幾何数学の発展 - 学問のてにをは

幾何数学の発展
ユークリッド、ピタゴラスさんありがとう
卵形線研究センター
図形の初等概念とその発展定理
1章.平行について
平行とは、2 つの点が、どこまで行っても離れない、どこまで行っても交わらない
ことと言えるだろう。この2つの点の軌跡が、直線の時を平行線という。
1.1 平行線の一般化
2本の平行線の直線を円に置き換えてみた.すると以下のような構図が得られた。
無限遠点で、平行線が交わるということを模式化してみたものである。
平行線とは、何か
接点を結ぶと言うことにおいて
2つの緑の図形と、1つの水色の図形で、同じ構図はできるのか
赤線は円の直径
1つ
3つ
2つ
一般化
円と直線の違いは何か
三つの図の違いは何か
-1-
by H.E
1.2 平行線の射影化
3つの平行線は、射影的には、一点で交わることと等価であることを読み取れる構図
を次に示す。
1.3 複数の平行線
3組の平行線の定理をここに示す。グリーン、水色、ブルーの3組の平行線の構
図である
3平行
三平行の定理
EH-T012
2013/05/13 16:19
蛭子井博孝
-2-
1.4 平行線の利用
Dovalの非対称軸の求め方
2008-7-20
EBISUI Hirotaka
Doval不変式
ao
2
So
ai 2
Si
2
FP
ao
Si a
So
i
O21
F2
F3
F1 O
12
P
Q
Doval(デカルトの卵形線)を描く作図法の中に、上図のように、2円の相似中心を通る平
行線の利用がある。
-3-
2.直交について
2直線が直角に交わることは、2つのベクトルの内積がゼロと言う表現が、今では、よ
く用いられる。古典的には、三角形の垂心が、辺と直交する直線の特徴を表している。
2.1
垂線
6本の垂線が一点で交わる定理が見つかった。これは、三角形とその辺にたつ3つの
正方形の構図の中にある。第一の構図と第二の構図がある
蛭子井博孝の6垂線の共点定理1、2
6垂線の共点定理1-1
6垂線の共点定理1-2
2015ー4-14清書
6垂線の共点定理2-1
6垂線の共点定理2-2
蛭子井博孝の6垂線の共点定理1、2
-4-
1.2
直角三角形
ここに、直角三角形から直角三角形を作る簡単な例を挙げる。
次に、直角三角形の、ピタゴラス定理の証明図の例を挙げる
ピタゴラスの定理証明図から学問はじめ
三角形合同赤ハッチ2つ、黒同士
-5-
ピタゴラスの定理には2つある.1つは3平方の定理、もう一つは5倍の定理
この2つは、ピタゴラスの定理という本に基本形が載っている。
直角三角形周辺無限連鎖拡大構造の2つの面積定理
すべての奇数、偶数段正方形の組で1,2が成り立つ
1.三平方の定理 2.5倍の定理
2012-4-26
ピタゴラス無限連鎖定理
蛭子井博孝
5
-6-
2.3
垂線の共線定理
直交バラの共線定理
直交バラの共線定理
2015-4-20
蛭子井博孝
以上
平行、垂直の応用定理を示した。これらは、幾何数学的多くの基本的論理を含ん
でいる。その、論理を理論的に表していくこと、証明を考えることは、幾何数学の発展に
つながるだろう。
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