三笠ジオパーク

三笠ジオパーク
【申込・問合先】
商工観光課地域開発・ジオパーク推進係☎②3997
昨年度、
三笠ジオパークの活動としてジオツアーの実施、
炭鉱遺産周辺整備、
謎解きイベント、
市民向け学
習会、
ガイド養成講座、
ジオ認定商品の開発など、
さまざまな取り組みを実施しました。
今年度も三笠ジオパークの発展、
そして地域の活性化を目指し、
皆さんのご協力を得ながら取り組みたい
と思います。
今月号では、
あらためてジオパークの概要や今年度の取り組みについて概略をお知らせします。
ジオパークとは
ジオパークとは地球や大地を表すGeo
(ジオ)
と、
公園を意味するPark
(パーク)
という英語を合わせた言葉
で
「大地の公園」
を意味し、
地球
(ジオ)
を丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
三笠ジオパークは、
地層や石炭などの大地とそこに広がる自然、
そして炭鉱まちの文化や産業など私たち
が暮らしてきた歴史を保護し、
教育や観光などに活用することで三笠を元気にし、
ここで暮らす人たちに地
域の素晴らしさを知ってもらうことを目指しています。
三笠市の歴史とジオパークの認定
私たちが暮らす三笠市は、
明治元
(1868)
年、
現在の幌内地
区で石炭が発見されたことをきっかけに発展したまちです。
当時、
石炭は
「黒いダイヤ」
の別名で呼ばれるなど、
エネルギ
ー資源として重宝され、
良質な石炭を大量に有する当市は、
日
本の近代化や北海道開拓において重要な役割を果たしました。
また、
石炭の発見によって地下資源の調査も進み、
保存状態
の良好なアンモナイトをはじめとする1億年前の化石が発見
されました。
以来、
これらの生命に関する研究が進み、
アンモ
ナイトの収蔵量日本一を誇る三笠市立博物館を設置するなど
「化石のまち」
としても知られるようになりました。
現在、
博物館の裏手には以前の鉄道跡を利用して整備を行
三笠市立博物館
った散策路
(野外博物館)
があり、
地表に露出した石炭や、
かつ
ての炭鉱施設、
約1億年前の地層などを間近で見学できる場
所となっています。
こうした北海道の大地の成り立ちや現在までの歴史に加え
大地と人々、
産業とのかかわりを体感できることが評価され、
平成25年9月に日本ジオパークの認定を受けました。
アンモナイトが海を泳いでいた1億年前から炭鉱まちとし
て栄えた現代まで
「一億年時間旅行」
を気軽に楽しむことがで
きる場所として
「さあ、
行こう!一億年時間旅行へ∼石炭が紡
ぐ大地と人々の物語∼」
をテーマに、
保護、
保全や教育、
観光な
どに関する活動を行っています。
今も残る炭鉱稼動時の施設
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今年度の活動予定
さまざまな方に三笠ジオパークの魅力を伝えるため、
ガイドが解説を行いながら市内の見どころを回る
ジオツアーを開催します。
そのほかに、
市民の皆さんにジオパークについて知っていただくための学習会、
ガイドを目指す方に、
技能を養うためのガイド養成講座などの活動を実施します。
イベントでは、
昨年度好評だった
「三笠ジオパーク謎解きイベント」
を今年度も実施するほか、
市内の学校
に通う学生に
「三笠に関係あるもの、
特色あるもの」
をテーマに缶バッジのデザインを考えてもらう
「三笠ジ
オパーク缶バッジデザインコンテスト」
を開催します。
また、
施設整備として、
幌内エリアの看板などの設置
を行います。
イベントの様子
ツアーの様子
ジオパークのガイドになりませんか?
三笠ジオパークを案内するガイドを募集しています。
三笠が好きな人、
三笠の魅力を伝えてみたい気持ちをお持ちの方ならどなたでも歓迎です。
【活動】
定期的にガイド養成講座による勉強会やジオツアーに参加いただき、
ジオパークを学んだ後は、
実際にガイドを行っていただきます。
【申込方法】
電話または直接窓口でお申し込みください。
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