プロジェクションマッピングの活用方法 日本の伝統芸能「落語」

卒業制作 研究成果報告書
2016 年度(平成 28 年度)
プロジェクションマッピングの活用方法
日本の伝統芸能「落語」とのコラボレーション
研究成果報告書要旨
近年、若者の落語に対する関心が高まりつつあり、観客数が増加傾向にあるものの、メイ
ンとなるのは依然として 60 歳以上の高齢者である。何故ならば、落語の難しさや開催場所
が近くにあまりないといった問題で学生や 20 代男女、外国人観光客には落語がどういった
ものかあまり理解されていない。そこで、過去の事例を元に最新テクノロジーと伝統的な
部分のコラボレーションを事例にあげて研究を行った。その結果、20 代男女、学生、外国
人観光客に落語の面白さや世界観を伝えるためには伝統的な部分を損なわないようにして
観客を意識し、飽きない演出を心がけていくこと、観客に対して落語のイメージを時代に
よって変えていくことが大事だと解った。プロジェクションマッピング選んだ理由は本来
の落語の空間を活かし、人々に場の空気を共有してもらうためである。 今回は日本の伝統
芸能の落語をプロジェクションマッピングで体現し、マーケティング分析の観点で探る。
デジタルコンテンツ学部
デジタルハリウッド大学
デジタルコミュニケーション学科
氏名:岡田 丈
指導教員:長田 有喜