Column ご参考資料 「投資のヒント」 2016年12月12日 どうなる!?今後の米国経済 今年の年末商戦は堅調な見通し Vol.2 大統領選挙終了後も様々なイベントが予定されており、今後も目が離せない米国の“今”を8回シリーズでお伝えします。 今年の米国の年末商戦は順調な滑り出し 米国では、感謝祭後の最初の金曜日であるブラックフ ライデー(2016年は11月25日)から年末商戦が本格化 しますが、同日を含む週の既存大型店舗の売上高は 前年比+2.2%と、まずは順調な滑り出しを見せていま す。 なお全米小売業協会の調査によると、今年のブラック フライデーでの買物客数は前年比+2.0%の1億5,440 万人と昨年を約3百万人上回りました。 また、感謝祭後の最初の月曜日は週末に見た商品を ネットで注文する人が多いことからサイバーマンデー (同11月28日)と言われますが、このサイバーマンデー での買物予定客数も前年比+0.7%の1億2,220万人と 増加しており、今年の年末商戦は堅調な推移が見込 まれます。 ■米国既存店売上高(前年比)の推移 ( 2016年1月2日~2016年12月3日、週次) (%) 3.5 ブラックフライデーを 含む週 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 16/1 <今週の注目イベント> 12/13-14:FOMC(米連邦公開市場委員会) 16/2 16/4 16/6 16/8 16/10 16/12 (年/月) 先週(12/5~12/9)の米国市場動向 【株式】 NYダウは、連日史上最高値を更新するなど堅調に推移しました。トランプ次期米大統領が掲げる景気刺激策 や規制緩和に対する期待が続きました。 【金利】 米ドル建債券市場では、利回りは概ね上昇(価格は下落)しました。ECB(欧州中央銀行)が量的金融緩和の 実施期間を延長した一方、先行きの資産購入額減額の決定などが売り材料とされました。 【為替】 米ドル/円は、円安・米ドル高となりました。日米の株価上昇や日米長期金利差の拡大が円売り・米ドル買い 材料となり、114円前半まで円安・米ドル高が進みました。 ■ NYダウ(米ドルベース)と米ドル/円レートの推移 ■ 各米ドル建債券の利回り推移 (2015年12月9日~2016年12月9日、日次) (2015年12月9日~2016年12月9日、日次) (米ドル) (円) 20,000 140 米ドル/円(右軸) NYダウ(左軸) 19,000 130 (%) 14 12 米国国債 米国地方債 投資適格社債 ハイイールド債券 10 18,000 120 8 17,000 110 6 16,000 100 4 15,000 15/12 16/3 16/6 16/9 90 16/12 2 0 15/12 16/3 16/6 16/9 (年/月) 16/12 (年/月) 【当資料で使用している指数について】 米国国債:米国10年国債、米国地方債:S&P米国地方債インデックス(課税債)、投資適格社債:BofAメリルリンチ・米国事業債インデックス、ハイ イールド債券:BofAメリルリンチ・US・ハイイールド債券インデックス (出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 当資料は、三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、 証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。 1/2 ご参考資料 【ご留意事項】 ●当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商 品取引法に基づく開示書類ではありません。 ●ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ●投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価額は変動し ます。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に 帰属します。 ●投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。ま た、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。 ●当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありませ ん。また、今後予告なく変更される場合があります。 ●当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示唆あるいは 保証するものではありません。 ●当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開発元もしくは 公表元に帰属します。 当資料は、三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、 証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。 2/2
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