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(1,326,434) ( )は前年度(23年度)の決算額 【企業会計】 収入額 会 計 A 3,931,799 水 道 事 支出額 収入支出差引 留保資金等 B A-B=C 補てん額 D 4,284,186 △ 352,387 531,399 〔単位:千円〕 収益的収支 C+D 179,012 業 (3,095,186) 9,201,651 (3,658,135) 9,297,507 (△ 562,949) △ 95,856 (765,069) 374,948 (202,120) 279,092 市民病院事業 (9,139,099) 13,133,450 (9,926,338) 13,581,693 (△ 787,239) △ 448,243 (388,274) 906,347 (△ 398,965) 458,104 計 (12,234,285) (13,584,473) (△ 1,350,188) (1,153,343) (△ 196,845) ( )は前年度(23年度)の決算額 収入及び支出額は収益的・資本的収支の合計額 留保資金等補てん額Dは、資本的収支の不足額を補てんした損益勘定留保資金等の額 よって、C+Dは収益的収支の額となります 各会計 歳出決算規模の 歳出決算規模の推移 億円 800.0 719.9 673.7 672.0 654.1 653.4 135.3 127.1 126.6 135.8 166.5 165.9 168.4 178.5 371.8 379.0 359.0 339.0 H20 H21 H22 H23 600.0 135.8 企業会計 186.2 特別会計 400.0 200.0 397.9 一般会計 0.0 -1- H24 平成24年度 各会計別決算額(見込み)一覧表 一般・特別会計 会 計 名 一 般 会 計 〔単位:千円〕 歳 入 歳 出 歳入歳出 翌年度へ繰越 実 質 予算額 決算額 決算額 差 引 額 すべき財源 収 支 額 41,995,710 40,230,444 39,785,098 445,346 54,700 390,646 (462,281) 354,719 国民健康保険事業 9,185,050 9,235,250 8,880,531 354,719 0 (333,987) 特 80,019 農 業 共 済 事 業 144,400 156,391 76,372 80,019 0 (83,744) 333,694 下 水 道 事 業 2,908,900 2,959,073 2,624,879 334,194 500 (419,167) 別 0 公営墓地整備事業 43,700 27,139 27,139 0 0 (0) 0 駐 車 場 事 業 131,800 128,986 128,986 0 0 (0) 会 37,590 介 護 保 険 事 業 5,451,811 5,309,578 5,271,988 37,590 0 (1,453) 後期高齢者医療 業 計 事 28,417 1,623,539 1,637,247 1,608,830 28,417 0 (25,802) 834,439 小 計 19,489,200 19,453,664 18,618,725 834,939 500 (864,153) 合 計 61,484,910 59,684,108 58,403,823 1,280,285 55,200 1,225,085 (1,326,434) ( )は前年度(23年度)の実質収支額 企業会計 区 分 〔単位:千円〕 予 算 額 収 入 2,808,631 支 出 2,674,536 水 収益的 道 収 支 事 差 引 業 収 入 1,375,353 支 出 2,002,466 備 考 当年度純利益 179,012 2,592,217 前年度末繰越利益剰余金 0 当年度未処分利益剰余金 179,012 2,413,205 決 算 額 [ 損益計算書(消費税含まず)による ] 179,012 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額 1,339,582 531,399千円は、減債積立金取崩額55,442千円及び当 資本的 年度消費税資本的収支調整額5,265千円並びに過年度 会 収 支 計 差 引 市 収益的 民 病 収 支 院 事 業 資本的 会 計 収 支 1,870,981 損益勘定留保資金470,692千円で補てんした。 ( 決算額は仮受消費税及び仮払消費税含む ) △ 531,399 収 入 8,358,245 8,361,690 支 出 8,525,722 8,082,598 差 引 当年度純利益 前年度繰越欠損金 当年度未処理欠損金 279,092 9,552,818 9,273,726 [ 損益計算書(消費税含まず)による ] 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額 839,961 374,948千円は、損益勘定留保資金で補てんした。 279,092 収 入 902,863 支 出 1,287,505 1,214,909 ( 決算額は仮払消費税含む ) 差 引 △ 374,948 -2- Ⅱ 一般会計収支額の状況 一般会計の収支額は、3.9億円の黒字 行政改革の取り組みにより23年度より財政収支は大幅に改善し、24年度は市土地 開発公社の土地の整理などの課題整理にも取り組み、実質黒字を計上 財政調整基金の 財政調整基金の活用と 活用と一般会計収支額の 一般会計収支額の状況 6.0 億円 黒字 5.7億円 法人市民税 還付財源 (2.8億円) 4.0 黒字 4.6億円 4.6億円 財政調整基金を とりくずし、収支不 足補てん 黒字 3.9億円 3.9億円 黒字 3.8億円 3.8億円 黒字 2.9億円 2.9億円 黒字 2.4億円 2.4億円 2.0 4.3億円 4.3億円 3.9億円 3.9億円 4.9億円 4.9億円 0.0 (△0.5億円 0.5億円) 億円) -2.0 (△1.5億円 1.5億円) 億円) (△2.0億円 2.0億円) 億円) H20年度 20年度 H21年度 21年度 H22年度 22年度 H23年度 23年度 H24年度 24年度 -4.0 平成24年度では、市土地開発公社の解散に向けてすべての土地の買戻しや、総合文化センターの 建設に発行した市債の満期一部償還及び低利への借換えなど、将来債務の削減に取り組み、財政上の 課題を整理しました。これらには、土地開発基金、減債基金、財政調整基金を活用しながら、実質的 な収支では3.9億円の黒字を計上できました。 -3- Ⅲ 平成24年度 普通会計決算(見込み)の概要 1 歳入決算額 1 歳入決算額の 歳入決算額の内訳 (単位:千円) 増減額 (24年-23年) 平 成 23 年 度 決 算 額 平 成 24 年 度 決 算 額 税 17,417,617 17,216,971 △ 200,646 △ 1.2 % ② 分担負担金・使用料手数料 1,147,541 1,183,617 36,076 3.1 % 担 金 272,523 265,697 △ 6,826 数 料 875,018 917,920 42,902 △ 2.5 % 4.9 % 金 592,308 2,436,254 1,843,946 311.3 % 他 1,590,075 2,125,505 535,430 33.7 % 入 171,574 316,606 145,032 金 9,968 9,560 △ 408 84.5 % △ 4.1 % 科 目 名 ①市 自 分 担 金 及 び 負 使 用 料 及 び 手 主 ③繰 入 ④そ の 財 財 産 収 寄 附 源 増減率 繰 越 金 800,518 585,360 △ 215,158 諸 収 入 608,015 1,213,979 605,964 △ 26.9 % 99.7 % 20,747,541 22,962,347 2,214,806 10.7 % 1,924,206 1,744,410 △ 179,796 △ 9.3 % 税 352,998 331,428 △ 21,570 △ 6.1 % △ 7.7 % 計 ⑤譲 与 税 ・ 交 付 金 地 方 譲 与 利 子 割 交 付 金 65,141 60,109 △ 5,032 配 当 割 交 付 金 58,108 60,929 2,821 株式等譲渡所得割交付金 13,554 13,930 376 地 方 消 費 税 交 付 金 937,848 939,398 1,550 ゴルフ場利用税交付金 140,442 127,863 △ 12,579 依 自動車取得税交付金 地 方 特 例 交 付 金 交通安全対策特別交付金 存 ⑥地 方 交 付 税 財 普 通 交 付 税 特 別 交 付 税 源 ⑦国 庫 支 出 金 110,628 119,307 8,679 226,199 72,956 △ 153,243 7.8 % △ 67.7 % 19,288 18,490 △ 798 △ 4.1 % 3,737,800 3,796,547 58,747 1.6 % 2,954,826 3,035,047 80,221 782,974 761,500 △ 21,474 2.7 % △ 2.7 % 3,294,711 3,052,596 △ 242,115 △ 7.3 % 金 1,832,823 1,823,586 △ 9,237 △ 0.5 % 債 2,329,332 2,382,590 53,258 2.3 % 債 405,400 355,500 △ 49,900 臨 時 財 政 対 策 債 1,923,932 2,027,090 103,158 △ 12.3 % 5.4 % 13,118,872 12,799,729 △ 319,143 △ 2.4 % 33,866,413 35,762,076 1,895,663 5.6 % ⑧県 支 出 ⑨市 建 設 事 計 合 計 業 -4- 4.9 % 2.8 % 0.2 % △ 9.0 % (歳入決算額の内訳) 自主財源(①~④) の割合 64.2% (単位:億円) ⑨市債 6.7% ⑧県支出金 ⑦国庫支出金 5.1% 8.5% 歳 入 総 額 ①市 税 10.6% ⑥地方交付税 357.6億円 357.6億円 48.1% 4.9% 5.9% 6.8% 3.3% ③繰入金 ⑤譲与税・交付金 単位端数により合計が 合わない場合があります ④その他自主財源 ②分担金・負担金、使用料・手数料 ①市税 (前年比 △2.0億円、△1.2%) (⑥)普通交付税(前年比 +0.8億円 +2.7%) (⑨)臨時財政対策債( 〃 +1.0億円 +5.4%) 個人市民税 (前年比 3.7億円、 5.3%) 普通交付税は、固定資産税、法人市民税収入 などの基準税収入が減となったことにより増加しま した。臨時財政対策債は、地方の財源不足が増加 したため、その補てんとして増となりました。 年少扶養控除の廃止に伴う所得割額の増 等により増加 法人市民税 (前年比△1.7億円、△11.4%) 景気の影響等により減 ・市民税全体では、2.0億円の増 固定資産税 (前年比 △3.1億円 △4.6%) ◎普通交付税と臨時財政対策債の推移 21.0億円 13.6億円 H21決算 ※固定資産税は交付金を除く土地・家屋・償却資産分 31.2億円 3年に1度の評価替えにより、家屋が3.1億円の 減、土地が0.8億円の減、一方償却資産は設備投 資などにより0.7億円の増となっています。 H22決算 都市計画税(前年比 △0.7億円 H24決算 29.5億円 22.9億円 19.2億円 H23決算 30.4億円 普通交付税 20.3億円 臨時財政対策債 3年に1度の評価替えにより減 ③繰入金 ⑦国庫支出金(前年比△2.4億円、△7.3%) (前年比 +18.4億円、311.3%) 財政調整基金 (前年比 +4.5億円) 児童手当・子ども手当て給付費負担金は制度 の見直しにより、4.0億円の減、学校環境改善交 付金は0.6億円、社会資本整備総合交付金が0.4 億円、生活保護費負担金が0.5億円の増などと なっています。 市土地開発公社の解散に伴う土地買戻しにとりくずし ました。 公共施設等整備基金(前年比 +3.4億円) ふれあい館の改築、中央公民館の耐震化改修、給食 センターの改修などにとりくずしました。 ニュータウン維持管理基金(前年比△0.9億円) 道路修繕や道路公園植栽の維持管理等事業費 にとりくずしました。 庁舎整備基金(前年比 +4.6億円) 新庁舎建設にとりくずしました。 ④その他 ⑨市債(前年度比 +0.5億円、2.3%) 建設事業のために発行する市債は、ごみ処理施 設の改修の終了で3.1億円の減、学校教育施設の 大規模改修等で2.6億円増加しました。一方で、地 方の財源不足を補う臨時財政対策債は1.0億円増 加しました。 ◎建設事業充当の市債発行 (前年比 +5.4億円、33.7%) 財産収入では、市土地開発公社の解散に伴う残 余財産の取得で2.0億円の増、諸収入では、学校 の給食費4.7億円を一般会計に収入したことなど により増となりました。 H21決算 H22決算 H23決算 H24決算 -5- 17.4億円 7.7億円 4.1億円 3.6億円 2 性質別歳出決算額 2 性質別歳出決算額の 性質別歳出決算額の内訳 (単位:千円) 科 目 名 平 成 23 年 度 決 算 額 平 成 24 年 度 決 算 額 増減額 (24年-23年) 増減率 ①人 件 費 7,572,425 7,422,560 △ 149,865 △ 2.0 % ②扶 助 費 5,554,936 5,581,587 26,651 0.5 % 児童手当・子ども手当 2,266,215 1,916,355 △ 349,860 △ 15.4 % 義 生 活 保 護 費 務 そ の 他 扶 助 費 的 経 ③公 債 費 費 立替施行市債振替分 679,488 705,928 26,440 3.9 % 2,609,233 2,959,304 350,071 13.4 % 4,809,962 4,868,017 58,055 1.2 % 460,764 455,669 △ 5,095 △ 1.1 % 4,349,198 4,412,348 63,150 1.5 % 17,937,323 17,872,164 △ 65,159 △ 0.4 % 費 5,134,981 5,480,266 345,285 6.7 % 費 306,040 291,022 △ 15,018 △ 4.9 % 等 3,388,922 3,357,876 △ 31,046 △ 0.9 % 1,828,098 1,809,384 △ 18,714 △ 1.0 % その他市債償還金 計 ④物 ⑤維 ⑥補 件 持 補 助 修 費 病 院 会 計 支 出 金 行 そ の 他 政 出 金 ⑦繰 経 ⑧ 投資・出資・貸付金 費 ⑨積 立 金 1,560,824 1,548,492 △ 12,332 △ 0.8 % 3,495,540 3,441,700 △ 53,840 △ 1.5 % 320,650 289,404 △ 31,246 △ 9.7 % 404,742 389,236 △ 15,506 △ 3.8 % 減 債 基 金 積 立 金 214,767 251,378 36,611 17.0 % その他基金積立金 189,975 137,858 △ 52,117 △ 27.4 % 13,050,875 13,249,504 198,629 1.5 % 計 ⑩ 補 助 事 業 費 174,580 427,648 253,068 145.0 % 単 独 事 業 費 1,147,072 2,805,458 1,658,386 144.6 % 立替施行通常償還金 971,203 961,956 △ 9,247 △ 1.0 % 2,292,855 4,195,062 1,902,207 83.0 % 33,281,053 35,316,730 2,035,677 6.1 % 投 資 的 経 計 費 合 計 -6- (歳出性質別決算額の内訳) 歳出総額 353. 353.2億円 (単位:億円) ⑨積立金 1.1% ⑧投資・出資・貸付 0.8% ⑩投資的経費 11.9% 11.9% 行政経費 ⑦繰出金 9.7% ⑥補助費等 9.5% ①人件費 21.0% 義務的経費 50.6% 37.5% ②扶助費 15.8% ③公債費 13.8% ④物件費 15.5% ⑤維持補修費 0.8% ①人件費 単位端数により合計が 合わない場合があります ⑦繰出金 (前年比 △1.5億円、△2.0%) 一般職員の職員給与は、共済組合や退職手当組 合への負担金等で減となるなど、人件費全体で1.5 億円の減となっています。 ◎普通会計一般職職員数の状況(4/1対比) 特別会計への繰出金のうち、特に国保・介護保 険・後期高齢者医療の社会保障関連会計への支 出はあわせて23.2億円です。後期高齢者医療では 増となりましたが、全体では0.5億円の減となってい ます。 ◎主な特別会計への繰り出し状況 693人 686人 681人 H22 H23 H24 H25 (前年比 △0.5億円、△1.5%) H22 国保 5.9 H23 670人 H24 介護保険 8.4 ②扶助費 (前年比 +0.3億円、+0.5%) 後期高齢者医療 8.9 児童手当・子ども手当が19.2億円で3.5億円減少し た一方で、生活保護費は7億円で0.3億円増加、障 害者の自立支援給付費が9.4億円で2.0億円増加す るなど、全体では0.3億円の増となっています。 0 2 4 6 8 10(億円) (後期高齢分には老人保健分<H22まで>を含んでいます) ⑩投資的経費(前年比 19.0億円、88.0%) ⑥補助費等 (前年比 △0.3億円、△0.9%) 全体額は23年度と大きな変動はありません。 市民病院会計への支出金は18.1億円で、うち1.9 億円の独自支援(経営安定化支援分)は24年度も 継続しています。 建設事業は、新庁舎の建設4.6億円、ふれあい館の 改築、給食センターの改修など施設の改修事業が約 4.9億円増加しました。その他では、公社先行取得用地 等の買戻し費が13.6億円増加しました。 立替施行(ニュータウン学校施設等の買戻し)の償還 額は9億円で、20・21年度に繰上償還したため、年間 約6億円減少し、年間10億円以内の償還となっていま す。 (億円) ◎投資的経費の推移 ◎市民病院会計支出金の状況 0.0 12.0 14.0 16.0 34.7 H22 17.9 17.8 18.3 18.1 H21 H22 H23 H24 H23 H24 13.2 9.7 32.3 建設事業等分 18.0 (億円) -7- 9.7 9.6 立替施行償還分 3 市税収入の状況 市税収入は、対前年度比約2億円減の172.2億円 個人市民税が増、固定資産税、法人市民税などが減となりました。 市税の 市税の状況 200.0 億円 183.2億円 7.3 11.9 174.0億円 7.7 11.7 174.2億円 172.0億円 7.6 11.6 172.2億円 9.0 11.6 9.0 10.9 その他市税 都市計画税 150.0 72.4 70.3 69.7 69.5 66.3 固定資産税 (交付金除く) 10.7 15.2 13.5 法人市民税 14.2 100.0 17.5 73.6 50.0 69.0 68.8 74.0 72.5 個人市民税 0.0 H20決算 H21決算 H22決算 H23決算 H24決算 ※単位端数の関係から合計が合わない場合があります 市財政の根幹である市税収入は、平成20年秋からの急激な景気悪化の影響により、法人及び個人の 市民税がピークであった20年度以降減少しています。 個人市民税は、年少扶養控除の廃止などにより、所得割税額の増により増となりました。(3.7億円の増) 一方で、法人市民税は景気の影響などで法人税割が減となりました。(1.7億円の減) 特に、固定資産税及び都市計画税は、3年に1度の評価替えによる評価額の減などにより、大幅に減と なりました。(あわせて約3.9億円の減) 市税収入明細 H21年度 決 算 額 均等割 157.7 個人市民税 7,206.7 所得割 329.1 均等割 法人市民税 法人税割 744.6 2,315.8 土地 固定資産税 3,466.1 家屋 (交付金除く) 償却資産 1,244.7 539.2 土地 都市計画税 626.0 家屋 432.1 市たばこ税 333.5 その他 17,395.5 合計 H23年度 H22年度 決 算 額 増 減 決 算 額 増 減 157.9 160.6 +2.7 +0.2 6,740.7 △466.0 6,724.2 △16.5 337.3 +8.2 333.4 △3.9 1,081.5 +336.9 1,186.5 +105.0 2,237.7 △78.1 2,143.6 △94.1 3,532.8 +66.7 3,639.0 +106.2 1,198.3 △46.4 1,172.2 △26.1 △20.3 518.9 △21.8 497.1 638.8 +12.8 661.0 +22.3 △9.9 422.2 477.3 +55.1 336.9 +3.4 +85.9 422.8 17,202.8 △192.7 17,417.6 +214.8 〔単位:百万円〕 H24年度 決 算 額 増 減 162.7 +2.1 7,087.2 +363.0 329.5 △3.9 1,017.6 △168.9 2,063.4 △80.2 3,330.7 △308.3 1,238.1 +65.9 482.5 △14.5 606.4 △54.6 473.7 △3.6 425.2 +2.4 17,217.0 △200.6 ※単位端数の関係から合計が合わない場合があります -8- 4 普通会計 債務(借金)残高の状況 普通会計の債務残高は約25億円減少し、482億円 財源補てんの借入金を除けば、20年度からの新行政改革プランにより 約170億円削減しました。(2/3に縮減) 地方債・ 普通会計) 地方債・立替施行未償還元金の 立替施行未償還元金の推移 (普通会計 普通会計 800.0 △125億円 △25.1億円 607億円 566.9億円 億円 600.0 548.6億円 531.2億円 507.1億円 116.4 482億円 118.4 124.5 139.4 490.6 財源補てん 161.3 地方債 150.1 400.0 448.5 △169.9億円 347.5 424.1 391.8 338.3 357.0 343.6 320.7 288.8 200.0 事業充当 259.1 地方債 317.2 143.1 110.2 80.6 74.6 68.2 立替施行 61.6 0.0 H19年度末 H20年度末 H21年度末 H22年度末 H23年度末 H24年度末 ※単位端数により合計が合わない場合があります ※普通会計分債務は、一般会計の債務に下水道コミュニティプラント事業に係る債務を加えたもの 三田市では、平成20年度からの新行政改革プランに基づき、将来債務の削減に取り組んできました。 三田市の債務には、地方債の借入債務とニュータウン教育施設等の買い戻し債務(立替施行債務)の 2つがあり、これらについては19年度から繰上償還や低利の地方債に借り換えするなど、将来債務の削 減に努め、20年度からの5カ年で約125億円削減しました。24年度では25億円を削減しました。 特に、近年においては、国の財源不足から地方に交付する地方交付税の代替措置として「臨時財政 対策債」などの財源補てん的地方債の発行が多額になっており、これを除く実際の建設事業で借入れ た地方債・立替施行の債務は、5カ年間で約170億円減少し、約321億円となっています。 三田市全体 の債務残高の 債務残高の推移 △214億円 1,200.0 億円 1,000.0 986.9億円 923.2億円 142.9 885.0億円 132.6 850.9億円 125.7 213.5 203.8 194.0 157.5 800.0 813.3億円 122.2 772.9億円 183.9 116.7 企業会計 174.2 特別会計 507.1 482.0 222.4 600.0 400.0 607.0 566.9 548.6 531.2 普通会計 200.0 0.0 H19年度末 H20年度末 H21年度末 H22年度末 H23年度末 H24年度末 ※単位端数により合計が合わない場合があります 普通会計分に特別会計(下水道事業・駐車場事業)と企業会計(水道事業・病院事業)を合わせた 三田市全体の債務残高は、約773億円となり、平成20年度から5カ年で214億円減少しました。 -9- 5 普通会計 基金(貯金)残高の状況 基金全体の残高は145.2億(昨年より約12億円の減) (財政調整基金の残高は32億円を確保) 基金 (普通会計分 普通会計分) 残高の推移 普通会計分 残高の 200.0 億円 171.5億円 168.4億円 159.0億円 158.8億円 157.3億円 150.0 100.0 26.0 14.6 6.0 20.6 14.1 23.2 145.2億円 20.3 13.1 21.8 20.1 13.1 20.4 20.1 12.7 17.6 55.2 55.4 55.1 50.4 庁舎整備基金 10.6 8.3 13.9 15.7 18.7 減債基金 45.4 40.3 36.1 36.1 31.6 財政調整基金 54.2 54.5 その他特定目的基金 19.9 9.0 15.6 公共施設等整備基金 ニュータウン基金 13.7 50.0 57.1 0.0 H19年度末 H20年度末 H21年度末 H22年度末 H23年度末 H24年度末 ※単位端数により合計が合わない場合があります ※普通会計分の基金は、減債基金のうち「のじぎく債」に係る分を除き、下水道事業のうちコミュニティプラント事業に係る基金 を加えたもの。よって、一般会計決算額にかかる実基金残高とは異なります。 24年度は前年度の剰余金を減債基金へ積み立てる一方で、新庁舎の建設、公共施設の改修整備や維持 管理費等にとりくずしたため約12億円減少しました。市土地開発公社解散に伴う土地の買戻しに、土地開発 基金、財政調整基金をとりくずして活用しました。財政調整基金の残高は約32億円で、今後は将来の収支 調整のために使わずに残していきます。 基金を 基金を取り崩し活用した 活用した 29.2億円 29.2億円の 億円の内 その他基金, 1.3億円 (その他) 地域福祉基金 0.3 グリーンクリーン基金 0.3 文化振興基金 0.5 市民活動基金 0.1 その他 0.1 財政調整基金, 4.5億円 ニュータウン施設整 備管理基金, 2.0億円 土地開発基金, 5.7億円 ニュータウン内道路修繕、 植栽管理費等 減債基金, 7.0億円 公共施設等整備 基金, 3.8億円 庁舎整備基金, 4.9億円 中学校大規模改造、給食セ ンター改修、ふれあい館改 築、中央公民館耐震化改修 等 24年度は、公共施設の改築や耐震化改修などに3.8億円、ニュータウンの道路修繕や道路公園の植栽の 維持管理費に2億円、新庁舎の整備に4.9億円など特定の事業目的に計12億円をとりくずし、事業を行い ました。また市土地開発公社の解散に向け土地の買い戻しや、市債の満期一部償還等により将来債務削減 に、土地開発基金、財政調整基金、減債基金を17.2億円とりくずし、これらの課題整理に活用しました。 -10- Ⅳ 経常収支比率の推移 経常収支比率は94.8% 新行政改革プランで目標達成した93%台よりわずかに上昇しまし たが、引き続き財政の健全化に努めました。今後も95%程度にと どめ、健全財政の堅持に努めていきます。 100.0 % 経常収支比率の 経常収支比率の状況 99.0 98.3% 98.1% 98.2% 98.0 97.9% 96.3% 97.0 96.0 95.0 94.8% 94.6% 94.0 93.96% 93.0 93.9% 93.4% 経常収支比率 92.0 行政改革プラン(H20-23)での目標比率 91.0 90.0 H19年度 H20年度 H22年度 H21年度 H23年度 H24年度 (経常収支比率とは) 経常収支比率は、財政の硬直度を測る一つの指標です。毎年経常的に入ってくる収入のうち、どれぐらいの割合 を経常的な支出に使っているかを見るものです。この比率が100%を超えると、毎年経常的に入る収入を全て決まっ た事業に使うことになるので、新しい事業や臨時的な施策を行えない硬直化した財政運営の状態となります。 経常収支比率は、23年度に比べ0.9ポイント上昇しました。これは、分子となる支出を微増に抑えましたが、 分母となる経常的な収入のうち、市税などの収入減があったためです。 まちの成熟にあわせて、福祉医療等のサービス経費や施設の維持管理修繕費、業務委託費など、経常的 に必要な経費は毎年必要となり、市税や地方交付税、地方譲与税、臨時財政対策債などの毎年の経常的 な収入の大幅に変動がない限り、95%前後の数値は、成熟したまちには相応の数値と言えます。 20年度から行政改革の取組みにより、公債費や人件費等を抑制し、事務事業の見直し等により歳出の増 加を抑えてきた結果であり、財政は健全な状態であります。 経常収支比率の推移 〔単位:百万円〕 H21 H22 H23 H24年度 区 分 決算額 市税等経常一般財源収入 経常一般財源による支出 経常収支比率 A B 21,902 21,515 B/A 98.2 % 決算額 増減 23,637 1,735 22,071 556 △4.8 93.4 % ポイント -11- 決算額 増減 23,282 △355 21,868 △203 0.5 93.9 % ポイント 決算額 増減 23,156 △ 126 21,962 94 0.9 94.8 % ポイント Ⅴ 平成24年度 財政健全化判断比率・資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、平成21年度の健全化判断比率 ・公営 財政状況の健全度を示す各比率は、いずれも早期健全化基準(注意信号) 企業資金不足比率を公表します。 を下回り、三田市の財政状況は健全な状態にあります。 24年度の将来負担比率は、昨年に続き0未満となりました。 ◎24年度 年度の 年度の各比率 (健全) - ← → + (悪化) 早期健全化基準 財政再生基準 12.25% 20.0% 17.25% 30.0% 25.0% 35.0% ◎ -1.7% 実質赤字比率 連結実質赤字比率 0 ◎ -30.5% ◎10.5% 実質公債費比率 将来負担比率 350% ◎ -11.4% 20%(経営健全化基準) 公営企業 資金不足比率 下水道 ◎ -27.2% 水 道 ◎ -156.8% 市民病院 ◎ -25.8% ※ 早期健全化基準 と 財政再生基準 財政状況悪化の深度を事前にチェックする比率で、「早期健全化基準」は注意すべき黄信号、「財政再生 基準」は危険な状態の赤信号です。 比率の一つでも基準を超えると財政健全化計画を作成し、「早期健全化基準」を超えた場合は、市の自主 的努力により改善し、「財政再生基準」を超えた場合は、国の統制を受けながら改善していきます。 三田市の比率の状況 ①実質赤字比率、連結実質赤字比率、資金不足比率 主に一般会計の赤字(実質赤字比率)、市のすべての会計の赤字(連結実質赤字比率)、企業会計の 現金ベースの資金不足(資金不足比率)の割合を見る各比率は、それぞれ赤字や資金不足となっていな いため算出されません。 (上記表ではマイナス表示をしていますが、赤字の比率がマイナス=黒字であることを意味します。) ②実質公債費比率、将来負担比率 三田市の一般的な収入に占める、24年度の借金返済の割合(実質公債費比率)と24年度末の借金 や将来の支払い債務総額の割合(将来負担比率)は、近年市債発行(借金)を抑えるとともに、繰り上げ 償還などの将来債務削減の取り組みを行ったことにより、健全な状態を保っています。 (「将来負担比率」がマイナス表示となっているのは、当該比率計算上の将来負担が0未満となっている ことを示します。) -12- 財政健全化判断比率等の詳細 ○比率の考え方 各年度ごとの赤字額や債務の償還額、債務残高の額が、その市の財政的体力に対してどれぐらいの割合 であるかを見る比率です。 分母となる財政的体力は「標準財政規模」という当該団体の使途が制限されていない一般財源の収入 額を使います。 【各比率の分母となる「標準財政規模」】 地方公共団体の標準的な状態で収入される経常的一般財源の規模を示すもので、理論的に計算され ます。したがって、実際の収入額とは異なりますが、ほぼ市税※と譲与税、その他税交付金、普通地方交 付税及び臨時財政対策債の額を合計したものに近い額となります。 (※市税は、目的税及び標準税率超過相当分の収入は除きます) 1 実質赤字比率 一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率 【 算定式 】 実質赤字比率 = 一般会計等の実質赤字額 標準財政規模 一般会計等の赤字額が三田市の標準的な1年間の収入のどれぐらいの割合かを見る比率 赤字の場合の比率なので、黒字の場合は積算されません。 (一般会計等の実質収支額) 一般会計等の会計 一般会計 公営墓地会計 計 実質赤字額 (△は黒字) 標準財政規模 実質赤字比率 22年度 382,849 0 382,849 △ 382,849 22,569,574 △ 1.69 % 23年度 a 462,281 0 462,281 △ 462,281 22,670,776 △ 2.03 % 24年度 b 390,646 0 390,646 △ 390,646 22,722,383 △ 1.71 % 〔単位:千円〕 差引増減 b-a △ 71,635 0 △ 71,635 71,635 51,607 0.32 ポイント ・ 収支額は黒字であるため、実質赤字比率は算出されません。 実質赤字比率の 実質赤字比率の推移 20% 20.00% 財政再生基準 12.25% 早期健全化基準 15% 12.30% 12.26% 12.25% 10% 5% 0% -1.08% -5% H21年度 -2.03% -1.69% H22年度 H23年度 -13- -1.71% H24年度 2 連結実質赤字比率 全会計を対象とした実質赤字(又は資金の不足額)の標準財政規模に対する比率 【 算定式 】 連結実質赤字比率 = 連結した全会計の実質赤字額 標準財政規模 三田市の全ての会計の赤字額が標準的な1年間の収入のどれぐらいの割合かを見る比率 赤字の場合の比率なので、黒字の場合は積算されません。 (一般会計・特別会計の実質収支額及び企業公営会計の資金収支額) 連結の全会計 22年度 23年度 a 24年度 b 一般会計等 382,849 462,281 390,646 263,556 333,987 354,719 特 国民健康保険事業会計 農業共済事業会計 89,344 83,744 80,019 別 駐車場事業会計 0 0 0 介護保険事業会計 21,454 1,453 37,590 会 後期高齢者医療事業会計 22,076 25,802 28,417 計 500,745 計 396,430 444,986 公 下水道事業会計 419,165 333,694 476,487 営 水道事業会計 3,413,827 3,516,507 3,804,974 1,484,835 1,525,955 1,902,076 企 市民病院事業会計 計 5,461,627 6,040,744 5,375,149 業 連結した収支の合計 6,154,428 6,368,894 6,932,135 実質赤字額 (△は黒字) △ 6,154,428 △ 6,368,894 △ 6,932,135 標準財政規模 22,569,574 22,670,776 22,722,383 連結実質赤字比率 △ 27.26 % △ 28.09 % △ 30.50 % 〔単位:千円〕 差引増減 b-a △ 71,635 20,732 △ 3,725 0 36,137 2,615 55,759 △ 85,471 288,467 376,121 579,117 563,241 △ 563,241 51,607 △ 2.41ポイント ※企業会計は現金ベースでの資金剰余の額で算出します。(⑤資金不足比率参照) ・ いずれの会計も黒字や資金剰余となっているため、赤字比率は算出されません。 連結実質赤字比率の 連結実質赤字比率の推移 40% 40.00% 財政再生基準 35.00% 30% 20% 17.30% 17.26% 30.00% 30.00% 17.25% 17.25% 早期健全化基準 10% 0% -10% -20% -30% -22.52% -27.26% -28.09% -40% H21年度 H22年度 H23年度 -14- -30.50% H24年度 3 実質公債費比率 一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率 【 算定式 】 一般会計等 準元利 地方債元利 + 償還金 償還金 ① ② 実質公債費比率 (3カ年平均) - 元利償還金 元利償還金・準元利 に充当した + 償還金に係る基準財 特定財源 ③ 政需要額算入額 ④ - 元利償還金・準元利償還金に 係る基準財政需要額算入額 ④ = 標準財政規模 ⑤ 一般会計の市債償還額及び特別会計等の市債償還にかかる一般会計負担の額が、三田市の標準的 な1年間の収入のどれぐらいの割合かを見る比率 (各積算費目の状況) 一般会計等地方債元利償還金 企業債償還財源繰出金 立替施行償還金 満期一括償還積み立て相当 その他(一借利子等) 計 ① 準 元 利 償 還 金 ② 債務償還元利金 計 (①+②) 特 定 財 源 住宅使用料 公債費充当都市計画税 住宅資金貸付金償還金 計 交付税財政需要額算入公債費 標準財政規模 比 分子 (①+②)-(③+④) 率 分母 (⑤-④) の 単年度 計 算 3カ年平均 ③ ④ ⑤ 22年度 4,454,314 2,010,402 965,547 178,333 1,958 3,156,240 7,610,554 77,321 930,093 8,834 1,016,248 23年度 a 4,346,206 1,976,695 971,204 175,000 3,641 3,126,540 7,472,746 56,826 987,340 5,719 1,049,885 24年度 b 4,322,405 1,938,914 961,956 151,667 2,483 3,055,020 7,377,425 53,793 958,192 6,281 1,018,266 増減 b-a △ 23,801 △ 37,781 △ 9,248 △ 23,333 △ 1,158 △ 71,520 △ 95,321 △ 3,033 △ 29,148 562 △ 31,619 4,564,843 4,558,117 4,544,783 △ 13,334 22,569,574 22,670,776 22,722,383 51,607 2,029,463 1,864,744 1,814,376 △ 50,368 18,004,731 18,112,659 18,177,600 64,941 11.3% 10.3% 14.6 % 12.2 % △ 0.3 ポイント 10.0% 10.5 % △ 1.7 ポイント ※実質公債費比率 単年度比 0.3ポイント改善の要因 (3ヵ年平均は1.7ポイント改善) 20年、21年度に実施した繰上げ償還や、高利の市債・立替施行の低利の市債への借換などにより、 実質的な元利償還額が22年度より減となっています。24年度は償還額の減少によりさらに改善しました。 実質公債費比率の 実質公債費比率の推移 35% 35% 財政再生基準 30% 25% 25% 早期健全化基準 20% 15% 15.7% 14.6% 10% 12.2% 10.5% 5% 0% H21年度 H22年度 H23年度 4 将来負担比率 -15- H24年度 一般会計等が負担すべき実質的な将来負担額(元金)の標準財政規模に対する比率 【 算定式 】 将来負担額 ① - 充当可能 基金額 ② + 充当可能 特定財源 見込額 ③ 地方債現在高等に + 係る基準財政需要額 算入見込額 ④ 将来負担比率 = 標準財政規模 - 元利償還金・準元利償還金に 係る基準財政需要額算入額 一般会計の将来債務及び特別会計等の将来債務のうち一般会計が負担しなければならない債務の額 が、三田市の標準的な1年間の収入の何年分になるかを見る比率 (各積算費目の状況) 年度末一般会計等地方債現在高(元金) 将 年度末立替施行未償還金(元金) 来 企業債・一部事務組合債償還負担分 債 退職手当支給予定額負担金 務 土地開発公社の負債(土地買戻し含む) 額 第三セクター、その他債務(信用保証協会) 計 ① 財政調整基金 充 当 減債基金 基 その他特定目的基金、特会基金 金 計 ② 土地開発公社貸付金 充 当 公債費充当都市計画税 特 住宅使用料・住宅資金償還金(公債費充当) 財 計 ③ 地方債等残高に占める交付税算入額 ④ 比 率 分子 ①-(②+③+④) の 分母 (実質公債費比率と同様) 計 算 将来負担比率 23年度 a 24年度 b 差引増減 b-a 43,645,432 41,630,628 △ 2,014,804 6,820,482 6,164,706 △ 655,776 19,786,228 18,815,520 △ 970,708 596,875 0 △ 596,875 1,094,095 0 △ 1,094,095 9,535 1,500 △ 8,035 71,952,647 66,612,354 △ 5,340,293 3,611,470 3,164,270 △ 447,200 2,168,636 1,871,680 △ 296,956 11,098,212 10,544,409 △ 553,803 16,878,318 15,580,359 △ 1,297,959 644,435 0 △ 644,435 10,088,675 9,844,365 △ 244,310 1,140,459 901,399 △ 239,060 11,873,569 10,745,764 △ 1,127,805 43,502,966 42,360,414 △ 1,142,552 △ 302,206 △ 2,074,183 △ 1,771,977 18,112,659 18,177,600 64,941 △ 1.6 % △ 11.4 % △ 9.8ポイント 22年度 45,149,038 7,455,166 20,575,250 452,838 1,089,296 12,241 74,733,829 3,605,183 1,953,869 11,871,605 17,430,657 643,174 11,029,134 1,417,723 13,090,031 44,636,898 △ 423,757 18,004,731 △ 2.3 % ※将来負担比率がマイナスとなっている要因 ○ 将来負担比率がマイナスということは、24年度末現在で三田市の将来負担が0より少なくなっているという ことです。このマイナスは、24年度には市土地開発公社土地の買戻しなど含め、将来債務を1年間に53億円 削減するなどの取り組みの成果ですが、債務の半分以上が交付税算入されていることなど、債務控除額が 債務総額を上回っているためです。実際の24年度末の将来債務額は上記①のとおり666億円あります。 将来負担比率の 将来負担比率の推移 350% 350% 早期健全化基準 250% 150% 50% 10.1% 0 -2.3% -50% H21年度 H22年度 -1.6% H23年度 5 資金不足比率 -16- -11.4% H24年度 公営企業ごとの資金不足額の事業の規模に対する比率 【算定式】 資金不足比率 = 資金不足額 事業の規模 (営業収益の額) 各公営企業ごとの、現金ベースの赤字額がその企業の1年間の営業収益のどれぐらいの割合かを 見る比率。資金不足がある場合の比率なので、資金が残っておれば積算されません。 22年度 23年度 a 24年度 b 差引増減 b-a △実質収支額 △ 476,487 △ 419,165 △ 333,694 85,471 ① 下水道 事業規模 1,316,751 1,326,468 1,224,997 △ 101,471 ② 会計 資金不足比率 ①/② △ 36.18 % △ 31.60 % △ 27.24 % 4.36ポイント △資金収支額 ① △ 3,413,827 △ 3,516,507 △ 3,804,974 △ 288,467 水道 事業規模 2,560,069 2,474,829 2,427,107 △ 47,722 ② 会計 資金不足比率 ①/② △ 133.34 % △ 142.09 % △ 156.76 % △ 14.67ポイント △資金収支額 ① △ 1,484,835 △ 1,525,955 △ 1,902,076 △ 376,121 市民病院 事業規模 6,730,674 7,082,167 7,367,350 285,183 ② 会計 資金不足比率 ①/② △ 22.06 % △ 21.54 % △ 25.81 % △ 4.27ポイント ※上記の資金収支額は流動資産-流動負債で表されます。 ※流動資産 > 流動負債の場合は、△で表示されます。 ・ 水道事業会計では、営業収入は減となりましたが、流動資産が増加したため、資金収支額が ・ さらに改善しました。 市民病院会計では、流動資産が増となったことなどにより、資金収支額が大幅に改善しました。 経営健全化の取組みと経営努力により、営業収入で2億9千万円の収入増となり、資金収支を プラスにすることができました。 資金不足比率の 資金不足比率の推移 25% 0% 20% 経営健全化基準 0 -23.12% -21.54% -22.06% -25.81% 市民病院 -25% -50% -37.57% -31.60% -36.18% -27.24% 下水道 -75% -100.45% -100% -133.34% -125% -142.09% -156.76% -150% -175% H21年度 H22年度 H23年度 -17- H24年度 水 道 6 平成24年度健全化等判断比率についての考察 ①財政健全化判断基準は、財政の健全度・安全度を示すものではありません 財政健全化等判断比率を算定し公表することとなってから6年目となりましたが、三田市の比率はこれま でも「早期健全化基準」を超える比率は出ていません。 一般会計等の「実質赤字比率」は、赤字額の割合が12.25 12.25% 12.25%(約28億 28億円の赤字)で「早期健全化基準」と なりますが、実質赤字が出ること自体が財政運営にとって問題です。 24年度の一般会計においては、市土地開発公社土地の買い戻しなど、財政上の課題整理に取り組み、 それには土地開発基金、財政調整基金を活用し、3億9千万円の黒字となっています。 ②実質公債費比率と将来負担比率 三田市では、多額の将来債務を抱えていたことに対して、将来にその“つけ”を回さないため、新行政改 革プランにより、将来債務削減の取組みを進めてきました。 新行政改革プラン前の平成19年度末の将来債務額は全体で848億円でしたが、24年度末では666億 円と、5年間で182億円(約20%)の削減を行いました。また、24年度には市土地開発公社の解散に伴い、 所有地等(約13.6億円)をすべて買い取るとともに、総合文化センターの建設に発行した市債の満期一部 償還や低利への借換えを行いました。これらにより毎年の借金返済額の割合である「実質公債費比率」も、 現在抱えている借金額の割合である「将来負担比率」も大きく改善しています。 ただし、これら比率は計算上の控除額等を考慮したものであり、「将来負担比率」では将来債務が無くなっ たわけではありません。比率は重要ですが、実際の債務残高やその返済額自身にも注目する必要がありま す。 将来負担額の 将来負担額の推移 億円 900 806.0億円 774.2億円 800 747.3億円 719.5億円 666.1億円 700 600 500 H20年度末 H21年度末 H22年度末 H23年度末 上記の金額は、将来負担比率算定における「将来負担額 計 ①」の金額 -18- H24年度末
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