況や学習意欲に格差が見られた
教員の授業指導力向上に取組む
C
学力向上プロジェクト委員会を設置し各種施策に取組んだが授業力向上には至らなかった
学年に応じた指導を実施
B
各学年ごとに小論文講座を実施、3年生は個人指導も実施した
尚絅塾は様々の研修や体験に取組む
B
Covenant Players(米国劇団)を招き英語劇に参加する等様々の研修や体験に取組んだ
尚絅ゼミはe-Learning・個別学習等に取組む
B
朝ゼミの取組み、放課後の習熟度ゼミ等年間計画に沿って実施した
自学・自習の習慣化
「生活の記録」の実践指導
B
高校全学年で「能率手帳スコラ」を使用して家庭学習の指導を行った
進路情報の分析・提供
進路講演会の実施、進路情報誌の発刊
B
模試検討会、進路情報誌の発刊、進路ガイダンスの実施等に取組んだ
カリキュラム検討委員会で検討・策定する
A
一貫コースに「ことば教育」を導入、カリキュラム検討委員会で検討・策定を実施した
実情に応じた総合コースの編制を見直す
B
総合コース1年生に成績上位層クラス、3年生に幼教コース等を編制した
中高一貫カリキュラム策定
一貫コース高校のカリキュラム策定、クラス編成
A
一貫4年のカリキュラムを策定しクラス編成案と合わせ保護者会で説明した
中高大連携教育の推進
中高大連携による連携授業・事業を推進
B
尚絅大学による出前講義、連携授業を実施、今後は更に検討を重ね推進する
諸活動の計画的実施
年間計画を総務部・運営委員会で検討
A
各部・各学年で計画に沿って実施できた
外部講話や外部研修を実施する
A
各部署の計画に沿って各種外部講話・外部研修を実施した
高校卒業までに全員マナー検定上級合格
B
マナー検定試験上級は総合コース全員が合格した。学級朝礼時等に挨拶の指導を行った
環境美化の推進
日々の清掃活動を徹底する
B
概ね取組めたが監督者不在時の取組み等に一部課題が残った
部活動の実態把握
実態調査の実施と部活動統廃合の検討
B
実態調査の結果、統廃合に該当する部はなかった。4月に「日本舞踊愛好会」を発足した
推薦入試等を活用し進路志望を実現する
A
全国大会優勝者・入賞者が難関私大の推薦入試を受験し合格した
担任・顧問・進路指導部が連携して指導
A
対象者に対し小論文の個別指導を行う等、それぞれが連携し取組んだ
練習時間の管理を徹底する
B
練習量は確保しているが質の向上に課題が残った
優秀な特技特待生の確保
A
高校ソフトテニスがインターハイテで3位入賞、和装礼法部が世界大会で女王に選出された
英語教育の推進
全員課外の実施および
授業の充実
小論文指導の強化
教育内容の
改革と尚絅ら
しさの追求
中高大連携の推
進
尚絅塾・尚絅ゼミの充実
カリキュラムの検討
コースの再編
人間教育プログラ 外部組織や人材の活用
ムの再構築
礼法教育の推進
部活動の推進
成果および課題
A
グローバル化に
即した研修、国際
交流、海外修学
海外修学旅行の実施
旅行の推進
カリキュラムの検討
コースの再編
D : 不十分(50%未満)
留学生の受入れにより交流を深める
国際交流の推進
基礎学力の確立
具体的な目標・施策
自己評価
志望進路の実現
全国大会での上位入賞
ボランティア活動の
推進
活動計画に則った推進
ボランティア委員会、同好会を主体とした活動
A
スペシャルオリンピックス、熊本城マラソン等計画に則って実施した
全生徒への波及と啓蒙
全生徒に各種ボランティア活動を紹介する
B
ホームカミングデイや保護者会で復興支援物品販売に取組む等啓発に努めた
学校評価制度導入
学校評価制度の導入
学校評価手順に沿って実施する
B
手順に沿って実施したが、次年度は早めのスケジュールを策定し予定内に実施する
平成26年度 尚絅中学・尚絅高等学校 学校評価
【評価基準】 A : 十分達成(85%以上) B : 概ね達成(70%以上) C : やや不十分(50%以上)
評価項目
女子教育の広報
評価の観点
女子教育広報の徹底
具体的な目標・施策
女子高の明るさと清潔感を盛り込む
実施内容の検証・再構築 行事検討委員会で検証し見直し案を策定
対外行事の充実
学習意欲あ
ふれる生徒
の確保
計画的な研修の
推進
A
対外行事の実施時期や内容について過去の実施内容を精査し年度計画を策定した
記録保存の徹底
責任者等を明確にし記録保存を徹底する
A
対外行事はすべて記録保存できた
広報活動の再構築
より効果的な広報手段を検討し実施する
A
従来の「体験入学」を「オープンスクール」に変更し生徒主導の体験型説明会を実施した
恒常的訪問活動の実施
小中学校・学習塾の訪問活動を推進する
A
県下中学校を全先訪問、学習塾130校を訪問した
広報担当者のスキルアップ
外部講師による研修会の実施
B
校長による研修は実施できたが、外部講師による研修は実施できなかった
同窓会とも協力し地区会を開催する
B
計画通り8地区で開催したが、参加者が予想よりも少なかった
学園情報を提供し受験者情報を収集する
A
様々の機会(学校行事・地区会・総会等)で情報提供と情報収集両面に取組んだ
学校教職員との合同委員会を開催する
A
年間3回の合同委員会を開催し連携強化に努めた
各地の支部総会へ出席する
B
7支部の総会へ管理職が出席し連携強化に努めた
学園情報を提供し受験者情報を収集する
A
様々の機会(学校行事・総会・支部総会等)で情報提供と情報収集の両面に取組んだ
新制度の推進
全職員に新制度を徹底し募集に取組む
A
海外留学奨学金を3名が利用する等各種新制度の利用が図られた
カウンセリング強化
担任と各学年の連携を強化し対応する
B
スクールカウンセラーによる生徒と保護者へのカウンセリングを定期的に実施した
カウンセリング対象生徒の受診率向上
A
全職員(非常勤講師含む)で4月と9月に研修会を実施した
熊本県の補助事業を活用する
A
熊本県私学特別支援相談員派遣事業、熊本時習館ソーシャルワーカー派遣事業を活用した
保護者向け学習会開催
不登校傾向生徒の保護者と座談会を実施
A
7月と12月に保護者・カウンセラー・養護教諭・環境保健部長で座談会を実施した
進路情報の周知・相談
進路変更を含め生徒・保護者への対応
A
教務部での情報一元化と担任への情報提供、担任から生徒・保護者への提供ができた
計画に沿った研修の実施
A
外部講師による研究授業の実施、他校視察等計画に沿って実施した
研修報告・研修会復講を徹底する
B
概ね実行できたが復講については必要に応じ実施していく
実践報告を義務化し徹底する
C
実践報告の義務化には至らず、今後は評価面談の中で実践の確認を行う
外部主催リーダー研修会への派遣を推進する
A
熊本県私学振興課主催の研修会等に積極的に参加した
校内でリーダー研修会を実施する
B
校長・教頭他管理職による階層別研修会を実施したが、一部不定期開催に終わった
A
学校施設を活用し県内外の中学・高校・大学・企業との合同練習会を実施した
A
九州各県の中学校40校、350名の参加を得て大会を開催した
B
地区行事に参加するとともに地区内清掃活動等にも積極的に取組んだ
学校外の組織等の活用
研修後の実践の徹底
リーダーの養成
地域連携を
視野に入れ
た指導力向
上の推進
オープンスクールに生徒主導の企画を取り入れ女子高の雰囲気と長所をアピールした
従来よりも積極的に実施できた
職員研修の推進と研修
内容の共有化
教育指導力
向上の為の
支援
A
A
同窓会等との連携強化
進路相談とカウンセ
リングの充実
成果および課題
対外行事等を積極的に広報する
育友会との連携強化
生徒支援改
革
D : 不十分(50%未満)
広報活動の強化
広報活動の推進
各種制度の改革
自己評価
地域活動の支援 合同練習会開催の推進 地域連携の一つとして合同練習会を推進
とボランティア活動の
尚絅杯ソフトテニス大会開催 当学園の冠大会開催により地域貢献する
推進
ボランティア活動の推進
九品寺校区住民との交流を図る
平成26年度 尚絅中学・尚絅高等学校 学校評価
関係者評価
■学校生活に関して「生徒」「保護者」にアンケートを実施しました。
【生徒による評価】の総括
○は「よく当てはまる、やや当てはまる」(肯定的な回答)、●は「あまり当てはまらない、全く当てはまらない」(否定的な回答)
生徒による評価
尚絅生として
1 尚絅に入学して良かった
評価できる一方、良くなかったと感じている生徒が19%いる点、
2 友人と仲良く楽しい学校生活を送っている
学校生活や指導について
更には対前年比低下(▲5%)している点が問題と感じている。
3 学力向上を目指して積極的に取組んでいる
今後は原因の把握と改善策を検討し、この評価が高まるよう
4 クラスマッチ・体育祭・文化祭など行事が充実している
5 しつけ・礼法教育に積極的に取組んでいる
全職員で取り組んでいく。また、学力向上・掃除・挨拶といった
6 部活動が盛んである
項目の自己評価が低い点も今後の課題として捉えている。
7 進路指導が適切に行われている
8 施設設備が充実している
【保護者による評価】の総括
9 掃除など環境美化に取り組んでいる
10
先生や来校者に挨拶がきちんとできている
「尚絅に入学させて良かった」と感じている保護者が89%、「友
「尚絅に入学して良かった」と感じている生徒が76%いる点は
人と仲良く楽しい学校生活を送っている」と感じている保護者
保護者による評価
尚絅生として
が92%で両項目とも高い評価を得ており、昨年実績ともほぼ
1 尚絅に入学させて良かった
変化がないことから、保護者の受け止め方は一定のレベルに
2 友人と仲良く楽しい学校生活を送っている
学校生活や指導について
あると感じている。ただし、生徒の評価と開きが出ていること
3 学力向上を目指して積極的に取組んでいる
からこの点の原因の把握と改善策を検討していきたい。
4 クラスマッチ・体育祭・文化祭など行事が充実している
5 しつけ・礼法教育に積極的に取組んでいる
また、学校生活や指導面の評価も総じて高い評価を得ており、
6 部活動が盛んである
保護者から一定の信頼を得ていると感じているが、学力向上・
7 進路指導が適切に行われている
8 施設設備が充実している
進路指導・掃除・挨拶といった評価については、更に高める余
9 掃除など環境美化に取り組んでいる
10 先生や来校者に挨拶がきちんとできている
地が残されており、今後も引き続き取組みを強化していきたい。
平成26年度
○
●
76%
19%
90%
7%
68%
80%
91%
88%
76%
93%
65%
69%
25%
18%
7%
9%
16%
5%
30%
25%
平成26年度
○
●
89%
8%
92%
7%
81%
85%
90%
85%
76%
95%
83%
76%
16%
14%
7%
11%
14%
3%
8%
18%
平成25年度
○
●
81%
16%
91%
8%
73%
86%
90%
88%
75%
92%
72%
64%
22%
12%
8%
9%
17%
7%
23%
31%
平成25年度
○
●
90%
7%
93%
6%
80%
87%
89%
85%
71%
94%
87%
78%
16%
10%
9%
11%
16%
4%
8%
17%
■外部評価として「保護者の代表」「同窓生の代表」に評価をお願いしました。
【外部評価員による評価】の総括
・グローバル化については時代の要請に即して対応をとられており、それなりの評価を得ていると思われるが、今後も具体的施策とその成果について検証を重ね、生徒
達の国際感覚の醸成に努めていただきたい。
・基礎学力の向上については、課外授業への取組みや小論文指導強化、尚絅ゼミ・尚絅塾の充実等、教育内容の改革が種々実施されており評価しているが、更に検
討を重ね生徒達の基礎学力向上に努めてほしい。
・人間教育としての礼法教育や環境美化の取組みは尚絅の特色として大いに評価するところであるが、教育に止まらず日常の実践に結びつくような指導もお願いしたい。