空気圧人 筋 拮抗配置 よる 空気圧人工筋の拮抗配置

空気圧人工筋の拮抗配置による
空気圧人
筋 拮抗配置 よる
2関節ロボットの設計と制御
岡山県立大学情報工学部
スポーツシステム工学科
バイオメカトロニクス研究室
2323038 三浦まりな
研究背景
生活支援ロボットやリハビリテーションロボティクスなど
活支援 ボッ やリ
リテ シ ン ボティク な
ヒトの動作を補助するロボットの研究が盛ん
ヒトとの接触は不可避
⇒安全
安全かつ軽量
軽量な機構が重要
空気圧人工筋
研究目的
究 的
① 2リンクロボット全システムの
動特性評価
② 角度制御法として
「拮抗型積分制御法
拮抗型積分制御法」を提案
空気圧人工筋に いて
空気圧人工筋について
・ 圧縮空気の注入
圧縮空気の注入で駆動
・ 空気圧の変化により人工筋の膨張量が変化する
McKibben型空気圧人工筋
2リンクロボットの設計・製作
リンクロボ トの設計 製作
base
第
リンク
第一リンク
第二リンク
計
link 1
重量
469 g
180g
649g
link 2
pully
2リンクロボットによる運動制御実験
システムの構成
動作実験 (往復軌道生成実験)
動作実験1(往復軌道生成実験)
(a) 2リンクロボットの設置方法
ボ
(b) 4人工筋の設置
人 筋 設置
実験方法
第 リンクのみ駆動
第一リンクのみ駆動
第二リンク固定
4つの人工筋の主動筋と
拮抗筋を交互に加圧
(2sの一定周期)
往復軌道 成実験(動画)
往復軌道生成実験(動画)
主動筋と拮抗筋を交互に加圧中(0kPa‐125kPa)
位相:60deg遅れ
(a) 主動筋圧力
(b) 拮抗筋圧力
平均振幅 41 6d
平均振幅:41.6deg
(c) 角度
(d) 角度(10-30s)
動特性モデルの導出と検証
入力信号はパルス波形であるから,
往復動作の比較
モデルを用いた
シミュレーション結果
実測値
類似した挙動を示している
動特性モデルとして妥当である
動作実験2(角度制御実験)
実験方法
2つの人工筋の主動筋
と拮抗筋を積分制御
第二リンクのみ駆動
第一リンク固定
制御則
提案する
『拮抗型積分制御法
拮抗型積分制御法』』
-
+
① 拮抗型なため両筋のゲインを逆符号にするだけ
② 両筋でゲインが等しい
極めて容易な制御法
(a) 目標角度30deg (Ki=0 03)
(a) 目標角度30deg (Ki=0.03)
時間経過による回転角度
(b) 目標角度45deg (Ki=0 03)
(b) 目標角度45deg (Ki=0.03)
時間経過による回転角度
(c) 目標角度60deg (Ki=0 03)
(c) 目標角度60deg (Ki=0.03)
時間経過による回転角度
(a) 目標角度30deg
(b) 目標角度45deg
・応答が滑らかである
応答が滑らかである
・微小振動がある
⇒人の運動支援では
問題ない
(c) 目標角度60deg
積分制御と比例積分制御の比較
例) 目標角度45deg
( ) 積分制御
(a)
(Ki=0.03)
(b) 比例積分制御
(b) 比例積分制御
(Ki=0.03,Kp=12)
比例積分制御は振動的である
人間支援用には向かない
まとめ
 往復軌道生成実験
(動特性モデルの導出と検証)
出力結果から伝達関数モデルを同定し,
デルの妥当性を明らかにした
モデルの妥当性を明らかにした
 角度制御実験
拮抗型積分制御法が適当である
メリット
リ
① 主動筋と拮抗筋への指令を生成する場所
主動筋と拮抗筋 の指令を生成する場所
が積分ゲインのみ
② 積分ゲインの符号を両筋で逆にする
③ 積分ゲインが両筋で等しい
④ 応答が滑らか
⑤ 目標角度にかかわらず積分ゲインが不変
「拮抗型積分制御法」が適当である
ご清聴ありがとうございました。
<実験方法2>第一リンクのみ駆動
実験方法
第
動
第二リンク固定
4つの人工筋の主動筋と拮抗筋をI,PI,PID制御
筋 主動筋と拮抗筋を
制御
・目標角度30deg
(a) I制御(Ki=0 01)
(a) I制御(Ki=0.01)
(b) PI制御(Ki=0 01 Kp=20)
(b) PI制御(Ki=0.01,Kp=20)
PI制御では振動が消えない
(c) PID制御(Ki=0.01,Kp=20,Kd=15)
今後 展望
今後の展望
 第一リンク,第二リンクの同時制御