若手研究者インターナショナル・トレーニング - 日本学術振興会

若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
(様式4)
1. 基本データ
【事業名称】
事業名(和文は40字以内。)
(和文)プラズマナノ材料・デバイスプロセス基盤研究人材育成プログラム
(英文)Program for incubating young researchers on Plasma Nanotechnology
Material & Device Processing
【申請大学】
大学名(和文)
名古屋大学
(英文)
Nagoya University
大学長氏名
平野眞一
【申請専攻等】(申請大学内の研究科、附置研、研究センター、国際交流担当課等)
大 学 名(和文)
名古屋大学
(英文)
Nagoya University
専攻等名(和文)
大学院工学研究科附属プラズマナノ工学研究センター
(英文)
Plasma Nanotechnology Research Center,
Graduate School of Engineering
(該当がある場合のみ記述してください。専攻等が複数ある場合は、すべて記述してください。)
【申請大学内のその他の専攻等】
専攻等名(和文)
大学院工学研究科電子情報システム専攻
(英文)
Department of Electrical Engineering and Computer Science,
Graduate School of Engineering
専攻等名(和文)
大学院工学研究科化学・生物工学専攻
(英文)
Department of Applied Chemistry, Chemical Engineering and Biotechnology,
Graduate School of Engineering
専攻等名(和文)
大学院工学研究科マテリアル理工学専攻
(英文)
Department
of
Applied
Chemistry,
Engineering and Biotechnology,
Graduate School of Engineering
Chemical
(平成20年度)
1
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
【申請大学以外の協力機関】(該当がある場合のみ記述してください。機関が複数ある場合は、すべて記述してください。)
機関名 (和文)
(英文)
専攻等名(和文)
(英文)
【海外パートナー機関】(機関が複数ある場合は、すべて記述してください。)
機関名 (和文)
ルール大学ボッフム校
(英文)
Ruhr-Universität Bochum
専攻等名(和文)
プラズマ科学技術センター
(英文)
Center for Plasma Science and Technology (CPST)
機関名 (和文)
成均館大学
(英文)
SungKyunKwan University
専攻等名(和文)
先進プラズマ表面技術センター
(英文)
Center for Advanced Plasma Surface Technology (CAPST)
機関名 (和文)
テキサス大学ダラス校
(英文)
University of Texas at Dallas
専攻等名(和文)
先進材料プロセシング国際センター
(英文)
International Center for Advanced Materials Processing (ICAMP)
(平成20年度)
2
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
2.事業実施期間を通じた事業の目標と、そのうちの平成20年度の事業目標達成状況
<事業実施期間を通した事業目標>
高機能新規ナノ材料およびナノデバイスの創成とその応用技術の実現には,物質を原子・分子レ
ベルに分解し制御する高度プラズマプロセシング技術が不可欠である。プラズマナノ科学は,プラ
ズマ理工学,電子工学,応用物理学,応用化学,プロセス工学などを基礎とする学際的領域であり,
その学問的体系化は現在途上にある。これまで,我が国において,プラズマナノ科学を総合的に教
育研究する機関が皆無であったことは,この分野の学問的体系化を遅らせ,また,この分野を修め
た人材の輩出に関する産業界からの要請に十分に応えられないという問題を生じた。名古屋大学で
は,プラズマナノ工学研究センターの発足を機に,プラズマナノ科学の総合的教育研究を行い,産
業界からの人材輩出要請に応えるための体制作りに着手している。プラズマプロセシングは国際競
争が極めて厳しい分野のため,将来本分野をリードする人材には国際的視野が不可欠であり,産業
界もそのような人材を求めている。
本事業では,プラズマナノ工学研究センターのこれまでの国際交流・学生教育に関する実績を元
に,複数の博士課程学生あるいはポスドクをルール大学ボッフム校、成均館大学、テキサス大学ダ
ラス校に派遣する。ルール大学ボッフム校はプラズマの基礎研究において著しい成果を挙げてお
り,そこでの研究やセミナーへの参加を通じてプラズマに関する基礎的スキルを向上させる。プラ
ズマの応用研究を主眼とする成均館大学への派遣によりプラズマ応用技術の最先端を研究させ,将
来重要となるプラズマ応用技術を洞察する機会を与える。また、バイオに関連したプラズマプロセ
スの研究に力をいれているテキサス大学ダラス校への派遣によりプラズマ新規応用技術を学ぶ機
会を与える。これら三機関への若手研究者の派遣を通して,博士課程学生、ポスドクを中心とする
基礎力と応用力のバランスの取れた若手研究者の能力開発を図り,産業界および学界からの人材輩
出要請に応える体制を整えることを目標とする。
<平成20年度の事業目標達成状況>
<海外ネットワーク構築>
全年度は、本プログラムの最初の年として、本プログラムの海外研究機関とのネットワーク構築
のため、プラズマナノ工学研究センター関係教員、職員と本学山本進一副総長が本プログラムに参
画する海外研究機関(ドイツ:ルール大学ボッフム校、韓国:成均館大学、アメリカ:テキサス大
学ダラス校)を訪問し、にプログラムの内容を説明するとともに、本プログラムに関する覚書調印
をおこなった。さらに、本プログラムの海外各研究機関への広報活動もおこなったところ、現在、
アイルランド、フランス等の大学から、本プログラムへの関心が寄せられているなど、ネットワー
ク構築は着実に進んでいる。
<学生、若手研究者海外派遣>
上記により構築されたネットワークをもとに、本プログラムにより、ドイツルール大学ボッフム
校に長期(約1~2 ヶ月) 3 名、短期(約 2 週間)10 名、韓国成均館大学にむけて長期(約 2 ヶ月) 3
名、短期(約 4 日)10 名の学生派遣を実施した。実施にあたっては、事前に学生への英語教育をおこ
なうとともに、研究活動の糧となる計測に関する実習もあわせておこなった。また派遣学生及び若
手研究者に帰国後の報告書提出を求め、これを本事業のホームページに掲載した。
<海外パートナー校との共同企画>
本年度は、本事業による海外パートナー校との共同企画として以下を開催した。
1 “2nd International Conference on Plasma Nanotechnology and Science” 2009 年 1 月
2 “International Workshop on Advanced Plasma Processing and Diagnostics & Thin Film
Technology for Electronic Materials”2008 年 7 月および 2009 年 1 月
3 “Japan-Germany Student Workshop on Plasma Science and Technology”2008 年 10 月
4 “Forum of International Plasma COE Network(IPCN)”2008 年 5 月
以上、海外パートナー機関との連携および若手の具体的な交流・派遣が開始されたことにより、国
際的視野を持つ若手研究者の育成に向けた本事業のスタートを切ることができた。
(平成20年度)
3
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
3.平成20年度年度事業実施概要
本年度の事業実施概要
<ネットワーク構築活動>
本年度はパートナー機関として選定しているドイツルール大学ボッフム校、韓国成均館大学、ア
メリカ合衆国テキサス大学ダラス校について、名古屋大学山本進一副総長、プラズマナノ工学研究
センター長鈴置保雄教授、同副センター長堀勝教授、同センター兼任豊田浩孝教授および工学研究
科位田敏夫事務部長、同今井忠宏人事掛長が訪問し、本 ITP に関する説明をおこなうとともに、本
ITP による学生派遣の覚書の調印をおこなった。これらの訪問においては、実務レベルの議論はも
とより、パートナー大学の総長あるいは副総長との面談もおこなうことができ、本 ITP に対するパ
ートナー機関の理解を得て学生派遣の下地作りを進めることができた。
さらに、本 ITP 活動を海外に広く知らせるため、2008 年 5 月にオランダアイントホーヘン市で開
催された“Forum of International Plasma COE Network(IPCN)”において世界各国の本研究分野
の研究者に広報活動をおこなった。この結果、上記3つのパートナー機関以外の大学から本 ITP に
対する非常に強い関心を得ることができ、平成 21 年度早々には、クイーンズ大学ベルファスト校
の学生交流関係担当者が名古屋大学を訪問するなど、世界的にも大きな反響をよぶことができた。
<若手研究者派遣>
(長期派遣)
本年度の若手研究者長期派遣として、2009 年 1 月から 3 月にかけて、ドイツ ルール大学ボッフ
ム校、韓国 成均館大学にそれぞれ 3 名ずつの若手研究者派遣をおこなった。
派遣にあたっては、本 ITP のホームページのほか、関係する学会のネットワークを通して広く広報
をおこない派遣若手研究者の募集をおこなった。そして、応募者に対して書類などの審査をおこな
ったうえで、派遣若手研究者を決定した。派遣が決定したのち、英語教育機関による英会話学習を
おこなうとともに、名古屋大学プラズマナノ工学研究センターが主催するプラズマスクールを受講
させるとともに、本スクールにおいておこなわれたプラズマ計測実習への参加をおこなわせた。
これらの教育の後、派遣学生がパートナー機関受入教員と直接連絡を取り合い、派遣先での研究に
対する打ち合わせを進め 2009 年 1 月から 3 月にかけて、各受け入れ先における研究活動を進めた。
また、派遣終了後は報告書を提出させ、これらを本 ITP ホームページに掲載した。
(短期派遣)
本年度の若手研究者短期派遣として、長期派遣と同様に公募により学生を決定し派遣をおこなっ
た。2008 年 7 月に韓国成均館大学において開催された学生ワークショップには 10 名の学生を派遣
した。これらの学生には本ワークショップの中で開催された若手研究者、学生による学生ワークシ
ョップへの参加を義務付けるとともに、本ワークショップの運営に積極的に関与させた。また、2008
年 10 月にドイツルール大学ボッフム校が中心となって開催した European Plasma Summer School
およびルール大学ボッフム校において開催された学生ワークショップに 10 名の学生を派遣した。
これらの学生についても学生ワークショップにおいて積極的に運営に関与させるとともに、帰国後
に報告書を提出させている。
<パートナー校との共同企画>
1 “2nd International Conference on Plasma Nanotechnology and Science” 2009 年 1 月
本会議はプラズマナノ工学研究センターが主催する会議であり、パートナー機関である韓国成均館大学、
ドイツルール大学ボッフム校からも多数の教員、学生が出席して 140 名を超える参加者で会議を成功裡
に終えることができた。
2 “International Workshop on Advanced Plasma Processing and Diagnostics & Thin Film Technology
for Electronic Materials”2008 年 7 月および 2009 年 1 月
韓国成均館大学と名古屋大学を中心とした日韓双方の研究者、学生が最新の成果について報告、討論を
おこなった。本 ITP 派遣者による学生ワークショップを開催し、若手研究者間の交流を深めることがで
きた。
3 Japan-Germany Student Workshop on Plasma Science and Technology
ドイツルール大学ボッフム校においてルール大学ボッフム校と名古屋大学の学生が最新の成果について報
告、討論をおこなうとともに、若手研究者間の交流を深めることができた。
4 “Forum of International Plasma COE Network(IPCN)”2008 年 10 月
ドイツルール大学ボッフム校ザネツキ教授が議長となった本会議において、本 ITP の広報活動を積極的に行
った結果、世界のプラズマ研究に関連する研究者から本 ITP に関する強い関心を得ることができた。
(平成20年度)
4
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
4.平成20年度の具体的成果
4-1.若手研究者育成に対する組織的取り組み状況
本 ITP 活動を進めている名古屋大学プラズマナノ工学研究センターは、派遣した若手研究者に対
しては英語および本研究分野に関する基礎講義、実習を進めるなど、派遣に必要となる教育に対し
て組織的に取り組んでいる。また、派遣後には報告書を提出させるなど、派遣後の学生のフォロー
もすすめてきた。本年度の若手研究者派遣が 2009 年 3 月半ばまで実施されていたため年度中に開催
することができない派遣報告会については、2009 年度早々に開催する予定となっており、本報告会
において派遣若手研究者の今後の研究の進め方に関する討論をおこなうとともに、博士前期課程学
生については後期課程への進学への指導をおこなうなど、今後本研究分野の次世代を担う若手研究
者の育成に積極的に取り組む予定である。
また、さらに長期的には派遣博士課程後期課程学生の博士論文作成において派遣先教員にも討論
に加わっていただくことを本 ITP の覚書文書にも記載しており、派遣学生の在学期間中に海外の研
究者との討論をおこなうことで、学位取得後の海外での活躍の可能性を拓くなどのシステムつくり
も進めている。
4-2.海外パートナー機関との協力体制構築状況
<協力体制の構築>
本年度は、本プログラムの最初の年として、本プログラムの海外研究機関とのネットワーク構築
のため、プラズマナノ工学研究センター関係教員、職員と本学山本進一副総長が本プログラムに参
画する海外研究機関(ドイツ:ルール大学ボッフム校、韓国:成均館大学、アメリカ:テキサス大
学ダラス校)を訪問し本プログラムの内容を説明するとともに、本プログラムに関する覚書調印を
おこなった。これらの訪問においては、実務レベルの議論はもとより、パートナー大学の総長ある
いは副総長との面談もおこなうことができ、本 ITP に対するパートナー機関の理解を得て学生派遣
の下地作りを進めることができた。
このような下地作りをおこなった結果、ドイツ及び韓国への若手研究者長期派遣は極めてスムー
スに進めることができ、宿泊などの体制はもちろんのこと、派遣先における研究についても多くの
成果を得ることができたとの報告を派遣者から受けている。
<新たなネットワーク構築のための広報活動>
さらに、本 ITP 活動を海外に広く知らせるため、2008 年 5 月にオランダアイントホーヘン市で開
催された“Forum of International Plasma COE Network(IPCN)”において世界各国の本研究分野
の研究者に広報活動をおこなった。この結果、上記3つのパートナー機関以外の大学から本 ITP に
対する非常に強い関心を得ることができた。その具体的な成果のひとつとして、平成 21 年度早々
には、クイーンズ大学ベルファスト校の学生交流関係担当者が名古屋大学を訪問する予定となって
いる。
(平成20年度)
5
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
4-3.学術面の成果及び成果の発表状況
(本事業の一環として発表したもの、又は発表予定のものを記入してください。なお、印刷物がある場合
は一部添付してください。
)
本年度の若手研究者長期派遣は 2009 年 3 月に終了したばかりであり、現在のところ学術論文等の
発表などはおこなわれていない。しかし、長期及び短期の派遣若手研究者からは報告書の提出をお
こなわせており、これらについては本 ITP ホームページに掲載するとともに、本年度の ITP 報告書
冊子体にもあわせて掲載をおこなっている。
また、短期派遣として韓国及びドイツに派遣した学生については、本派遣においておこなったワ
ークショップでの講演のアブストラクトが公表されている。これらのアブストラクト集についても、
本報告書に添付する。
4-4.今後の課題・問題点
本 ITP による若手研究者派遣において、博士課程前期課程あるいは後期課程学生の派遣において
派遣期間の設定が重要な点であった。派遣期間中における在籍大学の受講講義の欠席による単位の
問題、また派遣期間中の在籍大学内での研究の休止の問題などがあり、今回の長期派遣は派遣期間
を 2 ヶ月に設定した。一方で、派遣先大学からは派遣先での研究の進捗を勘案すると 2 ヶ月よりも
長期の派遣を希望しており、派遣先での研究と在籍大学内での研究のマッチングを十分におこなう
ことが必要となった。平成 21 年度は派遣先での研究の進捗を勘案して 4 ヶ月派遣もおこなう予定で
あるが、派遣若手研究の在籍大学内での状況を勘案して、派遣期間を2回に分けるなどの対応も検
討する必要があると考えている。
(平成20年度)
6
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
5.若手研究者の派遣実績
派遣先機関
派遣期間
派遣者所属・職名等
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
和歌山大学システム工学研究科
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
名古屋大学大学院工学研究科
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
名城大学理工学研究科
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
名古屋大学大学院工学研究科
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
大阪大学接合化学研究所
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
九州大学システム情報科学府
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
名古屋大学大学院工学研究科
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
名古屋大学大学院工学研究科
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
名古屋大学大学院工学研究科
韓国・成均館大学
平成20年
7月3日~6日
名城大学理工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
東京大学新領域創成科学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
東京大学新領域創成科学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
東京大学新領域創成科学研究科
(平成20年度)
7
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
名古屋大学工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
東京工業大学総合理工学研究所
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
九州大学システム総合理工学府
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
名古屋大学大学院工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
名古屋大学大学院工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
名古屋大学大学院工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成20年
10 月 4 日~16
日
名城大学理工学研究科
韓国・成均館大学
平成21年
1月12日~
3月13日
九州大学総合理工学府
韓国・成均館大学
平成21年
1月12日~
3月13日
名古屋大学大学院工学研究科
平成21年
1月12日~
3月13日
名古屋大学大学院工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成21年
1月7日~3月
8日
名名古屋大学大学院工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成21年
1月7日~3月
8日
名古屋大学大学院工学研究科
ドイツ・ルール大学
ボッフム校
平成21年
2月13日~3
月14日
韓国・成均館大学
名古屋大学大学院工学研究科
電子情報システム専攻・助教
(平成20年度)
8
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
6.担当教職員研究者の出張実績
出張先機関
出張期間
オランダ・
アイントホーヘン校
工科大学
平成20年5月
13日~18日
電子情報システム専攻・教授
オランダ・
アイントホーヘン校
工科大学
平成20年5月
13日~18日
電子情報システム専攻・教授
オランダ・
アイントホーヘン校
工科大学
平成20年5月
13日~18日
プラズマナノ工学研究センター
韓国・成均館大学、
先進プラズマ表面技
術センター
平成20年7月
3日~6日
電子情報システム専攻・教授
韓国・成均館大学、
先進プラズマ表面技
術センター
平成20年7月
3日~6日
電子情報システム専攻・教授
ドイツ・ルール大学
ボッフム校、プラズ
マ科学技術センター
ドイツ・ルール大学
ボッフム校、プラズ
マ科学技術センター
ドイツ・ルール大学
ボッフム校、プラズ
マ科学技術センター
平成20年7月
9日~13日
電子情報システム専攻・教授
平成20年7月
9日~13日
電子情報システム専攻・教授
平成20年7月
9日~13日
電子情報システム専攻・教授
ドイツ・ルール大学
ボッフム校、プラズ
マ科学技術センター
ドイツ・ルール大学
ボッフム校、プラズ
マ科学技術センター
アメリカ・テキサス
大学ダラス校、先進
材料プロセシング国
際センター
アメリカ・テキサス
大学ダラス校、先進
材料プロセシング国
際センター
韓国・成均館大学、
先進プラズマ表面技
術センター
韓国・成均館大学、
先進プラズマ表面技
術センター
平成20年7月
9日~13日
事務部・事務部長
平成20年10
月11日~16
日
平成20年10
月12日~19
日
平成20年10
月13日~19
日
出張者所属・職名等
プラズマナノ工学研究センター
電子情報システム専攻・教授
電子情報システム専攻・教授
平成20年11
月30日~12 電子情報システム専攻・教授
月1日
平成20年11
月30日~12 電子情報システム専攻・教授
月1日
(平成20年度)
9
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
韓国・成均館大学、
先進プラズマ表面技
術センター
韓国・成均館大学、
先進プラズマ表面技
術センター
アメリカ・テキサス
大学ダラス校、先進
材料プロセシング国
際センター
アメリカ・テキサス
大学ダラス校、先進
材料プロセシング国
際センター
アメリカ・テキサス
大学ダラス校、先進
材料プロセシング国
際センター
アメリカ・テキサス
大学ダラス校、先進
材料プロセシング国
際センター
平成20年11
月30日~12 電子情報システム専攻・教授
月1日
平成20年11
月30日~12 総務課第二人事掛・第二人事掛長
月1日
平成21年3月
12日~15日 電子情報システム専攻・教授
平成21年3月
12日~16日 電子情報システム専攻・教授
平成21年3月
12日~16日 電子情報システム専攻・教授
平成21年3月
12日~16日 総務課第二人事掛・第二人事掛長
(平成20年度)
10
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
7.共同企画実施状況
企
名 プラズマ COE ネットワーク会議
画
開
催
開
期
催
日本側責任者
氏
間 平成 20 年 5 月 14 日 ~ 平成 20 年 5 月 16 日( 3 日間)
地 オランダ アイントホーヘン工科大学
名 堀 勝
所属機関・職名 名古屋大学大学院工学研究科・教授
(※日本以外で
開催の場合)
開 催 責 任 者
氏
名 Uwe Czarnetzki (会議委員長)
( 英 文 )
所属機関・職名 Ruhr-University, Bochum, Professor
( 英 文 )
概要及び成果
【概要】
(共同企画の目的、本会経費により参加した参加者の役割や貢献についても示してください)
本フォーラムは、平成16年度に名古屋大学の Plasma-Nano COE が主催して始まったフォーラム
であり、世界各国のプラズマプロセッシングの優れた研究拠点の研究者・若手研究者が2年に1
度の割合で集まり、各機関毎の研究報告及び打ち合わせの場を設けている。このフォーラムは、
相互の機関における人材交流・国際連携を開始するための具体的な場でもあり、この会議におい
て International Training Program を各国に紹介し、新たなパートナー機関の可能性についても
検討する。
本会議には、センターより堀勝教授、河野明廣教授、豊田浩孝教授、佐々木浩一准教授が出席し
た。
河野明廣教授は会議においてプラズマナノ工学研究センターの活動状況を報告し、その中でイン
ターナショナルトレーニングプログラムの活動についても報告をおこなった。
また、他の出席者もセンターの活動について個別に討論をおこなうとともに、その中でインター
ナショナルトレーニングプログラムの活動紹介を進めた。
【成果】
本会議でのインターナショナルトレーニングプログラムの紹介は参加各国の出席者に大きな反
響を与えることができた。特にフランスのエコールポリテクニクのグループや連合王国北アイル
ランドのオープン大学のグループは非常に強い興味を示しており、今後、本プログラムによる若
手研究者派遣の枠組みをさらに拡大することができる下地を作ることができた。
*その他、参加者リスト(様式は任意。本会経費負担者には印を付けること)
、日程等、セミナー関連資料
があれば添付すること
(平成20年度)
11
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
企
名 第七回先端プラズマプロセッシングと診断に関する国際会議
画
開
催
開
期
催
日本側責任者
氏
間 平成 20 年 7 月 4 日 ~ 平成 20 年 7 月 6 日( 3 日間)
地 韓国 成均館大学
名 堀 勝
所属機関・職名 名古屋大学大学院工学研究科・教授
(※日本以外で
開催の場合)
開 催 責 任 者
氏
名 Jeon G. Han
( 英 文 )
所属機関・職名 Singkyunkwan University
( 英 文 )
概要及び成果
【概要】
(共同企画の目的、本会経費により参加した参加者の役割や貢献についても示してください)
本ワークショップは、名古屋大学と韓国成均館大学が中心となって開催しているワークショッ
プである。本ワークショップでは、先進プラズマプロセスおよびプラズマ計測技術に関する両国
の最近の進展を報告・議論を進めるとともに、両国の学生が多数出席し、学生セッションを開催
する。このセッションは司会および講演ともに学生が主体的におこなうものである。本ワークシ
ョップの開催により研究者だけでなく学生相互の交流を深めることができることは、本ワークシ
ョップの重要な目的のひとつである。また、今年度の 2 回のワークショップの開催時において、
具体的な学生派遣の議論を進める。
本会経費により日本側から本ワークショップの日本側責任者として堀勝教授が、また ITP 若手研
究者学生によるワークショップのオブザーバーとして豊田浩孝教授が出席し、本ワークショップ
の成功に貢献した。
【成果】
本会議へは日本側からプラズマナノ工学研究センターの教員が多数出席し、本インターナショ
ナルトレーニングプログラムのパートナー大学である成均館大学の教員・学生との討論を進める
ことができた。また、本ワークショップに派遣した短期派遣学生は成均館大学のキャンパスや研
究設備を直接見学することができ、一部の学生は後に開催された成均館大学への長期派遣に応募
し、2009 年 1 月から派遣された。
*その他、参加者リスト(様式は任意。本会経費負担者には印を付けること)
、日程等、セミナー関連資料
があれば添付すること
(平成20年度)
12
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
企
名 Japan-Germany Student Workshop on Plasma Science and Technology
画
開
催
開
期
催
日本側責任者
氏
間 平成 20 年 10 月 12 日 ~ 平成 20 年 10 月 14 日( 3 日間)
地 ドイツ ルール大学ボッフム校
名 堀 勝
所属機関・職名 名古屋大学大学院工学研究科 教授
(※日本以外で
開催の場合)
開 催 責 任 者
氏
名 Uwe Czarnetzki
( 英 文 )
所属機関・職名 Ruhr-University, Bochum, Professor
( 英 文 )
概要及び成果
【概要】
(共同企画の目的、本会経費により参加した参加者の役割や貢献についても示してください)
本ワークショップ企画は、同じ分野を研究する同年代の日本およびドイツの若手研究者が会
することにより、日本側の参加者とルール大学ボッフム校の学生の交流を深めるだけではなく、
研究手法の習得や、実力向上、将来の新しい共同研究の芽を育てることを目的として開催された
ものである。また、今回の派遣を通じて、今後のルール大学ボッフム校への長期派遣応募への波
及も期待できる。日本からは学生10名および名古屋大学プラズマナノ工学研究センター石島助
教が出席し、学生は全員が本ワークショップにおける発表を、石島助教は本ワークショップの学
生運営のオブザーバーとして出席した。なお、本学生ワークショップの準備および運営は、名古
屋大学プラズマナノ工学研究センターおよびルール大学ボッフム校の教員の支援の下、ルール大
学ボッフム校および日本側からの派遣学生が行ったものである。
【成果】
同じ分野を研究する同年代の両国の若手研究者が会する本ワークショップは、日本側の参加
者とルール大学ボッフム校の学生の交流を深め、研究手法の習得、実力向上、将来の新しい共同
研究の芽を育てることにつながった。帰国後には、ワークショップでの成果について報告書の提
出を義務づけ、それをホームページで公開予定した。
さらに、本ワークショップに出席した学生の一部はのちに募集したルール大学ボッフム校の長
期派遣に応募、採用され 2 ヶ月の派遣を終了している。
*その他、参加者リスト(様式は任意。本会経費負担者には印を付けること)
、日程等、セミナー関連資料
があれば添付すること
(平成20年度)
13
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
企
名 第八回先端プラズマプロセッシングと診断に関する国際会議
画
開
催
開
期
催
日本側責任者
氏
間 平成 21 年 1 月 20 日 ~ 平成 21 年 1 月 21 日( 2 日間)
地 岐阜県岐阜市 テクノプラザ
名 堀 勝
所属機関・職名 名古屋大学大学院工学研究科・教授
(※日本以外で
開催の場合)
開 催 責 任 者
氏
名
( 英 文 )
所属機関・職名
( 英 文 )
概要及び成果
【概要】
(共同企画の目的、本会経費により参加した参加者の役割や貢献についても示してください)
本ワークショップは、名古屋大学と韓国成均館大学が中心となって開催しているワークショッ
プである。本ワークショップでは、先進プラズマプロセスおよびプラズマ計測技術に関する両国
の最近の進展を報告・議論を進めるとともに、両国の学生が多数出席し、学生セッションを開催
する。このセッションは司会および講演ともに学生が主体的におこなうものである。本ワークシ
ョップの開催により研究者だけでなく学生相互の交流を深めることができることは、本ワークシ
ョップの重要な目的のひとつである。
【成果】
本会議へは日本側からプラズマナノ工学研究センターの教員、九州大学、大阪大学、長崎大学
などから多数の教員、学生が出席した。また、韓国側からも教員、学生17名など多数の参加者
があった。本インターナショナルトレーニングプログラムのパートナー大学である成均館大学の
教員・学生との討論を進めることができた。
*その他、参加者リスト(様式は任意。本会経費負担者には印を付けること)
、日程等、セミナー関連資料
があれば添付すること
(平成20年度)
14
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)
平成20年度 実施報告書
企
名 International Conference on Plasma Nanotechnology and Science
画
開
催
開
期
催
日本側責任者
氏
間 平成 21 年 1 月 22 日 ~ 平成 21 年 1 月 23 日( 2 日間)
地 名古屋大学
名 堀 勝
所属機関・職名 名古屋大学大学院工学研究科・教授
(※日本以外で
開催の場合)
開 催 責 任 者
氏
名
( 英 文 )
所属機関・職名
( 英 文 )
概要及び成果
【概要】
(共同企画の目的、本会経費により参加した参加者の役割や貢献についても示してください)
本国際会議は、プラズマナノ工学研究センターが主催する国際会議であり、平成 19 年 3 月に第 1
回の国際会議が開催された。プラズマナノテクノロジーに関して国際的に著名な国内外の研究者
を招聘し、議論をおこなう。本国際会議は毎年開催を計画しており、本センターの国際的な研究
交流活動の重要な柱のひとつに位置づけているものである。本国際会議は、研究者だけでなく本
センターに関連する研究室の若手研究者にとっても、国際的な研究活動の動向を知るとともに、
海外派遣における具体的な研究内容に関する打ち合わせをするためにも重要な機会となる。
【成果】
本会議にはプラズマナノ工学研究センターの教員、関連専攻の学生はもちろんのこと、国内
外から129名(うち海外13名)の出席が得られた。その中にはインターナショナルトレーニン
グプログラムパートナー校であるドイツ ルール大学ボッフム校および韓国 成均館大学の教員
学生も含まれており、パートナー校に対して名古屋大学プラズマナノ工学研究センターのアクテ
ィビティを示すことができた。これにより、パートナー大学からさらに強固な信頼を得ることが
できた。また、本会議を通してインターナショナルトレーニングプログラムの広報活動をおこな
ったところ海外の研究者から本プログラムへの強い関心が示され、本プログラムの活動をより多
くの研究者に認識させることができた。
*その他、参加者リスト(様式は任意。本会経費負担者には印を付けること)
、日程等、セミナー関連資料
があれば添付すること
(平成20年度)
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