10月22日の当社ファンドの基準価額下落について - ニッセイ アセット

【臨時レポート】
1/5
●ホームページアドレス
http://www.nam.co.jp
●コールセンター
0120-762-506
投資家の皆様へ
2008年10月22日現在
10 月 22 日の当社ファンドの基準価額下落について
株式・為替・リート市場等が大幅に下落したことから、10 月 22 日の当社下記ファンドの基準価額は大きく下落し
ました。
【10 月 22 日 基準価額下落率 5%以上のファンド】
ファンド名
基準価額
前日比(※)
騰落率(※)
ニッセイJ-REITファンド(2ヵ月決算型)
4,840
円
-456
円
-8.61%
DCニッセイJ-REITインデックスファンド
4,314
円
-392
円
-8.33%
ニッセイ日本株セレクト20
4,652
円
-374
円
-7.44%
DCニッセイ国内株式アクティブ
7,373
円
-577
円
-7.26%
ニッセイ日本株オープン
4,441
円
-346
円
-7.23%
ニッセイ日本勝ち組ファンド(3ヵ月決算型)
5,063
円
-390
円
-7.15%
DCニッセイ日本勝ち組ファンド
6,294
円
-483
円
-7.13%
ニッセイ日本勝ち組ファンド
11,319
円
-867
円
-7.11%
ニッセイ日本株ファンド
10,321
円
-788
円
-7.09%
ニッセイTOPIXオープン
7,041
円
-531
円
-7.01%
ニッセイ日本株リサーチオープン <より獲り実獲り>
3,463
円
-255
円
-6.86%
ニッセイ日経225インデックスファンド
8,354
円
-607
円
-6.77%
ニッセイ日本ストラテジックオープン <オールウェザー>
3,308
円
-240
円
-6.76%
ニッセイ日本株グロースオープン <生活3C>
5,049
円
-358
円
-6.62%
ニッセイクオンツグロース
6,308
円
-416
円
-6.19%
三重銀行ニッセイ日経平均株価参照ファンド 07-01 <グッド・インカム4>
4,897
円
-317
円
-6.08%
ニッセイ株価指数参照ファンド 07-01 <ポルフェリーチェ>
4,914
円
-308
円
-5.90%
TAA株100ポートフォリオ
6,568
円
-404
円
-5.79%
ニッセイ/AEW・米国リートオープン Bコース(為替ヘッジなし)
4,313
円
-248
円
-5.44%
ニッセイ健康応援ファンド
7,660
円
-437
円
-5.40%
ニッセイ/パトナム・グローバルニューインダストリーオープン Bコース(為替ヘッジなし) <創☆紀>
5,574
円
-297
円
-5.06%
(※)前日比および騰落率は税引前分配金込みで算出。
○当資料は、ファンドに関する参考データをご提供する目的で作成したもので、投資信託の勧誘を目的とするものではありません。○当資料の内容は、
作成日現在における当社の判断ですが、将来の成果や利回り等を保証するものではありません。○投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市
場環境等により変動し、運用成果(損益)は全て投資家の皆様のものとなります。元本および分配金が保証された商品ではありません。○取得の申込
みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ずファンドの仕組みやリスク等の内容をご確認の上、ご自身でご判断下さい。
<審査確認番号H20-G-S11>
●ホームページアドレス
http://www.nam.co.jp
●コールセンター
0120-762-506
投資家の皆様へ
【臨時レポート】
2008年10月22日現在
10 月 22 日の当社ファンドの基準価額下落について
【市場動向】
<株式・為替市場>
昨日(10 月 21 日(現地))の米国株式市場は、前日比でNYダウ-2.50%、S&P500-3.08%となりまし
た。その影響と為替市場での円高の動きを受け、本日の国内株式市場では企業収益の先行き不安が強まり、
前日比で TOPIX は-7.05%、日経平均株価は-6.79%と大幅な下落となりました。為替市場では、円相場
が対ドルでは小幅な動きながら、対欧州通貨では大幅な円高の動きとなっております。
米国株式市場の下落は、予想を下回る米企業決算の影響を受けたものと見られます。しかしながら、財
政・金融当局による政策対応も一定の評価を得ており、先週まで度々見られた大暴落の下落幅とはなってお
りません。
一方、国内株式市場は、米国株式市場を超える下落幅となっております。これは、米国株式市場の影響
に加え、昨日までの 3 営業日続騰の反動もあったものと見られます。さらに、対ユーロで約 4 年半ぶりの円高水
準となり、輸出関連株が下げ幅を拡大したこと、来週以降に本格化する企業決算発表への警戒感が高まっ
たこと等も要因として挙げられます。
<J-REIT市場>
本日のJ-REIT市場は、複数の米国企業の7~9月期決算に対する失望を受け株価が下落したこと等を
嫌気し、東証REIT指数(配当除き)は前日比-8.76%と、大幅下落となりました。10月16日安値から昨日
までに約21%反発しており、現水準が当面の戻り限界と見た投資家の持ち高整理の売りも本日の急落に大
きく影響しているようです。
○当資料は、ファンドに関する参考データをご提供する目的で作成したもので、投資信託の勧誘を目的とするものではありません。○当資料の内容は、
作成日現在における当社の判断ですが、将来の成果や利回り等を保証するものではありません。○投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市
場環境等により変動し、運用成果(損益)は全て投資家の皆様のものとなります。元本および分配金が保証された商品ではありません。○取得の申込
みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ずファンドの仕組みやリスク等の内容をご確認の上、ご自身でご判断下さい。
2/5
●ホームページアドレス
http://www.nam.co.jp
●コールセンター
0120-762-506
投資家の皆様へ
【臨時レポート】
2008年10月22日現在
10 月 22 日の当社ファンドの基準価額下落について
<主要指数動向>
株式
TOPIX
対前営業日比
日経平均株価(円)
対前営業日比
米S&P500
対前営業日比
NYダウ
対前営業日比
独DAX
対前営業日比
MSCIエマージング・マーケット・インデックス
(米ドルベース、配当除き)
リート
対前営業日比
東証REIT指数
(配当除き)
対前営業日比
FTSE NAREIT エクイティリート・
トータルリターン・インデックス
コモディティ
S&P GSCI™ライト商品指数
為替
ドル・円(円)
対前営業日比
対前営業日比
対前営業日比
ユーロ・円(円)
対前営業日比
豪ドル・円(円)
対前営業日比
ノルウェークローネ・円(円)
対前営業日比
10 月 20 日 10 月 21 日 10 月 22 日
927.37
956.64
889.23
3.70%
3.16%
-7.05%
9,005.59
9,306.25
8,674.69
3.59%
3.34%
-6.79%
985.40
955.05
-
4.77%
-3.08%
-
9,265.43
9,033.66
-
4.67%
-2.50%
-
4,835.01
4,784.41
-
1.12%
-1.05%
-
590.59
580.20
-
3.99%
-1.76%
-
828.24
904.61
825.41
5.98%
9.22%
-8.76%
5,842.80
5,633.43
-
0.55%
-3.58%
-
3,428.50
3,361.77
-
0.97%
-1.95%
-
101.86
101.95
100.46
0.18%
0.09%
-1.46%
137.19
135.86
130.81
0.20%
-0.97%
-3.72%
70.81
71.23
68.37
1.01%
0.59%
-4.02%
15.44
15.45
14.54
-0.90%
0.06%
-5.89%
※株式、リート、コモディティは終値ベースです。
※為替は対顧客電信売買相場仲値です。
【今後の見通し】
<株式・為替市場>
株式市場や為替市場については、世界同時の景気後退懸念やリスク回避姿勢の強まりが市場の変動を
高めることから、目先は世界的に株価が不安定に推移する可能性が高いと考えております。
金融不安に対しては、公的資金による金融機関への資本注入等、各国が危機感を持って強い姿勢で対
処しており、銀行間取引の指標となるLIBOR(London Inter-Bank Offered Rate)は金融市場の混乱を受け
て急上昇しましたが、足元は下落が進んでいることや、信用市場でも緊張状態が回復に向かっている兆候が
現れていること等から、金融パニック的な状況は収束に向かっていると見ています。更に、景気悪化に対しては、
中央銀行による追加利下げや景気刺激策などが講じられる可能性が高く、金融市場は徐々に安定に向かっ
ていくと考えられます。
○当資料は、ファンドに関する参考データをご提供する目的で作成したもので、投資信託の勧誘を目的とするものではありません。○当資料の内容は、
作成日現在における当社の判断ですが、将来の成果や利回り等を保証するものではありません。○投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市
場環境等により変動し、運用成果(損益)は全て投資家の皆様のものとなります。元本および分配金が保証された商品ではありません。○取得の申込
みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ずファンドの仕組みやリスク等の内容をご確認の上、ご自身でご判断下さい。
3/5
【臨時レポート】
4/5
●ホームページアドレス
http://www.nam.co.jp
●コールセンター
0120-762-506
投資家の皆様へ
2008年10月22日現在
10 月 22 日の当社ファンドの基準価額下落について
世界経済については、先進国に加えて新興国も減速していると考えていることから、減速懸念は当面残ると
考えております。米国経済については、住宅価格下落による家計の債務調整や海外景気の減速の影響、9
月・10 月に強まった金融市場の混乱の一時的な影響などから、年内は停滞が避けられないと見られます。雇
用環境や企業の景況感も、昨今の金融市場の混乱や世界景気への懸念を受け、軟化していると考えられま
す。また、新興国経済についても、高インフレを背景に減速が続く可能性が高いと考えております。
しかしながら、米国経済については IT バブル崩壊時とは異なり企業部門は在庫・設備・人員といった過剰な
ストックを依然抱えていないこと、金融・財政政策が総動員される見込みであること、住宅市場も徐々に底打
ちに向かうと考えていることなどから、来年には緩やかながらも回復に向かうと考えます。株式市場は金融危機
と世界的な景気悪化を織り込み、市場心理の悪化も手伝って極端に割安な水準まで売り込まれていますが、
徐々に回復に向かい、また為替市場においては円高の修正が進むと考えております。
<J-REIT市場>
相当な困難を伴うと見られていた欧米主要国の公的資金の直接投入が想定外の早さで決定されたことで、
金融市場の混乱は一旦沈静化に向かうものと思われていました。確かに、銀行間資金取引市場等は落着き
を取り戻しつつありますが、肝心の株式市場やREIT市場の混乱は未だに続いています。公的資金の直接投
入は、不良債権買取策の発表や欧米の協調利下げが不発に終わった市場にとって起爆剤になるとの期待感
が強かっただけに、市場の反応が今ひとつだったことが、返って失望感を誘う結果となっています。
欧米主要国が相次いで安定化策を打ち出したことから、金融危機の広がりには歯止めがかかる可能性も
出てきましたが、一方で、実体経済の悪化はこれから鮮明になるとの見方が改めて台頭するなど、投資家の目
は早くも金融市場から実体経済へその焦点を移しています。
大方の予想のように弊社でも、9 月以降の金融危機を受けて当面は後退色の強い景気指標や企業業績
の発表が続くと見ていますが、今後想定される経済や不動産市況の悪化等を考えても、現在の J-REIT 市
場の株価(投資口価格)は以下(※)に示す通り実力以上に売り込まれている可能性が高いと判断していま
す。
当面の J-REIT 市場は、これからも実体経済の悪化を嫌気した売りや資金繰りを巡る思惑から一時的に
調整色を強める局面もあろうかと思います。しかし後々には、これまでの一連の対策や今後実施される国内景
気対策等が効果を発揮し始め、売られ過ぎの修正局面を経て安定化の方向に向かうものと考えています。暫
くは、「不動産崩壊」「世界大恐慌」「ドル暴落」といったセンセーショナルな記事や言葉に接することになると思
われますが、J-REIT市場の実体価値を良く吟味した上での冷静な対応が求められる時と考えています。
(※)J-REIT市場が割安な状態になっていると判断する理由
① J-REIT 市場の足元のイールドギャップ(予想配当利回りと長期金利の差)は約 8%(加重平均予想
配当利回り=9.5%、長期金利=1.5%)と、深刻な不動産不況から東京都心のオフィス空室率が
8%台(現在は 3%台後半)を記録した 2003 年初頭の 4.5%の倍近くに達しており、今後の国内不動
産市況の悪化予想を相当程度織り込んでいると見られること。
② 一部を除き大半の J-REIT 銘柄の所有不動産の賃貸収入は安定しており、発表された決算でも会
社の予想を上回る銘柄が多いこと。
③ ニューシティ・レジデンス投資法人の破綻(10 月 9 日発表)は一部の特殊事例と捉えるべきものを、多く
の REIT がそのようなリスクを抱えていると誤解されている可能性があること。
以上
○当資料は、ファンドに関する参考データをご提供する目的で作成したもので、投資信託の勧誘を目的とするものではありません。○当資料の内容は、
作成日現在における当社の判断ですが、将来の成果や利回り等を保証するものではありません。○投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市
場環境等により変動し、運用成果(損益)は全て投資家の皆様のものとなります。元本および分配金が保証された商品ではありません。○取得の申込
みにあたっては投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ずファンドの仕組みやリスク等の内容をご確認の上、ご自身でご判断下さい。
5/5
【ご投資にあたっての留意点】
• 当資料は、ファンドに関連する情報および運用状況等についてお伝えすることを目的として、ニッセイアセッ
トマネジメントが作成したものです。金融商品取引法等に基づく開示資料ではありません。
【投資信託に関する留意点】
• 投資信託はリスクを含む商品です。運用実績は市場環境等により変動し、運用成果(損益)はすべて投資家の
皆様のものとなります。元本および利回りが保証された商品ではありません。
• 当ファンドは値動きのある有価証券等に投資します(また、外国証券にはこの他に為替変動リスクもあります。
)
ので基準価額は変動し、投資元本を割り込むことがあります。ファンドは投資元本の保証や一定の成果は約束
されておりません。当ファンドの基準価額に影響を与える主なリスクは「ファンドが有する主なリスク」をご
覧ください。
• 分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますので、あらかじめ一定の額の分配をお約束するも
のではありません。運用状況によっては、分配金をお支払いできない場合もあります。また、分配金は投資信
託財産からお支払いしますので、基準価額が下がる要因となります。
• 投資信託は保険契約や金融機関の預金と異なり、保険契約者保護機構、預金保険の対象となりません。証券会
社以外の金融機関で購入された投資信託は、投資者保護基金の支払い対象にはなりません。
• ご購入の際には必ず取扱販売会社より投資信託説明書(交付目論見書)をお受け取りになり、内容をご確認の
上ご自身でご判断ください。
【手数料等】
[ご投資頂くお客様には以下の費用をご負担いただきます。]
■申込時に直接ご負担いただく費用 …… 申込手数料 上限 3.675%(税込)
■換金時に直接ご負担いただく費用 …… 信託財産留保金 上限 0.3%
■保有期間中に間接的にご負担いただく費用 …… 信託報酬 上限 2.835%(税込)
■その他費用 …… 上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります。目論見書等でご確認下さい。
《ご注意》
上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率に
つきましては、ニッセイアセットマネジメントが運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用に
おける最高の料率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なります
ので、ご投資をされる際には、事前によく目論見書をご覧下さい。
【当資料に関する留意点】
• 当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するも
のではありません。
• 当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではあ
りません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
• 当資料のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
設定・運用
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第 369 号
(社)投資信託協会会員/(社)日本証券投資顧問業協会会員
ニッセイアセットマネジメント株式会社ホームページ(ホームページアドレス http://www.nam.co.jp)
ニッセイアセットマネジメント株式会社コールセンター(電話番号
※受付時間は営業日の午前 9 時から午後 5 時まで
0120-762-506)