slide

2014/3/13
研究の背景
力覚を共有するマウスの
アプリケーションの作製
18年度
インターネットによるいかなる通信時間遅れ
に対しても,安定で,位置ずれを起こさない
バイラテラル制御系の構築に成功
24年度
マルチラテラル遠隔制御基礎理論の確立と
力覚共有サーバの構築
力覚共有マウスの実現
電気工学科5年 浜田 昌吾
指導教員 河合 康典
本研究
提案するアプリケーション内容
遠隔地間力覚共有アプリケーションの開発,
動作実験と評価
問題の解決法
アプリケーション内容
力覚共有マウス
力覚共有マウスを用いる
• 1次元レバーを2つ用いて2次元での実験を行う
仮想マウスで物体を押す
ことで,目的の位置に移
動させる2次元ゲーム
アプリケーション作製
• レバーから得られた力, 位置情報もとにMATLAB
を用いてプログラム上の物体の動きを計算
計算した情報を用いて
従来研究:1次元制御
本研究:2次元制御
遠隔制御概略図
• ゲーム動作をC言語を用いて作成する
• ゲーム画面JavaScriptで作成する
シミュレーション
物体の位置情報がある値まで近づくと反力を返すプログラムを
作製し2次元衝突シミュレーションを行った
上図のシステムを二つ用いてx, y軸独立して考え, 2次元を実現
ウェーブフィルタ:参考文献[1]より提案された伝達関数
[1]三好,寺嶋,”受動性の成立しない力・位置遠隔制御の安定化に関
する一設計法,” 第 35回制御理論シンポジウム,pp. 127‐130, 2006.
仮想マウス1, 2を用いて障害物3を動かす実験
• 7‐8[s]で操作力を与え, 仮想マウスを動作させている
• 8‐9[s]で衝突が行われている
1
2014/3/13
動作実験
動作実験
Web画面
マスター側
スレーブー側
青:障害物
赤:仮想マウス
1軸レバーを二つ用いて仮想マウスを動かし, 障害物を押すことで
移動させる実験を行った
動作実験
おわりに
研究の成果
• 力, 位置情報を用いることで2次元での物体の衝突シ
ミュレーションを作製した
• シミュレーション結果, C言語, JavaScriptを用いることで2
次元力覚共有マウスのアプリケーションを作製した
• レバーの位置xm, ymと仮想マウスの位置xs, ysは一致している
• 仮想マウスと障害物が衝突している
2