ご挨拶北海道紋別養護学校ひまわり学園分校のホームページにようこそお越しくださいました。校長の堀川厚志です。本分校「ひまわり学園分校」は、昭和 54年４月１日、社会福祉法人北光福祉会「ひまわり学園」に入所している子ども達に適切な教育を保障するため、上川管内にある北海道鷹栖養護学校の分校として開校しました。その後、昭和60年４月１日に北海道紋別養護学校が紋別市内に開校し、同じオホーツク管内（当時は網走管内）に養護学校が開校したことから、北海道紋別養護学校の分校として現在の名称に改名されました。現在、ひまわり学園分校には、小・中学部、高等部があり、本年度の在籍児童生徒数は、小学部２名、中学部３名、高等部５名の新入生を含め、小学部13名、中学部８名、高等部12名、計33名となりました。また職員数は、常駐していない校長、事務長を含めると40 名となりました。平成25年度に改めた学校教育目標は３年目を迎え、わかりやすさ、伝わりやすさを考慮し、「ゆめ（希望）」「ともだち（仲間）」「ありがとう（感謝）」「えがお（笑顔）」の４つのワードとともにシンボライズし、次のとおり子どもの姿を目指すこととしています。本年度も引続き小・中学部、高等部の段階、連続性を考慮して目指してまいります。「ゆめ（希望）」：みんなと共に学び、未来に向かって、進んで取り組む心を持つ。「ともだち（仲間）」：みんなと仲良く生活し、共に遊び学ぶ。 ○自ら学ぶ子 ○未来に向かって希望を持つ子 ○仲良く生活する子 ○思いやりの心を持つ子 ○自分の力を発揮する子 ○互いに学び合う子「ありがとう（感謝）」：みんなに感謝の気持ちを持ち、共に思いを伝え合う。「えがお（笑顔）」明るく、たくましく、みんなと共に楽しく学ぶ。 ○挨拶ができる子： ○元気に活動する子 ○思いを伝え合う子 ○明るく人と接する子 ○感謝の心を持つ子 ○たくましく生きる子また学校経営のビジョンにつきましても、次のとおり職員の思いを共通にして目指してまいります。児童生徒にとって夢や希望をもって友達と共に学び、感謝の気持ちをもって笑顔で生活できる学校保護者にとって安心して子どもを任せ、協力し、信頼できる学校ひまわり学園職員にとって子どもの自立と社会参加に向け、パートナーとして共に歩むことができる学校地域にとって相互に理解を深め、地域が必要とする学校職員にとって自信を持って専念し、相互に指導力を高め、協働体制により働きがいのある学校本分校の特色は、少人数の良さと豊かな教育環境を活かし、ひまわり学園の職員との連携を密にしながら、一人一人にきめ細やかな教育を展開しているところであり、全職員をあげ協働体制による教育活動をすすめているところです。子ども達には、自然に囲まれ恵まれた環境の中で、地域の方々とともに、感謝の気持ちを忘れず、夢を持ち希望に向かって、友達とともに笑顔で生活できるように、ひまわり学園職員とより一層協力しながら職員全員で全力をもって教育にあたります。今後におきましても、本分校の教育活動に対して、これまでと変わらぬご理解、ご協力をくださいますようお願い申し上げます。平成27年４月北海道紋別養護学校ひまわり学園分校校長堀川厚志「ひまわり学園分校がある地域」ひまわり学園分校がある地域「紋別郡遠軽町生田原安国」は、平成17年10月に遠軽町、生田原町、丸瀬布町、白滝村の３町１村が合併し「遠軽町」としてスタートしました。大正14年に旧遠軽村から生田原が分村し、その後、丸瀬布、白滝と続いて分村しましたが、今回の合併で元に戻ったことになります。「遠軽」の由来は、遠軽駅の裏山（頂上に展望所あり）「瞰望岩」（がんぼういわ）が遠軽市街地を一望できたことから、アイヌ語で「インガルシ」（見晴らしのよいところ）と呼ばれ、「インガルシ」が「遠軽」の語源となっています。生田原は、アイヌ語の「イクタラ」(川にササが多い土地のこと）から転化したとされています。安国の地名は、昭和18年の「字名改正」で、「大祓の詞」を原典として、地域にあった字句を詠んだものから、「安国と平けく」（安楽国）の語句から､「安国」になったとされています。夏には、辺り一面に「ひまわり」や、花々が咲き誇る穏やかな安国は、まさに「安楽園」といって良いかもしれません。この地域に社会福祉法人北光福祉会が、高い理想とともに幼児から成人までの障害児者施設を運営しています。「ひまわり学園」をはじめとして成人を対象とした障害者施設の「向陽園」や児童養護施設の「北光学園」のほか、グループホームや多機能型事業所を展開しています。ぜひ一度遠軽町生田原安国ひまわりの里にある「ひまわり学園分校」にお運びください。