卒業制作研究成果報告書 2016 年度(平成 28 年度) 体験価値を軸にした旅行サイト企画 中国人を対象とする日本文化の理解をめざす WEB 戦略として研究成果報告書要旨近年、日本と中国の関係は、経済、文化などの様々な領域においてより密接なものとなっている。特に旅行に来る中国人が増えている状態である。日本の旅行会社も中国の旅行会社も、この機会を利用し様々な方法で観光客を日本に招き、収益を上げてきた。しかし、大部分は文化よりも利益を目的しているという現状から、形式としては主に、自然鑑賞（名所）と買い物（爆買い）になると考えられる。 せっかく日本に来てもらったのだから、一生忘れられない思い出を作り、日本人と交流し、お互い理解し、仲良くなってもらうことで、中国に帰ったら「日本はいいところだよ」という一言だけではなく、「来て良かった、友たちも作れたし、いい体験ができてためになった」という「体験的価値」の感動を理解してもらうこと。そして、その体験したことを伝えてもらえるようにすることが本稿の目標である。そのために、「多様な観光資源・ルート」に注目が拡がっていくように、「地方独特の魅力」の発信方法や観光プランの WEB サイトを利用した企画をしたいと考える。・この企画は私が２０２０年に向けて、もっと日本、日本人、日本のおもてなしを更にたくさんの中国人に伝えていきたいと感じ、考えたものである。そして、日本の文化をまだ知らず、誤解や昔の政治、歴史の関係により考えが固まってしまっている中国人たちに日本の良いところを伝えていきたいと考えている。この企画を通して、日本と中国のかけ橋になれることを願っている。デジタルコミュニケーション学部デジタルハリウッド大学デジタルコンテンツ学科氏名: 王ゲツドウ指導教員：匠英一