5月分 - さいたま市立大砂土小学校

教育目標「自ら学び、考えて行動する児童の育成」
~ 認め合い、学び合い、共に育つ ~
<目指す児童像>
平成27年5月1日
第2号
かしこい子(知)明るい子(徳)たくましい子(体)
コミュニケーションを図ることにより、
互いを認め、高め合い、ともに伸びる子(コ)
TEL 663-7005
FAX 663-9886
大砂土小学校 ホームページアドレス http://osato-e.saitama-city.ed.jp/ メールアドレス osato [email protected]
「子どもの眼力(めぢから)
」
校 長
引 間 和 彦
新学期が始まり、3週間が過ぎようとしています。担任の先生やクラスメイトにも少し
ずつ慣れ、緊張感もとれはじめ、子どもらしさがいっぱい溢れる時期になりました。どの
学級でも、一生懸命、真面目に、真剣に先生の話を聴こうとする姿が見られます。
「聴くこ
と」は「学びの原点」です。また、聴く姿勢が取れる子ほど、落ち着いた生活ができます。
朝会でも、私の話を真剣に、食い入るような眼で聴く子もいます。授業中でも、そうし
た子どもの姿をみることがあります。子どもの頃、担任の先生から、
「話は目でききなさい」
と指導を受けたことを思い出します。子どもが一生懸命、真面目に、真剣に学習に取り組
くんでいる時、子どもの眼は輝いています。私たち教職員は、授業でいきいきしている子
どもたちの姿の一つとして、子どもの瞳が輝く学習の姿をめざしています。そうした姿が
本校でも多く見られているのは、本当にうれしいことです。子どもたちの「今の充実」が
「将来への準備」であり、「未来の充実」につながっていきます。小学生の時期は、元来、
さまざまな分野に興味・関心をもつ時期です。さまざまな不思議さに心が躍るものです。
その知的好奇心を満足させ、不思議さを解明していくのが学校の授業です。だからこそ、
授業の充実が必要不可欠です。授業の充実は、子どもの姿によって評価されます。子ども
の姿、とりわけ、
「子どもの眼力」に現れてくるものなのです。授業中、子どもたちは教師
をしっかり見ています。教師は子どもの眼力によって手応えを評価しています。
つまり、子どもの眼力は、実は、
教師を見つめ返している眼力でも
あるのです。この教師を大人(親)に
読み替えても当てはまると思いま
す。子どもの眼は、大人(親)のお話
を聴き取ろうとする眼でもありま
すが、大人(親)を見つめ返している
眼でもあるのです。
子どもは実に大人(親)をよく見て
います。これからも、子どもの目が
輝くよう、子どもの心に学びの楽し
4/24「離任式」:お世話になった先生方との校歌斉唱
さを伝えられるよう、子どもと教師、
子どもと大人の良好な関係を築いていけるよう努力したいものです。
さて、明日からゴールデンウィークに入ります。4月の出会いから、緊張していた子
どもたちも、心が少しほぐれてきているところです。同時に、緊張していた分の疲れも
出る頃かと思います。ぜひ、規則正しい生活を続ける中、疲労回復や健康管理とともに、
併せて、交通事故等にあわないように、安全面の指導も含めてよろしくお願いします。
大砂土小学校では、教職員一丸となり、教育活動を精一杯進めてまいります。どうぞ
よろしくお願いします。