渦輪を遠くに飛ばす形状八戸東高校科学愛好会私たちは匂いを用いて災害時などの避難誘導ができないかと考えた。その前段階として、耳に障害をもつ人や、お年寄りに匂いで来客を知らせようと思った。！ピンポーンそこで、空気砲から発射される渦輪は空気を拡散させないという点に注目してを使おうと考えた。空気砲実験器具側面からの図 Ⅹ：押出し距離 Ⅴ：速さ実験 Ⅰ 渦輪形成へのＸとＶの影響実験Ⅰの概要空気砲のX(押し出し距離）、V(押し出す速さ）を変え、確実に相手の所まで届き、且つ崩れない渦輪を作る XとVの組み合わせを探した。実験方法・飛距離の測定は目視で、渦輪の形が崩れるまでの距離を測定した・Xは20、40、60、80、100mm Ｖは150、200、250、300、350mm/s させたで変化・XとVの組み合わせをそれぞれ１０回成功するまで測定した結果Ｘ(押し出し距離) ４０ｍｍＶ(速さ) ３５０ｍｍ/ｓ実験 Ⅱ 適正条件での成功率１００％の検証実験Ⅱの概要押し出し距離４０ｍｍ、速さ３５０ｍｍ/ｓだと渦輪が１０回中１０回成功だったが試行回数を増やしても成功率は１００％なのかということを検証した実験方法この条件で、実験１と同じ測定方法で１００回行った結果１００回中９９回成功し、１回失敗となったでは何故失敗したのか？成功失敗・後ろの空気が渦輪に追いついたため作られた渦輪が崩された考察実験の結果から渦輪の飛距離と成功率の両方が共に高くなるのは、Ｘ＝４０ｍｍ、Ｖ＝３５０ｍｍ/ｓの組み合わせであることが分かったまた、失敗の原因は、渦輪の後ろから追い付いてくる空気であると推測されるこれからの課題・渦輪をより効率良く生成する空気砲の形状を調べる・渦輪をより遠くまで形を保って飛ばす方法・人にわかりやすい匂いはどんな物か・匂いのつけかた最後に実験を指導してくださった弘前大学大学院理工学研究科知能機械工学コース准教授鳥飼宏之先生ありがとうございました。