4April 2015 No. 227

JA若狭のふれあい情報誌
JA若狭の
の ふ れ あい情報誌
い情報誌
情報誌
報誌 ティエラ
ティエラ
4
April 2015
No. 227
新・高浜支店
!
オープン!
∼ 2015.3.9 ∼
部手作りの
高浜地区女性
を
ッシュカバー
ポケットティ
ました
プレゼントし
∼い
あったか るまい
ふ
ぜんざい
大好評の
つきたて餅
ふるまい!!
JA 若狭が高浜町宮崎で建設を進めていた、高浜支店
ていきたい」と挨拶をしました。常勤役員ら 7 人が開店
がこのほど完成し、3 月 7 日に竣工式、9 日から営業を
を記念してテープカットを行いました。9 ∼ 11日の 3 日
開始しました。9 日からのオープンイベントでは、つきた
間はオープンイベントとして、金融窓口利用者への卵パッ
て餅のふるまいや農機具の展示即売会などイベントを開
クプレゼントや、JA 共済特別相談コーナーなど開催し、
催。多くの利用者で賑わいました。
多くの方に利用していただきました。
竣工式には、JA 若狭の宮田幸一組合長はじめ役職員
同支店は、鉄骨造 2 階建て、延べ床面積は 982.07
や工事関係者など約 50 人が出席。神事が厳かに執り行
平方㍍。1 階は店舗スペース、2 階は約 100 人収容で
われました。
きる大ホールや多機能会議室を完備。肥料や資材置き場
9 日は午前 8 時 30 分の開店を前に、記念式典を開催。
を兼ねた鉄骨造平屋建ての倉庫兼車庫も併設し、約 65
同支店の職員ら約 60 人を前に、宮田組合長は「組合員
台を停められる駐車スペースも備えます。
や地域の皆様に愛される施設となるよう、より一層努力し
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2
まちの話題をお届けします。
トピックス
白ネギ更なる生産拡大へ
県内の園芸作物の中で、作付面積や出荷額が最も多
い白ネギの、更なる生産拡大など話し合う「ふくい葱人
(ねぎびと)サミット in 若狭」が 2 月 26 日、小浜市遠
敷の NOSAI 福井若狭支所で行われました。県内外の 6
つの事例を発表。大規模生産や周年出荷のノウハウを学
びました。
嶺南振興局農業経営支援部や JA 若狭が主催し、昨年
に続き 2 回目。大規模産地の鳥取県や富山県、県内の
生産者ら約 60 人が参加しました。
サミットでは周年作を実践する鳥取県の生産者の話し
や、若狭町の生産者による水稲栽培などと平行して行う
白ネギ生産の取り組みを発表しました。
福井県内の白ネギ生産は、作付面積約 66 ㌶、出荷
額 5 億円にのぼり、その内、若狭管内は大野市、勝山
市などの奥越地区に続く県内で 2 番目に多い生産量で
す。今年度は栽培面積 20 ㌶、出荷額 1 億円を目標に
県内外の生産者から実践的ノウハウを学んでいました
更なる生産拡大を図ります。
全職員研修会を開催
JA 若狭の全職員研修を 2 月 22 日に開催しました。
コンプライアンス研修など通じて JA 職員としての意識向
上を図りました。
三重大学の石田名誉教授が「次代につなぐ JA 教育文
化活動の展開」と題して講演。地域における JA の役割
や農協改革について話しました。
コンプライアンス研修では、職員ひとりひとりが法令遵
守の徹底や理解を深めることで信頼される組織が形成さ
れると確認しました。
講演をする石田教授
今年も豊作間違いなし!
1 年間地中に埋めた木の実の発芽具合から、今年の
豊凶を占う国の選択無形民俗文化財「オイケモノ神事」
が 3 月 6 日、小浜市加茂の加茂神社で営まれました。
区長の前野雅弘さんや氏子、区民ら約 70 人が集まっ
た社務所では、氏子総代長の竹中忠さんがクリやドング
リ、ギンナンなど 7 種類の木の実と「牛の舌」と呼ばれ
る薄く伸ばした餅を、杉で出来た木箱に封入。30 分ほ
どかけて神木に向かい、神木の根元から昨年埋めた木箱
を取り出し、新しい木箱を埋めていました。
前野区長は取り出した木箱を開けて木の実の発芽具合
を確認し「昨年の異常気象に負けず、立派な芽が育って
いる。御食国(みけつくに)小浜にふさわしく、今年も
豊作間違いなし」と口上を述べると神事を見守っていた
区民から拍手が起こっていました。
3
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①
①取り出した木の実からは立 派な芽が
たくさん育っていました。
②JA若狭から宮田組合長も神事に参加
させていただきました。
②
まちの話題をお届けします。
トピックス
若狭米の食味向上へ
JA 若 狭 は 3 月 5 日「若 狭 地 区 米 づくり研
修会」を農業活性化センターで開きました。若
狭管内の水稲農家ら約 70 人が参加。昨年開
催した「第 3 回食の都、若狭で競うコメ食味
コンテスト」のコシヒカリ部門金賞の丸田ふみ
子さん(高浜町)、その他品種部門金賞の柴田
享さん(小浜市)らを表彰しました。
研修会では、県嶺南振興局農業経営支援部
の田中利宏主任が同コンテストの結果を踏まえ
て、2014 年の若狭の米づくりの結果と対策
を 説 明しました。7 月 下 旬 の 高 温・少 雨、8
月の台風 11 号前のフェーン風の影響による乳
白粒の発生などが多かったと解説。出穂後の夜
コシヒカリ部門金賞を受賞した丸田ふみ子さん
間灌漑(かんがい)や生育前半の茎数制御な
ど今年度の対策を説明しました。
また、JA 若狭営農部の中村嘉幸課長が 2015 年の米生産振興方針を
発表し「土づくりによる安全でおいしい若狭の米づくり」として、収量の
安定や高品質米生産の基本となる土づくりの推進を説明。稲わらすき込み
効果を高める秋口の田起こしや病気に強い稲体づくりや品質を向上するた
め、ケイ酸質資材の積極施用を推進しました。
同コンテストは、優良生産者を表彰するなど成果を広く紹介し、食味の
レベルアップに繋げようと 2012 年から開催。今回は過去最多の 135
点の応募があり、コシ部門、その他部門合わせて 4 人、2 団体がそれぞ
れ受賞しました。
ひな祭りで町に彩り
高浜町事代の本町通り・中町通りを中心に、民家の軒
先や商店街の店舗前に自宅のひな人形を飾る催し「若狭
たかはまひなまつり」が 3 月 3 日から開催され、町は賑
わいを見せています。
同町の有志らで作る「若狭たかはまひなまつり実行委
員会」が主催。今年で 11 回目の開催で、約 100 軒が
ひな人形を飾っています。
各家には明治初期のものから平成までのひな人形や、
地元園児らが書いたおひなさまの絵も飾られており、地
通りの民家には豪華なひな飾りが多く飾ってありました
元はもちろん県外からの見物客も多いといいます。催しは
3 月 21 日まで。
営農座談会開催
2015 年度の農業振興策を話し合う営農座談会が、
2 月 25 日を皮切りに 3 月 13 日まで JA 各支店や集
会所など 83 ヵ所で実施されました。
農地中間管理事業など制度に関する事や若狭米生産
振興方針など話し合いました。
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JA若狭女性部活動
JA 若狭女性部の活動をご紹介します
本部
2/28
第18回JA若狭女性部
通常総会
「第18回JA若狭女性部通常総会」を、JA若狭本
店で開きました。総会には委任状を含めた183人が
出席。議事では2015年度事業計画など5議案を承
認しました。また任期満了に伴う役員改選では、新
部長に大西美智子さんが選ばれました。
総会終了後には「女性のためのヘルスアップ講
座」と題して、JA福井県厚生連の保健師、赤松けい
子さんの講演会を開催。健康に過ごすための40代
からの生活習慣改善方法など学びました。
【JA若狭女性部 新本部役員】(敬称略)
部長
大西美智子
監事
三谷登代子
副部長
村上令子
監事
田邉真実
副部長
井上淳子
参与
時岡好枝
小浜地区
2/18
華麗なフラダンス披露!
小浜地区では、定期総会後のアトラクション
で、小浜市内の女性らで結成するフラチーム「お
ばまガールズ」がフラダンスを披露しました。
Ka Lehua 'Ula(カレフアウラ)など7曲をし
なやかに踊り、部員らを魅了していました。
おおい地区
3/7
あみーしゃん大飯でソフトバレー大会を行い
ました。参加者はそれぞれ「白ネギ」
「しいた
け」
「うめ」
「トマト」と、おおい町特産品名で
チームを結成し、試合を開始しました。
どのチームも熱戦が繰り広げられ、見事しい
たけチームが優勝しました。
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上中地区
2/24
みんなでレッツダンス!
!
上中地区では、総会後に厚生連の職員による
ロコモティブシンドローム予防の講演会があり、
SMAPの「世界に一つだけの花」に合わせた体
操を部員全員で踊りました。
高浜地区
2/15
米粉スイーツに舌つづみ!
高浜地区では総
会後、若狭町で農
園を営む藤本和美
さんが「米粉の本
当の魅力とは。簡
単に出来る素朴ス
イーツ」と題して
講演会を開催しました。藤本さんが用意した米
粉使用のカステラなどの試食もあり、美味しく楽
しみながら米粉について学びました。
また 、4 月には 今 話 題 の 握らな い おにぎり
「おにぎらず」の料理教室を開催予定です。
KNOW HOW
水 稲
育苗管理
“良質米生産は健苗育成から”
移植日を定めて適正な育苗計画を立てましょう!
3月下旬
播種
4月上旬
育苗日数
25日間
4月下旬∼
コシヒカリ
4月中旬
4月下旬
18日間
5月15日以降
あきさかり
4月中旬
4月下旬
20日間
5月10日∼
品 種
浸種・催芽
ハナエチゼン
移植
※あきさかりについては、コシヒカリより10日以上早く植えると、収穫時期が重なるので注意する。
項 目
作 業 の ポ イ ン ト
浸 種
水道水を使い、水温15℃で7日間程度行う。
ハナエチゼンは芽が出にくい品種なので2∼4日程度長めに行う。
浸種開始後3日間は水の交換をせず、その後は、2日毎に交換する。
催 芽
30℃で1日程度保温し、ハト胸状態にする。
播 種
播種量 乾 135g/箱(催芽 168g/箱)
播種覆土後、ダコレート水和剤500倍液を、一箱あたり500㏄潅注する。
ハウス準備
立枯病の原因となる雑草や稲わらなどの有機物は、ハウスの外に出す。
出 芽
出芽器の温度は32℃を厳守する。
緑 化
育苗ハウスに出して2日程度は育苗シートをかけ、低温(5℃以下)に注意する。
高温時は徒長防止のため、最初の7日間は温度管理に注意する。(20∼25℃)
硬 化
かん水は天候によってその有無や量を加減し、できるだけ午前中に行う。
移植の3∼4日前からハウスやトンネルを開放し外気にさらす。
春の農作業安全
確認運動の
実施について
テーマ「多様な視点を取り入れた具体的な農作業事故対策の推進」
事故が多発する春作業の3∼5月を農作業安全対策の重点期間として
「春の農作業安全確認運動」
を実施します。
白ネギ
圃場準備
・作付予定の圃場は前年のうちに額縁排水溝・弾丸暗渠を設置して
排水を良くしておく。
・堆肥は、前年または定植1ヶ月前までに施用する。
・定植10日前に基肥を使用し、土が細かくなるように耕転する。
・畝幅は100∼150㎝とし、耕土が深い場合は狭く、
浅い場合は広くする。
・定植用に幅35㎝の溝を掘る。溝底は厚さ5㎝以上柔らかい土を残す。
定 植
・平均気温が12℃以上になったら(4月中旬頃)
植えることが出来る。
・苗は葉数2枚、草丈15∼20㎝が良い。葉が長い場合は短く切り揃える。
・定植前日に苗箱にたっぷりかん水し、土が崩れないようにする。
・定植はチェーンポット用簡易移植機でする。
・35㎝の高さに印をした棒を苗の横に立て、土寄せ作業の目安にする。
(目安棒)
・定植後に倒れた苗や覆土不足の部分を手直しする。
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ご注文やお問い合わせ
ご相談など
どんなことでも
お気軽にお電話下さい
●全てのご用命は、
総合支店までお電話下さい。
小浜支店……………………… 0120-10-5472
大手町支店…………………… 0120-20-5472
上中支店……………………… 0120-13-5472
名田庄支店…………………… 0120-15-5472
大飯支店……………………… 0120-16-5472
高浜支店……………………… 0120-18-5472
内外海出張所………………………… 52-0350
今富出張所…………………………… 56-1250
加斗出張所…………………………… 52-5149
鳥羽出張所…………………………… 64-1303
佐分利出張所………………………… 78-1011
内浦出張所…………………………… 76-1246
●キャッシュカードをなくしたら
JAバンク・カード紛失等
……………………0120-892999
(時間外受付)
JAの営業時間内は、
カードの発行店まで
●自動車で事故に遭ったら
JAの自動車共済安心サービス
……………………0120-258931
(時間外受付)
JAの営業時間内は、
最寄りの支店まで
●福祉、
介護のことなら
デイサービスセンターみのり……… 56-3948
●若狭の特産をセットにした贈答品のご注文は
小浜加工センター…………………… 56-5017
高浜加工センター…………………… 72-3907
●葬儀や花輪、
盛かご、
生花のご注文は
JAセレモニーサービス
(全域)
……… 56-2900
(24時間受付)
東部やすらぎホール…………………62-1840
中部やすらぎホール…………………56-5850
西部やすらぎホール…………………72-7800
●灯油の配達もいたしております
オートピア井ノ口…………………… 62-0014
オートピアわかさ…………………… 56-5050
オートピア名田庄…………………… 67-2075
オートピア高浜……………………… 72-4075
●農機具の修理、
点検などお気軽に
マシンセンター
(小浜)
……………… 56-5015
マシンセンター
(上中)
……………… 62-1656
マシンセンター
(大飯)
……………… 77-1175
●仕出しやお弁当のご注文も承ります
全農、
JCBの商品券も取り扱っています
Aコープ小浜店……………………… 52-5115
Aコープ大飯店……………………… 77-2211
●各種団体・個人旅行のご相談は
旅行センター………………………… 56-5025
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平成27 年度
園芸教室受講生募集
福井県園芸研究センターでは、園芸に対する
知識や関心を高めていただくために、野菜・果
樹・花について実習や講義による園芸教室を 4
月から開催します。
受講対象は新たに園芸作物の栽培を始めよう
としている方や、すでに家庭園芸などで実践さ
れている方などで経験の浅い方とします。
募集定員は 40 名とし、定員を超えた場合は先
着順とさせていただきます。
日 程/4 月から毎月第 3 火曜日(1回目は 4 月 21日)
内 容/野菜、果樹など栽培の基礎的な知識に
ついての講義・実習
申込〆切
【受講のお申し込み先】
3 月 31日(火)
下記の【電話】【はがき】【Eメール】【FAX】いずれかでお申し込みください。
お申し込みの際に①お名前 ②ご住所 ③電話番号をお知らせください。
〒919-1123 福井県美浜町久々子 35-32-1
福井県園芸研究センター 園芸教室係
TEL 0770-32-0009(内線25 番)FAX 0770-32-5243
E-mail [email protected]
理事会・監事会だより
■理事会
1. 日 時 平成27年2月25日 午後1:30∼
2. 場 所 JA若狭本店2階大会議室
3. 附議事項
① 平成26年度決算報告及び剰余金処分案について
② 第19回通常総代会の開催について
③ 第19回通常総代会の附議案件について
④ 組織規程の一部改正について
⑤ JA資金の貸出について
⑥ 農協法に基づく理事会承認について
⑦ 組織代表理事の候補者選出について
⑧ 員外監事の候補者について
以上の事項を可決承認しました。
4. 報告事項
① 経過報告
② 1月末事業実績の概要について
③ 全国監査機構期末監査報告について
④ 決算監事監査報告について
⑤ 特定信用事業代理業に関する報告について
⑥ 総体的リスク量について
⑦ 地区別組合員座談会の開催について
⑧ 大規模園芸ハウスの審査結果について
⑨ その他
■監事会
1. 日 時 平成27年2月9日 午後1:30∼
2. 場 所 JA若狭本店2階 監事室
3. 協議事項
① 決算監事監査の指摘事項取りまとめについて
② その他
1. 日 時 平成27年2月25日 午後0:30∼
2. 場 所 JA若狭本店2階 監事室
3. 協議事項
① 平成26年度独立監査人の監査報告について
② 平成26年度決算監査報告について
③ 監事の選任議案に対する同意について
④ その他
■監事監査報告
1. 日 時 平成27年2月25日 午前9:30∼
2. 場 所 JA若狭本店2階 大会議室
3. 内 容 平成26年度決算監査講評