日本酒業界の現状と対策に関する研究

卒業制作 研究成果報告書
2016 年度(平成 28 年度)
日本酒業界の現状と対策に関する研究
研究成果報告書要旨
現在国内の日本酒出荷量は年々減少傾向にあり、国内出荷量は過去 30 年間でおよそ3
分の1にまで減少している。全体的に低迷している酒類業界において、チューハイを筆頭
にしたリキュール類やビール、ブランド力のある高級ワイン等に注目が集まる。そんな中
日本酒は 20 年前に比べ、高価なもので、特別な時・特別な場所で飲むお酒だと思う人が
増えているという調査結果がある。
日本酒は日本の國酒である。日本の気候風土によって作られた、日本の食文化として外
せない米と水がなければ作られることはなかっただろう。そんな日本酒の文化がこのまま
では忘れ去られてしまうのではないか。
私たちはこの文化を風化させてはならない、普及させたいと考え、國酒である日本酒の敷
居の高いイメージを払拭し親しみやすく手軽に楽しんでもらうイベントを企画、実行した。
本報告書では日本酒の現状及び、更なる普及のために我々が行ったイベントの企画、実行、
今後の動向について報告する。
デジタルコミュニケーション学部
デジタルハリウッド大学
デジタルコンテンツ学科
氏名:林美紀
指導教員:太場次一