到津市民センター 住 電話番 F A 館 長 ○ 地域の概要 到津校区は、JR小倉駅から車で 15 分ほど の小倉北区の西端に位置し、北は戸畑区、西 は八幡東区に隣接している。 所 号 X 名 小倉北区下到津四丁目3-2 583-8866 583-8867 泊 久美 実行委員会を数回実施した。 まず、地域にこの事業を広く知っていただ くための「地域学習会」を実施した。 また、具体的にどのような支援をすればよ 校区世帯数 4,609 戸(H21 年 10 月現在)、 いかを学ぶため「ボランティア研修会」を開 24 の町内会がある。うち 75 歳以上の人口が 催した。その後、交流のためのプログラムを 約 10%を占める。 展開した。 校区は、大学1、高校2、中学2、小学校 1、幼稚園1、保育園1、小倉北特別支援学 校、到津ひまわり学園がある文教地域であり、 到津小学校の児童数は 363 名(H21 年 4 月現 在)である。 市街地にありながら、板櫃川や到津の森公 園等豊かな自然と歴史に恵まれた地域である。 ○ 事業のねらい 到津校区には、小倉北特別支援学校や到津 ひまわり学園、知的障害者小規模作業所など があり、到津小学校と小倉北特別支援学校と の交流授業は長く続けられてきている。 子どもたちにはそのような交流の場がある が、地域の中にあって特別支援学校などでど のような教育や活動が行われているかを知る 機会は非常に少ないのが現状である。 そこで、地域の中での交流を目指して『生 き生きバリアフリー「そよかぜ」』を開催した。 ○ 事業の概要 今年度、初めてこの事業を開催するにあた り、到津校区まちづくり協議会や、各学校、 作業所等のご協力をいただき、 「生き生きバリ アフリーそよかぜ実行委員会」を立ち上げ、 ○ 事業の実際、内容 〔プログラム〕 地域学習会 ・コーディネーター 小倉北特別支援学校教諭 特別支援教育コーディネーター 7 月 10 日 樋口 陽子 ・事例発表 小倉北特別支援学校 保護者の皆さん ボランティア研修会 北九州市障害福祉ボランティア協会 9 月 12 日 事務局次長 黒岩 淳 リズム遊び 9 月 26 日 福岡ミュージックケア研究会 わくわくドキドキぼうけん隊 11 月 15 日 ミニ遠足 隊長 岡田 信陽 みんなで楽しく絵を描こう! 小倉北特別支援学校 2 月 27 日 教諭 田代 尚 *地域学習会 《第 2 回 わくわくドキドキぼうけん隊・生 き生きバリアフリーそよかぜ 合同ミニ遠 足》 当センターで毎年開催している「わくわく ドキドキぼうけん隊」と合同で、センターか ら到津の森公園まで歩いて遠足に行った。 自分たちで班旗を作り、お弁当も自分たち で準備した。公園では動物を見て楽しんだ。 小倉北特別支援学校特別支援教育コーディ ネーターの樋口先生より、障害の特性につい てや、特別支援学校での取り組み・活動など について話していただいた。 そして、特別支援学校在校生の保護者の方 たちに、家庭での子どもたちの様子や、地域 とどう関わっているかなどの話をお聞きした。 《第 3 回 また、地域にどのような支援を求めるかな どのご意見をいただいた。 みんなで楽しく絵を描こう》 「ハロー、こんにちは!」をテーマに、好 きな絵を描いて遊んだ。 絵の苦手な子は、折り紙を好きなように丸 *ボランティア研修会 め、それをラミネートにはさんでパウチし、 ひとつの作品に仕上げるなど、講師の先生が うまく工夫してくださった。 最初は嫌がっていた子もいたが、だんだん 楽しくなってきたようで、自由に思いっきり 絵を描いていた。 ボランティアを募集するにあたり、ボラン ティアの精神や、ボランティアを行うにあた ってのルールとマナーなどを学んだ。 ◎ 生き生きバリアフリーそよかぜ 《第 1 回 リズム遊び》 音楽の特性を生かして、心地よい刺激を受 け、またいろいろな人と接することでコミュ ○ 成果と課題 ニケーション能力を高め、情緒の安定を図る 初めての取り組みだったので、準備に時間 ために企画した。子どもたちだけでなく、保 をかけ、地域学習会、ボランティア研修会を 護者、ボランティアの皆さんの笑顔が絶えな 含め全 5 回のプログラムとなった。 いプログラムとなった。 来年度は、もっと回数を増やす予定である。 また障害児、健常児とも休日の余暇活動が さかんになってきているため、参加者が少な いという問題がある。内容をよく吟味し、楽 しくまた役に立つプログラムを企画し、少し ずつ参加者を増やしていきたいと考えている。
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