連携室だより - 北海道医療団

平成27年4月号
連
携
No.111(1)
室 だ よ り
第 111号
連携室 だより
公益財団法人
北海道医療団
発行
帯広第一病院
公益財団法人北海道医療団 帯広第一病院 地域医療連携室
〒080-0014 帯広市西4条南15丁目17番地3 URL:http://www.zhi.or.jp
TEL 0120-558-091(連携室直通)
0155-25-3121(病院代表)
e-mail:[email protected]
FAX 0155-27-0248(連携室専用)
平成27年度 新入職員歓迎式
今号の内容
・理事長就任ご挨拶 理事長 小林 光樹 /新任医師紹介 ・・・・・・・・・・・・・・(2)(3)(4)
・消化器内視鏡センター長就任ご挨拶 消化器内視鏡センター長 眞坂 智寛
総合内科から総合診療科への診療科名変更について 副院長 酒井 俊 ・・・・・・・・(5)
・新しい連携室メンバーを紹介します
道東初導入!GEヘルスケア製 64列マルチスライスCT装置導入 画像診断科 技師長 谷向 礼樹
足寄町との医療福祉連携について 地域医療連携課 係長 林
・緑陽台在宅支援センターの移設にあたって
栄一
・・・・・・・・(6)(7)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8)
(2)No.111
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室
だ
よ
り
平成27年4月号
理事長就任ご挨拶
理事長
小林
光樹
4月1日に公益財団法人北海道医療団の理事長に就任しました、小林です。
この3月まで宮城県の栗原市立栗原中央病院の院長をしていました。こちらに来てからは、帯広第一病院の一
室で仕事をしています。私の祖母が札幌の人ですので、そのゆかりの地北海道の帯広で仕事ができることにわく
わくしています。これからどうぞよろしくお願いいたします。
北海道医療団、とりわけ帯広第一病院は1928年の志田病院の開設にまで遡る、古い歴史のある病院であり
ますし、長い期間にわたり帯広で医療を行ってきた地域や人とのつながりを培ってきていますので、その歴史と
伝統を継承していくことがとても大切なことと考えています。食料自給率が1,100%という十勝の活力を吸収
して、仕事に取り組んでいけるようにと思っていますので、顔を合わせた時には気楽に声をかけてもらえればあ
りがたいと思います。
さて、私たちの法人のロゴには、「生命」「清潔」「おもいやり」「優しさ」「健康」を象徴する5色の色が
配されています。公益財団法人として「民間が担う公共」ということを運営の基盤において、医療と福祉の現場
でこれらの5つの色をより鮮やかに表現できるように努めていくつもりです。
けんこう帯広21にもうたわれていますように、健康寿命の延伸を目標に健康づくりを地域で一緒に取り組ん
でいきたいと思います。よろしくお願いいたします。
大きなひし形は北海道のカタチを表現しており、北海道の医療を支えるという意味を持ちます。
またキーとなる5つの色はそれぞれに医療や福祉の現場において大切な意味を持ちます。
…清潔
…生命
…思いやり
…優しさ
…健康
新任医師紹介
~4月より着任されました7名の先生へインタビューをしました~
総合診療科
③当院でやりたいことは?
専門分野:耳鼻咽喉科
いろんなことをやりたいです。総合診療科の先生方が
あさひ あつよし
出来ることは全てやっていきたいです。
朝日
④当院の印象
淳仁
明るく、気さくな雰囲気です。対応が早いと思います。
①略歴
平成16年3月
旭川医科大学医学部卒業
⑤これからの抱負
前勤務先
市立稚内病院
帯広に慣れて、出来るだけ長く帯広第一病院で診療し
平成27年4月
帯広第一病院へ着任
耳鼻咽喉科
ていきたいです。
②総合診療科を選んだ理由
⑥地域の先生方へ一言
これまでは耳鼻咽喉科を専門としていましたが、今後
帯広第一病院に早く慣れて、貢献できるよう頑張りま
は幅広く診療を行いたいので、総合診療科を選択しま
すので、宜しくお願い致します。
した。
平成27年4月号
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No.111(3)
③当院でやりたいことは?
総合診療科
専門分野:緩和ケア
医療圏が札幌と離れているので、ある程度は自分達で解
いまい たかふみ
決をしなければならないので、トータルで患者様を診て
今井 貴史
いきたいと思います。
①略歴
④当院の印象
平成21年3月
昭和大学医学部医学科卒業
前勤務先
札幌南青洲病院 ホームケアクリニック札幌
平成27年4月
帯広第一病院へ着任
明るいです。挨拶が一番大切だと思っているので職員
の皆さんが実践しているのが良いと思いました。
⑤これからの抱負
②総合診療科を選んだ理由
緩和ケアを専門に診療を行っていく上で、内科全般
色んなことを吸収させて頂いて、自分も成長しながら、
をみながら色々なことに対応できるようになりたい
患者さんにも貢献していきたいです。
ので、当院の総合診療科で学びたいと思いました。
⑥地域の先生方へ一言
密な連携をとりながら、地域の皆様と一緒に帯広、十
勝圏内を盛り立てていきたいと思っています。宜しく
お願い致します。
消化器内科
③当院でやりたいことは?
専門分野:消化器内科(肝臓)
医師としてやりたいのは、肝疾患の診療をしたいと思
こばやし こうじゅ
います。理事長職の立場としては、3病院を中心に全
小林 光樹
部の施設が有機的に連携して、トル仕事が出来るよう
に努力したいと思います。
①略歴
昭和56年3月
東北大学医学部医学科卒業
④当院の印象
前勤務先
栗原市立栗原中央病院
職員全体に活気があり良い病院だと思いました。
平成27年4月
帯広第一病院へ着任
院長
②消化器内科を選んだ理由
昔は肝臓の病気(特に劇症肝炎)が治らなかったの
⑤これからの抱負
出来るだけ皆さんに顔を覚えてもらい、仕事に励みた
いと思っています。
で、初期研修医の時に患者様が亡くなってしまい、
⑥地域の先生方へ一言
肝臓を専門に学び、治したいと思いました。
帯広第一病院を中心に全ての施設が、他医療機関と連
携を図り、十勝の医療に貢献したいと思っております。
今後も、当法人を宜しくお願い致します。
消化器内科
専門分野:消化器内科(下部消化管)
③当院でやりたいことは?
胃、大腸などのESDをやりたいです。
まつした かつのり
松下 勝則
スタッフ、先生を含めて仲が良いです。治療もかなり
①略歴
平成18年3月
東北大学医学部卒業
平成27年3月
東北大学大学院医学系研究科医科学
専攻卒業
平成27年4月
④当院の印象
帯広第一病院へ着任
積極的にやっていると思いました。
⑤これからの抱負
先生に診てもらってよかったと患者様に言ってもらえ
るように頑張りたいと思います。
②消化器内科を選んだ理由
⑥地域の先生方へ一言
消化器内科という分野は非常に広い範囲を含んでい
北海道に住むのは初めてですが、一刻も早く慣れて地
るので、幅広く多くの患者様のためになるのではな
域の皆様のお役にたてるように精一杯やらせて頂きた
いかと思いました。
いと思います。
連
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り
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消化器内科
③当院でやりたいことは?
専門分野:消化器内科(上部消化管)
一般から専門にかけての内科、消化器内科の全般的な
きん しょうい
業務をやりたいです。
金
④当院の印象
笑奕
①略歴
スタッフも明るく、非常に働きやすい職場だと思いま
平成19年3月
弘前大学医学部卒業
す。
平成27年3月
東北大学大学院医学系研究科医科学
⑤これからの抱負
専攻卒業
平成27年4月
帯広第一病院へ着任
②消化器内科を選んだ理由
消化器内科は、内科の部分もあり、外科のような処置
を両方できるので選びました。
地域医療に貢献して、消化器内科医として頑張ってい
きたいです。
⑥地域の先生方へ一言
少しでも早くこの地域のお役に立てるよう頑張ります
ので、何か困ったことがあれば、ご紹介頂ければと思
います。宜しくお願い致します。
外科
③当院でやりたいことは?
専門分野:外科
外科的な手術等幅広く皆さんのお役にたてるように、
きくち だいすけ
努めたいです。
菊地
大介
①略歴
④当院の印象
働いている人が若くて活気のある病院だと思います。
平成16年3月
旭川医科大学医学部卒業
前勤務先
十和田市立中央病院外科
平成27年4月
帯広第一病院へ着任
②外科を選んだ理由
主にがんの治療に携わりたいと思いました。
⑤これからの抱負
地域の皆さんに寄り添った治療をしていきたいと思い
ます。
⑥地域の先生方へ一言
早く帯広に慣れ、地域の皆様のお役に立てればと思っ
ております。外科の症例があれば、ぜひご紹介下さい。
研修医
④当院の印象
志望診療科:外科
人は少ないですが、若い先生が多くて活気があると思
こくまい たかし
いました。特に手術件数が相当多いと思いました。
国米
崇
①略歴
⑤これからの抱負
研修医が1人しかいないので、一生懸命やっていきた
平成27年3月
東北大学医学部医学科卒業
いと思っています。
平成27年4月
帯広第一病院へ着任
⑥地域の先生方へ一言
②当院でやりたいことは?
外科医を志望しているので、外科としての経験はもち
社会人として未熟なので色々とご指導を頂ければ幸い
です。宜しくお願い致します。
ろんのこと、消化器内科・総合診療科・麻酔科にも力
インタビュー
を入れている病院なので、色々な分野を吸収できれば
お疲れさまでした!
と思っています。
③医師になろうと思ったきっかけ
気づいたら、医師を目指していました。
連
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消化器内視鏡センター長就任ご挨拶
消化器内視鏡センター長
眞坂
智寛
十勝管内の先生方には、いつも多くの患者様をご紹介いただき、誠にありがとうございます。この場をお借り
しまして、厚く御礼申し上げます。
この度、前任の堀井享医師より引き継ぎ、帯広第一病院消化器内視鏡センター長となりました眞坂と申します。
平成17年に旭川医科大学を卒業、平成24年に東北大学大学院消化器病態学分野を卒業し、同年4月より当院
消化器内科に赴任しました。早いもので帯広に来て3年がたちますが、広大な自然があり、食べ物もおいしい帯
広・十勝はとても住みやすく、恵まれた環境で仕事ができることをとても幸せに感じています。専門は上部消化
管ですが、帯広に赴任してからは肝胆膵疾患を含め多くの症例を経験させていただいていますので、まだまだ未
熟ではありますが、少しずつレベルアップできればと思っております。
昨年度までは消化器内科の常勤医は4名と決して恵まれた環境ではありませんでしたが、今年度からは新しく
赴任する理事長先生を含め6名体制となります。これまでにも増して十勝の医療に貢献できますように消化器内
視鏡センターのスタッフ一同頑張っていきますので、消化器疾患で困った際にはぜひお気軽にご紹介いただけれ
ばと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
総合内科から総合診療科への
診療科名変更について
副院長
酒井
俊
平成23年4月以来、当院総合内科では多種多様な主訴、病態の患者の診療に携わってまいりました。昨今の
医療技術の開発、新薬開発等の専門的治療能力の進歩には目を見張るものがあります。この結果、専門的医療の
高度化・分業化が著しく進んでおります。これらは早期診断率の向上、治癒率上昇に多大なる貢献をしてまいり
ました。
しかしその一方、専門的領域のはざまで診断がなかなかつかずにあらゆる専門医を受診したり、いくつもの専
門医を掛け持ちで受診するケースが後を絶ちません。また、このまま医療の分業化が進めば、疾患はみるが、患
者は診ないという、いわゆる『専門“だけ”医』が若手医師の中でも増えてくる懸念もあり、平成25年4月に
厚生労働省は今後の専門医のあり方につき議論をまとめました。この中で総合診療専門医に関して次のように定
義づけております。
『日常遭遇する疾患や障害に対して適切な初期対応と必要に応じた継続医療を全人的に提供するとともに、疾
病の予防、介護、看取り、地域の保健・福祉活動など人々の命と健康に関わる幅広い問題について適切な対応が
できる医師』これは私たち総合内科が掲げていた理念と目的を一つにするものです。
平成27年4月からは当科に新たに2名の医師を迎え入れることもあり、これを機会に科名を総合診療科に変
更し、今まで行ってきた救急患者から急性期、慢性期、そして在宅まで、患者一人一人とじっくり付き合うとい
う当科の姿勢をさらに深めたいと考えております。
十勝・帯広地域において、少しでも皆様と広く深く関わり、健康の増進の一助となれますよう全力を傾ける所
存ですので、御指導のほどよろしくお願い致します。
連
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新しい連携室スタッフを
紹介いたします
地域の先生方におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
今年大学を卒業し、4月より地域医療連携課の医療ソーシャルワーカーとして
勤務させていただくことになりました数田と申します。
地域医療連携課
医療ソーシャルワーカー
かずた
さな
数田
紗奈
社会人としても、ワーカーとしてもまだまだ未熟であり、多々ご迷惑をおかけ
してしまうこともあるかと思いますが、1日でも早く皆様のお役に立てるよう精
進努力してまいりますので、ご支援・ご指導の程よろしくお願い致します。
道東初導入!
GEヘルスケア製64列マルチスライスCT装置導入
画像診断科技師長
3月10日より稼働を始めました、GEヘルスケア製
谷向
礼樹
Discovery CT750HDについてご紹介させていただ
きます。
今回導入されたCTには理想的なスペクトラルイメージングができるという大きな特徴があります。スペクト
ラルイメージングとは、二種類の異なるX線(Dual Energy)を用い画像を取得する方法ですが、今までは同一
断面を2度撮影しなければならず、その間に起こる患者の呼吸運動や体動などによりマッチングがうまくいかな
いことが大きな問題でした。特に血管内で動く造影剤にはこの影響は大きく、2種類のデータ間での造影程度が
異なってしまい、たとえ体は動いていなくても、画像データ上での位置ずれが起ってしまいます。また、当然で
すが被ばく量も増えます。これらの諸問題を解決して発売されたのが北海道で4台目であり道東地区では初めて
のDiscovery CT750HDであります。
このCTは超高速(0.5msec)で80kVpと140kVpを切り替えることで、高精度な2種類のX線エネル
ギー情報を持つ画像を得ることを可能にしました。
また、得られる2種類の情報の割合を変化させることにより、仮想で
はありますが101種類もの単一エネルギー画像を得ることもできるよ
うになります。たとえば、骨に囲まれた頭部や義歯などの金属が多い口
腔領域では、高エネルギーにすることによりアーチファクトの少ない画
像を得られます。腹部では、水を標的とした中エネルギーを、造影検査
では造影剤を標的とした低エネルギーにすることにより、よりコントラ
ストの良い画像が獲得できます。この技術は始まって間もなく、今後の
更なる開発が待たれますが、当院が得意にしている腹部領域に大きな貢
献をするものと考えております。また、この技術を支えているのは、第
3の検出器といわれるガーネット(人工宝石)検出器であり、従来のも
通常CT
スペクトラル
CT
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のより100倍の光変換速度がありながら残光は1/4という優れ
た光学特性を持っております。
このように各分野での最新技術を投入したCTは低線量で高画質で
あり、また、副作用の発生が起り得る造影剤使用量の軽減を図るこ
とも可能にしました。
当院ではCTの共同利用にも積極的に参加させていだだいており
ます。ご紹介の際には地域医療連携室までご連絡下さい。
GEヘルスケア製 Discovery CT750HD
足寄町との医療福祉連携について
地域医療連携課
係長
林
栄一
高齢患者層の増加や平均在院日数の関係等、入院後早い段階での退院支援へ向けた介入が求められています。
当院でも以前より、退院支援スクリーニングシートの活用等により、病棟看護師とも協働の上、MSWが窓口と
なり対応してきました。十勝管内は広い医療圏でありますが、その中で足寄町の患者さんが入院された場合、足
寄町福祉課総合支援相談室(ソーシャルワークセンター)が窓口となり、3年程前からは先制的訪問相談体制と
して、帯広まで出向いて頂き、より良い退院支援が構築されています。この程、足寄町の医療と介護・保健・福
祉の情報誌「ASHOROTTE」にて、当院との連携について掲載されることになりました。
当院にも足寄町から多くの患者様が来院されています。特に平成22年10月からは、当時の消化器内科科長・
奥隆臣医師(現おく内科消化器クリニック院長)が内視鏡検査等の診療支援で足寄町国保病院へ伺っており、奥
医師の退職後も、三関哲矢副院長が引き続き対応しております。
平成26年1月から12月までの1年間で、68名の足寄町民の方が入院されました。当院では何らかの障が
いが残る方であっても、最後まで安心して療養頂けるよう体制を整えていますが、やはり地元の足寄町へ戻りた
いと考えられる方が多いのも実情です。「足寄町にお住まいでも家族は帯広市にいる」、「介護保険やサービス
利用の手続きに足寄町まで行くのは大変」と言ったケースもあり、先制的訪問相談体制で相談窓口が一本化され
明確になっている、総合支援相談室の取り組みは大変有用です。
また当院での治療が落ち着いたものの、在宅復帰までに時間がかかり、いわゆるワンクッションおきたい場合、
足寄町国保病院へ一旦転入院とさせて頂く場合もあります。その際にも、快くスムーズに受けて頂いています。
また診療支援に伺っていることで、医師同士も顔の見える連携が図れており、お互いの信頼感が高まっているも
のと考えます。
現在では足寄町民の方が入院された場合、患者様の同意を得て足寄町
福祉課総合支援相談室と連絡を取り合い、早期の退院支援への介入に努
めています。足寄⇔帯広という距離間もあり、足寄町の細かな地域事情
や生活環境については分からない部分もありましたが、このような相談
体制が構築されたことで、病院と在宅との橋渡しをしっかりと行ってく
れ、本当に有り難いと思います。
十勝管内は広く当院にも全ての町村より患者様が受診・入院されます。
足寄町のこのような取り組みが良いモデルとなり、患者様・御家族が安
心して療養でき、地元に戻れる体制ができることを願います。また当院
足寄町の医療と介護・保健・福祉の
としても、退院支援へ向けた取り組みを今後も強化していきたいと考え
情報誌「ASHOROTTE」
ます。
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緑陽台在宅支援センターの移設にあたって
ケアマネジメントセンターほほえみ所長 古田 さおり
ヘルパーステーション ほほえみ所長 野原 照子
平成27年度より音更病院に併設しておりました「緑陽台在宅介護支援センター」をケアマネジメントセン
ターほほえみ・ヘルパーステーションほほえみが、音更町より委託を受け業務を引き継ぐことになりました。
この在宅介護支援センターとは、地域で生活されている高齢者の方やそのご家族が抱えている様々な問題に対
し、介護に必要な各種保険福祉サービスが適切に受けられるように支援する「相談窓口」を設けることと「運動
機能の維持・向上」「閉じこもりやうつの予防支援」「認知症予防支援」「栄養改善・口腔機能の向上」をプロ
グラムに取り入れ、体力の維持と引きこもりを防止し、元気に日常生活が継続できることを目的に「転倒骨折予
防教室」を定期的に開催します。
「転倒骨折予防教室」では参加される高齢者の方が親しみやすく取り組みやすいように理学療法士が自宅でも
継続して取り組めるような運動プログラムを実施し、毎月当法人の専門職員による講話を行う予定です。
ほほえみスタッフがもつ専門的な知識や技術、これまでの経験を生かしていくとともに、看護やリハビリ、歯
科衛生士、管理栄養士などの専門スタッフの協力を得ながら、丁寧な関わり・細やかな対応で在宅介護支援セン
ターの役割を果たしていきたいと考えております。
今回、この事業を音更町より委託していただけたことは、私どもの事業所の理念である『地域の皆様が住み慣
れた我が家でいつまでも安心して暮らせるように地域の皆様と協働で生活を創造しサポートする』を実践させて
頂ける機会となります。このことに感謝し、地域に根ざし、地域で役立つ事業所として地域に貢献していきたい
と思っております。
【地域医療連携室】
地域医療連携室 より
全国各地で花のたよりが聞かれる頃となりました。4月に
なり新年度がスタートしました。出会いの季節です!当院に
連携室直通電話 0120-558-091
連携室専用FAX 0155-27-0248
連携室専用e-mail [email protected]
は7名の医師が入職し医局は3名の増員となりました。人見 【担当スタッフ】
知りの私としてはどのように関わっていこうかと様子をうか
林
がっているところです…。
山下
栄一(MSW係長)
希(MSW)
連携室にも新卒のフレッシュな女性がメンバーに加わりま
徳差 頼子(MSW)
した。若い力でパワーアップした連携室で精力的に地域の先
数田 紗奈(MSW)
生方のお役に立てるよう努めます。
大熊三紀子(事務員)
(大熊 三紀子)
小澤 未来(事務員)